JPH067755A - 管内のブロー法 - Google Patents
管内のブロー法Info
- Publication number
- JPH067755A JPH067755A JP4168908A JP16890892A JPH067755A JP H067755 A JPH067755 A JP H067755A JP 4168908 A JP4168908 A JP 4168908A JP 16890892 A JP16890892 A JP 16890892A JP H067755 A JPH067755 A JP H067755A
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- JP
- Japan
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- pipe
- steam
- water
- valve
- nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水や蒸気の注入による配管設備の管系内の洗
浄を小型のポンプを用いて行えるようにする。 【構成】 水や蒸気を注入する注入口を管系内の最も高
い位置に、排出口を最も低い位置に設け、位置エネルギ
ーを利用して水や蒸気による洗浄を行う。
浄を小型のポンプを用いて行えるようにする。 【構成】 水や蒸気を注入する注入口を管系内の最も高
い位置に、排出口を最も低い位置に設け、位置エネルギ
ーを利用して水や蒸気による洗浄を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管内に水や蒸気等を通
すことによって配管設備の管内を洗浄するブロー法に関
する。
すことによって配管設備の管内を洗浄するブロー法に関
する。
【０００２】
【従来技術】配管設備の管内の洗浄方法として知られる
ものにブロー法がある。この方法は一般に、上流側に設
けた注入口より水や蒸気等を注入し、下流の排出口より
排出することによって行われる。
ものにブロー法がある。この方法は一般に、上流側に設
けた注入口より水や蒸気等を注入し、下流の排出口より
排出することによって行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述する従来の方法で
は、管路が長く、かつ迂余曲折し、管路抵抗の大きなも
の程注入される水や蒸気等の加圧力を大きくする必要が
あり、大型のポンプを必要とする。排出される水や蒸気
等の速度や圧力が大で、保有エネルギーが大きくない
と、管内に被洗浄液が残留し易くなり、洗浄が十分に行
えない。しかも下流の排出口は必ずしも系の最下位置に
ある訳ではないため系内を十分に洗浄できなかった。ス
テンレス鋼を熱間圧延をする際、ロールとのメタルタッ
チを防ぐために用いられる潤滑剤のように、粘性が大で
あるものや比重の大なるものゝ場合ことにそうである。
したがってこの場合、更に大型のポンプを必要とする。
は、管路が長く、かつ迂余曲折し、管路抵抗の大きなも
の程注入される水や蒸気等の加圧力を大きくする必要が
あり、大型のポンプを必要とする。排出される水や蒸気
等の速度や圧力が大で、保有エネルギーが大きくない
と、管内に被洗浄液が残留し易くなり、洗浄が十分に行
えない。しかも下流の排出口は必ずしも系の最下位置に
ある訳ではないため系内を十分に洗浄できなかった。ス
テンレス鋼を熱間圧延をする際、ロールとのメタルタッ
チを防ぐために用いられる潤滑剤のように、粘性が大で
あるものや比重の大なるものゝ場合ことにそうである。
したがってこの場合、更に大型のポンプを必要とする。
【０００４】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、小型のポンプでもブロー法による洗浄が十分に行え
るようにしたものである。
で、小型のポンプでもブロー法による洗浄が十分に行え
るようにしたものである。
【０００５】
【課題の解決手段】本発明はそのため、洗浄される系内
の最も高い位置に注入口を、最も低い位置に排出口をそ
れぞれ設け、注入口より水や蒸気等を注入することによ
って系内の管を洗浄するようにしたものである。すなわ
ち本発明は、管内に水や蒸気等を注入することによって
配管設備の管系内に残留する高粘性液を洗浄するブロー
法において、洗浄される系内の最も高い位置に注入口
を、最も低い位置に排出口をそれぞれ設けたことを特徴
とするものである。
の最も高い位置に注入口を、最も低い位置に排出口をそ
れぞれ設け、注入口より水や蒸気等を注入することによ
って系内の管を洗浄するようにしたものである。すなわ
ち本発明は、管内に水や蒸気等を注入することによって
配管設備の管系内に残留する高粘性液を洗浄するブロー
法において、洗浄される系内の最も高い位置に注入口
を、最も低い位置に排出口をそれぞれ設けたことを特徴
とするものである。
【０００６】
【作用】管内に注入された水や蒸気等は、管内に残留す
る被洗浄液とともにその位置エネルギーを加え、すなわ
ち重力の作用が加わって排出口まで流れ、管内部に滞る
ことなく排出されるため系内の洗浄が十分に行える。ま
た系内に残留する被洗浄液が少なくなるため、ステンレ
ス鋼の圧延用潤滑剤のように、ノズルより噴射されるも
のでは、ノズルの閉塞も低減される。
る被洗浄液とともにその位置エネルギーを加え、すなわ
ち重力の作用が加わって排出口まで流れ、管内部に滞る
ことなく排出されるため系内の洗浄が十分に行える。ま
た系内に残留する被洗浄液が少なくなるため、ステンレ
ス鋼の圧延用潤滑剤のように、ノズルより噴射されるも
のでは、ノズルの閉塞も低減される。
【０００７】
【実施例】図は圧延用潤滑液の供給装置を示すもので、
タンク１内のステンレス鋼用の圧延用高粘性潤滑剤２が
ポンプ３によって吸い上げられ、供給管４内を送られて
ノズル５より噴射されるようになっている。供給管４の
最上位置には、分岐管６が接続され、分岐管６には更に
水の注入管７と蒸気の注入管８が接続されている。
タンク１内のステンレス鋼用の圧延用高粘性潤滑剤２が
ポンプ３によって吸い上げられ、供給管４内を送られて
ノズル５より噴射されるようになっている。供給管４の
最上位置には、分岐管６が接続され、分岐管６には更に
水の注入管７と蒸気の注入管８が接続されている。
【０００８】そして分岐管６には逆止弁９が、注入管７
及び８にはそれぞれ逆止弁11及び12とバルブ13及び14が
設けられている。供給管４にはまた最下位置にバルブ15
を備えたドレン16が設けられている。図中、17は電磁弁
である。供給管内のブロー時においては、電磁弁17をＯ
ＦＦにし、供給管４を閉じた状態にしてバルブ13或いは
14を開にし、かつバルブ15を開にする。すると、供給管
内に注入された水或いは蒸気が管内の圧延用高粘性潤滑
液を伴って重力の作用により流れ、ドレン16より排出さ
れる。
及び８にはそれぞれ逆止弁11及び12とバルブ13及び14が
設けられている。供給管４にはまた最下位置にバルブ15
を備えたドレン16が設けられている。図中、17は電磁弁
である。供給管内のブロー時においては、電磁弁17をＯ
ＦＦにし、供給管４を閉じた状態にしてバルブ13或いは
14を開にし、かつバルブ15を開にする。すると、供給管
内に注入された水或いは蒸気が管内の圧延用高粘性潤滑
液を伴って重力の作用により流れ、ドレン16より排出さ
れる。
【０００９】供給管４に注入された水或いは蒸気はま
た、その一部がノズル５よりも流出し、ノズル５に至る
供給管の洗浄を行う。
た、その一部がノズル５よりも流出し、ノズル５に至る
供給管の洗浄を行う。
【００１０】
【発明の効果】本発明のブロー法によれば、管内に注入
された水や、蒸気等が管内に残留する被洗浄液とともに
重力の作用に逆らうことなく排出口より流出するため系
内の洗浄が十分に行え、しかもそれらの排出には位置エ
ネルギーが利用されるためポンプを小型化することがで
きる。
された水や、蒸気等が管内に残留する被洗浄液とともに
重力の作用に逆らうことなく排出口より流出するため系
内の洗浄が十分に行え、しかもそれらの排出には位置エ
ネルギーが利用されるためポンプを小型化することがで
きる。
【００１１】また系内に残留する被洗浄液を少なくでき
るため被洗浄液がノズルより噴射されるような配管装置
では、ノズルの閉塞をも低減することができる。
るため被洗浄液がノズルより噴射されるような配管装置
では、ノズルの閉塞をも低減することができる。
【図１】 本発明方法で用いられる配管装置の概略図。 １・・タンク ３・・
ポンプ ６・・分岐管 ４・・
・供給管 ７、８・・注入管 13、14、
15・・バルブ 16・・ドレン 17・・
電磁弁
ポンプ ６・・分岐管 ４・・
・供給管 ７、８・・注入管 13、14、
15・・バルブ 16・・ドレン 17・・
電磁弁
Claims (1)
- 【請求項１】 管内に水や蒸気等を注入することによっ
て配管設備の管系内に残留する高粘性液を洗浄するブロ
ー法において、洗浄される系内の最も高い位置に注入口
を、最も低い位置に排出口をそれぞれ設けたことを特徴
とするブロー法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168908A JPH067755A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 管内のブロー法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4168908A JPH067755A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 管内のブロー法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH067755A true JPH067755A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=15876797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4168908A Withdrawn JPH067755A (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 管内のブロー法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH067755A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008221075A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 配管系内の洗浄方法 |
| CN104475464A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-04-01 | 重庆钢铁(集团)有限责任公司 | 一种不锈钢管油液清洗设备 |
| CN108698094A (zh) * | 2015-12-11 | 2018-10-23 | 艾迪宝克思公司 | 食品加工机清洁系统中的流动平衡 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP4168908A patent/JPH067755A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008221075A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Nippon Petroleum Refining Co Ltd | 配管系内の洗浄方法 |
| JP4729520B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2011-07-20 | Ｊｘ日鉱日石エネルギー株式会社 | 配管系内の洗浄方法 |
| CN104475464A (zh) * | 2014-11-10 | 2015-04-01 | 重庆钢铁(集团)有限责任公司 | 一种不锈钢管油液清洗设备 |
| CN104475464B (zh) * | 2014-11-10 | 2016-03-09 | 重庆钢铁(集团)有限责任公司 | 一种不锈钢管油液清洗设备 |
| CN108698094A (zh) * | 2015-12-11 | 2018-10-23 | 艾迪宝克思公司 | 食品加工机清洁系统中的流动平衡 |
| US11147291B2 (en) | 2015-12-11 | 2021-10-19 | Idea Boxx, Llc | Flow balancing in food processor cleaning system |
| CN108698094B (zh) * | 2015-12-11 | 2023-02-28 | 泰而勒商业食品服务有限公司 | 食品加工机清洁系统中的流动平衡 |
| CN116037580A (zh) * | 2015-12-11 | 2023-05-02 | 泰而勒商业食品服务有限公司 | 食品加工机清洁系统中的流动平衡 |
| US11712047B2 (en) | 2015-12-11 | 2023-08-01 | Taylor Commercial Foodservice, Llc | Flow balancing in food processor cleaning system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |