JPH0361529B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0361529B2 JPH0361529B2 JP22924084A JP22924084A JPH0361529B2 JP H0361529 B2 JPH0361529 B2 JP H0361529B2 JP 22924084 A JP22924084 A JP 22924084A JP 22924084 A JP22924084 A JP 22924084A JP H0361529 B2 JPH0361529 B2 JP H0361529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe connection
- cup
- bodies
- brazing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 22
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、たとえば冷凍サイクルに用いられ
るアキユームレータの製造方法に関する。
るアキユームレータの製造方法に関する。
一般に、圧縮機のサクシヨンカツプとして用い
られるアキユームレータは、第６図に示すように
構成されている。すなわち、１はアキユームレー
タの容器で、これは上カツプ２と下カツプ３をそ
の開口端で結合することにより構成されている。
これら上カツプ２および下カツプ３の端部には容
器１の内方へ突出するパイプ接続口体４，５がバ
ーリング加工によつて形成され、これらパイプ接
続口体４，５に銅パイプからなるパイプ体６，７
が挿入されている。そして、上記パイプ接続口体
４，５とパイプ体６，７とは置きろう材をして炉
中に入れることによりろう付されている。
られるアキユームレータは、第６図に示すように
構成されている。すなわち、１はアキユームレー
タの容器で、これは上カツプ２と下カツプ３をそ
の開口端で結合することにより構成されている。
これら上カツプ２および下カツプ３の端部には容
器１の内方へ突出するパイプ接続口体４，５がバ
ーリング加工によつて形成され、これらパイプ接
続口体４，５に銅パイプからなるパイプ体６，７
が挿入されている。そして、上記パイプ接続口体
４，５とパイプ体６，７とは置きろう材をして炉
中に入れることによりろう付されている。
ところで、ろう付時に上記容器１を炉中に垂直
に立てて行なうが、パイプ接続口体４，５はバー
リング加工によつてその端部４ａ，５ａが第７図
に示すように凹凸部になつている。したがつて、
特にカツプ３のパイプ接続口体５とパイプ体７と
のろう付部においては置きろうの回りが悪く、ろ
う付不良を招きやすい。また、ろう付部のクリア
ランス規制がないためにパイプ体６，７の片寄り
が発生し、この片寄によるリーク不良、ろう付不
良を招くという問題があつた。
に立てて行なうが、パイプ接続口体４，５はバー
リング加工によつてその端部４ａ，５ａが第７図
に示すように凹凸部になつている。したがつて、
特にカツプ３のパイプ接続口体５とパイプ体７と
のろう付部においては置きろうの回りが悪く、ろ
う付不良を招きやすい。また、ろう付部のクリア
ランス規制がないためにパイプ体６，７の片寄り
が発生し、この片寄によるリーク不良、ろう付不
良を招くという問題があつた。
そこで、ろう回りのよい銀含有率の高い銀ろう
を使用する場合があるが、コストアツプの原因に
なるとともに、片寄りは解消できない。
を使用する場合があるが、コストアツプの原因に
なるとともに、片寄りは解消できない。
この発明は、上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、カツプ体のパイプ
接続口体とパイプ体との間のろう付部におけるろ
う回りが良好で、確実なろう付けとパイプ体の片
寄りを防止できるアキユームレータの製造方法を
提供することにある。
で、その目的とするところは、カツプ体のパイプ
接続口体とパイプ体との間のろう付部におけるろ
う回りが良好で、確実なろう付けとパイプ体の片
寄りを防止できるアキユームレータの製造方法を
提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するために、複数
のカツプ体に同一方向にバーリング加工を施して
パイプ接続口体を形成し、このパイプ接続口体に
パイプ体を挿入して両者をろう付けすることによ
り、ろう材がパイプ接続口体のアール形状面に沿
つて流れてろう回りを良好にしたことにある。
のカツプ体に同一方向にバーリング加工を施して
パイプ接続口体を形成し、このパイプ接続口体に
パイプ体を挿入して両者をろう付けすることによ
り、ろう材がパイプ接続口体のアール形状面に沿
つて流れてろう回りを良好にしたことにある。
以下、この発明を図面に示す実施例にもとづい
て説明する。
て説明する。
第１図は第１の実施例を示すもので、１１はア
キユームレータの容器である。この容器１１は絞
り加工によつて成形されたたとえば上部のカツプ
体１２と下部のカツプ体１３とその開口端で結合
することにより構成されている。これら両カツプ
体１２，１３の端部には同一方向にバーリング加
工を施すことによりパイプ接続口体１４，１５が
一体成形されている。すなわち、パイプ接続口体
１４はカツプ体１２の内方へ、パイプ接続口体１
５はカツプ体１３の外方へ突出されており、これ
らパイプ接続口体１４，１５にはパイプ体１６，
１７が挿入されている。そして、これらパイプ接
続口体１４，１５とパイプ体１６，１７とはろう
付固着されている。なお、１８は気液分離用のリ
テーナである。
キユームレータの容器である。この容器１１は絞
り加工によつて成形されたたとえば上部のカツプ
体１２と下部のカツプ体１３とその開口端で結合
することにより構成されている。これら両カツプ
体１２，１３の端部には同一方向にバーリング加
工を施すことによりパイプ接続口体１４，１５が
一体成形されている。すなわち、パイプ接続口体
１４はカツプ体１２の内方へ、パイプ接続口体１
５はカツプ体１３の外方へ突出されており、これ
らパイプ接続口体１４，１５にはパイプ体１６，
１７が挿入されている。そして、これらパイプ接
続口体１４，１５とパイプ体１６，１７とはろう
付固着されている。なお、１８は気液分離用のリ
テーナである。
つぎに、上記アキユームレータの製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、カツプ体１２に内方へのバーリング加
工、カツプ体１３に外方へのバーリング加工を施
してパイプ接続口体１４，１５を形成する。つぎ
に、上記パイプ接続口体１４，１５にパイプ体１
６，１７を挿入するとともに、ろう付部１９，２
０にろう材をセツトする。この場合、カツプ体１
２においてはその外側のパイプ接続口体１４のア
ール形状面１４ａに、カツプ体１３においてはそ
の内側のパイプ接続口体１５のアール形状面１５
ａにろう材をセツトする。そして、カツプ体１２
と１３とをその開口端で結合してろう付炉中に垂
直状態（第１図に示す状態）に保持する。ろう付
炉中で一定時間加熱すると、ろう材は溶融して上
記アール形状面１４ａ，１５ａに沿つてパイプ接
続口体１４，１５とパイプ体１６，１７との間に
流されて両者はろう付固着される。このとき、パ
イプ接続口体１４，１５にバーリング加工によつ
てその端面に凹凸部が存在しても、ろう材がアー
ル形状面１４ａ，１５ａに沿つて流れるためろう
付時に影響をおよぼすことはない。
工、カツプ体１３に外方へのバーリング加工を施
してパイプ接続口体１４，１５を形成する。つぎ
に、上記パイプ接続口体１４，１５にパイプ体１
６，１７を挿入するとともに、ろう付部１９，２
０にろう材をセツトする。この場合、カツプ体１
２においてはその外側のパイプ接続口体１４のア
ール形状面１４ａに、カツプ体１３においてはそ
の内側のパイプ接続口体１５のアール形状面１５
ａにろう材をセツトする。そして、カツプ体１２
と１３とをその開口端で結合してろう付炉中に垂
直状態（第１図に示す状態）に保持する。ろう付
炉中で一定時間加熱すると、ろう材は溶融して上
記アール形状面１４ａ，１５ａに沿つてパイプ接
続口体１４，１５とパイプ体１６，１７との間に
流されて両者はろう付固着される。このとき、パ
イプ接続口体１４，１５にバーリング加工によつ
てその端面に凹凸部が存在しても、ろう材がアー
ル形状面１４ａ，１５ａに沿つて流れるためろう
付時に影響をおよぼすことはない。
第２図は第２の実施例を示すもので、容器１１
を第１の実施例と逆にしてろう付用炉中に保持す
る場合であり、この場合、カツプ体１２に外方へ
のバーリング加工、カツプ体１３に内方へのバー
リング加工を施すことにより同様の作用効果が奏
する。
を第１の実施例と逆にしてろう付用炉中に保持す
る場合であり、この場合、カツプ体１２に外方へ
のバーリング加工、カツプ体１３に内方へのバー
リング加工を施すことにより同様の作用効果が奏
する。
第３図ないし第５図は第３の実施例を示すもの
で、パイプ接続口体１４，１５とパイプ体１６，
１７との間に均一なクリアランスを形成してパイ
プ体１６，１７の片寄りを防止するようにしたも
のである。すなわち、第３図はパイプ体１６，１
７の外周面にその軸方向に沿う突条からなる凸部
１９…を周方向に等間隔に設け、パイプ接続口体
１４，１５の内周面との間に均一なクリアランス
を形成したものである。
で、パイプ接続口体１４，１５とパイプ体１６，
１７との間に均一なクリアランスを形成してパイ
プ体１６，１７の片寄りを防止するようにしたも
のである。すなわち、第３図はパイプ体１６，１
７の外周面にその軸方向に沿う突条からなる凸部
１９…を周方向に等間隔に設け、パイプ接続口体
１４，１５の内周面との間に均一なクリアランス
を形成したものである。
第４図はパイプ体１６，１７の外周面に複数個
の凸部２０…を設けて上記の同様の目的を達成し
たものである。
の凸部２０…を設けて上記の同様の目的を達成し
たものである。
第５図はパイプ接続口体１４，１５の端部に内
方へ突出する円環状の凸部２１を設けて上記と同
様の目的を達成したものである。なお、カツプ体
相互の結合に限らず、円筒体の両端にカツプ体を
結合する場合にも採用できる。
方へ突出する円環状の凸部２１を設けて上記と同
様の目的を達成したものである。なお、カツプ体
相互の結合に限らず、円筒体の両端にカツプ体を
結合する場合にも採用できる。
以上説明したように、この発明によれば、一方
のカツプ体の底部に内方へ突出するパイプ接続口
体を形成するとともに、他方のカツプ体の底部に
外方へ突出するパイプ接続口体を形成し、これら
パイプ接続口体にパイプ体を挿入して両者をろう
付固着することにより、置きろう材がパイプ接続
口体のアール形状面に沿つて流れてパイプ体との
間に回るため、安価なろう材を用いても確実なろ
う付が可能となり、ろう付不良、リーク不良を防
止でき、製造コストの低減と品質の向上を図るこ
とができるという効果を奏する。
のカツプ体の底部に内方へ突出するパイプ接続口
体を形成するとともに、他方のカツプ体の底部に
外方へ突出するパイプ接続口体を形成し、これら
パイプ接続口体にパイプ体を挿入して両者をろう
付固着することにより、置きろう材がパイプ接続
口体のアール形状面に沿つて流れてパイプ体との
間に回るため、安価なろう材を用いても確実なろ
う付が可能となり、ろう付不良、リーク不良を防
止でき、製造コストの低減と品質の向上を図るこ
とができるという効果を奏する。
第１図はこの発明の第１の実施例を示すアキユ
ームレータの一部切欠した側面図、第２図はこの
発明の第２の実施例を示すアキユームレータの一
部切欠した側面図、第３図ないし第５図はこの発
明の第３の実施例を示す縦断側面図および横断平
面図、第６図は従来のアキユームレータの一部切
欠した側面図、第７図は同じくパイプ接続口体を
拡大して示す縦側断面図である。 １１……容器、１２，１３……カツプ体、１
４，１５……パイプ接続口体、１６，１７……パ
イプ体、１９，２０，２１……凸部。
ームレータの一部切欠した側面図、第２図はこの
発明の第２の実施例を示すアキユームレータの一
部切欠した側面図、第３図ないし第５図はこの発
明の第３の実施例を示す縦断側面図および横断平
面図、第６図は従来のアキユームレータの一部切
欠した側面図、第７図は同じくパイプ接続口体を
拡大して示す縦側断面図である。 １１……容器、１２，１３……カツプ体、１
４，１５……パイプ接続口体、１６，１７……パ
イプ体、１９，２０，２１……凸部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ ２つの有底のカツプ体をその開口端で結合し
て容器を形成し、上記２つのカツプ体にパイプ体
を接続するアキユームレータの製造方法におい
て、上記一方のカツプ体の底部に内方へ突出する
パイプ接続口体を形成するとともに、他方のカツ
プ体の底部に外方へ突出するパイプ接続口体を形
成し、これらパイプ接続口体に上記パイプ体を挿
入して両者をろう付固着することを特徴とするア
キユームレータの製造方法。 ２ パイプ体、パイプ接続口体の少なくとも一方
に両者間に一定のクリアランスを形成する凸部を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のアキユームレータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22924084A JPS61108439A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | アキユ−ムレ−タの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22924084A JPS61108439A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | アキユ−ムレ−タの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61108439A JPS61108439A (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0361529B2 true JPH0361529B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=16889014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22924084A Granted JPS61108439A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | アキユ−ムレ−タの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61108439A (ja) |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP22924084A patent/JPS61108439A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108439A (ja) | 1986-05-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5785119A (en) | Heat exchanger and method for manufacturing the same | |
| US20020157809A1 (en) | Brazed condenser for an air conditioner | |
| US5934366A (en) | Manifold for heat exchanger incorporating baffles, end caps, and brackets | |
| US6029348A (en) | Oil cooler mounting structure and oil cooler mounting method | |
| US5358034A (en) | Heat exchanger | |
| JPH0361529B2 (ja) | ||
| JPH087247Y2 (ja) | 熱交換器 | |
| KR100423163B1 (ko) | 폐쇄부를갖는파이프,열교환기헤더및그제조방법 | |
| JPH0367789B2 (ja) | ||
| US3982680A (en) | Soldering method | |
| JPH026056A (ja) | 金属製有底容器及びその溶接方法 | |
| JPS6314232Y2 (ja) | ||
| JPH0233032Y2 (ja) | ||
| JPS6334491A (ja) | 熱交換器のチユ−ブ接合部 | |
| CN212338467U (zh) | 一种用于钎焊的管口连接结构 | |
| CN218863554U (zh) | 一种热交换器气液分离三通接口 | |
| CN207961872U (zh) | 一种连接管件及三通管 | |
| JP2660429B2 (ja) | 分岐管継手およびその製法 | |
| JPS6242228Y2 (ja) | ||
| JP3843349B2 (ja) | 金属材のろう付方法 | |
| JPH04260789A (ja) | 円筒型熱交換器の製造法 | |
| JPH0110541Y2 (ja) | ||
| JPH0514075Y2 (ja) | ||
| JPH0514118Y2 (ja) | ||
| JPH02205252A (ja) | 熱交換器タンクのフランジ結合方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |