JPH03614Y2 - - Google Patents

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JPH03614Y2
JPH03614Y2 JP13337486U JP13337486U JPH03614Y2 JP H03614 Y2 JPH03614 Y2 JP H03614Y2 JP 13337486 U JP13337486 U JP 13337486U JP 13337486 U JP13337486 U JP 13337486U JP H03614 Y2 JPH03614 Y2 JP H03614Y2
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電磁気装置のコイルへの通電電流に応
じた圧力を得るようにした電磁操作圧力制御弁に
関する。
〔従来の技術〕
従来の電磁操作圧力制御弁として第2図のもの
がある。すなわち50は弁本体、51は電磁気装
置で、弁本体50と電磁気装置51の固定鉄心5
2にわたつて弁孔53を設け、弁孔53に弁座5
4を形成し、弁座54に、可動鉄心55に連結し
た弁体56が着座するようにしている。そして弁
孔53は、弁座54の可動鉄心55側を貯槽への
排出通路57に連通すると共に、弁本体50側を
制御通路58としてアクチユエータ等消費側へ連
通へ、制御通路58には絞り59を介して、常時
制御通路58より高圧となる液圧ポンプからの供
給通路60が連通している。そして今、電磁気装
置51のコイル61へ通電すると、可動鉄心55
を固定鉄心52へ吸引する作用力が生じて弁体5
6を弁座54に着座するが、制御通路58の圧力
で離座方向へ押圧される弁体56は、制御通路5
8の圧力が上昇し弁体56を離座方向へ押圧する
力が前記作用力より大きくなると離座方向へ移動
し、制御通路58の液体を排出通路57へ流出し
て制御通路58の圧力は、前記作用力に相当する
圧力に保たれる。コイル61への通電電流を増大
すれば可動鉄心55に生じる作用が増大し、また
通電電流を減少すれば該作用力が減少し、制御通
路58には、コイル61への通電電流に応じた圧
力が得られ、コイル61への通電を停止すると可
動鉄心55に作用力が生じなく、制御通路58は
ほぼ大気圧となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこのものは、制御通路58の圧力は、コ
イル61の非通電時のほぼ大気圧となる最低圧力
から、通電電流の増大に応じて増大し、従つて、
たとえば、常時はブレーキアクチユエータに高圧
を導びいてブレーキ作動し、特定時にのみ所定圧
力まで漸減する圧力をブレーキアクチユエータに
導びき、すべり作動の後ブレーキを非作動とする
装置に適用しようとする場合、ブレーキ作動のた
めコイル61に常時通電する必要があり、コイル
61への通電路が断線した場合ブレーキが非作動
となつて危険な事態をまねくため、適用が困難と
なる問題点がある。
本考案は、制御通路の、コイルへの非通電時に
最大圧力が得られると共にコイルへの通電時に、
通電電流の増大に応じて減少する圧力が得られる
ようにしてこのような問題点を解消しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案による電磁操作圧力制御弁は、
弁孔に軸方向可動に設けて弁孔に連通した制御通
路の圧力が一端側に作用して一方向に押圧され、
他方向へは調圧力によつて押圧され、調圧力に相
当した制御通路の圧力を得るよう軸方向に移動し
て制御通路と弁孔に連通した他の通路間の連通状
態を変化する弁体を有し、コイルへの通電で弁体
の一方向への作用力が可動鉄心に生じ、通電電流
の増大に応じて該作用力が増大する電磁気装置
を、可動鉄心が弁体の他端側に弁体と同軸状とな
るよう有して可動鉄心の一端側を弁体に連結する
と共に可動鉄心の他端側に調圧ばねのばね力を付
与して可動鉄心を弁体の他方向に押圧し、調圧ば
ねのばね力と可動鉄心に生じる作用力の差に相当
した調圧力を弁体に付与するようにしている。
〔作用〕
上記構成の電磁操作圧力制御弁によれば、コイ
ルへの非通電時には可動鉄心に作用力は生じな
く、弁体には可動鉄心を介して調圧ばねのばね力
が調圧力として付与され、コイルへの通電時には
通電電流の増大に応じて減少する調圧力が弁体に
付与されるため、制御通路の圧力は、コイルへの
非通電時に最大圧力が得られると共にコイルへの
通電時に、通電電流の増大に応じて減少する圧力
が得られる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図により説明す
る。
1は弁本体で他端が開口する大径弁孔2の一端
に弁座3を介して小径弁孔4を設け、小径弁孔4
を、アクチユエータへの制御通路5に連通すると
共に、常時制御通路5より高圧に保たれた液圧ポ
ンプからの供給通路6を絞り7を介して連通し、
また、大径弁孔2に、貯槽への排出通路8を連通
している。9は弁座3に着座するよう弁座3と同
軸状に後述の可動鉄心14の一端側に連結した弁
体で、制御通路5の圧力が小径弁孔4より一端側
に作用して離座方向へ押圧されるようにしてい
る。10は大径弁孔2の開口を覆うよう弁本体1
に取り付けた電磁気装置で、磁路となるケース1
1内には、一端側に中央部に軸受12,13によ
り弁座3と同軸状に可動鉄心14を軸方向可動に
挿通支持した継鉄15を、また他端側に固定鉄心
16を備えると共に、固定鉄心16と継鉄15に
亘つてコイル17を備え、コイル17への通電時
に、可動鉄心14は固定鉄心16に吸引されて弁
体9の離座方向となる作用力が可動鉄心14に生
じ、また、該可動鉄心14に生じる作用力は、コ
イル17への通電電流の増大に応じて増大するよ
うにしている。18は、弁体9の着座方向へ可動
鉄心14を押圧する調圧ばねで、固定鉄心16に
進退調整可能に螺着したばね受け19と可動鉄心
14の他端側とに亘つて設置している。そして電
磁気装置10内部の固定鉄心16と継鉄15及び
可動鉄心14間の空間は可動鉄心14に設けた通
路20により大径弁孔2に連通され、なお、21
はばね受け19のロツクナツトである。
この実施例の作動を説明する。図示状態は、コ
イル17に通電されておらず、可動鉄心14を介
して調圧ばね18のばね力が付与される弁体9は
弁座3に着座し弁座3を閉じている。供給通路6
から絞り7を介して小径弁孔4、制御通路5へ液
体が供給され、制御通路5の圧力が上昇して弁体
9に離座方向に作用する力が調圧ばね18のばね
力による調圧力より大きくなると弁体9は可動鉄
心14を伴ない離座して弁座3を開き、小径弁孔
4から大径弁孔2をへて排出通路8へ液体を流出
し、調圧力に相当した圧力が制御通路5に得られ
る。そしてこの状態で、制御通路5の圧力が上昇
すれば弁体9は可動鉄心14と共に一層離座方向
へ移動して弁座3の開度を増大し、排出通路8へ
の流出力を増大して制御通路5の圧力上昇を抑止
し、また、制御通路5の圧力が低下すれば弁体9
は可動鉄心14と共に着座方向へ移動して弁座3
の開度を減少し、排出通路8への流出量を減少し
て制御通路5の圧力低下を抑止し、制御通路5の
圧力を、調圧ばね18のばね力による調圧力に相
当した圧力に保つ。
ここでコイル17へ所定電流を通電すると、通
電電流に応じて可動鉄心14に弁体9の離座方向
となる作用力が生じるため、弁体9を着座方向に
押圧する調圧力は、調圧ばね18のばね力と可動
鉄心14に生じる作用力との差となり、制御通路
5には、上述のコイル17非通電時よりも通電電
流に相当した所定圧力だけ小さい圧力が得られ、
また、コイル17への通電電流の増大に応じて可
動鉄心14に生じる作用力は増大するため、制御
通路5には、コイル17への通電電流の増大に応
じて減少する圧力が得られる。そして、ばね受け
19の進退で、調圧ばね18のばね力を調整し、
コイル17への非通電時に制御通路5に得られる
圧力を適宜調整できる。
第3図は本考案の他の実施例を示す。第1図の
ものと同等部分には同符号を付し、異なる点につ
いて説明する。弁本体1には、液圧ポンプからの
供給通路6、制御通路5、貯槽への排出通路8が
連通した弁孔40を設け、弁孔40には、一方向
への移動によつて供給通路6と制御通路5間を閉
じ、制御通路5と排出通路8間を開き、他方向へ
の移動によつて供給通路6と制御通路5間を開
き、制御通路5と排出通路8間を閉じる弁体9を
軸方向に摺動自在に設置しており、弁体9には一
端側に通路41を介して制御通路5の圧力を作用
して弁体9を一方向に押圧するようにすると共
に、弁体9の他端側には、第1図と同様構成の調
圧ばね(図示せず)を有している電磁気装置10
の可動鉄心14の一端側が当接して他方向への調
圧力が付与されるようにしている。
この実施例の作動を説明する。今、調圧力によ
つて他方向端へ位置している弁体9は、一端側に
作用する制御通路5の圧力が上昇して一方向へ押
圧する力が調圧力より大きくなると一方向へ移動
して供給通路6と制御通路5との開度を減少し、
制御通路5に調圧力に相当した圧力を得る。そし
て制御通路5の圧力が、この状態から上昇すれば
弁体9はさらに一方向へ移動して供給通路6と制
御通路5間の開度をより減少すると共に制御通路
5と排出通路8間を開いて制御通路5の圧力上昇
を抑止し、また制御通路5の圧力が低下すれば弁
体9は他方向へ移動して制御通路5と排出通路8
間を閉じあるいは開度を減少すると共に供給通路
6と制御通路5間の開度を増大して、制御通路5
の圧力低下を抑止して、制御通路5の圧力を調圧
力に相当した圧力に保つ。そして、調圧力は第1
図の実施例同様、コイル非通電時に最大で、コイ
ルへの通電電流の減少に応じて減少し、第1回の
実施例同様、制御通路の圧力は、コイル通電電流
の増大に応じて減少する。
なお、いずれの実施例も液体の圧力制御に用い
る場合を示したが、気体の圧力制御に適用するこ
ともできる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、弁孔に軸方向可動に設け
て弁孔に連通した制御通路の圧力が一端側に作用
して一方向に押圧され、他方向へは調圧力によつ
て押圧され、調圧力に相当した制御通路の圧力を
得るよう軸方向に移動して制御通路と弁孔に連通
した他の通路間の連通状態を変化する弁体を有
し、コイルへの通電で弁体の一方向への作用力が
可動鉄心に生じ、通電電流の増大に応じて該作用
力が増大する電磁気装置を、可動鉄心が弁体の他
端側に弁体と同軸状となるよう有して可動鉄心の
一端側を弁体に連結すると共に可動鉄心の他端側
に調圧ばねのばね力を付与して可動鉄心を弁体の
他方向に押圧し、調圧ばねのばね力と可動鉄心に
生じる作用力の差に相当した調圧力を弁体に付与
するようにしており、制御通路には、電磁気装置
のコイルへ通電しないとき最大の圧力が得られ、
コイルへの通電時に通電電流の増大に応じて減少
する圧力が得られる。そして、電磁気装置は、制
御通路の圧力を作用しない弁体の他端側に可動鉄
心が同軸状となるよう有しているため、電磁気装
置内を制御通路の高圧流体からシールする処置が
不要となつて構成が簡単になり、また弁体を他方
向に押圧する調圧ばねのばね力を、弁体に連結し
ない可動鉄心の他端側に付与しているため、ばね
力を調整するようにすることが必要に応じて容易
にできる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は従来例を示す断面図、第3図は本考案の他の実
施例を一部断面で示した図。 2,4,40……弁孔、5……制御通路、9…
…弁体、10……電磁気装置、14……可動鉄
心、18……調圧ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁孔に軸方向可動に設けて弁孔に連通した制御
    通路の圧力が一端側に作用して一方向に押圧さ
    れ、他方向へは調圧力によつて押圧され、調圧力
    に相当した制御通路の圧力を得るよう軸方向に移
    動して制御通路と弁孔に連通した他の通路間の連
    通状態を変化する弁体を有し、コイルへの通電で
    弁体の一方向への作用力が可動鉄心に生じ、通電
    電流の増大に応じて該作用力が増大する電磁気装
    置を、可動鉄心が弁体の他端側に弁体と同軸状と
    なるよう有して可動鉄心の一端側を弁体に連結す
    ると共に可動鉄心の他端側に調圧ばねのばね力を
    付与して可動鉄心を弁体の他方向に押圧し、調圧
    ばねのばね力と可動鉄心に生じる作用力の差に相
    当した調圧力を弁体に付与するようにした電磁操
    作圧力制御弁。
JP13337486U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH03614Y2 (ja)

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JP13337486U JPH03614Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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