JPH0361331A - 金属ストリップの熱処理法およびこの方法を実施する装置 - Google Patents

金属ストリップの熱処理法およびこの方法を実施する装置

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JPH0361331A
JPH0361331A JP2198967A JP19896790A JPH0361331A JP H0361331 A JPH0361331 A JP H0361331A JP 2198967 A JP2198967 A JP 2198967A JP 19896790 A JP19896790 A JP 19896790A JP H0361331 A JPH0361331 A JP H0361331A
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strip
casing
gas
treatment
carried out
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JP2198967A
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Andre Reiniche
アンドレ、レニシュ
Philippe Sauvage
フィリップ、ソバージュ
Den Berghe Paul Van
ポール、バン、ダン、ベルゲ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Original Assignee
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/561Continuous furnaces for strip or wire with a controlled atmosphere or vacuum
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は、金属ストリップを熱処理する方法および装置
に関するものである。
フランス特願第88100904号およびm 8810
8425号は実際上強制循環されないガスを収容した管
を使用して金属線材のパーライト化およびオーステナイ
ト化を実施する方法および装置を記載している。
これらの方法および装置は下記の利点を示す。
−溶融金属または溶融塩を使用せずまたガスの強制wt
環に必要なコンプレッサまたはタービンを使用しないの
で、簡単で、投資コストおよび運転コストが低い、 一正確な冷却法則が得られ、またパーライト化の場合に
再熱減少を避ける事ができる、−同一プラントについて
線材直径を大幅に変動させる事ができる、 一パーライト化の場合に溶融金属または塩を使用しない
ので衛生上の問題がなくまた線材浄化が不必要である。
[発明の目的および効果コ 本発明の目的は、金属ストリップの熱処理に際してこれ
らの利点を一般化するにある。
[発明の概要コ 従って本発明は、実際上強制循環されないガスを収容し
たケーシングの中に金属ストリップを通過させ、前記ス
トリップと前記ケーシングの壁体との間において前記ケ
ーシング中のガスを介して伝熱が実施される段階と、 実施される熱処理に対応して下記の式によって定義され
る係数KTが選定され、 ここに、Jはストリップとケーシングとの間のガス層の
ミリメートル厚さ、Eはストリップのミリメートル厚さ
、またCは800’Cで特定されたガスの伝熱係数、ワ
ット*  m−’、’に−”とする段階とを含む少なく
とも1つの金属ストリップの熱処理法に関するものであ
る。
また本発明は、 (、)実際上強制循環されないガスを収容した少なくと
も1つのケーシングと、前記ケーシングの中に少なくと
も1つの金属ストリップを通過させる手段とを含み、 (b)前記装置は、前記金属ストリップと前記ケーシン
グの壁体との間に前記ケーシング中のガスを介して伝熱
作用が生じるように構成され、実施される熱処理に対応
して下記の式によって定義される係数KTが選定され、 ここに、Jはストリップとケーシングとの間のガス層の
ミリメートル厚さ、Eはストリップのミリメートル厚さ
、またCは600℃で特定されたガスの伝熱係数、ワン
ドam−”、″に−1とする事を特徴とする少なくとも
1つの金属ストリップの熱処理装置に関するものである
また本発明は本発明の方法および装置によって得られた
金属ストリップに関するものである。
このような金属ストリップは例えば製品の補強のため、
特にタイヤ外皮の補強のために使用する事ができる。
以下1本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
[実施例] 用語「ストリップjとは、厚さより著しく大きい幅を持
つ長手方に対して垂直な断面を有する任意の細長い要素
を包括し、この要素はほぼ平坦な形状または型材形状を
有する事ができる。好ましくはストリップの幅とその厚
さの比率は少なくとも10に等しくなし、ストリップの
櫂はその長手方に垂直な断面においてストリップの表面
に沿って測定される。
第1図と第2図は、金属ストリップlを熱処理する事の
できる本発明による装置100を示す、 $1図はスト
リップの長手方に沿った装floOの断面図であり、第
2図はストリップの長芋方に垂直に取られたこの装置の
断面図である。
第工図の断面図は第2図の線1−Iに沿った断面図であ
り、第2図は第1図のII−II線に沿った断面図であ
る。
装置100はストリップ1を熱処理する事ができ、実際
上弦81ifIW!環されないガス3を含むケーシング
を有する。
装置looはケーシング2の中にストリップlを繰り出
すための手段を有し、この手段は簡略化の目的で図示さ
れていないが、公知の手段であって、例えばストリップ
1を巻取るローラとし、これらのローラの少なくとも1
つがモータによって駆動される。
用語「実際上強制循環されない」とは、ケーシング2の
中のガス3が不動である事、あるいはストリップ1とガ
ス3の間の熱交換を実際上変動しない弱い通気作用を受
け、この弱い通気作用が例えばストリップ1そのものの
移動のみから生じる事を言う。
ケーシング2内部のストリップの移動は第工図において
矢印Fによって示されている。
装置100は、ケーシング2を包囲するスリーブ5の中
においてケーシング2の外側を循環する熱交換流体4を
含む、熱交換流体4は導管6からスリーブ5の中に入り
、導管7から出る。この流体4の循環は第1図において
矢印F4によって図示される。流体4を循環させるため
の公知手段は簡略化のために図示されていないが、この
手段は例えばポンプを含む、流体4は例えば水とする。
熱処理に際して、伝熱は、ストリップ1とこのストリッ
プ1に対向したケーシング2の壁体2aとの間において
ガス3を介して実施される。また伝熱は壁体2aと流体
4との間で実施される。ケーシング2とスリーブ5は伝
熱物質、例えば金属材料によって作られ、ストリップl
の冷却処理の場合には、このストリップエから流体4に
向かって伝熱が生じる。
例えばセラくンクスの案内部材8がストリップ1の案内
を保証する。
伝熱係数KTは下記の式によって与えられる。
Jはストリップ1とケーシング2との間のガスN3のミ
リメートル厚さ、Eはストリップのミリメートル厚さ、
Cは600℃で特定されたガス3の伝熱係数、ワット、
m−”、’に−”、好ましくはJは少なくとも0.2m
mに等しい、この係数KTは後で述べるように実施例さ
れる熱処理に対応して選定される。
好ましくは式0.01≦KT;5100を得る。Dは厚
さEの方向に測定された壁体2aの間隔であり、D=2
J+Eが得られる。ストリップlの幅はLで表される。
ガス3は非常に種々のものであって例えば水素。
窒素、ヘリウム、水素と窒素の混合物、水素とメタンの
混合物、窒素とメタン混合物、ヘリウムとメタンの混合
物、水素、窒素およびメタンの混合物とする事ができる
第1図と第2図に図示のストリップ1は平坦な板状を成
すが1本発明はこのストリップが平坦でない形状を有す
る場合にも適用される。すなわち、第3図に図示の本発
明による装置200は、山形材の形状を有するストリッ
プ位置を処理し、この場合ケーシング2は、ストリップ
1とケーシング2との間に実際上一定の厚さJのガス3
を得るようにliI威され、このケーシング2そのもの
が例えば円筒形の外側スリーブ5の中に配置される。厚
さJは実施される熱処理に対応し、または処理されるス
トリップに適合させる事ができる0例えば第4図に図示
の本発明による装!300の場合、軸線0まわりに回転
する半円筒形断面の軸12によってこの厚さJがtl!
!整され、この軸がケーシング2の壁体2aの間隔を変
更する。他の手段、例えばネジを使用する事ができる。
第3図と第4図は、それぞれストリップ1の長手方に対
して垂直にとられた断面および長手方にとられた断面で
ある。
第5図は本発明による他の装置400を示し、この第5
図は装置の平面図であって、スリーブ5を除去した図で
ある。各壁体2aはこれらの壁体と流体4との間の熱交
換を改良するため流体4の側に配置された複数のリブ2
0を備える。これらのリブ20は、矢印Fで示すストリ
ップ1の長手方方向に対して直角配向を有する。これら
のそらせ板21は導入管6と排出管7との間において流
体4をジクザグに循環させる。このような構造により、
ストリップエと流体4との間の熱交換を改良する事がで
きる。
第6図は、ストリップlの長手方に、ストリップ対して
直角な断面°に取られた4本のリブ20を示す。この第
6図において、リブ20はケーシング2と密封継手9と
の間において高さHを有し、またこれらのリブは相互間
隔Rにより分離され、またリブの厚さはEaによって示
される。
第7図は本発明による装置500の熱交換流体4の循環
の平面図である。この装置500はリブ20が層の長手
方に沿って、すなわち矢印F方向に配向されている事以
外は装置400と類似であり、流体4の導入管6と排出
管7は矢印F方向に関して装置の同一側に配置される。
この装置において流体4はストリップの長手方に対して
平行に流れるが、ストリップの長手方に配置された単数
または複数のそらせ板21番7よって逆方向に流れる。
第7図には図面を簡単にするため単一のそらせ板21の
みを示す。
また本発明は第8図に図示の装R600のような熱交換
流体を使用しない装置をも含む。この装置600のケー
シング2の壁体2aは相互に間隔りで離間された2枚の
セラミック板30によって構成される。これらの板30
はグループ31を含み、これらのグループの中に、板3
0と接触した加熱用電気抵抗素子32が配置される。ま
た第9図に示すように、各セラミックス板32は1本の
グループを含み、その中に蛇管様の電気抵抗32が配置
されている。第9図はそらせ板30とその電気抵抗素子
の平面図である。この装置600はストリップエを加熱
するため、またはその冷却を防止するために使用される
実11例 下記の実施例は本発明によって実施されるストリップ熱
処理を説明するためのものである。
処理されたすべてのストリップはこれらの実施例におい
ては平坦な板の形状を威す。すなわち長方形の長手方に
垂直な断面を有する板である。
実1己4よ 鋼の2段階(二重)処理 好ましい処理は均質なオーステナイトをえるためにスト
リップを加熱する段階と、フェライト+ベイナイト組織
を得るための冷却段階とから成る。
−ストリップの特性:厚さE=3.5mm;fJL:5
50mn1;−ストリップの網の組IIi: C:0.
10%; Mn:0−65%;Si:0.5%; S:
0.007%; P:0.015%; A1:0.03
%; Cu:0.25ぢ; Nb:0.02□; −繰り出だし速度=0.5鳳/S ストリップ処理装置は3部分、すなわち加熱部と2冷却
部とを含み、これらの特性は下記である。
−加熱部 前記の装置600と同様の直列の2要素を使用する第1
要素の全公称出力は3000に%lまた第2要素は16
00KWである。赤外線カメラによる温度m整、ガス3
の性質:純粋水素、板30の温度: 1200℃、厚さ
J : 0.25mm、ストリップ温度:入口20℃、
出口850℃±3℃、加熱部中のストリップの滞留時間
:4.8s、 この部分について、KT=7.29゜−
第1冷却部 ケーシング2の両側に、リブを備えず、5つのそらせ板
21を備えた装! 500と類似の直列に配置された2
つの要素を使用する。水の流i: 11 1/s、ガス
3の性質:水素と窒素の混合物、水素体fJR60%、
  J=1.7m口、ストリップ滞留時間10秒におい
て入口のストリップの温度:850℃、出口のストリッ
プ温度=750℃。
この冷却部において+  KT=94.86゜−第2冷
却部 この冷却部は、ケーシング2の両側においてリブを備え
5個のそらせ板21を有する前記装置400と類似の要
素を有する。水流量: 40 1/s、  ガスの性質
:純粋水素+  J =0.2mm、ストリップの滞留
時間4秒においてストリンプ温度:入ロア50℃、出口
350℃、KT=  5.83゜ この処理全体によって得られたN果: 鋼組成:フェライト(85%)+ベイナイト、弾性限度
: 4g0.7MPa、 引っ張り破断芯カニ 612.5MPa、破断伸び=2
9τ 弾性限度は0.22の伸びの存在する場合の応力である
好ましくは、このような2段階処理が実施される場合、
熱処理法全体は下記の式が得られるように実施される。
4≦KT≦100 実」L例−一2 この実施例はフランスn% 2,311.854号に記
載の焼き戻しマルテンサイト組織の炭素鋼の処理に関す
るものである1次の組IIi、: C:0.085%;
 Mn:0.3%;Si:0.05%; S:0.02
4%; P:0.024%; Cu:0.056%; 
Cr:0.05%; Ni:0.025%; N:0.
003%;合計0:0.0145%を有する鋼の厚さ2
mmのストリップを冷間圧延する事によって得られた厚
さEが100μm、41Lが300mmの銅ストリップ
を使用した。
ストリップの繰り出し速度:1m/sゆプラントは8段
階の処理に対応する8処理部を含む。
一処理1: 浸炭。
前記の装置800による直列2要素を使用し、各要素は
2mの長さを有する。公称加熱出カニ第1要素: 15
0kW;第2要素:50kW、 J =0.8mm; 
KT=0.019゜ 浸炭ガスは下記の組成を有する: H2: 85%;C
H4: 、12%; N2: 3%(体積%)。
ストリンプ温度:入ロ20℃:出口1000℃。
浸炭炉の出口における炭素含有量は0.8zである。
好ましくは、この軟鋼の浸炭に際して、0.4−0.9
%の炭素含有量の鋼が得られる。積C%×○%は11.
6xlOりである。引っ張り破tFtm抗は110kg
/mn2である。
一処理2ニオーステナイト化 この処理は2段階、すなわち温度上昇段階と温度保持段
階とを含む。
・温度上昇段階: この段階において、ストリップは均質なオーステナイト
を得るように(炭素の良好な溶体化を生じるように)加
熱される。装a sooと類似の2直列要素を使用する
。公称量カニ第1要素、100kW :第2要素、60
kW。  J=0.8mm、ガス3の性質:純粋水素、
ストリップ温度:入口で20℃、出口で950±3℃、
ストリップ滞留時間:’1.5s。
この段階に際して、KT=0.019 ・温度保持段階: 装置600とl![似の要素を使用、公称加熱出力=5
0kW、ガス3の性質:純粋水素、J=2mm。
ストリップは950±3℃に保持される。
ストリップ滞留時間:IS。
この段階においては、KT=0.048゜−処理3:第
1急速冷却 装置400に類似の2直列要素を使用、ケーシング2の
両側にリブと、5枚のそらせ板を具備、この段階の余水
:l: 1.5Q/s、  ガス3の性質:H2+N2
混合物、H2は75体積%、  J=0.7ma+*ス
トリップ温度二人ロ=950℃、出口:500℃。
ストリップ滞留時間: 0.5s。
この処理に際して、KT=0.025゜−処314:第
工緩徐冷却 装[500に類似の、リブを具備しない2直列要素を使
用、各要素はケーシング2の両側に5個のそらせ板21
を具備、全水流′jk= 1.:3Q / s、  ガ
ス3の性質: H2+N2混合物、H2は75体積%、
  J=1mmsストリップ温度二人ロ=500℃、出
口:50℃。
ストリップ滞留時間:35゜ この処理に際して、  KT=0.036゜−処理5:
低温でのオーステナイト化 この処理では、低温オーステナイト化を実施し+  A
C3以上の温度に短時間保持する。これはオーステナイ
ト粒子の粗大化を防止し、製品の機械特性を改良させる
装置600に類似の加熱要素を使用。公称加熱出カニj
ll要素: 85kW、第2要素: 45kW。赤外線
カメラによる温度調整。
ガス3の性質:純粋水素: J =2.2mm。
ストリップ温度二人口=20℃、出口;800±3℃。
ストリップ滞留時間: 1.5s。
この処理に際して+  KT=0.052゜−処理6:
 @2急速冷却 装置500に類似の、リブを具備しない2直列要素を使
用6 ケーシング2の両側に、5枚のそらせ板21を具
備。この段階の全水量:1.I2/s、  ガス3の性
質:H2+N2混合物、H2は60体積%、J=1.5
mm。
ストリップ温度二人口=800℃、出口;500℃。
ストリップ滞留時間: 0.5s。
この処理に際して、KT=0−068゜−処理7:第2
緩徐冷却 処理4と類似の条件。
一処理8:急速焼き戻し この処理は2段階、すなわち温度上昇段階と温度保持段
階とを含む。
・温度上昇段階: 装置600と類似の要素を使用する。公称出カニ50k
W、 J = 1.3mm、ガス3の性質:純粋水素、
ストリップ温度二人口で20℃、出口で350±3℃。
ストリップ滞留時間: 0.5s。
この段階に際して、KT=0.031゜・温度保持段階
: 装置600と類似の要素を使用。公称加熱出カニ30k
W、赤外線カメラにより出口で積層温度調整。
ガス3の性質:純粋水素、J=2mm。
ストリップ温度:入口と出口で350±3℃に保持され
る。
ストリップ滞留時間: 2−5s。
この段階においては+  KT=0.048゜前記の8
処理の終了時に得られたストリップは下記の特性を有す
る: 炭素含有量: o、a%;積C%×○%= 16.6 
X 10−’:引っ張り破断抵抗: 2630 MPa
。伸び: 5.3%。
好ましくはマルテンサイト組織を得るために炭素鋼を処
理する場合、下記の式を得る:0.01≦KT≦0.1 実」1倒−一旦 7この実施例は、溶融亜鉛浴の中での急冷によって亜鉛
メンキする前に錆ストリップを加熱する処理にある。こ
の予熱処理は公称加熱出力1300kWの装置600に
よって実施される。層のサイズ:厚さE: 2mmt 
 @L: 100100OJ=O−4mmsストリップ
の繰り出し速度: 0.2m/s 、 fit#温度:
入口:25℃、出口:620±3℃;使用ガス:純枠水
素。
ストリップ滞留時間: 3.25s。
この実施例において、KT=3.81゜好ましくは、亜
鉛メッキ前の予熱のため下記とする。
1≦KT≦10 実」(例−一生 この実施例は、加熱処理と2冷却処理とによって綱スト
リップをパーライト化処理するにある。
ストリップの鋼の組成: C:0.80%; Mn:0
.69%;Si:0.21%; S:0−025%; 
P:0.018%;^l:0.081%; Ca:0.
044%;  Cr:0.059%;  Ni:0.0
15ストリツプのサイズ:厚さE=2 mm;Itif
iL:300mm;繰り出だし速度: 0.5m/s ストリップ処理装置は3部分、すなわち加熱部と2冷却
部とを含み、これらの特性は下記である。
−加熱部 この処理においてはオーステナイト化を実施する。前記
の装置600を使用する。この要素の公称加熱出力は1
700KWである。ガス3の性質:純粋水素、J : 
0.25mra、ストリyプi11度: 入口20℃、
出口980℃±3℃、加熱部中のストリップの滞留時間
=55、この処理について、KT=2.38゜−第1冷
却部 ケーシング2の画側に、リブを備え5枚のそらせ板21
を備えた装置400と類似の直列に配置された2つの要
素を使用する。
水の全流量:301/s、ガス3の性質:純粋水素、J
=0.3mm、ストリップ滞留時間8秒において入口の
ストリップの温度=980℃、出口のストリップ温度:
250℃。
この冷却部において、KT=2.86゜−第2冷却部 この冷却部は、公知のように水槽を使用し、その中にス
トリップを浸漬する。これにより、ストリップは常温に
威される。
この処理全体によって得られたストリップは下記の特性
を有する: 鋼組成:パーライト100%。
引っ張り破断応カニ 1150 MPa、破断伸びニア
%。
好ましくは、このようなパーライト化において。
好ましくは下記の式が得られるように実施される。
1≦KT≦8 前記のすべての実施例において、本発明は下記の利点を
有する。
一実施の簡単さ、 −m整の柔軟性、この故に同一のプラントで種々の厚さ
のストリップを処理する事ができる。
−投資コストと運転コストが低い、これは強制循環がな
いので、コンプレフサまたはタービンを使用せず、また
金属または溶融塩の使用が避けられるからである。
一金属または溶融塩を使用しないので、衛生上のすべて
の問題が避けられ、また処理後のストリップの浄化の必
要がない。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。特に、本
発明は多数ウェブのストリップを同時に処理する場合を
含む。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の縦断面図、第2図は第1図
のII−II線に沿った断面図、第3図は本発明による
他の装置の横断面図、第4図は本発明によるさらに他の
装置の縦断面図、第5図はリブを備えた本発明の他の装
置の一部の平面図、第6図は第5図の装置のリブ部分の
一部の縦断面図、第7図は本発明による他の装置の一部
の平面図、第8図は本発明よの他の装置の第9図のVI
II−VIII線に沿った縦断面図、また第9図は第8
図の装置の一部の平面図である。 100.200,400,500,800.、、熱処理
装置、  1.、、ストリップ、200.ケーシング、
3.・・ガス、4・・・流体・5゛1.スリーブ、86
6.案内部材、12.、、回転軸、20.、。 リブ、21.、、そらせ板、30.、、セラミックス板
、3110.グループ、32.、、電気抵抗、Foo、
ストリップの方向、F4.、、流体方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実際上強制循環されないガスを収容したケーシング
    の中に金属ストリップを通過させ、前記ストリップと前
    記ケーシングの壁体との間において前記ケーシング中の
    ガスを介して伝熱が実施される段階と、 実施される熱処理に対応して下記の式によつて定義され
    る係数KTが選定され、 KT=J/C×E^2 ここに、Jはストリップとケーシングとの間のガス層の
    ミリメートル厚さ、Eはストリップのミリメートル厚さ
    、またCは600℃で特定されたガスの伝熱係数、ワッ
    ト.m^−^1・°K^−^1とする段階とを含む事を
    特徴とする少なくとも1つの金属ストリップの熱処理法
    。 2、関係式0.2mm≦J≦2mmとする事を特徴とす
    る請求項1に記載の方法。 3、関係式0.01≦KT≦100とする事を特徴とす
    る請求項1または2に記載の方法。 4、銅ストリップの処理を実施する事を特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の方法。 5、式4≦KT≦100をもつてフェライトとベイナイ
    トの2相銅ストリップを製造する事を特徴とする請求項
    4に記載の方法。 6、式0.01≦KT≦0.1をもってマルテンサイト
    組織の銅ストリップを製造する事を特徴とする請求項4
    に記載の方法。 7、0.4乃至0.9%の炭素含有量を得るように浸炭
    処理を実施する事を特徴とする請求項6に記載の方法。 8、式1≦KT≦10をもって、銅ストリップの亜鉛メ
    ッキ処理を実施する前に予熱処理を実施する事を特徴と
    する請求項4に記載の方法。 9、式1≦KT≦8をもって、パーライト化処理を実施
    する事を特徴とする請求項4に記載の方法。 10、 (a)実際上強制循環されないガスを収容した少なくと
    も1つのケーシングと、前記ケーシングの中に少なくと
    も1つの金属ストリップを通過させる手段とを含み、 (b)前記装置は、前記金属ストリップと前記ケーシン
    グの壁体との間に前記ケーシング中のガスを介して伝熱
    作用が生じるように構成され、実施される熱処理に対応
    して下記の式によって定義される係数KTが選定され、 KT=J/C×E^2 ここに、Jはストリップとケーシングとの間のガス層の
    ミリメートル厚さ、Eはストリップのミリメートル厚さ
    、またCは600℃で特定されたガスの伝熱係数、ワッ
    ト.m^−^1・°K^−^1とする事を特徴とする少
    なくとも1つの金属ストリップの熱処理装置。 11、関係式0.2mm≦J≦2mmとする事を特徴と
    する請求項10に記載の装置。 12、関係式0.01≦KT≦100とする事を特徴と
    する請求項10または11に記載の方法。 13、Jを変動させる手段を含む事を特徴とする請求項
    10乃至12のいずれかに記載の方法。 14、前記ケーシングの壁体と接触する少なくとも1つ
    の電気抵抗を含む事を特徴とする請求項10乃至13の
    いずれかに記載の方法。 15、前記ケーシングの外部に伝熱流体を循環させる手
    段を含む事を特徴とする請求項10乃至14のいずれか
    に記載の方法。 16、請求項1乃至9のいずれかに記載の方法によつて
    得られた金属ストリップ。 17、請求項10乃至15のいずれかに記載の装置によ
    つて得られた金属ストリップ。
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