JP4115622B2 - 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 - Google Patents
溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4115622B2 JP4115622B2 JP11463299A JP11463299A JP4115622B2 JP 4115622 B2 JP4115622 B2 JP 4115622B2 JP 11463299 A JP11463299 A JP 11463299A JP 11463299 A JP11463299 A JP 11463299A JP 4115622 B2 JP4115622 B2 JP 4115622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- annealing furnace
- zone
- furnace
- steel wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤ送給性の優れた溶接用鋼ワイヤを製造するための溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
溶接用鋼ワイヤを製造する一般的な方法は、▲1▼熱延鋼線材(原線)のスケールを除去する工程、▲2▼2〜5mm径までローラダイスあるいは孔型ダイスで伸線する工程(一次伸線)、▲3▼焼鈍工程、▲4▼酸洗工程、▲5▼めっき工程、▲6▼最終サイズ径まで伸線する工程(仕上げ伸線)、▲7▼スプール巻またはペイルパックに装填する巻取り工程によって行われる。
これらの方法によって製造された溶接用鋼ワイヤは、溶接の自動化、溶接ロボットの普及やコンジットケーブルの長尺化等に伴って、ワイヤの送給性および溶接作業性の向上要求が一層高まっている。
【0003】
長さ6〜20mの長尺のコンジットケーブルを使用し、かつ狭隘な現場での溶接においては、コンジットケーブルをS字あるいはJ字状に曲げて使用されることが多々ある。この場合、コンジットケーブル内のコンジットチューブと内部を通過するワイヤとの接触摩擦部が増えて送給抵抗が増加し、また、ワイヤ送給ローラで溶接ワイヤがスリップしてワイヤ送給性が悪くなる。そのため、特公昭63−21595号公報のように、ワイヤの表面に亀裂により生じた横溝(線状の亀裂)が分布し、該ワイヤ表面に液体潤滑剤を有する送給性の優れた溶接用鋼ワイヤが開示されいる。
しかし、特公昭63−21595号公報の方式にあっては、焼鈍工程▲3▼がバッチ式であるため連続生産できず、生産能率が悪くコスト高になる。
【0004】
焼鈍工程▲3▼を連続化してワイヤ送給性の優れた溶接用鋼ワイヤを製造する方法が、特公平3−16237号公報で提案されている。図4に該公報記載の連続焼鈍炉を示す。焼鈍炉(32)は、その入口側から炭酸塩水溶液塗布室(33)、乾燥室(34)、焼鈍室(35)、そして出口側の水冷室(41)から構成されている。
焼鈍室(35)には、焼鈍炉(32)内に雰囲気ガスを供給するガス供給パイプ(36)、排出するガス排出パイプ(37)、圧力計(38)、炉外大気への雰囲気ガス排出パイプ(39)が配置されている。
【0005】
前記連続焼鈍炉を用いて溶接用ワイヤの焼鈍を行うに際し、まず焼鈍開始前に雰囲気ガス供給パイプ(36)から不活性ガスを焼鈍室(35)内に供給して初期雰囲気を作り、ガス供給バルブ(36)を閉める。炉内雰囲気は所定の温度に保持されており、炉内圧力は圧力計(38)の指示により開閉する電磁バルブを有する排出パイプ(39)によって適宜ガスが排出される。
【0006】
このような構成の焼鈍炉(32)を用いた送給性の優れた溶接用鋼ワイヤの焼鈍は、所定径に伸線されたワイヤをコイラー(図示せず)でループ状にして、チェーンコンベア(22)で横置き搬送される。次いで、炭酸塩水溶液塗布室(33)で、ワイヤ表層部の粒界酸化促進剤の炭酸塩水溶液(42)をループ状ワイヤの上方から散布してワイヤ表面に塗布して、ローラコンベア(40)で乾燥室(34)に搬送した後に水分を取る。また、炭酸塩水溶液(42)を散布することによって形成される液カーテンで、焼鈍炉内雰囲気ガスを炉外大気と遮断している。
【0007】
次に、焼鈍室(35)で所定の温度で焼鈍されワイヤ表層部に粒界酸化層を形成した後、水冷室(41)で水(43)を上方から散布してワイヤを冷却し、次の酸洗、めっきおよび仕上げ伸線工程へ搬送されて溶接用鋼ワイヤが製造される。
なお、水冷室(41)で水(43)を散布することによって形成される水のカーテンで、焼鈍炉内雰囲気ガスを炉外大気と遮断している。
【0008】
しかし、前述の特公平3−16237号公報に提案されている連続焼鈍炉(32)では、雰囲気ガスをガス供給パイプ(36)から常温のまま直接焼鈍室(35)へ供給しているため、焼鈍室(35)の温度コントロールが困難となり、製品ワイヤ表面に線状の亀裂が均一に生成されない場合がある。またエネルギーコストが高くなる。さらに、焼鈍室(35)で焼鈍されたワイヤは、高温のままの状態で水冷室(41)の水(43)散布によって急冷される。したがって、ワイヤが焼き入れされて硬くなって仕上げ伸線工程で断線する場合もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ワイヤ送給性の優れた溶接用鋼ワイヤを高能率に製造することを第1の目的とし、溶接用鋼ワイヤ表面に線状の亀裂を均一に生成させることを第2の目的とし、エネルギーコストを低くすることを第3の目的とし、後工程の仕上げ伸線工程で断線を生じさせないようにすることを第4の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉は、焼鈍炉(1)は底部にループ状ワイヤ(2)を搬送するコンベア(22)を設けたトンネル炉で、該焼鈍炉(1)の入口および出口は液体シャワー(10,12)による遮蔽構造とし、前記焼鈍炉(1)の入口と出口との間は入口から順次加熱帯(5)、均熱帯(6)、除冷帯(7)および急冷帯(8)で構成し、加熱帯(5)および均熱帯(6)には炉内加熱手段(14)を設け、除冷帯 (7) は焼鈍炉内雰囲気ガスの予熱用ガス管 (17) を設ける。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を参考までに付記した。以下も同様である。
本発明は上記構成により、製造ラインを連続化でき、高能率に溶接用鋼ワイヤを製造できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
前記加熱帯(5) および均熱帯(6) は、焼鈍炉内雰囲気ガスを置換できるガス供給口(18,19) を設けている。これにより、ワイヤ表層の鉄酸化物(FeO、Fe3 O5 )の皮膜(外部酸化層)の生成が少なく、次工程の酸洗が容易でめっき付着性も良好であり、生産性が向上する。
【0012】
徐冷帯(7) は、焼鈍炉内雰囲気ガスの予熱用のガス管(17)を設けている。これにより、徐冷帯(7) で加熱帯(5) および均熱帯(6) に供給する焼鈍炉内雰囲気ガスが予熱されて供給されるので、加熱帯(5) および均熱帯(6) の温度コントロールが容易となり、ワイヤ表層部の粒界酸化層を均一に形成することができる。したがって、仕上げ伸線後のワイヤ表面に線状の亀裂を均一に生成することができ、溶接時のワイヤ送給性が極めて良好となる。
また、徐冷帯(7) の雰囲気温度を下げることができるので、ワイヤ温度を徐々に下げることができる。
【0013】
急冷帯(8) は、鋼ワイヤ急冷用の冷却ガス供給口(29)を設けている。これにより、徐冷帯(7) で徐々に冷却されていたワイヤは急冷され低温となるので、次工程の水冷室(9) での液体シャワー(12)によるワイヤへの焼きが入らず軟らかいため、仕上げ伸線で断線が生じることがない。さらに、焼鈍炉の長さを短くできる。
【0014】
入口側液体シャワー(10)はワイヤ表面処理剤を含む液体である。これにより、加熱帯(5) で水分を取った後に残留したワイヤ表面処理剤が、均熱帯(6) でワイヤ表面の粒界酸化層生成の触媒として働き、ワイヤ表面に均一に粒界酸化層を形成する。したがって、仕上げ伸線後のワイヤ表面に線状の亀裂を均一に生成することができ、溶接時のワイヤ送給性が極めて良好となる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例で説明する。
【0015】
【実施例】
図1に本発明の一実施例を示す。図において焼鈍炉(1) は、基礎(24)に設けられた架台(25)の上に、底部にループ状ワイヤ(2) を搬送するコンベア(22)を設けたトンネル炉で、焼鈍炉(1) 入口から液体シャワー室(4) 、加熱帯(5) 、均熱帯(6) 、徐冷帯(7) 、急冷帯(8) および水冷室(9) から構成されている。
焼鈍の前工程は、熱延原線を酸洗および1次伸線(図示せず)した後、コイラー(3) でワイヤ(2) をループ状にしてコンベア(22)で焼鈍炉(1) 内へ搬送する。
【0016】
焼鈍炉(1) 入口の液体シャワー室(4) には、金属炭酸塩等の表面処理剤を含む液体の受け槽(11)およびシャワー液調整器(13)が設けられており、液体の受け槽(11)には上方向に表面処理剤を含む液体を噴出させる装置、シャワー液調整器(13)には入口側液体シャワー(10)によって表面処理剤を含む液体を散液する量を調整する機構を備えている。これらによってワイヤ(2) 表面に均一に表面処理剤を含む液体を均一に塗布する。また、入口側液体シャワー(10)によって形成される液カーテンにより、焼鈍炉内を炉外大気と遮蔽する。
また、液体シャワー室(4) 下流には、焼鈍炉内雰囲気ガス排気用の排気ダクト(20)が設けられている。
【0017】
続いて加熱帯(5) 、均熱帯(6) には複数の炉内加熱用のバーナ(14)が設けられており、炉内を搬送されるワイヤ(2) を加熱して所定の温度(約600〜900℃)および時間(約3〜15分)焼鈍する。
炉内雰囲気ガスは非酸化性のガスを使用するが、ランニングコスト、安全性から窒素ガスを用いるのが好ましい。窒素ガスは窒素貯槽タンク(15)から配管(16)を通って、徐冷帯(7) に導かれフィン付き冷却チューブ(17)内で約150℃に予熱され、加熱帯(5) および均熱帯(6) へガス供給口(18,19) から炉内へと供給される。これによって、焼鈍されるワイヤ表面の外部酸化層が少なくなると共に、加熱帯(5) および均熱帯(6) の温度コントロールが容易となって、ワイヤ表層部の粒界酸化層を均一に形成することができる。
【0018】
徐冷帯(7) で窒素ガスはフィン付き冷却チューブ(17)を介して予熱されるが、徐冷帯(7) の雰囲気温度はフィン付き冷却チューブ(17)内の窒素ガスによって冷却される。これによって、ワイヤ(2) は徐々に冷却される。
【0019】
図1に示す急冷帯(8) のA−A断面図を図2に示す。急冷帯(8) では、炉内雰囲気ガスを、ガスの吸込み口(30)から循環ファン(31)で吸引して、循環用ダクト(26)から熱交換器(28)に送り、炉内雰囲気ガスを冷却した後循環用ダクト(27)を通り、冷却ガス供給口(29)からワイヤ(2) のループ重なり部両端に吹付けられる。炉内雰囲気ガスを循環させているので、炉外大気とは完全に遮断されている。これによって、冷却されにくいワイヤの重なり部も含め約200℃までワイヤ(2) が均一に冷却され、ワイヤ(2) への焼きが入らず仕上げ伸線で断線が生じない。
【0020】
水冷室(9) では液体(水)シャワー(12)が上方向より散水され、ワイヤ(2) を冷却するとともに、散水によって形成される水カーテンにより炉内を炉外大気と遮蔽する。更に、液体シャワー(12)の上流位置には炉内雰囲気ガス排気用の排気ダクト(21)が設けられている。
【0021】
図3に、焼鈍されるワイヤのヒートパターンの一例を示す。コイラーでループ状にされたワイヤ(2) は、液体シャワー室5にて表面処理剤を塗布された後、約40℃で加熱帯(5) へ搬送される。加熱帯(5) では4分間で800℃まで加熱される。その後、均熱帯(6) で800℃に保たれたまま、5分間の焼鈍時間を経て、徐冷帯(7) に搬送され3分間で600℃に冷却される。続いて急冷帯(8) で均一に200℃まで1分程度で冷却される。最後に水冷室(9) で水冷され焼鈍工程が完了する。
【0022】
焼鈍されたワイヤ(2) はコンベア(22)で次工程の酸洗工程(23)へ搬送され、めっき後、仕上げ伸線でワイヤ表面に線状の亀裂を均一に生成し、送給性の優れた溶接用鋼ワイヤとなる。
なお、本発明の溶接用ワイヤの連続焼鈍炉は、入口側液体シャワー(10)と出口側液体シャワー(12)による遮蔽を行わず、炉内雰囲気を大気とした焼鈍にも適用できる。
【0023】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉によれば、ワイヤ送給性の優れた溶接用鋼ワイヤを低コスト、高能率に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉の一実施例を示す。
【図2】図1のA−A断面を示す。
【図3】本発明の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉を用いて焼鈍した場合のヒートパターンの一例を示す。
【図4】従来の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉を示す。
【符号の説明】
1,32:焼鈍炉 2:ワイヤ
3:コイラー 4:液体シャワー室
5:加熱帯 6:均熱帯
7:徐冷帯 8:急冷帯
9:水冷室 10:入口側の液体シャワー
11:液体の受け槽 12:出口側の液体シャワー
13:シャワー液調整器 14:炉内加熱手段(バーナー)
15:窒素貯槽タンク 16:配管
17:予熱用のガス管(フィン付き冷却チューブ)
18,19:ガス供給口 20,21:排気ダクト
22:コンベア 23:酸洗工程
24:基礎 25:架台
26,27:循環用ダクト 28:熱交換機
29:冷却ガス供給口 30:ガス吸い込み口
31:循環ファン 33:炭酸塩水溶液塗布量
34:乾燥室 35:焼鈍室
36:雰囲気ガス供給パイプ 37:ガス排出パイプ
38:圧力計 39:排出パイプ
40:ローラコンベア 41:水冷室
Claims (4)
- 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉において、焼鈍炉は底部にループ状ワイヤを搬送するコンベアを設けたトンネル炉で、該焼鈍炉の入口および出口は液体シャワーによる遮蔽構造とし、前記焼鈍炉の入口と出口との間は入口から順次加熱帯、均熱帯、除冷帯および急冷帯で構成し、加熱帯および均熱帯には炉内加熱手段を設け、除冷帯は焼鈍炉内雰囲気ガスの予熱用ガス管が設けられていることを特徴とする溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉。
- 加熱帯および均熱帯は焼鈍炉内雰囲気ガスを置換できるガス供給口を設けたことを特徴とする請求項1記載の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉。
- 急冷帯は炉内雰囲気ガスの吸込み口および該雰囲気ガスを循環させて鋼ワイヤ急冷用の冷却ガス供給口を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉。
- 入口側液体シャワーはワイヤ表面処理剤を含む液体であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11463299A JP4115622B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11463299A JP4115622B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000309826A JP2000309826A (ja) | 2000-11-07 |
JP4115622B2 true JP4115622B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=14642704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11463299A Expired - Lifetime JP4115622B2 (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4115622B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102758070A (zh) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | 宝山钢铁股份有限公司 | 板带钢在退火过程中改善板形的生产方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2479553B (en) | 2010-04-14 | 2012-07-18 | Afc Holcroft | Aluminium brazing |
TR201810002T4 (tr) * | 2010-12-23 | 2018-08-27 | Bekaert Sa Nv | Bir çelik telin sürekli olarak üretilmesine yönelik proses ve teçhizat. |
WO2014115190A1 (ja) * | 2013-01-28 | 2014-07-31 | Jfeスチール株式会社 | 連続熱処理炉の炉内雰囲気調整方法 |
TWI470085B (zh) * | 2013-02-01 | 2015-01-21 | Jfe Steel Corp | 連續退火爐的爐內環境氣氛調整方法 |
CN104775019B (zh) * | 2015-04-09 | 2017-06-16 | 北京首钢冷轧薄板有限公司 | 一种用于连续退火炉冷却段氧含量自动检测的控制系统 |
CN110438304B (zh) * | 2019-08-06 | 2024-04-12 | 诸暨市海纳特钢有限公司 | 弹簧钢丝去应力退火生产系统及方法 |
CN113667816B (zh) * | 2021-08-18 | 2023-03-14 | 中天钢铁集团有限公司 | 一种干壁钉钢半成品钢丝的退火工艺 |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11463299A patent/JP4115622B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102758070A (zh) * | 2011-04-28 | 2012-10-31 | 宝山钢铁股份有限公司 | 板带钢在退火过程中改善板形的生产方法 |
CN102758070B (zh) * | 2011-04-28 | 2014-01-22 | 宝山钢铁股份有限公司 | 板带钢在退火过程中改善板形的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000309826A (ja) | 2000-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11193181B2 (en) | Method and apparatus for continuous thermal treatment of a steel strip | |
EP2806043A1 (en) | Steel strip continuous annealing furnace and continuous annealing method | |
JP5130733B2 (ja) | 連続焼鈍設備 | |
KR101624351B1 (ko) | 연속 열처리로 | |
JP4115622B2 (ja) | 溶接用鋼ワイヤの連続焼鈍炉 | |
US11193182B2 (en) | Method and furnace installation for heat treating metal strip | |
KR100221789B1 (ko) | 냉연 강판의 연속 소둔 방법 및 설비 | |
CN108866286B (zh) | 无取向电工钢的生产工艺 | |
JP6583638B2 (ja) | アルミニウムシリコンを鋼板表面内に拡散する技術 | |
JP2019210549A (ja) | 鋼板の冷却方法、鋼板の冷却装置および鋼板の製造方法 | |
JPS6356291B2 (ja) | ||
JP2006144104A (ja) | 溶融亜鉛メッキ用鋼板の連続焼鈍装置及び連続焼鈍方法 | |
JP2006307296A (ja) | 金属帯の連続熱処理方法および横型連続熱処理炉 | |
JPH0734139A (ja) | 脱スケール性を改善する連続熱処理装置 | |
TW200414942A (en) | Method and device for the continuous production of metallic strips | |
JP3302265B2 (ja) | 亜鉛−鉄合金化溶融めっき鋼板の製造方法 | |
JPH0643611B2 (ja) | 連続ラインにおける高珪素鋼帯の製造方法 | |
JPH07173545A (ja) | 金属帯の連続熱処理装置および連続熱処理方法 | |
JP2000280088A (ja) | ガスシールドアーク溶接用鋼ワイヤの製造方法 | |
JPH1046232A (ja) | 連続熱処理方法および装置 | |
US20230014843A1 (en) | Device and method for heat treatment of steels, including a wet cooling | |
JP2549968B2 (ja) | めっき付き高抗張力スチールワイヤの製造法 | |
JPS60255932A (ja) | 金属帯冷却装置 | |
JP2006144032A (ja) | 鋼線の伸線・熱処理方法 | |
JPS63169322A (ja) | 連続熱処理炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080415 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080416 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |