JPH0360658B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0360658B2
JPH0360658B2 JP58110185A JP11018583A JPH0360658B2 JP H0360658 B2 JPH0360658 B2 JP H0360658B2 JP 58110185 A JP58110185 A JP 58110185A JP 11018583 A JP11018583 A JP 11018583A JP H0360658 B2 JPH0360658 B2 JP H0360658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
transparent
embossed
pressure roller
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58110185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS602336A (ja
Inventor
Haruki Suda
Kunihiko Aso
Masahiro Hirayama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP11018583A priority Critical patent/JPS602336A/ja
Publication of JPS602336A publication Critical patent/JPS602336A/ja
Publication of JPH0360658B2 publication Critical patent/JPH0360658B2/ja
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はたとえばビデオ、カセツトを収容する
ビデオカセツトケース用ブランク板の製造方法に
関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、この種のケース材料としてはコスト、
加工性、耐熱性、耐久性などの諸物性の点からポ
リプロピレン製のものが使用されている。このケ
ース材料はポリプロピレンを所望の厚さにシーテ
イングすると同時に裏面側をエンボスロールによ
り加圧することによつて所望のデザインの絞模様
を施し、また、表面側には平滑性の高いスクリー
ン印刷を施している。こうして得られたシートを
所定の形状に打抜くことで、ビデオカセツト用ブ
ランク板を得ている。
上述した絞模様は次の点から必要とされてい
る。すなわち、スクリーン印刷時のフイーダー適
性、ケースに組立てた場合のカセツトとの嵌合性
および滑り(出し入れ)、摩擦による傷の顕著性
などのためである。
ところで、エンボス絞を施すと、乱反射により
完全な透明シートを得ることができず、ケースに
組立てカセツトを収容した場合にはカセツトの表
示ラベルを目視できなくなる。そこで、従来にお
いては、シートの所望の位置を加熱、加圧するこ
とにより、エンボス面を再溶融固定させて透明部
を形成しこれを窓部として用いるようにしてい
た。
しかしながら、上述した方法では、工程上、作
業工数が増加するとともに平面性を保持するプレ
ス、冷却条件の制御が難かしく、さらに、コスト
高になるといつた欠点があつた。また、シートあ
るいはブランク板上の特定の位置に加熱、加圧す
るための位置合せが必要であつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、簡単な工程で、シート
に窓部用の透明部を形成できるようにしたビデオ
カセツトケース用ブランク板の製造方法を提供し
ようとするものである。
〔発明の概要〕
本発明は上記目的を達成するため、冷却受けロ
ーラと、この受けローラに対向して設けられ周面
に鏡面部とエンボス部を軸方向に有した冷却加圧
ローラとの間に押出しダイより押出された透明な
シート材を圧入し、前記加圧ローラによりシート
材を成形すると同時に透明部とエンボス面を同時
形成するものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す一実施例にもとづい
て説明する。図中1冷却受けローラとしての鏡面
ローラで、この鏡面ローラ1の下部側には所定間
隔を存して冷却加圧ローラ2が対向されている。
前記加圧ローラ2はその周面にエンボス部3と鏡
面部4を軸方向に交互に複数個備えている。前記
鏡面部4…はエンボス部3…より約20〜50μ突出
するように凸状に形成されている。上記エンボス
部3…はサンデングや腐蝕、彫刻などにより形成
され、このエンボス部3…および上記鏡面部4…
にはクロムメツキが施されている。
しかして、上記鏡面ローラ1と加圧ローラ2と
の間にはたとえば厚さ0.7〜1.0mmのポリプロピレ
ン、などの樹脂を押出しダイから押出されたシー
ト材が圧入され、シート5を形成すると同時にそ
の表面側は鏡面ローラ1により鏡面状に形成さ
れ、裏面側は加圧ローラ2の鏡面部4…とエンボ
ス部3…とにより第2図に示すように透明部6…
とエンボス面7…(梨地面、格子面)が形成され
る。上記透明部6は加圧ローラ2の鏡面部4が凸
状に形成されていることから凹状に形成される。
このように、成形されたシート材5は図示しない
切断機に送られ、第2図に二点鎖線で示した部分
から打抜き成形され、第3図に示すようなケース
材料8が形成される。シート5から切断機で、ブ
ランク版8を打抜く際、透明部6は連続形成され
ているので、シート5の流れ方向には位置合せを
行う必要がなく打抜き作業が容易である。このケ
ース材料8はその折曲線a,a,b,bから折曲
されることにより、組立てられカセツトケースが
構成されるようになつている。上記シート材料8
の表面には印刷部9,9,10,10が形成され
ているとともに透明部6の表面も一部を除いて印
刷され、除かられた部分が窓部6aとして用いら
れる。この窓部6aの曇り度(ヘイズメーターに
よる測定)が20%以下で外部から内容物を容易に
はつきりと確認できるものであつた。
上述したように、加圧ローラ2の鏡面部4…と
エンボス部3…とによりシート5に透明部6…と
エンボス面7…を同時形成するため、従来のよう
に、シート5にエンボス面を形成したのちそのエ
ンボス面の一部を加熱、加圧して透明部を形成す
る場合と比較して工程数を低減でき、また、平面
性も容易に得ることができる。平面性に優れると
いうことは、透明部6を均一で透明度の高いもの
とすることが可能である。
また、透明部6はシートの流れ方向に連続形成
されるので、所定のブラツク板形状に打抜く際シ
ート5の流れ方向の位置合せを行なう必要がな
く、打抜き作業が容易である。
さらに、透明部6は凹状に形成されるため、ケ
ース組立後におけるカセツトの出入に際しカセツ
トと接触することがなく傷が発生し難くもある。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したように、受けローラと、
この受けローラに対向して設けられ、周面にエン
ボス部と該エンボス部よりも所定寸法突出した鏡
面部とを軸方向に亘つて有した加圧ローラとの間
に透明なシート材を圧入し、前記加圧ローラによ
りシート成形と同時に透明部とエンボス面を連続
形成し、得られたシート材を所定のブランク版形
状に打ち抜くから、従来のように、熱プレス工程
を別途必要とすることなく、生産性が優れるとと
もに、透明部の平面性も容易に得ることができ
る。
また、透明部は凹状に形成され、ケース組み立
て後におけるカセツトの出入に際し、カセツトと
接触することがなく、傷が発生し難く、長期間透
明状態を良好に維持できる。
さらに、透明部は平面性に優れるため、均一で
透明度の高いものとすることが可能である。
また、透明部はシートの流れ方向に連続形成さ
れるので、所定のブラツク板形状に打ち抜く際シ
ートの流れ方向の位置合わせを行う必要がなく、
打ち抜き作業が容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はシート材製造ローラを示す正面図、第2図はそ
の一部を省略して示す平面図、第3図はシート材
の打抜き成形品を示す平面図、第4図はその側面
図である。 1……受けローラ(鏡面ローラ)、2……加圧
ローラ、4……鏡面部、3……エンボス部、6…
…透明部、7……エンボス面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受けローラと、この受けローラに対向して設
    けられ周面にエンボス部と該エンボス部よりも所
    定寸法突出した鏡面部とを軸方向に亘つて有した
    加圧ローラとの間に透明なシート材を圧入し、前
    記加圧ローラによりシート成形と同時に透明部と
    エンボス面を連続形成し、得られたシート材を所
    定のブランク版形状に打抜くことを特徴とするビ
    デオカセツトケース用ブランク板の製造方法。 2 シートは厚さ0.7〜1.0mgのポリプロピレンシ
    ートであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のビデオカセツトケース用ブランク板の製
    造方法。 3 シートの透明部はヘイズメーターによる曇り
    度が20%以下であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項または第2項記載のビデオカセツトケ
    ース用ブランク板の製造方法。
JP11018583A 1983-06-21 1983-06-21 ケ−ス材料の製造方法 Granted JPS602336A (ja)

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JP11018583A JPS602336A (ja) 1983-06-21 1983-06-21 ケ−ス材料の製造方法

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JPS602336A JPS602336A (ja) 1985-01-08
JPH0360658B2 true JPH0360658B2 (ja) 1991-09-17

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ID=14529195

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848570B (zh) * 2012-09-07 2015-07-08 深圳市通产丽星股份有限公司 一种片材加工设备

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JPS4971046A (ja) * 1972-11-06 1974-07-09
JPS5234011A (en) * 1975-09-09 1977-03-15 Nankai Gomu Kk Surface finishing method of metal element for embossing
JPS57170708A (en) * 1981-04-15 1982-10-21 Takiron Co Ltd Process for printing frosted image on thermoplastic plate

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