JPH0360743A - ビート皿 - Google Patents

ビート皿

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Publication number
JPH0360743A
JPH0360743A JP19750789A JP19750789A JPH0360743A JP H0360743 A JPH0360743 A JP H0360743A JP 19750789 A JP19750789 A JP 19750789A JP 19750789 A JP19750789 A JP 19750789A JP H0360743 A JPH0360743 A JP H0360743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
dish
beet
during use
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19750789A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Wada
英夫 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Publication of JPH0360743A publication Critical patent/JPH0360743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蛍光X線で行う鉄鉱石の分析に使用される岩
石標準ガラス円板試料を製造するのに用いるビート皿の
改良に関する。
(従来の技術) 従来、上記用途のビート皿は、主にPt−Au5%合金
、Pt−Rh10wt%−Au5wt%合金で作られて
いた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、Pt−Au5%合金より成るビート皿は、使
用中結晶粒か成長し、粒界がくぼみ易く、また軟らかく
てビート皿の内面に傷が付き易い為、ビート皿とガラス
との剥離性が悪い。従って、ビート皿の内面を定期的に
研摩する必要があった。
またPt−Rh10wt%−Au5wt%合金より成る
ビート皿は、三元合金の為、加工性に乏しく、脆い。従
って絞り加工中亀裂が入り易い。また使用時の加熱、冷
却の繰り返しにより熱歪が蓄積されて、割れが入り易か
った。
そこで本発明は、使用中内面に傷が付きにくく、ガラス
との剥離性が良く、また割れが入りにくいビート皿を提
供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明のビート皿は、Pt−
Rh1〜5wt%−Au4〜6wt%合金で作ったビー
ト皿の内面に、P t −Rh 9〜11wt%−Au
4〜6wt%合金をコーティングしたことを特徴とする
ものである。
(作用) 上記のように構成されたビート皿は、内面がP t −
Rh 9〜11wt%−Au4〜6wt%合金のコ−テ
ィングにより硬くなっているので、使用中傷が付きにく
く、ガラスとの剥離も良好である。また絞り加工後にP
 t −Rh 9〜11wt%−Au4〜6wt%合金
をコーティングしたものであるから、亀裂が無い。さら
に使用中高温に加熱されても、下地にコーティング層と
同成分のAuが4〜6wt%含有している為、コーティ
ング層のAu含有量が変化することが無いので、ガラス
との濡れ性が悪くなることが無い。また下地とコーティ
ング層は同じ三元合金であるので、使用中コーティング
層のRh含有量の変化は少ない。即ち、下地にもRhが
入っている為、高温でのRhの拡散が大幅に減少する。
従って、使用中極めて割れが入りにくいものである。
(実施例) 本発明のビート皿の実施例を説明すると、直径φ65m
m、厚さ1.0mmの下記の表に示す実施例1〜4の成
分組成の円板素材を平絞り加工と曲げ加工にて第1図に
示す如く底1の外径34mm、厚さl mm、拡開周壁
2の傾斜角17度で、上端開口径φ45mm、フランジ
3の外径φ54mm、深さ20Irl!11のビート皿
4を作り、そのビート皿4の内面に下記の表に示す実施
例1〜4の成分組成のコーティング材料を下記の表に示
す実施例1〜4のめっき厚となるように乾式めっきにて
コーティング層5を形成してビート皿4′となした。
一方、従来例として、直径φ65m+n、厚さ1.Om
mの下記の表に示す従来例1.2の成分組成の円板素材
を絞り加工と曲げ加工にて第2図に示す如く前記実施例
と同一寸法のビート皿4を作った。
然してこれら実施例1〜4のビート皿4′と従来例1.
2のビート皿4内に、粉状鉱物例えばフェライト3gと
融剤例えば無水はう砂3gとを入れ、高周波誘導コイル
により加熱溶融することを繰り返し行った処、下記の表
に示す使用回数で割れが発生した。またそれまでのビー
ト皿内面の研摩回数は下記の表に示す通りであった。
(以下余白) 上記の表で判るように実施例I〜4のビート皿4′は、
従来例1.2のビート皿4に比し、割れが発生する迄の
使用回数が多くて、寿命が長いことが判る。また実施例
1〜4のビート皿4′は、従来例のビート皿4に比し、
使用回数が多いのにもかかわらずビート皿内面の研摩回
数が著しく少ないことが判る。これは使用内面に傷が付
きにくく、ガラスとの剥離性の良いことを物語っている
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明のビート皿は、使用中内
面に傷が付きにくく、ガラスとの剥離性が良く、また割
れが入りにくく、寿命が長く、耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビート皿の実施例を示す断面図、第2
図は従来のビート皿を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.Pt−Rh1〜5wt%−Au4〜6wt%合金で
    作ったビート皿の内面に、Pt−Rh9〜11wt%−
    Au4〜6wt%合金をコーティングしたことを特徴と
    するビート皿。
JP19750789A 1989-07-28 1989-07-28 ビート皿 Pending JPH0360743A (ja)

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JP19750789A JPH0360743A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 ビート皿

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JP19750789A JPH0360743A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 ビート皿

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JPH0360743A true JPH0360743A (ja) 1991-03-15

Family

ID=16375625

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JP (1) JPH0360743A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1111496A4 (en) * 1998-07-15 2004-12-08 Fujitsu Ltd ELECTRONIC PROCESSOR WITH MENU INTERFACE

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