JPH0361113A - 車両用空調装置の空気量制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の空気量制御装置

Info

Publication number
JPH0361113A
JPH0361113A JP19824689A JP19824689A JPH0361113A JP H0361113 A JPH0361113 A JP H0361113A JP 19824689 A JP19824689 A JP 19824689A JP 19824689 A JP19824689 A JP 19824689A JP H0361113 A JPH0361113 A JP H0361113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
blower
unit
vehicle
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19824689A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Sagawa
智彦 佐川
Kazunobu Hashimoto
和信 橋本
Kazuhiro Suzuki
和裕 鈴木
Toshio Ohashi
利男 大橋
Joji Shimizu
清水 譲二
Kouetsu Takehana
武塙 光悦
Ikutaro Nomichi
郁太郎 野路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP19824689A priority Critical patent/JPH0361113A/ja
Publication of JPH0361113A publication Critical patent/JPH0361113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、走行ラム圧によりブロアユニット内に流入す
る空気量の変化に応じて、ブロアフファンの回転数を制
御する車両用空調装置の空気量制御装置に関する。
従来の技術 従来の車両用空調装置としては、第6図に示した構造が
実用されている(昭和62年6月 目顔自動車(株)発
行、「ザービス周報」第578号E−69頁参照)。す
なわち、空調装置本体1はブロアユニット2、クーリン
グユニット3、ヒータユニット4を連設して構成されて
いる。前記ブロアユニット2には外気導入口5と内気導
入口6、及びこの両導入口5,6を開閉するインテーク
ドア7が設けられているとともに、プロアモータ8を駆
動源とするブロアフファン9が配設されている。
前記クーリングユニット3には図外の冷凍ザイクル内に
位置するエバポレータ10か配設され、前記ヒータユニ
ット4にはデフロスタ吹出1」11、ベンチレータ吹出
口12、フット吹出口13が設けられているとともに、
各吹出011123を開閉するドア+4.15.16が
設けられている。又、ヒータユニット4内には、エンジ
ン冷却水を熱源とするヒータコアI7が設けられており
、該ヒータコア17の端部に(よエアミックスドア18
が枢支されている。
かかる構造において、ブロアフファン9が回転すると、
インテークドア7の位置に応して開成されている、外気
導入口5又は内気導入[]6を介してブロアユニット3
内に空気が導入され、この導入された空気はエバポレー
タ10を通過する際冷却され、エアミックスドアI8の
開度に応じてその一部はヒータコアI7を通過4−るこ
とにより加温される。そして、この加温された空気とヒ
ータコア17を迂回した冷気とが混合されることにより
、所望の温度に調整され、吹出モートに応じて開成され
ている、いずれかの吹出口II、12I3から車室内に
吹き出される。
このとき、ブロアフファン9の回転数は、例えば特開昭
61−247508号公報にも開示されているように、
ファンスイッチを操作して、前記プロアモータ8への印
加電圧を多段階に調整することにより、一定に維持され
、これにより乗員が所望する空気量の吹出風が、車室内
に吹き出されるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の車両用空調装置におい
て、前記外気導入口5を開成させた外気導入モード時に
は、車両の走行に伴うラム圧により、空調装置本体1内
に外気が導入される。したがって、前述のようにブロア
フファン9の回転数を一定に維持し、乗員が所望する空
気量が設定されていたとしても、車速の増加にともなっ
て、走行ラム圧が増加すると、車室内への吹出空気も増
量変化してしまう。
このため、車室内には前記乗員が所望する以上の吹出風
が供給され、換言すればプロアモータ8は必要以」−に
、稼働している状態となり、よって、該プロアモータ8
の不要な稼働が、バッテリ電源を浪費させる一因となる
のみならず、所望以」二の吹出風が車室内に供給される
ことにより、室温や風量感も変動し、乗員の快適性を低
下させる一因となるものであった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、走行ラム圧に上り供給される空気量(ラム圧風
量)に応じて、効率的にブロアフファンを制御すること
を可能にした車両用空調装置の空気量制御製置を提他す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、外気導入
口が設けられたブロアユニットを有する空調装置本体と
、前記ブロアユニット内に配設されたブロアファンの回
転数を設定する設定手段とを備えた車両用空調装置にお
いて、前記外気導入口を介してブロアユニット内に流入
する空気量の変化を検出する空気量検出手段を設ける一
方、該空気量検出手段が検出した空気量の変化に応じて
、前記ブロアフファンの回転数を制御する制御手段を設
けである。
作用 前記構成において、設定手段を操作することにより、ブ
ロアフファンの回転数を設定すると、該ブロアフファン
は設定された回転数をもって稼働し、所望の設定空気量
を有する吹出風が空調装置本体から車室内に供給される
。そして、この空調装置本体が搭載されている車両が走
行を開始すると、これによって生ずる走行ラム圧により
、前記外気導入口を介してブロアユニット内に外気が流
入する。
すると、前記空気量検出手段はブロアユニット内に流入
する空気量の変化を検出して、制御手段に出力し、該制
御手段は、前記設定手段により設定されているブロアフ
ファンの回転数を前記空気量の変化に応じて制御する。
したがって、無用なブロアファンの稼働は抑制されると
ともに、空調装置本体より車室内に供給される吹出空気
量は、前記ラム圧の変化により増減する空気量により影
響されることなく、制御される。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に従って説明する
。すなわち、第1図は本発明の第1実施例を示すもので
あり、空調装置本体Iはブロアユニット2、クーリンク
ユニット3、ヒータユニット4を連設して構成されてお
り、前記ブロアユニット2には外気導入口5が設置ノら
れているとともに、プロアモータ8を駆動源とするブロ
アフファン9が配設されている。前記クーリングユニッ
ト3には、図外の冷凍ザイクル内に位置するエバポレー
タ10が配設され、前記ヒータユニット4には車室R内
に開口する吹出口I9が設けられているととも、にエン
ジン冷却水を熱源とするヒータコアI7が配設されてい
る。
前記プロアモータ8は、制御手段たる制御用アンプ20
が接続されており、該制御用アンプ20の人力ポートに
は、本実施例における空気量検出手段であるスピードメ
ータ21の車速信号Svが入力され、又空気量設定手段
としての操作ユニット22から設定空気量信号SAが人
力されるようになっている。
以上の構成にかかる第1実施例において、例えば車両が
停止している状態で、乗員が前記操作ユニット22を回
転させて所望の空気量を設定すると、設定空気量信号S
Aが出力され、該設定空気量信号SAに基づき制御用ア
ンプ20は設定空気量を演算する。該制御用アンプ20
は、この演算結果に基づきブロアフファン9の回転数を
設定すへく、プロアモータ8に前記回転数に応じた印加
電圧を付与する。これにより、ブロアフファン9は設定
された回転数をもって稼働し、所望の設定空気量を有す
る吹出風が吹田口19から車室R内に供給される。
そして、車両が走行を開始すると、これによって生ずる
走行ラム圧の増加により、前記外気導入口5を介してブ
ロアユニット2内に流入する空気量が増加するとともに
、スピードメータ21が走行に伴って作動し、車速信号
Svを制御用アンプ20に人力する。すると、該制御用
アンプ20は、前記走行ラム圧により流入する空気量の
変化を、前記車速信号Svに基づいて演算し、この空気
量の変化が前記設定空気量を上回る場合には、プロアモ
ータ8への電圧の印加を停止させる。
したがって、このように走行ラム圧により、前記設定空
気量を」−回る空気の流入が確保し得る場合には、ブロ
アフファン9は停止し、該ブロアフファン9の無用な稼
働は抑制され、バッテリ電源の浪費を防止することがで
きる。しかも、ブロアフファン9が停止することにより
、相対的に吹出口18を介して車室R内に供給される空
気量が低減することから、車速の増加に起因して、所望
以上の吹出風が車室R内に供給されるようなことはなく
、室温や風量感の変動を防止することができ、乗員の快
適性を維持することができる。
一方、車両が減速し車速か低下すると、これによって生
ずる走行ラム圧の低下により、前記外気導入口5を介し
てブロアユニット2内に流入するラム圧風量が減少する
とともに、スピードメータ2Iからは、減速した車速信
号Svか制御用アンプ20に入力される。
すると、該制御用アンプ20は、前記ラム圧風量の変化
を、前記車速信号Svに基づいて演算し、このラム圧風
量の変化が前記設定空気量以下となった場合には、該設
定空気量と、実際に吹出口18から車室R内に吹き出さ
れる空気量とを一致させるに必要なプロアモータ8の回
転数に必要な電圧を該プロアモータ8に印加する。
したがって、このように走行ラム圧が低下し、該走行ラ
ム圧による空気の流入量が減少した場合には、ブロアフ
ファン9が稼働することにより、前記設定空気量を確保
することができ、これにより室温や風量感の変動を防止
して、乗員の快適性を維持することができるのである。
第2図は、本発明の第2実施例を示すものであり、空調
装置本体lは第1実施例と同様に、ブロアユニット2、
クーリングユニット3、ヒータユニット4を連設して構
成されている。前記ブロアユニット2には外気導入口5
と内気導入口6、及0 びこの両導入口5,6を選択的に開閉するインテークド
ア7が設けられ、該インテークドア7の下部にはラム圧
調整弁23が設置すられている。
前記クーリングユニッl−3には、リキッドタンク24
、コンデンサ25、コンプレノザ26とを有する冷凍サ
イクル27のエバポレータ10が配設されているととも
に、本実施例における空気量検出手段である風量センサ
28が配設されている。
前記ヒータユニット4にはデフロスタ吹出口II、ペン
ヂレータ吹出口12、フット吹出口13か設けられてお
り、各吹出口I+、12.13には、夫々ドア14,1
5.16が枢支されている。
さらにヒータユニット4に(上、ヒータ吸込lHTIN
Tを検出する吸込温センサ30か設けられているととも
に、エンジン冷却水を熱源とするヒータコア17が配設
されており、該ヒータコアI7の近傍にはエアミックス
トア18.29が設置Jられている。
一方、制御手段たるコン)・ロールアンプ31は、演算
回路32と、制御回路33とを有しており、前記演算回
路32には、前記風量センサ28により検出された風量
、エンジン冷却水温Tい1、室温TINC%外気温T’
AMBs及び前記ヒータ吸込温]゛□NTが人力される
ようになっている。この演算回路32の演算結果は、前
記制御回路33に入力されるようになっており、該制御
回路33の出力ボートからは、プロアモータ8、ラム圧
調整弁23、インテークドア7、エアミックスドア18
.29、及びドア+4.15.16の各アクチュエータ
、さらには前記コンプレッサ26に制御信号が出ツノさ
れろようになっている。
次に、以上の構成にかかる本実施例の作動を、第3図に
示したフローチャートに従って説明する。
なお、このフ〔ノーチャートにおいて、Gaは乗員によ
り設定された設定風量、Gaσは風量センサ28の検出
値、VFはプロアモータ8への印加電圧つまりブロア電
圧、αは前記エバポレータ10の凍結限界風量(0、5
−0、8m!′/m1n)を示す。
すなわち、今プロアフファン9がGa−3m’/min
を供給しており、このとき設定電圧Vpに固定されてい
る状態にあるとすると、ステップ101では、まず「G
a−Gaσ」を判別し、Ga>Gaσであればステップ
+02に進む。
該ステップ102に准んた場合には、設定風EatGa
が、風量センサ28の検出値Gaσより大きく、したが
って、現在の実風量が設定風lGaより少ない状態にあ
ることを意吐する。そこでステップ102では、さらに
rGaσくα」を判別し、この判別がYESであって、
車両が低速走行しあるい1よ停止している等により、現
在の実風量が凍結限界風量αより少な(」ればステップ
+03でコンプレッサ26を停止さぜる処理を行い、こ
れによりエバポレータ10が凍結してしまう現象を未然
に防止する。
又ステップ102の判別がNoであって、車両が比較的
高速で走行しているの場合のようζこ、走行ラム圧に、
にる実風量が凍結限界風量α以」−であレバ、エバポレ
ータIOが凍結するおそれはないことから、ステップI
O4に進み、プロ゛ア電圧V3 、を増加させて、送風量を増大させる。これにより、ラ
ム圧風量が凍結限界風量α以上であるときには、コンプ
レッサ26は停止することなく稼働を続け、除湿効果を
得ることにより、乗員の快適ゾーンを増加させることが
できる。
一方、Ga−Gaσ]0であって、設定風車Gaと風量
センサ28の検出値Gaσが等しければ、風量に関する
制御を実行する必要性がないことから、ステップ105
に進み、ブロア電圧Vpを固定する。
他方、Ga<Gaσである場合には、風量センサ28の
検出値である現時点における実風量が、設定風iGaを
上回っていることを意味することから、ステップ106
に進み、ブロア電圧V pを低下させる処理を行う。し
たがって、車両が高速走行を行っており、ラム圧風量が
充分ある場合には、ブロア電圧VFを低下させることに
より、無用なブロアフファン9の稼働は抑制され、バッ
テリ電源の浪費は防止されるとともに、送風騒音は低減
する。
4 そして、ステップ107では、前記ステップ10Gの処
理を行った後のフロア電圧VFが、rOJ以」二である
か否かを判別し、この判別がYESであって、ブロア電
圧VFが「0」以」二であれば、ステップIO8に進み
ブロア電圧Vrを当該時点の値に固定した後、ステップ
I09に進み、ラノ、圧調節弁23の開度を「0」(全
開状態)にし、走行ラム圧を有効利用して、該走行ラム
圧による空気の流入が増大するような処理を実行する。
他方、前記ステップ107の処理がNoであって、ブロ
ア電圧■、がrOJ、つまりブロアファン9を停止させ
る処理が実行されていれば、ステップ110に進み、風
量センサ28の検出値、つまり現時点における実風量が
前記凍結限界風量αより少ないか否かを判別する。この
この判別がYESであって、車両が低速走行し、あるい
は停止している等により、現在の実風量が凍結限界風量
αより少なければ、ステップIIIでコンプレッサ26
を停止させる処理を行い、これによりエバポレータ10
が凍結してしまう現象を未然に防止する。
又ステップ110の判別がNOであって、走行走行ラム
圧による実風量が凍結限界風量α以上であれば、エバポ
レータlOが凍結するおそれはないことから、ステップ
+12に進み、コンプレッサ26を停止させることなく
除湿を可能にするとともに、ラム圧調整弁23の開度を
アップさせる(絞る)ことにより、吹田風量を低減させ
る。したがって、このようにブロア電圧■、が「0」で
あって、ブロアフファン9が停止していても、走行ラム
圧による空気量が大きいときには、ラム圧調整弁23を
絞ることにより、除湿効果を維持しつつ、車室R内に必
要以上に空気が流入するのを防止して、乗員の快適維持
を図るのである。
第4図は、本発明の第3実施例を示すフローチャートで
あり、このフローチャートにおいて、定数α、α8.α
2.β、β1.β、は、以下の関係にある。
α〉β α】〉α2 β1〉β2 又、VENT、B/LSr(EC,REC/FRE S
 11、F RE S Hの各モードは以下の状態を意
味する。
VENT  ベンチレータ吹出1]11のみを開成する
B/L:ベンチレータ吹出口IIと、フット吹出口I3
を開成する。
REC:外気導入口5を閉にして内気導入口6を開にす
る。
RE C/F RE S H:外気導入口5と内気導入
口6とを半開状態にする。
FRESH:外気導入口5を開にして内気導入口6を閉
にする。
すなわち、このフローチャートにおけるステップ201
は、縦軸にブロアモータ8への印加電圧、つまりブロア
電圧VFを設定し、横軸に外気温、室温、日射量、設定
室温等に基づいて演算される目標室温と、実際の左点と
の差X Hを設定したものであって、このステップ20
+に基づき、基本7 的なブロア電圧Vpの設定がなされる。
次に、ステップ202では、インテークドア7が、RE
C,REC/FRESH,F’RESH(7)いずれの
モードにあるかが判別され、RFCモードにある場合に
は、内気循環であって走行ラム圧による空気量の変化は
ないことから、係数aに「I」を代入しくステップ20
3)、ステップ201で設定された■Fをa倍して、こ
れを新たなブロア電圧v′、とする(ステップ2o4)
。したがって、ラム圧風量が生じない内気循環時には、
ステップ201で設定されたブロア電圧がそのまま用い
られることとなる。
一方、ステップ202(7)判別が、REC/FRES
Hであった場合には、次吹出モードがVENT又はB/
Lであるか否かを判別しくステップ204)、この判別
かYESであった場合にはαにα、を代入しくステップ
205)、Noであった場合にはαにα、を代入する(
ステップ206)。
そして、次のステップ207では、このα1又はα、か
代入されたαを下限値とした係数aを縦軸8 に、車速Vを+&軸に設定したマツプに基ついて、車速
Vに応じた係数aを読み込む。そして、この読み込んだ
係数aを用いて、V ’ t、−a、 V Fを演算し
、この新たなブロア電圧V′、をブロアモータ8に印加
することによりブロアフファン9の回転数を制御する。
このとき、ステップ207のマツプに示したように、係
数aは車速か増加するに従って、下限値αまで徐々に低
減するように設定されていることから、車速か増加すれ
ば、係数aの値は減少し、よって車速か増加するに従っ
てブロア電圧v ’ 、、の値は低下することとなる。
このため、第6図に示したように、車速か増加するに従
って、ラム圧風量が増加すると、その分ブロア電圧V 
′Fは低下することとなり、これによって車室R内への
吹出風量はラム圧風量に左右されることなく、一定に維
持され、吐気温、室温、風量感は、車速つまりラム圧風
型の影響を受けることなく、一定に維持され乗員の快適
性を確保することができる。
他方、ステップ202の判別が、F RE S Hてあ
った場合には、ステップ208に進んで吹出モードがV
ENT又はB / Lであるか否かを判別し、この判別
がYESであった場合にはβにβ1を代入しくステップ
209)、NOであった場合にはβにβ、を代入する(
ステップ2!0)。そして、次のステップ211では、
このβ1又はβ、が代入されたβを下限値とした係数a
を縦軸に、車速Vを横軸に設定したマツプに基づいて、
車速Vに応じた係数aを読み込む。そして、この読み込
んだ係数aを用いて、V′p−aVrを演算し、この新
たなブロア電圧V ′Fをブロアモータ8に印加するこ
とによりブロアフファン9の回転数を制御する。
このとき、前記ステップ207において説明したように
、係数aは車速か増加するに従って、下限値βまて徐々
に低減するように設定されていることから、車速か増加
すれば、係数aの値も減少し、車速が増加するに従って
ブロア電圧V ′r−の値(よ低下することとなる。こ
のため、第6図をしって既説したように、車速か増加す
るに従って、ラム圧風量が増加すると、その分ブロア電
圧V ′Fは低下することとなり、これによって車室R
内への吹出風量はラム圧風量に左右されることなく、定
に維持される。
しかも、ステップ207と211において、αとβの関
係は前述のようにα〉βであることから、F RE S
 Hか選択されて、外気導入口6が全開状態にある場合
には、係数aの下限値βは、αより小さい値が用いられ
ることから、外気導入口6が全開状態であって、ラム圧
風量が大きい場合には、ブロア電圧V ′yも低い値に
設定され、ラム圧風量を有効利用して、ブロアフファン
9の稼働率を低減させ、これにj;リバッテリ電源の浪
費を合理的に防止することができるのである。
発明の詳細 な説明したように本発明は、外気導入口を介してブロア
ユニット内に流入する空気量の変化に応して、前記ブロ
アフファンの回転数を制御するようにした。よって、走
行ラム圧により、ブ〔lアユニット内に流入する空気量
が増加した場合には、1 ブロアフッアンの無用な稼働は抑制され、バッテリ電源
の浪費を防止することができる。しかも、ブロアフファ
ンの稼働が抑制されることにより、相対的に車室内に供
給される空気量が低減することから、車速の増加に起因
して、所望以」−の吹出風か車室内にfj(給されるよ
うなこと(よなく、室温や風量感の変動を防止すること
ができ、乗員の快適性を維持することができる。
加えて前記実施例にあっては、走行ラム圧ににる風量が
凍結限界風量以上であるときには、コンプレッサを停止
させることなく稼働を継続させるようにしたことから、
これにより除湿効果を得られる領域が広がり、乗員の快
適ゾーンを増加させることをも可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概念図、第2図は本
発明の第2実施例を示す概念図、第3図は同実施例の作
動フローチャー1・、第4図は本発明の第4尖施例を示
すフローチャー1・、第5図は同実施例の制御特性図、
第6図は従来の車両用空2 調装置を示す概念図である。 I・空凋装置本体、2・ブロアユニット、5外気導入口
、9 ブロアフッアン、20 制御用アンプ(制御手段
)、21・・スピードメータ(風量検出手段)、22・
・操作ユニット(風量設定手段)、28 ・風h1セン
ザ(風f−i、)検出手段)、3・コントロールアンプ
(制御手段)。 3 N の

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外気導入口が設けられたブロアユニットを有する
    空調装置本体と、前記ブロアユニット内に配設されたブ
    ロアファンの回転数を設定する設定手段とを備えた車両
    用空調装置において、前記外気導入口を介してブロアユ
    ニット内に流入する空気量の変化を検出する空気量検出
    手段を設ける一方、該空気量検出手段が検出した空気量
    の変化に応じて、前記ブロアフファンの回転数を制御す
    る制御手段を設けたことを特徴とする車両用空調装置の
    空気量制御装置。
  2. (2)前記空気量検出手段は、車速を検出することによ
    り空気量の変化を検出することを特徴とする請求項1記
    載の車両用空調装置の空気量制御装置。
  3. (3)前記制御手段は、外気導入口の導入状態に応じて
    、前記ブロアファンの回転数を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の車両用空調装置の空気量制御装置。
JP19824689A 1989-07-31 1989-07-31 車両用空調装置の空気量制御装置 Pending JPH0361113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19824689A JPH0361113A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用空調装置の空気量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19824689A JPH0361113A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用空調装置の空気量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0361113A true JPH0361113A (ja) 1991-03-15

Family

ID=16387938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19824689A Pending JPH0361113A (ja) 1989-07-31 1989-07-31 車両用空調装置の空気量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0361113A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5409759A (en) * 1992-08-24 1995-04-25 Nippondenso Co., Ltd. Metal assembly
JP2002301921A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置
US6689328B1 (en) 1997-05-09 2004-02-10 Nippon Steel Corporation Metal honeycomb body for exhaust gas purification catalyst and method for producing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5409759A (en) * 1992-08-24 1995-04-25 Nippondenso Co., Ltd. Metal assembly
US6689328B1 (en) 1997-05-09 2004-02-10 Nippon Steel Corporation Metal honeycomb body for exhaust gas purification catalyst and method for producing the same
JP2002301921A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3596090B2 (ja) 車両用空調装置
JPS6248616B2 (ja)
JP2916829B2 (ja) 車両用空調装置の騒音低減装置
JPH0361113A (ja) 車両用空調装置の空気量制御装置
JP3232183B2 (ja) 車両用空調装置
JP3185161B2 (ja) 自動車用空気調和装置の制御装置
JP3182958B2 (ja) 車両用冷暖房装置
JP2000291995A (ja) 空調装置
JP3041560B2 (ja) 自動車用空気調和装置の制御装置
JP2589587Y2 (ja) 車両用空調装置
JP2000025446A (ja) 空調装置
JP3336886B2 (ja) 車両用空調装置
JPS59145617A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH0727254Y2 (ja) 自動車用空調装置のデミスト制御装置
JP3257294B2 (ja) 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿制御装置
JP3084936B2 (ja) 車両用空調装置
JP3435519B2 (ja) 車両用空調装置のコンプレッサ制御装置
JPH07172139A (ja) 車両用前後席独立温調制御装置
JPS6227444Y2 (ja)
JP2665808B2 (ja) 車両用空調制御装置
JPH0538929A (ja) 車両用空気調和装置
JPS61143211A (ja) 車両用空調装置
JP2000219023A (ja) 車両用空調装置
JPS58139817A (ja) カ−エアコン制御装置
JPH07186706A (ja) 電気自動車用空調装置の制御装置