JPH0361542B2 - - Google Patents

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JPH0361542B2
JPH0361542B2 JP106084A JP106084A JPH0361542B2 JP H0361542 B2 JPH0361542 B2 JP H0361542B2 JP 106084 A JP106084 A JP 106084A JP 106084 A JP106084 A JP 106084A JP H0361542 B2 JPH0361542 B2 JP H0361542B2
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JP
Japan
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chuck
flange
pipe
welding
flanges
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JP106084A
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JPS60145288A (ja
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Yoshihiro Yuzaki
Nagio Minami
Shigeaki Kimura
Tetsuro Kamifuji
Kikumi Nakano
Shinsuke Oota
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP106084A priority Critical patent/JPS60145288A/ja
Publication of JPS60145288A publication Critical patent/JPS60145288A/ja
Publication of JPH0361542B2 publication Critical patent/JPH0361542B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/04Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work
    • B23K37/053Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work aligning cylindrical work; Clamping devices therefor
    • B23K37/0533Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work aligning cylindrical work; Clamping devices therefor external pipe alignment clamps

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフランジ及びパイプの組立装置に関す
る。
化学機械を構成する塔・槽類など種々の機器に
設けられる計装用・配管用のノズル部品は、主に
フランジとパイプとを突合せ円周溶接することに
よつて作られている。
現状のノズル部品製作では、塔・槽類そのもの
が圧力容器的なものであるから、製品品質の面か
ら裏波を確保し且つ溶接時あるいは溶接後の材料
割れの防止を図るため、フランジ及びパイプの予
熱(100〜200℃)を行つて仮付け溶接して製作を
行つている。しかし、フランジ及びパイプが予熱
されていること、並びに、溶接品質面及び溶接安
定性からフランジとパイプの突合せ部の溶接時の
裏波確保に必要な互いの芯合せ及び板厚変化に対
する開先ギヤツプ調整が必要であることにより、
現状では作業者の手作業によつて仮組み及び溶接
がなされており、また予熱による高温物の取扱い
等もあつて作業性が悪く、能率が上らないという
問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み、予
熱されたフランジとパイプの取扱い作業を自動的
に行え、またフランジとパイプの突合せ溶接時に
必要となる互いの芯位置の合せ作業及び開先ギヤ
ツプの調整作業を自動的に行えるようにした組立
装置を提供することを目的とする。
この目的を達成した本発明によるフランジ及び
パイプの組立装置の構成は、ベース台上に接近・
離反可能に設けられた一対の走行台と、各走行台
に立設されたコラムに昇降可能に設けられた昇降
台と、各昇降台に設けられフランジ及びパイプを
互いに対向させて回転可能に保持するフランジ及
びパイプチヤツク装置と、これらフランジ及びパ
イプチヤツク装置の相対向する側に設けられたそ
れぞれ複数のチヤツク爪を有するフランジ及びパ
イプ用チヤツク本体と、フランジ及びパイプの相
対向する端面を検出する装置と、前記チヤツク爪
を開閉させる装置とを有することを特徴とする。
上述した構成のフランジ及びパイプの組立装置
を自動溶接装置とを組合せることにより、フラン
ジとパイプとから突合せ円周溶接によつて作られ
る塔・槽類用など各種のノズル部品を自動的に且
つ無人で製作することができる。本発明は、化学
機械の塔・槽類用ノズル部品の製作はもとより、
プラントや造船における配管用のフランジとパイ
プの組立など種々のものに適用することができ
る。
以下、図面に示す一実施例により本発明を説明
する。なお、第1図は一実施例に係るフランジ及
びパイプの組立装置の平面図、第2図はそのA−
A線断面図、第3図は側面図、第4図と第5図は
夫々フランジ及びパイプの端面検出装置の説明
図、第6図はチヤツク爪開閉装置の構成図、第7
図はそのB矢視概要図である。
これらの図において、まずフランジチヤツク装
置の構成を説明する。1はベース台、2はベース
台1上に設けたレール、3はベース台1上に設け
た駆動モータ、4はネジ、5はレール2上の走行
台、6はナツト、7はベアリングである。走行台
5は駆動モータ3の作動によりネジ4及びナツト
6を介してベアリング7によつてレール2上を摺
動する。8は走行台5上に設けたコラム、9はコ
ラム8上に設けた昇降用レール、10は昇降用駆
動モータ、11は減速機、12はネジ、13はレ
ール9上の昇降台、14はナツト、15はベアリ
ングである。昇降台13は駆動モータ10の作動
により減速機11、ネジ12及びナツト14を介
してベアリング15によつてレール9上を昇降す
る。16は昇降台13に設けた回転可能なチヤツ
クサポート、17はチヤツクサポート16の後端
部に設けたギヤ、18は昇降台13に設けたチヤ
ツク回転用駆動モータ、19はピニオン、20は
チヤツクサポート16の先端部に設けたフランジ
チヤツク用チヤツク本体、21は複数本のフラン
ジチヤツク用爪、22は昇降台13に設けたガイ
ドローラ、23はチヤツクサポート16に設けた
ピン穴、24はチヤツク原点位置決め装置であ
る。このチヤツク原点位置決め装置24は昇降台
13に設けられており、シリンダ25とピン26
からなる。27は昇降台13に設けられたフラン
ジ及びパイプの端面検出装置であり、ブラケツト
28、回転シリンダ29、ストローク調整可能な
シリンダ30、ステー31、このステー31に設
けたフランジ及びパイプ端面の接触検出器(図示
省略)並びにシリンダ30のストローク検出器
(図示省略)から構成されている。32は昇降台
13に設けたフランジチヤツク装置本体であり、
ブラケツト33、レール34、ベアリング35、
シリンダ36、摺動台37及びモータ38から構
成されるチヤツク爪開閉装置を有する。このチヤ
ツク爪開閉装置は、シリンダ36の作動とモータ
38の作動により、チヤツク本体20に設けたチ
ヤツク爪開閉駆動口部(第6図100)にモータ
38先端のピン(第6図101)を嵌合させてチ
ヤツク爪21の開閉を行う。ここでチヤツク爪開
閉装置について第6図、第7図により詳述する
と、ブラケツト33は昇降台13に設けられてお
り、レール34及びシリンダ36はブラケツト3
3に設けられており、摺動台37はシリンダ36
の作動によりベアリング35を介してレール34
上を摺動する。モータ38は摺動台37に設けら
れており、モータ軸先端にはチヤツク本体20の
外周側面部に設けたチヤツク爪開閉駆動口部10
0の形状に相似なピン101が設けられている。
チヤク爪開閉装置は、ワークを把持するチヤツク
本体には旋盤のチヤツクの如く複数本の爪が設け
られていてワークサイズに応じて爪を動かしてワ
ークを爪で把持するようになつているのでこの爪
を動かす装置である。図示の一般的なスクロール
チヤツクでは、チヤツク本体の外周側面部に複数
のチヤツク爪開閉駆動口部100が設けられてお
り、これにピン101を差込んで回転させること
により、チヤツク爪開閉駆動口部100に連結さ
れたギヤ102によつてスクロール103が回転
させられる。一方、爪21の裏面部にはスクロー
ル103と噛合した歯形が設けられており、スク
ロール103の回転に伴つて爪21がチヤツク本
体20の中心に対して出入りして開閉する。即
ち、チヤツク本体20が円周方向に原点位置決め
された場合、チヤツク爪開閉口部100の円周方
向の位相位置はモータ38の軸芯方向の位置と一
致するようになつている。そこでモータ38を駆
動してピン101を低速回転させると同時にシリ
ンダ36を作動させて摺動台37全体をチヤツク
本体20側へ移動させると、ピン101はチヤツ
ク開閉駆動口部100に嵌合し、ピン101の回
転力がチヤツク開閉駆動口部101に連結したギ
ヤ102を介してスクロール103を回転させ
る。スクロール103の回転に伴い、これと噛合
している爪21が第6図中央印Cの如く中心に対
し出入りする。なお、シリンダ36のストローク
はチヤツク爪開閉駆動口部100の深さに一致す
る。また爪21のチヤツク力の制御はモータ38
のトルク制御で回転の制御が行われる。爪21の
開閉はピン101の回転方向に対応する。
以上はフランジチヤツク装置の構成についてで
あるが、パイプチヤツク装置については、1〜3
8の各部材中でフランジ及びパイプの端面検出装
置27が重複のため無いことと、走行台の走行ス
トロークが異なることを除き、上述のフランジチ
ヤツク装置と全く同じ機能の部材からなる。この
パイプチヤツク装置とフランジチヤツク装置とが
対向して配置されてフランジ及びパイプの組立装
置が構成される。なお、パイプチヤツク装置の各
構成部材にはフランジチヤツク装置の対応する各
部材と同じ符号にダツシユを付してある。
次に、予熱、搬送等に関する装置を説明する。
39はフランジ及びパイプの予熱炉であり、組立
装置の前段に設置されている。40は予熱炉39
と組立装置間に敷いたレール、41はレール間に
設けた突起物付きのチエーン、42は台車であ
る。この台車42は、通常通路走行用車輪43、
レール走行用車輪44、ローラコンベア45及び
裏面の突起物46から構成されている。この台車
42は通常通路では車輪43を用いて人手により
押して運ぶことができ、予熱炉39と組立装置間
では、モータとスプロケツト(ともに図示省略)
で駆動される突起物付きチエーン41により、突
起物46を介してレール40上を車輪44により
一定の移動ストローク毎に間欠的にあるいは連続
的にけん引される。47はパレツトであり、これ
にフランジ倒立治具48とパイプ芯出し治具49
とが複数セツト、一定のピツチ間隔で設置されて
いる。このパレツト47は台車42のローラコン
ベア45により台車42上に容易に搬入・搬出で
きると共に、ピン(図示省略)により台車42上
に固定できるようになつている。50は組立前の
フランジであり、パレツト47上のフランジ倒立
治具48にセツトされている。51は組立前のパ
イプであり、パレツト47上のパイプ芯出し治具
49にセツトされている。52と53はそれぞれ
溶接するために突合わされたフランジとパイプで
ある。
次に作用を説明する。まず段取りとして、台車
42のパレツト47の複数セツトのフランジ倒立
治具48とパイプ芯出し治具49上にそれぞれ作
業者が生産計画に基づきフランジ50とパイプ5
1をセツトし、次いで台車42を予熱炉39の入
口まで運ぶ。これに対し制御装置(図示省略)に
は生産計画及び生産手順に基づくワーク情報がイ
ンプツトされており、台車42を予熱炉39の入
口にセツトすると、リミツトスイツチや押ボタン
操作によるセツト信号で自動的にチエーン41が
駆動され台車42が予熱炉39内に搬入位置決め
される。この際、台車42はレール40により車
輪43から車輪44で支えられるような乗換え、
レール40上をけん引される。
予熱炉39にセツトされた台車42上のパレツ
ト47に搭載されたフランジ50とパイプ51は
タイマ等の制御によつて所定の温度に熱され、そ
の後台車42は再びチエーン41で駆動され、一
定のピツチ間隔で設けられた複数の治具セツト4
8,49の当該ピツチ間隔に見合う距離だけ移動
されて位置決めされる。これにより、パレツト4
7上の治具セツト48,49のうち先頭の治具セ
ツト上に搭載されたフランジ50とパイプ51と
が予熱炉39から出て組立装置に対し位置決めさ
れる。
一方、フランジチヤツク装置側では、制御装置
からの信号によつて全て準備位置に退避してい
る。即ち、走行台5が後退位置に位置決めされて
いる。またチヤツク回転用駆動モータ18に設け
た回転検出器(図示省略)によるチヤツク本体2
0の回転方向原点位置決めと、昇降台13に設け
たチヤツク原点位置決め装置24のシリンダ25
の作用によつてピン26がチヤツク本体20に連
結されたチヤツクサポート16のピン穴23内に
挿入されることにより、機械的にチヤツク本体2
0の回転方向の原点位置決めがなされている。こ
のチヤツク本体20の回転方向原点位置決めの状
態で更に、チヤツク爪開閉装置32のシリンダ3
6とモータ38の作用によりモータ軸先端のピン
101がチヤツク本体20の回転方向原点位置か
ら所定の位相角度ずらされ、且つチヤツク爪開閉
駆動口部100に挿入・駆動されることにより、
チヤツク爪21がワークサイズに対応した位置に
開かれている。
前述のパレツト47の治具48,49にそれぞ
れセツトされたフランジ50とパイプ51が予熱
炉39から出て位置決めされると、これを示す信
号により、フランジチヤツク装置本体では生産計
画及び生産手順によつて既にインプツトされてい
るデータに基づいてまず昇降用駆動モータ10が
作動され、減速機11、ネジ12及びナツト14
を介して昇降台13がレール9に沿つて下降し、
昇降台13のチヤツク本体20の軸芯位置がフラ
ンジ50のサイズで決まる中心位置高さに一致す
るように位置決めされる。その後、駆動モータ3
の作動により、走行台5がレール2上を摺動し、
パレツト47上のフランジ倒立治具48が設置さ
れている位置関係によつて決るストローク量だけ
前進して位置決めされる。この状態では、チヤツ
ク爪21にフランジ50の厚さ方向の基準面とな
るボルト締結面が密着した状態となる。
その後、チヤツク爪開閉装置32のモータ38
を駆動してモータ軸先端のピン101によつてチ
ヤツク爪21を3個とも同時に閉じたフランジ5
0の外周面を一定力でチヤツクする。モータ38
は一定トルク以上になると回転が停止され、且つ
シリンダ36が作動されて摺動台37が上方に退
避されてピン101がチヤツク爪開閉駆動口部1
00から外されると共に、チヤツク原点位置決め
装置24のシリンダ25を作動させることにより
チヤツクサポート16のピン穴23に挿入されて
いるピン26が引抜かれる。
次いで昇降用駆動モータ10を作動させ、フラ
ンジ50をチヤツクしたチヤツク本体20を昇降
台13と共にレール9に沿つて上昇させ、原点位
置に戻す。また駆動モータ3により走行台5を前
進させ、前進限の位置に位置決めする。
その後、フランジ及びパイプ端面検出装置27
の回転シリンダ29を作動させ、回転シリンダ2
9の軸端に設けたストローク調整可能なシリンダ
30のステー31を第4,5図の如く、90°倒立
させる。この倒立状態でシリンダ30を作動さ
せ、このシリンダ30の原点位置にあるステー3
1をチヤツクされたフランジ52の端面側に移動
させる。これにより、ステー31に設けた接触検
出器がフランジ52の端面に接触する。この接触
の信号によつてシリンダ30の動作を停止させる
と共にストローク検出器によつてステー31の原
点位置からの移動量lを計測し、制御装置内でフ
ランジ52の端面位置を記憶する。この計測後、
シリンダ30を再び作動させてステー31を原点
位置に復帰させる。
一方、パイプチヤツク装置でも、上述の如くフ
ランジチヤツク装置においてパレツト47上の治
具48にセツトしたフランジ50をチヤツクした
と同じ動作で、パレツト47上の治具49にセツ
トしたパイプ51をチヤツクする。即ち、このパ
イプチヤツク装置本体ではパイプ51のチヤツク
後一定量だけ後退して昇降台13′を上昇させ、
パイプ51用のチヤツク本体20′の軸芯がフラ
ンジチヤツク装置本体の昇降台13の原点位置に
おけるそのチヤツク本体20の軸芯位置に一致す
るように調整されている原点位置に位置決めす
る。
次いで、パイプチヤツク装置側の走行用駆動モ
ータ3′を作動させて走行台5′を前進させ、第5
図に示す如くチヤツクしたパイプ53の端面が、
フランジ及びパイプ端面検出装置27の原点位置
にあるステー31の接触検出器に接触したところ
で走行台5′を停止させ、このパイプ53の端面
位置をステー31の原点位置に位置決めする。こ
の後、フランジ及びパイプ端面検出装置27の回
転シリンダ29を作動させ、倒立したステー31
を元に戻して退避させる。
しかるのち、ともにチヤツクしたフランジ52
とパイプ53の突合せ溶接時において、溶接品質
及び溶接の安全性から必要な突合せ面の所定の開
先ギヤツプ量(約0.5〜1.0mm程度)と、フランジ
52の端面位置を検出して記録した量lと、ステ
ー31に設けた接触検出器の間隔とから、パイプ
チヤツク装置本体の走行台5′の前進移動距離が
制御装置内で計算され、この計算値に従つて走行
台5′が駆動モータ3′によつて走行されることに
より、チヤツクされたパイプ53が位置決めされ
る。これらの動作により、フランジ52とパイプ
53との突合せ溶接前の組立が完了する。
その後は、フランジチヤツク装置の上部あるい
は別に設置された自動溶接装置(図示省略)の溶
接トーチがチヤツクされたフランジ52とパイプ
53の突合せ溶接部上に位置決めされる。溶接時
には、フランジチヤツク装置のチヤツク回転用駆
動モータ18とパイプチヤツク装置のチヤツク回
転用駆動モータとを電気的に同期回転させ、チヤ
ツクされたフランジ52とパイプ53とを同一の
溶接速度になる回転速度で回転させ溶接トーチに
より両者の突合せ部の溶接を行う。
溶接完了後は、パイプチヤツク装置のチヤツク
回転用駆動モータによりパイプ用チヤツク本体2
0′の回転方向の位置決めと、チヤツク原点位置
決め装置24′を作動させることにより機械的に
パイプ用チヤツク本体20′の回転方向の原点位
置決めを行つた後、チヤツク爪開閉装置32′を
作動させることによりパイプ53をチヤツクして
いる爪21′を開放する。その後、走行駆動モー
タ3′を作動させて走行台5′を後退させて後退限
に位置決めする。
一方、パイプ53に溶接されたフランジ52を
チヤツクしているフランジチヤツク装置では、チ
ヤツク回転用駆動モータ18によりフランジ用チ
ヤツク本体20の回転方向の位置決めと、チヤツ
ク原点位置決め装置24を動作させることにより
機械的にフランジ用チヤツク本体20の回転方向
の原点位置決めを行つた後、先にフランジ50を
セツトした動作手順とは逆の手順により、まずは
走行駆動モータ3によつて走行台5を一定距離後
退させて位置決めし、しかるのち昇降用駆動モー
タ10によつて昇降台13を一定距離だけ下降さ
せる。下降後は、チヤツク爪開閉装置32を作動
させることにより、フランジ52をチヤツクして
いる爪21を開放し、一体になつているフランジ
とパイプを台車42のパレツト47上の治具4
8,49上に移し換える。その後は、走行用駆動
モータ3によつて走行台5を後退限位置まで戻し
て位置決めして待機させる。これにより、フラン
ジとパイプの組立・溶接のシーケンスが完了す
る。
完了後は、再びチエーン41が作動され、台車
42はパレツト47に設けられた一定のピツチ間
隔の複数の治具セツト48,49の当該ピツチ間
隔に見合う距離だけ移動され位置決めされる。こ
れにより、次に溶接されるべきフランジとパイプ
が予熱炉39から出されて位置決めされる。以後
は前述のシーケンス動作を繰返すことにより、
次々と台車42上にセツトしたフランジとパイプ
とが組付けられて溶接され、再び完成品として台
車42上に搭載されることになる。
上述した実施例においては、一定のピツチ間隔
で設けられた複数個のフランジ倒立治具48及び
パイプ芯出し治具49を設けたパレツト47を搭
載し且つチエーン41によつて間欠走行させられ
る台車42と、フランジチヤツク装置と、パイプ
チヤツク装置との作用により、パレツト47上に
設けた治具48,49にセツトされているフラン
ジ50とパイプ51とを各々チヤツクし、両者の
突合せ溶接に必要な突合せ位置、開先ギヤツプの
セツテイングを精度良く行うことができる。これ
により、別途設けられた溶接装置によるフランジ
とパイプの突合せ部の安定した自動溶接が形成さ
れる。また、溶接後は一体となつたフランジ52
とパイプ53とがパレツト47上の治具48,4
9上に移し換えられることにより、パレツト47
上にセツトされた複数のフランジ50及びパイプ
51の順次取上げ、チヤツクによる組付セツテイ
ング、溶接及び完成品のパレツト47への搭載が
自動的に且つ無人で行われる。更に、台車42を
複数台連ねることにより、台車42上のパレツト
47にセツトしたフランジ50とパイプ51との
組立・溶接を長時間無人で運転することができ
る。
以上説明したように本発明のフランジ及びパイ
プの組立装置によれば、予熱されたフランジとパ
イプの取扱い作業を自動化することができ、また
フランジとパイプの突合せ溶接時に必要となる互
いの芯位置の合せ作業及び開先ギヤツプの調整作
業を自動的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の平面図、第2
図はそのA−A線断面図、第3図は同側面図、第
4図と第5図は夫々フランジ及びパイプの端面検
出装置の説明図、第6図はチヤツク爪開閉装置の
構成図、第7図はそのB矢視概要図である。 図面中、1はベース台、5と5′は走行台、8
と8′はコラム、13と13′は昇降台、20と2
0′はチヤツク本体、21と21′はチヤツク、2
7はフランジ及びパイプ端面検出器、32と3
2′はチヤツク爪開閉装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベース台上に接近・離反可能に設けられた一
    対の走行台と、各走行台に立設されたコラムに昇
    降可能に設けられた昇降台と、各昇降台に設けら
    れフランジ及びパイプを互いに対向させて回転可
    能に保持するフランジ及びパイプチヤツク装置
    と、これらフランジ及びパイプチヤツク装置の相
    対向する側に設けられたそれぞれ複数のチヤツク
    爪を有するフランジ及びパイプ用チヤツク本体
    と、フランジ及びパイプの相対向する端面を検出
    する装置と、前記チヤツク爪を開閉させる装置と
    を有することを特徴とするフランジ及びパイプの
    組立装置。
JP106084A 1984-01-07 1984-01-07 フランジ及びパイプの組立装置 Granted JPS60145288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106084A JPS60145288A (ja) 1984-01-07 1984-01-07 フランジ及びパイプの組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP106084A JPS60145288A (ja) 1984-01-07 1984-01-07 フランジ及びパイプの組立装置

Publications (2)

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JPS60145288A JPS60145288A (ja) 1985-07-31
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