JPH0361213A - 氷の搬送方法 - Google Patents

氷の搬送方法

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JPH0361213A
JPH0361213A JP1195664A JP19566489A JPH0361213A JP H0361213 A JPH0361213 A JP H0361213A JP 1195664 A JP1195664 A JP 1195664A JP 19566489 A JP19566489 A JP 19566489A JP H0361213 A JPH0361213 A JP H0361213A
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ice
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ice water
water flow
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Junichi Aizawa
旬一 相沢
Taiji Ono
大野 泰司
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Mayekawa Manufacturing Co
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Mayekawa Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はシャーベット状の氷または砕いた氷の冷却力を
利用する熱交換器等に該氷を水を用いて搬送する方法に
関する。
(従来の技術) シャーベット状の氷または砕いた氷を熱交換装置等に搬
送するには水により行なうことが一般的であるが、シャ
ーベット状の氷または砕いた氷と、それらを搬送する水
との比重が相違するため、氷水流方向に直角な配管の断
面及び配管の軸を含む断面で見ると、第10図に示すよ
うに氷が配管内の上方部分に集合し偏在するようになる
ことを免れなかった。
このため、配管の途中に■氷の閉塞が生じ易い、■主配
管から分岐して各分岐管内へ流入させるに際し、分岐管
間に分配される氷の量にばらつきを生ずる、■配管内の
上壁面近傍に氷が密集するため搬送に際して圧力損失が
大きい、■氷と水の流速差が大きい等の問題点があった
(発明が解決しようとする課題) 従来技術には前記のように種々の問題点が存在していた
が、本発明は氷水流に旋回力を与えることにより前記問
題点を除去する搬送方向を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のシャーベット状の氷または砕いた氷を水により
搬送する方法は、前記の目的を達成するために、配管内
の適所に設けた旋回力付与手段により該配管内を流れる
氷水流に、その氷水流の流速を利用して旋回力を与える
ことにより構成される。
(作用) シャーベット状の氷または砕いた氷を水を用いて配管内
を搬送する際、適宜の手段により氷水流の流速を利用し
て該氷水流に旋回力を与えると、氷と水との比重差によ
り氷は配管の中心に寄せられるので配管内における氷の
分布が均一化され、氷が配管内壁面に接触しにくくなり
、このため氷の閉塞が生ぜず、分岐の際に各分岐管へ流
れる氷の量のばらつきが少くまた、搬送にょる圧力損失
が小さくなり、氷と水の流速差が小さくなる。
(実施例) 第1図は本発明の方法を実施するための装置の一実施例
であって、図において、1はシャーベット状の氷または
砕いた氷を水を用いて搬送するための配管、2はこの配
管の氷水流を旋回させるために設ける旋回具であって、
旋回具2は固定杆3により配管1に固定される。固定杆
3には上下に羽根4.5が取付けられる。羽根4,5は
金属またはゴムのような腰のある材料で製作され、管軸
6の方向にlの長さを有し、また配管1の管軸6方向か
らθだけ傾く方向、すなわち管軸6を挟んで互いに20
の角度だけ開く方向に延びて設置されているっ 配管1内を図示のように左側から矢印7のように氷水流
が流動する場合、氷水流は羽根4,5に当って矢印8.
8の方向へ流動の方向を変えられるので全体として左回
り旋回力が与えられる。
この旋回の結果、第2図に示すように氷と水との比重差
に基いて配管1の中央部に集められるように氷が移動す
る。その結果、配管1の内壁面と氷との接触による圧力
損失が小さくなる。
第3図はこの旋回具2の斜視図であって、上下に配置さ
れる羽根4,5は管軸6に対しそれぞれ角度θだけ傾け
られ、配管1内の内壁面に接するところにそれぞれ折返
しの縁部1oを有している。
第4図は本発明の方法を実施するための装置の他の実施
例であって、固定杆】1に上下に羽根12゜13が取付
けられるが、この場合、羽根j2と羽根13とは配管1
の中央部分で互いに一部分が重ね合せられるように形成
され、両羽根12.13の前記重ね合せ部分に両羽根1
2.13が互いに適宜の角度2θを保つように両者間に
スプリング14を介在させている。このようにして上下
方向の羽根12.13によって第1の実施例と同様に氷
水流に旋回力を与えることができる。
前記の第1及び第2の実施例のような旋回具を用いて氷
水流に旋回力が与えられるのであるが、該旋回力は氷水
流の流動過程で次第に弱められるので、第5図に示すよ
うに旋回具2を管軸方向に適宜の間隔りを置いて設置し
なければならない。
配管1はフランジによって連結構成されるので、配管1
の各フランジ部17に旋回具2をそれぞれ設け、各旋回
具2によって氷水流に与えられる旋回力が次位の旋回具
2のところまで持続するように設計するのがよい。例え
ば、配管1の内径44IIIII+1フランジ間の距離
1mの場合に、流量を配管断面積で除した平均流速値0
.14m 1secで氷水流を流すとすれば、第1の実
施例において羽根4゜5の長さlが配管1の内径の60
%で管軸6からの角度θが20°程度になるようにすれ
ばよい。
氷水流の流速の変化に対応して羽根の角度θは変えなけ
ればならない。すなわち、流速の小さいときは角度θを
大きくし、流速の大きいときは角度θを小さくして、必
要とする距離の間、氷水流に旋回が持続するようにする
第1の実施例のように羽根4,5を腰のある材料で製作
すれば、氷水流の流速が大きいときは角度θは自動的に
小さくなり、逆に流速が小さいときは角度θは自動的に
大きくなる。
また第2の実施例のように羽根12. 13間に圧縮ス
プリング14を介在させれば、第1の実施例の場合と同
様に流速の大または小に応じて角度θが自動的に小また
は大と変化する。
第6図ないし第9図は本発明の方法を実施するための旋
回具の他の実施例である。
第6図は配管1内にねじり板を設置して氷水流に旋回力
を与える実施例である。
第7図は、氷水流の流量を調節しつつ旋回力をも与えら
れるようにしたバタフライ弁21からなる実施例であっ
て、抜弁21には非表面の一部に図のように凸部22を
形成することにより氷水流に矢印24の方向の旋回力が
与えられる。23はバタフライ弁21の弁軸である。
第8図は、配管が地下から地上へ向って設置されている
場合などに、氷水流の搬送を停止した後に配管1内にお
ける逆流を防ぐことができる逆止弁25からなる実施例
であって、抜弁25の非表面の一部に凸部22を形成す
ることにより、氷水流に矢印27の方向の旋回力が与え
られる。26は弁軸であり抜弁は弁軸26を中心にして
開閉する2個の部分から構成されている。
第9図は氷水流の逆流を防ぐと同時に、氷水流の流速に
応じて旋回力が調節できるバタフライ弁28からなる実
施例であって、抜弁28の弁軸29は偏心位置に設けら
れ、非表面の一部には凸部22が形成され、凸部22を
形成した非表面と反対側の弁裏面には錘り30が取付け
られている。図面で矢印31の方向から搬送される氷水
流はバタフライ弁28にあたった際に、その凸部22に
より矢印32のような旋回力が与えられるので結局、配
管1内において氷水流は全体として矢印33の方向に旋
回力を与えられることになる。
以上、本発明の方法を・実施例するための旋回具につい
て種々の実施例について説明してきたが、これらの旋回
具を配管系統内の次のような箇所に使用することによっ
ても氷水流の搬送上有益である。
すなわち、配管系統内にエルボが存在するとき、分岐管
が存在するとき、配管流路断面に縮少や拡大が存在する
とき、配管系統中に弁、流量計やポンプ等が設置される
とき等には、氷の閉塞が発生し易い。このような場合、
氷閉塞の発生箇所の配管直径程度の上流に前記の旋回具
を設けることにより、氷水流に旋回力が与えられて氷水
流内の氷の分布を均一化することにより前記配管系統の
条件の変化に対しても氷の閉塞を避けることができる。
〔発明の効果〕
シャーベット状の氷または砕いた氷を水を用いて配管内
を搬送するとき、配管内に適宜の旋回具が設置しである
ので、流速を有する氷水流がそれにあたって流動方向を
変えられて旋回力が与えられ、この旋回力の作用で、水
と氷の比重差に基いて氷水流方向に対し直角な配管断面
における氷の分布が均一化され、それによ従来技術のよ
うな諸欠陥が容易に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する際に用いられる旋回具
の第1実施例であって(0は側面図、(b)は上面図、
(C)は断面図、第2図は本発明の方法を実施した場合
における氷水流中の氷の分布状態を示す説明図、第3図
は第1実施例の斜視図、第4図は本発明の方法を実施す
る際に用いられる旋回具の第2実施例で、(0は側面図
、(b)は上面図、(c)は断面図、第5図は本発明の
方法の実施に用いる旋回具を設置する場合についての説
明図、第6図ないし第9図は本発明の方法を実施する際
に用いられる旋回具の第3ないし第6実施例であって、
第7図ないし第9図において(1)は側面図、(b)は
上面図、(C)は断面図をそれぞれ示すものである。象
た。’1510困喀咲^旬である。 1・・配管、2・・旋回力付与手段としての旋回具。 Cb) (b) (b) 1ミヨ」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャーベット状の氷または砕いた氷を水を用いて
    配管内を搬送するに際し、該配管内の適所に設けた旋回
    力付与手段により、氷水流の流速を利用して該氷水流に
    旋回力を与えることにより、氷水流方向に対し直角な前
    記配管の断面において前記氷が均一に分布するようにさ
    せることを特徴とするシャーベット状の氷または砕いた
    氷を水により搬送する方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003014260A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Shimizu Corp 氷水搬送システム
CN103134253A (zh) * 2013-03-27 2013-06-05 任俊 一种蓄冰槽中的刮冰装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51153993U (ja) * 1975-06-02 1976-12-08
JPS58104997A (ja) * 1981-12-17 1983-06-22 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 微粉炭の配管造粒方法とその装置

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