JPH0360828B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0360828B2
JPH0360828B2 JP18485982A JP18485982A JPH0360828B2 JP H0360828 B2 JPH0360828 B2 JP H0360828B2 JP 18485982 A JP18485982 A JP 18485982A JP 18485982 A JP18485982 A JP 18485982A JP H0360828 B2 JPH0360828 B2 JP H0360828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclohexanone
halogen
reaction
halo
haloisobutyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18485982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5976078A (ja
Inventor
Sunao Imaki
Takezo Nakanome
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority to JP18485982A priority Critical patent/JPS5976078A/ja
Publication of JPS5976078A publication Critical patent/JPS5976078A/ja
Publication of JPH0360828B2 publication Critical patent/JPH0360828B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ
−7−ハロベンゾフランの製造法に関するもので
ある。本化合物の7−位置のハロゲン原子を水酸
基に置換すると、2,2−ジメチル−2,3−ジ
ヒドロ−7−ヒドロキシベンゾフラン(ベンゾフ
ラノール)となり、この化合物は2,2−ジメチ
ル−2,3−ジヒドロベンゾ−7−フラニルメチ
ルカルパメートすなわちカルボフランの名で公知
の殺虫剤原体の中間原料として重要な化合物であ
る。 本発明によれば、2,2−ジハロ−6−ハロ−
6−(1−ハロイソブチル)シクロヘキサノンお
よび/またはその側鎖ハロゲンの位置異性体を脱
ハロゲン化水素剤の存在下に加熱することによ
り、2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−
ハロベンゾフランを容易に得ることができる。 本発明について詳細に説明するに、本発明の原
料である2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(1−
ハロイソブチル)シクロヘキサノンおよびその側
鎖ハロゲンの位置異性体は、下記(1)式によるシク
ロヘキサノンとイソブチルアルデヒドとの交叉ア
ルドール縮合によつて製造される2−イソブチリ
デンシクロヘキサノンとハロゲンとの反応により
得られる新規化合物である(特願昭57−57546参
照)。 2−イソブチリデンシクロヘキサノンとハロゲ
ンとの反応は、ケトンのα位炭素上へのハロゲン
の置換反応と、二重結合へのハロゲンの付加反応
との2種類の反応からなるが、これらは同時に行
なうことも別個に行なうこともできる。同時に行
なう場合には、2−イソブチリデンシクロヘキサ
ノンに対し3〜6倍モルのハロゲン、好ましくは
塩素または臭素を0〜150℃、好ましくは50〜120
℃で反応させればよい。この際、ピリジン、コリ
ジン、ピコリン、キノリン、トリフエニルホスフ
イン、トリブチルホスフイン、トリフエニルホス
フインオキサイドのような3級アミン、有機ホス
フインまたは有機ホスフインオキサイドを、2−
イソブチリデンシクロヘキサノンに対し1/100〜
1/2倍モル共存させると、反応がすみやかに進行
する。反応溶媒は必ずしも必要ではないが、四塩
化炭素、ヘキサクロロアセトン等のハロゲン系溶
媒を用いてもよい。しかし反応生成物である2,
2−ジハロ−6−ハロ−6−(ハロイソブチル)
シクロヘキサノンそのものを反応溶媒とするのが
有利である。 また、ケトンのα位炭素上へのハロゲンの置換
反応と、二重結合へのハロゲンの付加反応とを別
個に行なう場合には、先ずおだやかな条件下で二
重結合にハロゲンを付加し、次いで上記の条件で
ケトンのα位炭素上へのハロゲンの置換反応を行
なえばよい。この方法によるときは、二重結合に
付加するハロゲンとケトンとのα位炭素上に置換
するハロゲンとを異ならせることができる。例え
ば先ず二重結合に塩素を付加させ、次いでケトン
のα位炭素上に臭素を置換させると、2,2−ジ
ブロモ−6−クロロ−(クロロイソブチル)シク
ロヘキサノンが生成する。このものから本発明方
法により得られる2,2−ジメチル−2,3−ジ
ヒドロ−7−ブロモベンゾフランは、対応する7
−クロロベンゾフランよりも容易にベンゾフラノ
ールに転換することができる。上述の2−イソブ
チリデンシクロヘキサノンとハロゲンとの反応で
は主に2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(1−ハ
ロイソブチル)シクロヘキサノンが生成するが、
同時にその側鎖ハロゲンの位置異性体も少量生成
する。この異性体は主生成物である2,2−ジハ
ロ−6−ハロ−6−(1−ハロイソブチル)シク
ロヘキサノンと同様に、脱ハロゲン化水素剤の存
在下に加熱することにより、2,2−ジメチル−
2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾフランを与え
る。この異性体は2,2−ジハロ−6−ハロ−6
−(2−イソブチル)シクロヘキサノンと推定さ
れ、二重結合へのハロゲンの付加→脱ハロゲン化
水素によるイソブテニル基の生成→二重結合への
ハロゲン化水素の付加の経路により生成するもの
と考えられる。 本発明の出発原料である2,2−ジハロ−6−
ハロ−6−(ハロイソブチル)シクロヘキサノン
の具体例を例示すると、下記のようなものがあ
る。 2,2−ジクロロ−6−クロロ−6−(1−ク
ロロイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジブロモ−6−ブロモ−6−(1−ブ
ロモイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジイオド−6−イオド−6−(1−イ
オドイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジブロモ−6−クロロ−6−(1−ブ
ロモイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジクロロ−6−クロロ−6−(2−ク
ロロイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジブロモ−6−ブロモ−6−(2−ブ
ロモイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジブロモ−6−クロロ−6−(2−ク
ロロイソブチル)シクロヘキサノン 2−クロロ−2−ブロモ−6−クロロ−6−
(1−クロロイソブチル)シクロヘキサノン 2−クロロ−2−ブロモ−6−クロロ−6−
(2−クロロイソブチル)シクロヘキサノン 2,2−ジブロモ−6−ブロモ−6(2−クロ
ロイソブチル)シクロヘキサノン 本発明では、これらの2,2−ジハロ−6−ハ
ロ−6−(ハロイソブチル)シクロヘキサノンを、
脱ハロゲン化水素剤の存在下に加熱して脱ハロゲ
ン化水素および環化させ、2,2−ジメチル−
2,3−ジヒドロ−7−ハロ−ベンゾフランとす
る。 脱ハロゲン化水素剤としては、ピリジン、ピコ
リン、コリジン、キノリン、トリエチルアミン、
ジメチルアニリン等の3級アミン、テトラエチル
アンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルア
ンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム
塩、トリフエニルホスフイン、トリブチルホスフ
イン等の有機ホスフイン、トリフエニルホスフイ
ンオキサイド、トリブチルホスフインオキサイド
等の有機ホスフインオキサイド、ジメチルホルム
アミド、N−メチルアセトアニリド、N,N−ジ
メチル安息香酸アミド等のアミドなどが用いられ
る。好ましくはトリフエニルホスフイン等の有機
ホスフインまたはピリジン等の複素環状3級アミ
ンが用いられる。これらの脱ハロゲン化水素剤は
原料の2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(ハロイ
ソブチル)シクロヘキサノンに対し通常0.001〜
100倍モル、好ましくは0.1〜10倍モル存在させ
る。 加熱温度は通常50〜250℃、好ましくは150〜
200℃であり、また反応時間は通常0.1〜10時間で
ある。反応溶媒としては通常キシレン、トリメチ
ルベンゼン、テトラメチルベンゼン、プロピルベ
ンゼン、ブチルベンゼン、エチレングリコール、
メチルセロソルブ等が用いられるが、溶媒を用い
なくても反応はハロゲン化水素を発生しながら容
易に進行する。反応終了後は、反応液を水洗して
ハロゲン化水素を除き、次いで蒸留することによ
り目的とする2,2−ジメチル−2,3−ジヒド
ロ−7−ハロ−ベンゾフランを取得することがで
きる。 以下に実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下
の実施例に限定されるものではない。 実施例 1 2,2−ジクロロ−6−クロロ−6−(ハロ
イソブチル)シクロヘキサノンの合成 2−イソブチリデンシクロヘキサノンと塩素と
の反応により得られた2,2−ジクロロ−6−ク
ロロ−6−(クロロイソブチル)シクロヘキサノ
ン2.5gを含む溶液3.8gにピリジン0.05gを添加
し、これに塩素を0.2〜0.25モル/hrで吹き込み
ながら90℃まで昇温した。塩素を同速度で供給し
つつ、これに純度82%の2−イソブチリデンシク
ロヘキサノン30.0gとピリジン1.2mlとの混合物
を7ml/hrの速度で3.5時間かけて添加した。こ
の間、反応温度を90〜100℃に保ちつつ撹拌した。
2−イソブチリデンシクロヘキサノンの添加を終
了したのち、更に90℃に保ちつつ塩素を上記速度
で、0.5時間供給した。反応液を冷却ののち水20
mlで3回水洗し、蒸留により3mmHgの減圧下、
135〜141℃の留分40.0gを得た。この留分の屈折
率はn22 D1.5220であつた。 このものは、以下に示すスペクトルおよびデー
タより、2,2−ジクロロ−6−クロロ−6−
(1−クロロイソブチル)シクロヘキサノンを主
体とする混合物であると同定された。また、この
ものをガスクロマトグラフイーおよびガスクロマ
トグラフイー−マススペクトルにより分析した結
果、2,2−ジクロロ−6−クロロ−6−(1−
クロロイソブチル)シクロヘキサノン56%、2,
2−ジクロロ−6−クロロ−6−(2−クロロイ
ソブチル)シクロヘキサノン24%を含有すること
が判明した。 Γ 元素分析 C H Cl 計算値(%) 41.1 4.79 48.6 実測値(%) 41.3 4.83 48.2 Γ IRスペクトル C=0 1740cm-1 Γ NMRスペクトル(標純物質;テトラメチル
シラン、溶媒;四塩化炭素、100メガサイク
ル) 1.04ppm(ダブルオブダブレツト)イソブチル
基のメチル基の水素 6.1H 1.7〜3.2ppm(マルチプレツト)メチレン及び
イソブチル2位の水素 7.3H 4.5〜4.7ppm(マルチブレツト)イソブチル1
位の水素 1.0H Γ マススペクトル 290(M+) 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−
クロロベンゾフランの合成 上記)で得られた留出液1.00gにコリジン
0.005mlを添加し、窒素雰囲気下に撹拌しなが
ら200℃に加熱すると、激しく塩化水素を発生
した。200℃で1時間反応させたのち冷却し、
ベンゼン5mlと水5mlを添加して水洗した。ベ
ンゼン層を蒸留し、65〜70℃/4mmHgの留分
0.42gを得た。このものは下記のスペクトルよ
り2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−
クロロベンゾフランと同定した。
【表】 レツト
マススペクトル 182(M)
実施例2〜6 実施例1の)で得た留出液を用い、脱塩化水
素剤、反応温度、反応時間を表−1のように変え
た以外は、実施例1と同様にして反応を行なつ
た。結果を表−1に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(1−ハロ
    イソブチル)シクロヘキサノンおよび/またはそ
    の側鎖ハロゲンの位置異性体を、脱ハロゲン化水
    素剤の存在下に加熱することを特徴とする2,2
    −ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾ
    フランの製造法。 2 脱ハロゲン化水素剤が、3級アミン、第4級
    アンモニウム塩、有機ホスフイン、有機ホスフイ
    ンオキサイドおよびアミドよりなる群から選ばれ
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 2,2−ジハロ−6−ハロ−6−(1−ハロ
    イソブチル)シクロヘキサノンおよび/またはそ
    の側鎖ハロゲンの位置異性体が、2−イソブチリ
    デンシクロヘキサノンにハロゲンを反応させるこ
    とにより製造されたものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
JP18485982A 1982-10-21 1982-10-21 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾフランの製造法 Granted JPS5976078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18485982A JPS5976078A (ja) 1982-10-21 1982-10-21 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾフランの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18485982A JPS5976078A (ja) 1982-10-21 1982-10-21 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾフランの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976078A JPS5976078A (ja) 1984-04-28
JPH0360828B2 true JPH0360828B2 (ja) 1991-09-17

Family

ID=16160552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18485982A Granted JPS5976078A (ja) 1982-10-21 1982-10-21 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ハロベンゾフランの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5976078A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5976078A (ja) 1984-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0578305A (ja) ビグアニド誘導体の製造方法
JPH0360828B2 (ja)
JPH02104545A (ja) Chf↓2ochfcf↓3の製造方法及びそれを製造するための新規な中間体
EP0090976B1 (en) 2,2-dihalo-6-halo-6(1-haloisobutyl)cyclohexanone
JP2007511477A (ja) シタロプラムの製造方法
JPS58159483A (ja) 2−クロルベンズオキサゾ−ルの製造法
JPS61122240A (ja) ハロゲン化された3,3‐ジメチル‐5‐ヘキセン‐2‐オンの製造方法
JP4978762B2 (ja) シクロヘキサ−3−エン−1−オール誘導体の製造方法
JPH10120674A (ja) 2−メチル−3−(3,4−メチレンジオキシフェニル)アクリルアルデヒドの製法
HU186389B (en) Process for producing chlorinated derivatives of benzoxazolone
WO1992003397A1 (fr) Procede de production d'un compose d'hydrocarbure trifluore
JP2000309555A (ja) p−ブロモフェノール類の製造方法
JP2000351743A (ja) 1,3−ジクロロプロパンの製造方法
JPH0925265A (ja) カルボジチオアート誘導体の製造方法
JPH0350740B2 (ja)
JP2001048825A (ja) ハロゲン化アセトフェノン類の製造方法
JPH11279099A (ja) エーテル化合物の製造方法
JPS5978182A (ja) 2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシベンゾフランの製造法
JPH0651655B2 (ja) ケトン類の製造方法
JPH06293750A (ja) メチレンジオキシ芳香族化合物の製法
JPH1045641A (ja) 4−フェニル−1−ブテン類の製造方法
JPH08193043A (ja) オキソ化合物の製造方法
JP2003267962A (ja) 3−ハロメチルオキセタン化合物の製造方法
JPH06179635A (ja) ステロイド中間体の製造法
JPH0456819B2 (ja)