JPS62500112A - 高稠度繊維懸濁液の流れを分割及び結合する為の方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高稠度繊維懸濁液の流れを分割 及び結奇する為の方法及び装置 本発明は高稠度繊Ｗｌｌｉ’濁液の流れを分割および結合するための方法並びに 装置に関する。

バルブ産業は繊維懸濁液が容器またはパイプから連続的にまたは断続的に等しく 分割され或いは所要の様式でいくつかの異なる場所に、例えば貯蔵タンクから２ またはそ、九以上の処理装置に運ばわることを屡々必要とする。

１ヒ濁液の稠度が低い場合、即ち約５％迄である場合には何等問題を生じないが 、稠度がそれよりも高い場合には繊維と繊維の間には殆ど自由液体がなくて繊維 は状態が全く異なる繊維網を形成する。

７１３１度が高い場合１例えば日ないし１５％である場合には、繊維懸濁液は強 固な繊維網を形成して管路における繊維懸濁液の分割および結合は特別な手段な くしては屡′Ｉ不可能である。高稠度繊維懸濁液が管路の接合点に到達する場合 は、繊維網は強固すぎて分散できない。繊維網が管の一部にこびりつき、その結 果どして沈殿および管路の閉塞を生ずることがあり得る。管路の一つの分岐路が 使用されずに弁により閉鎖されているときは、弁に先行する管の部分は容易に閉 塞されて弁が開かれたときにも通じない。

強固な繊維網のために、分岐管からの高稠度のバルブの流れを１つの管路におい て結合することはできない。

特別な手段を設けなくては、繊維網がより小さい直径を有する２つの流れが、よ り大きい直径髪有する１つの流扛撃形成することを妨げることになる。

流れの分割および結合における−１−記の問題は、繊維間の結合が破壊されて懸 濁液の分割および結合を妨げる繊維網が存在しない乱流（ｔｕｒｂｕｌｅｎｔ　 ｆｌｏｗ）が作られるような剪断力（ｓｈｅａｒ　ｆｏｒｃｏ）の強い場に流れ をぎらすことにより避けられる。剪断力は接合点の形状寸法または回転子により 作ることができる。

本発明の目的は５ないし２０％の稠度（ＣＯＤ３ｊ、’Ａｆ、ＱｎＣｙ）を有す る繊維懸濁液の流れが調節された様式で分割、匪っ結合されることができる方法 および装置を提供することである。

繊維結合を粉砕するような乱流の使用は、例えばフィンランド特許第５１１１６ 号およびフィンランド特許出願第７８１０７１号において、以前に開示された。

これ等の刊行物のうち曲者はシー１へ成型装量に接続されたパルプ分配器を開示 し１分配器においては、流れは管の先細部分において加速され１次いで壁に高速 で衝突して流れを半径方向外方に衝突区域のまわりに配置された出口に向けさせ るようにされる。

刊行物のうち後者は容器からパルプを取出すための装置を開示し、装置において パルプ容器の出口に接続されたポンプは容器内に延在する回転子を備えている。

本発明の主な特徴は、繊維懸濁液を入口と出口を結合する空間内に流入するよう にし、その空間においてうす流（νｏｒｔｅｘ　ｆｌ、ｏｉｉ）　を生じさせ、 １Ｉｌｉ？！濁液が静止したポケットのような状態になることを妨げることであ る。

うず流は、回転子により作られることが好ましい。

本発明を実施するための装置は、入口および出口を備え九うず室を特徴とする。

本発明は１本発明の方法を実施するための装置の好適な実施例を図解する添付図 面を参照して下記に詳細に説明される。

第１−図は、第２図の分配器の線Ｂ−Ｂに沿った縦断面図である。

第２図は、第１図の線Ａ−Ａに沿った断面図である。

第３図は、分配器の他の実施例を図解する第４図の線１１）　−Ｉ）に沿った断 面図である。

第４図は、第３図の線Ｃ−ｃに沿った断面図である。

第５図は、分配器の第三の代替実施例を図解する第６図の線Ｆ？　−Ｆに沿った 断面図である。

第６図は、第５図の線Ｅ−Ｅに沿った断面図である。

第７図は、分配器の第四の実施例を図解する第８図のｆｉ　Ｈ−Ｈに沿った断面 図である。

第８図は、第７図の線Ｇ−Ｇに治った断面図である。

第１および第２図に図解された分配器１において、参照符号２は、その壁３が入 口４および出口５を有するうず室を示す、入口バイブ６は入口に接続され、出口 は。

出口管８が接続されている調節弁７を備えている。１関節弁はうす室の内表面９ から短い距離をあけて配置される（＜ｄ／２、ここにｄは出口５の直径である） 。繊維懸濁液は入口管６を経由して高速（＞３ｍ／ｓ）でうす室２に供給され、 うす室２において繊維網の形成を妨げる乱流は、例え弁のあるものが閉止されて も、その小さな容積と流れの膨張と液室のかとばった形状により生ずる方向の変 化によって作られる６繊維懸濁液の運動エネルギーの大部分は乱れ、エネルギー に変化される。入口流れの速度が速ければ速い程、且つうず室が小さければ小さ い程、乱流の強さおよび繊維結合に及ぼすその粉砕効果は大きい。

繊維懸濁液はうず室から調節弁を通って移動されて分岐管８を通って図解さ九て いない処理袋ｆｄに供給される。

弁は処理装置への繊維懸濁液の流れを要求に従って調節するために使用すること ができる。分岐管の直径は、図面に示すように等しいが、等しくないようにする こともできる。弁の入口まで伸びるうず流は弁が閉ｎ二されたときに詰め物が弁 の前面に形成できないようにする。

第３および第４図に示される分配器１］−は、異なる形状のうす室１２を除き第 １および２図の実施例に等しい。

第５および６図に示す分配器２１は、入ｎ管２６が接続された入口２４を備えた 円筒形うず室２２より成る。

うす室の壁２　ａは相互に等距雅に配置された４つの出口２５を示し、出［］に は出［］管２８が調節＄２７を経て接続される。羽根３１を備んた回転子：３０ は−）ず室に配置される。回転子の軸２９は軸受けに取付けられて回転子は既知 の方法で回転さ才しる。

必要とする乱流は、回転子を回転することにより作られる０回転子の範囲は約６ Ｒであり、ここにＲは０線から羽根外端までの距離である。

第７および第８図に示す分配器４１において１回転子ｔ）　Ｏに関する人口管４ （３および出口管４８の位置、並びにうず室４２および回転子の形状は第５およ び６図に図解されたものと異なるが、その作１ＬｊＪ原理は同一である。

本発明は、また、いくつかの繊維懸濁液の流れをうず室内に供給して１つの流れ としてそれ等を４１１：高するために適用可能である。

本発明は、例示としてのみここに図解された実施例により限定されることなく、 請求の範囲により規定される保護範囲内で適用し、Ｈ〜つイ［〈正することがで きる。例えば、本発明による装置は複数の入［コ管と複数の出口管より成ってい てもよい。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．高稠度繊維懸濁液の流れを分割および／または結合する方法であって、 該繊維懸濁液を該入口および出口流れを結合する空間に供給して前記空間に乱流 を作ることを特徴とする方法。
2. ２．請求の範朔第１項に記載の方法において、該繊維懸濁液は入口および出口の 流れを結合する空間内に流入させられて、該空間において吐出流れを調節する弁 まで伸びる乱流が作られることを特徴とする方法。
3. ３．請求の範囲第２項に記載の方法において、該流れを調節する弁のいくつかは 閉止されていることを特徴とする方法。
4. ４．請求の範囲第１または２項のいずれかに記載の方法において、 該乱流は回転子により作られることを特徴とする方法。
5. ５．高稠度繊維懸濁液の流れを分割および／または結合するための装置であって 、 入口および出口を備えたうず室を具備していることを特徴とする装置。
6. ６．請求の範囲第５項に記載の装置において、入口および出口を備えたうず室、 および出口に接続されて該出口から短い距離に配置された調節弁を具備すること を特徴とする装置。
7. ７．請求の範囲第５または６項に記載の装置において、該うず室は回転子を具備 することを特徴とする装置。
8. ８．請求の範囲第７項に記載の装置において、該回転子は羽根を備えていること を特徴とする装置。
9. ９．請求の範囲第５ないし８項のいずれか１項に記載の装置において、１っの入 口と複数の出口を有することを特徴とする装置。
10. １０．請求の範囲第５ないし８項のいずれか１項に記載の装置において、複数の 入口と１っの出口を有することを特徴とする装置。
11. １１．請求の範囲第５ないし８項のいずれか１項に記載の装置において、複数の 入口と複数の出口を有することを特徴とする装置。
12. １２．請求の範囲第９または１１項のいずれかに記載の装置において、出口の直 径は等しくないことを特徴とする装置。
13. １３．請求の範囲第１０または１１項のいずれかに記載の装置において、入口の 直径は等しくないことを特徴とする装置。
14. １４．請求の範囲第５ないし１３項のいずれか１項に記載の装置において、うず 室の横断面は円形であることを特徴とする装置。