JPH0811413A - 色刷りを施こした多連状型押し製品及び該製品を作る色刷り兼型押し装置 - Google Patents

色刷りを施こした多連状型押し製品及び該製品を作る色刷り兼型押し装置

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JPH0811413A
JPH0811413A JP14925894A JP14925894A JPH0811413A JP H0811413 A JPH0811413 A JP H0811413A JP 14925894 A JP14925894 A JP 14925894A JP 14925894 A JP14925894 A JP 14925894A JP H0811413 A JPH0811413 A JP H0811413A
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Yukiyoshi Nakamura
幸義 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型押し印刷時共、加熱操作を不要とし、色刷
りを施こした文字、図形部分のみを正確に凹凸によって
浮出してみえる多連状の製品をつくること。 【構成】 固定されたフレーム本体11の下方に取付け
た軸12を介して、下部に紙受け部材14を有する圧盤
13を揺動可能に設け、圧盤13をロッド16を介して
フレーム本体11の内面に圧接及び離反するように、駆
動機構17を設けている。印刷時、フレーム本体11の
内面に印刷用雄型21を複数個所定位置に取付け、圧盤
13を圧接して用紙に印刷した後、型押し時には、上記
印刷用雄型の位置にそれぞれ凹凸を逆にした型押し用雌
型22を取付け、印刷用雄型21と左右を反転した型押
し用雄型23を圧盤13の内面に取付け、再び圧盤13
をフレーム本体11の内面に圧接して、色刷り部分のみ
を表にして型押しした製品を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、社名ロゴ、マーク等の
色刷り印刷を施こした型押し(エンボス)製品及び該製
品を作る色刷り兼型押し装置に関し、多連状の名刺及び
他の類似形状商品の製作等に用いて好適のものである。
【0002】
【従来の技術】従来より単面の自動型押し、パウダーを
振りかけ加熱する浮出し印刷、電熱を利用した箔押機
(ホットプレス)等々が既に実用化されている。
【0003】また、型押しして浮き出した紙面の一部に
色刷りを施こしたものも既に公知に属する。その一例と
して、基台上の定位置に載置したエンボスカードに、該
基台上に直立して設けたフレームに装備した熱板部を備
えた着色装置を操作して着色を行なうようにし、該着色
装置の操作に連動して、カードホッパに格納したエンボ
スカードを1枚ずつ連続移動するようにしたエンボスカ
ードの着色機であって、合成樹脂で形成したキャッシュ
カード等のエンボスされた数字や文字面に着色するよう
にしたものも既に公知に属する。(特開昭58−136
447号公報参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ものには、単面の自動型押しや、予め型押しされたエン
ボスカードに熱板部を備えた着色装置によって着色する
ようにした浮出し印刷等は既に実用化されているが、色
刷りを施こした文字、図形部分のみを正確に且つ加熱を
要することなく型押しによって浮き出すようにしたもの
がなかった。
【0005】本発明は、型押し、印刷時共加熱操作を不
要とし、且つ色刷りを施こした文字、図形部分のみを、
色刷りと型押しの誤差がなく、正確に凹凸によって浮出
してみえる多連状の製品及び該製品を作る色刷り兼型押
し装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、所定の大きさの紙に色刷りを
施こした文字、図形を複数個連ねて印刷し、該色刷りを
施こした多連状の文字、図形部分のみを、色刷り部分が
表面となるように型押しして製作したことを特徴として
いる。
【0007】また、請求項2の発明は、上記色刷りを施
こして各文字、図形を左右対称形とし、該左右対称の文
字、図形部分のみを、色刷り部分が表面となるように型
押ししたことを特徴としている。
【0008】また、請求項3の発明は、上記請求項1記
載の色刷りを施こした型押し製品を作る装置であって、
固定されたフレーム本体の下方に軸を取付け、該軸を介
して揺動可能に、下部に紙受け部材を有する圧盤を設
け、該圧盤を、上記フレーム本体の内面に圧接及び離反
するように外力によって駆動するようにし、上記フレー
ム本体の内面に、印刷時、凸形をした印刷用雄型を所定
位置に複数個等間隔に並べ取付け、また型押し時、該印
刷用雄型と凹凸を逆にした型押し用雌型を上記所定位置
と同一の位置に複数個等間隔に並べて取付け、一方、上
記圧盤の内面に、型押し時、上記、印刷用雄型と左右を
反転した型押し用雄型を、揺動してフレーム本体に圧接
したとき上記型押し用雌型と整合する位置に取付けるよ
うにしたことを特徴としている。
【0009】また、請求項4の発明は、上記請求項2記
載の色刷りを施こした型押し製品を作る装置であって、
固定されたフレーム本体の下方に軸を取付け、該軸を介
して揺動可能に、下部に紙受け部材を有する圧盤を設
け、該圧盤を、上記フレーム本体の内面に圧接及び離反
するように外力によって駆動するようにし、上記フレー
ム本体の内面に、印刷時及び型押し時とも同形の凸形を
した左右対称形をした雄型を所定位置に複数個等間隔に
並べて取付け、一方、上記圧盤の内面に、凹形をした雌
型を、揺動してフレーム本体に圧接するとき上記雄型と
整合する位置に複数個等間隔に並べて取付け、上記圧盤
下部の紙受け部材に保持される所定大きさの紙を、印刷
時と型押し時とで表裏を反転して圧盤内面の所定位置に
装着するようにしたことを特徴としている。
【0010】また、請求項5の発明は、1個の凹型金版
から複製された透明のプラスチック材からなる雄型及び
該雄型から複製された透明のプラスチック材からなる雌
型を、前記色刷り兼型押し装置に用いたことを特徴とし
ている。
【0011】
【作用】本発明は、上記のように構成されているので、
請求項1の発明によれば、所定の大きさの紙に色刷りを
施こして複数個連ねて印刷された多連状の文字、図形部
分のみが、凸状に浮き出して現れるので、光の作用によ
り識別作用が顕著となる。
【0012】また、請求項2の発明によれば、上記の作
用に加えて、色刷りされた文字、図形が左右対称形をな
しているので、バランスのよい特徴のある立体的な文
字、図形を光の作用により浮き出して現わすことができ
る。
【0013】また、請求項3の発明によれば、フレーム
本体の内面に、印刷時、凸形をした印刷用雄型を所定位
置に複数個取付け、また型押し時、印刷用雄型と凹凸を
逆にして型押し用雌型を上記と同一の位置に複数個取付
け、一方、圧盤の内面に、型押し時、上記印刷用雄型と
左右を反転した型押し用雄型を、フレーム本体の内面の
型押し用雌型と整合する位置に取付けることにより、圧
盤下部の紙受け部材に保持された所定大きさの紙にどう
ような形をした文字、図形でも、凸状に浮き出して現わ
すことができる。
【0014】また、請求項4の発明によれば、左右対称
形をした文字、図形を、印刷時と型押し時共、同形状の
雄型をフレーム本体に取付けるという簡単な操作と少な
い部品(型材)数で、容易に所定の大きさの紙に多連状
に凸状に浮き出して現わすことができる。
【0015】また、請求項5の発明によれば、上記した
本発明の印刷兼型押し装置に取付ける雄型及び雌型を、
1個の金版から複製して安価に作ることができるので、
これらの雄型及び雌型を使用枚数に応じて適宜取替える
ことにより、精度誤差の殆んどない正確な色刷りと型押
しを行なうことができる。またこの際、雄型及び雌型は
透明プラスチック材からなるので、予めマークされた基
準位置に容易に正確に取付けることができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1(a)は、請求項1に係る発明の一実施例を示
す、左右非対称形の図形を色刷りし、且つ該色刷り部分
が表面になるように該色刷り部分のみを型押しして製作
した多連状の型押し製品の要部の斜視図である。
【0017】図において、所定の大きさの紙1に印刷し
て着色された図形(図で斜線を施こした部分)2は、左
右非対称形をなしており、且つ該着色部分が表になるよ
うにして該着色部分2のみが浮き出して多連状に型押し
(エンボス)されている。なお、上記図形2の代りに、
文字についても同様である。
【0018】上記のように構成されているので、多連状
の文字、図形部分のみが、凸状に浮き出して現われてい
るので識別作用が顕著となる。なお、上記した実施例で
は、特に左右非対称の文字、図形について説明したが、
図の丸印3のように左右対称のものでもよく、どのよう
な文字、図形も含まれる。
【0019】図1(b)は、請求項2に係る発明の一実
施例を示す、左右対称形の図形を色刷りし、且つ該色刷
り部分(図で斜線を施こした部分)が表になるように型
押して製作した多連状の型押し製品の要部斜視図であっ
て、図中、図1(a)に記載した符号と同じ符号は同一
ないし同類部分を示すものとする。
【0020】図において、所定の大きさの紙1に印刷し
て着色された図形4,5は、特に左右対称形を示してお
り、且つ該着色部分4,5が表になるように該着色され
た図形部分4,5のみが浮き出して多連状に型押しされ
ている。なお、上記図形の代りに文字についても同様で
ある。上記のように構成されているので、バランスのよ
い特徴のある文字、図形を浮き出して現わすことができ
る。
【0021】図2は、図1(a)及び(b)に示した多
連状の色刷りを施こした型押し製品を作る装置の要部斜
視図であり、図3は、分解して示した要部斜視図であ
る。
【0022】図において、固定されたフレーム本体11
の下方に軸12を取付け、該軸12を介して圧盤13が
揺動可能に設けられており、該圧盤13の下部には、図
3(b)(c)に示すように、表面に滑り止め14aを
有する送り作用を兼ねた受け部材14が複数個設けら
れ、また一側端部には、ストッパ15が設けられてお
り、該圧盤13は、ロッド16を介してクランク機構の
ような外部の駆動機構17により、フレーム本体11の
内面に圧接及び離反するようになっている。上記フレー
ム本体11の内面には、図3(a)に示すように、図4
に示す型取付用のメタルベース11aが設けられてお
り、該メタルベース11aには、型を所定位置に正確に
位置付けるための目印しになる小片11bが組み込まれ
ている。
【0023】図1(a)に示す左右非対称形の製品を作
る場合、該メタルベース11aには、印刷時、図5
(d)に示すように、四辺に基準線となる目印(切込
み)21aを付した正四角形の透明のプラスチック材か
らなる型ベース21bに、丸の中に左右非対称形図形
(横形二等辺三角形)21cを凸状に形成した凸形をし
た雄型21が、複数個、上記目印し21aをメタルベー
ス11aの小片11bによる基準線に合わせるようにし
て等間隔で所定位置に、粘着テープ等によって取付けら
れる。なお、図3(a)において、11bは、圧盤13
と当接時、両者の内面の当接間隔を調整する部材、11
cはメタルベース11aの左右の設置位置を調整する部
材である。
【0024】次に、図1に示す製品を作る手順について
説明すると、上記した図1(a)に示す左右非対称形の
製品を作る場合、先ず、印刷時、上記のようにフレーム
本体11の内面に取付けられた雄型21の凸部の表面に
印刷用インキを、フレーム本体の両側枠体に上下に移動
可能に支持された図示しないローラを用いて塗布した
後、予め所定の大きさの紙を下部の紙受け部材14上に
保持した圧盤13を、ロッド16を介してフレーム本体
11の内面に圧接すると、該圧盤13に保持された図示
しない紙に、上記雄型21の図形と左右を反転した図形
が印刷される。
【0025】次いで、上記着色された部分のみが表にな
るようにして型押しするために、フレーム本体11の内
面の前記印刷時に取付けた所定位置に、上記印刷時使用
した雄型21の凹凸を逆にした図5(c)に示す雌型2
2を、同じ個数取付け、一方、圧盤13の内面には、上
記雄型21によって紙に印刷された図形つまり雄型21
と左右を反転した図5(b)に示す雄型23を、圧盤1
3を揺動してフレーム本体11に圧接したとき上記雌型
22と整合する位置に、注意深く粘着テープ等によって
同じ個数取付け、該雄型23の上に重ねるようにして前
記印刷された紙を下部の紙受け部材14上に保持した状
態で、該圧盤13をロッド16によってフレーム本体1
1内面に圧接することにより、上記着色された文字、図
形部分のみが、図1(a)に示すように、浮き出るよう
に型押しされた製品が出来上がる。
【0026】上記した図5(b)に示す型押し用雄型2
3は、図5(a)に示された、丸部と内部の左右非対称
形図形部を凹形で形成した真鍮製金版24から複製され
たものであり、また図5(c)に示す型押し用雌型22
は、該型押し用雄型23から複製されたものであり、何
れも使用時、型の摩耗に応じ安価に補充することができ
る。
【0027】この実施例によれば、上記した左右非対称
形の文字、図形ばかりでなくどのような文字、図形で
も、図5に示された印刷用雄型と型押し用雄型及び型押
し用雌型を主フレーム内面と圧盤内面に取付けるように
することにより、圧盤下部の紙受け部材14に保持され
た図示しない所定大きさの紙に、色刷りされた部分のみ
が、精度誤差を殆んど生ずることなく、正確に、凸状に
浮き出して現わすことができる。この理由の一つは、本
発明では、従来この種の印刷技術に用いられた熱操作を
一切用いないため、熱による歪みが生じないためであ
り、また理由の2は、印刷及び型押しの両工程共、平た
い用紙の状態のままで作業でき、ローラ等の間に用紙を
押入しないので不自然な力が全く加わらないためであ
り、また理由の3は、比較的小面積であるからである。
【0028】次に、図1(b)に示す左右対称形の製品
を作る場合、先ず印刷時、フレーム本体11のメタルベ
ース11aに、図6(b)に示す印刷用雄型26を等間
隔で所定位置に粘着テープ等によって取付け、該雄型2
6の左右対称形の凸部の表面に印刷用インキを塗布した
後、予め所定の大きさの紙を下部の紙受け部材14上に
保持した圧盤13を、ロッド16を介してフレーム本体
11の内面に圧接すると、該圧盤13に保持された図示
しない紙に、上記雄型26と左右対称の同形の図形が印
刷される。
【0029】次いで、型押し時、フレーム本体11のメ
タルベース11aに取付けられた雄型26は、上記した
印刷用雄型と同じもの(インキを拭きとったもの)でよ
く、一方、圧盤13の内面には、上記雄型26と凹凸を
逆にした図6(c)に示す型押し用雌型27を、圧盤1
3を揺動してフレーム本体11に圧接したとき上記雄型
26と整合する位置に、同じ個数等間隔に注意深く粘着
テープ等によって取付け、更に前記印刷された紙を、表
裏を逆にして再び圧盤13の紙受け部材14上に保持す
る。(この際、上記紙に印刷された図形は、紙の表裏で
全く同形とする。) 上記のようにして印刷された紙の表裏を逆にして、つま
り着色面を圧盤13に面するようにして圧盤13に保持
した状態で、該圧盤13をロッド16によってフレーム
本体11内面に圧接することにより、上記着色された左
右対称の文字、図形部分のみが、図1(b)に示すよう
に、浮き出るように型押しされた製品が出来上がる。
【0030】この実施例によれば、上記したように、文
字、図形が特に左右対称形の場合、図6に示された印刷
用並びに型押し用の同形の雄型及び型押し用雌型をそれ
ぞれ主フレーム側と圧盤側に取付け、印刷時と型押し時
とで紙を表裏反転するだけの操作と、少ない型部材で、
容易に且つ正確に所定の大きさの紙に多連状に左右対称
形のバランスのよい立体的な文字、図形を浮き出して現
わすことができる。
【0031】また、型押し用雄型及び雌型を一個の凹形
の金属製金版から透明プラスチック材を用いて複製する
ようにしたことにより、特に型押し時に摩耗するそれぞ
れの型を安価に複製して取替えることができるので、使
用枚数の如何を問わず、精度誤差を殆んど生ずることな
く正確に色刷兼型押し作業を行なうことができる。ま
た、透明プラスチックの型ベースの四辺に基準線を設け
ることにより、容易に且つ正確に各型をフレーム本体又
は圧盤に取付けることができる。
【0032】上記した両実施例において、説明を容易に
するために、最も簡単な図形(丸形、三角形及び四角
形)を用いて説明したが、複雑な文字、図形について
も、全く同様にして適用されることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1の発明においては、所定大きさの紙に色刷りを施
こした多連状の文字、図形部分のみが、凸状に浮き出し
て現れるので、光の作用により識別作用が顕著となる。
【0034】また、請求項2の発明においては、色刷り
された文字、図形が特に左右対称形をなしているので、
バランスのよい立体的な文字、図形を浮き出して現わす
ことができる。
【0035】また、請求項3の発明においては、型押し
用雄型とこれと凹凸を逆にした型押し用雌型及び上記型
押し用雄型と左右を反転した印刷用雄型をフレーム本体
と圧盤にそれぞれ取付けるようにしたことにより、従来
この種印刷技術に用いられた熱操作を不用としているの
で熱による歪みが生ぜず、圧盤下部の紙受け部材に保持
された所定大きさの紙に、色刷りされた部分のみが、精
度誤差を殆んど生ずることなく正確に、凸状に浮き出し
て現わすことができる。
【0036】また、請求項4の発明においては、印刷用
並びに型押し用の同形の雄型及び型押し用雌型をそれぞ
れ主フレーム型と圧盤側に取付け、印刷時と型押し時と
で紙を表裏反転するだけの操作と、少ない型部材で、容
易に且つ正確に、所定大きさの紙に多連状に左右対称形
のバランスのよい文字、図形を立体的に浮き出して現わ
すことができる。
【0037】また、請求項5の発明においては、1個の
凹型金版から複製された透明プラスチック材からなる雄
型及び該雄型から複製された透明プラスチック材からな
る雌型を用いたことにより、特に型押し時に摩耗するそ
れぞれの型を安価に複製して取り替えることができるの
で、使用枚数の大小を問わず、色ずれすることなく正確
に色刷兼型押し作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色刷りを施こした多連状型押し製品の
一実施例を示す斜視図で、(a)は左右非対称形図形の
もの、(b)は左右対称形図形のものである。
【図2】本発明の色刷り兼型押し装置の一実例を示す要
部斜視図である。
【図3】本発明の色刷り兼型押し装置の要部分解斜視図
で、(a)はフレーム本体、(b)は圧盤、(c)は
(b)のc部の紙受け部材の拡大斜視図である。
【図4】雄型及び雌型を取付けるフレーム本体内面のメ
タルベースの要部平面図である。
【図5】左右非対称形の型の一実施例を示し、(a)は
凹形の金版の平面図、(b)は(a)の金版から複製さ
れた型押し用雄型平面図、(c)は(b)の雄型で複製
された型押し用雌型の平面図、(d)は印刷用雄型の平
面図で、斜線部分は凸部、白地部分は凹部を表わす。
【図6】左右対称形の型の一実施例を示し、(a)は凹
形の金版の平面図、(b)は(a)の金版から複製され
た型押し用及び印刷用雄型の平面図、(c)は(b)の
雄型から複製された型押し用雌型の平面図である。
【符号の説明】
1 所定の大きさの紙 2 左右非対称形の図形 4 左右対称形の図形 11 フレーム本体 11a メタルベース 11b 小片 12 軸 13 圧盤 14 紙受け部材 14a 滑り止め 15 ストッパ 16 ロッド 17 駆動機構 21 印刷用雄型 21a 基準線目印 21b 型ベース 21c 左右非対称形図形 22 型押し用雌型 23 型押し用雄型 24 左右非対称形金版 25 左右対称形金版 26 型押し用、印刷用雄型 27 型押し用雌型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の大きさの紙に色刷りを施こした文
    字、図形を複数個連ねて印刷し、該色刷りを施こした多
    連状の文字、図形部分のみを、色刷り部分が表面となる
    ように型押しして製作したことを特徴とする色刷りを施
    こした多連状型押し製品。
  2. 【請求項2】 色刷りを施こした各文字、図形を左右対
    称形とし、該左右対称の文字、図形部分のみを色刷り部
    分が表面となるように型押ししたことを特徴とする請求
    項1記載の色刷りを施こした多連状型押し製品。
  3. 【請求項3】 固定されたフレーム本体の下方に軸を取
    付け、該軸を介して揺動可能に、下部に紙受け部材を有
    する圧盤を設け、該圧盤を、上記フレーム本体の内面に
    圧接及び離反するように外力によって駆動するように
    し、上記フレーム本内の内面に、印刷時、凸形をした印
    刷用雄型を所定位置に複数個等間隔に並べて取付け、ま
    た型押し時、該印刷用雄型と凹凸を逆にした型押し用雌
    型を上記所定位置と同一の位置に複数個等間隔に並べて
    取付け、一方、上記圧盤の内面に、型押し時、上部印刷
    用雄型と左右を反転した型押し用雄型を、揺動してフレ
    ーム本体に圧接したとき上部型押し用雌型と整合する位
    置に取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の色刷りを施こした型押し製品を作る色刷り兼型押し装
    置。
  4. 【請求項4】 固定されたフレーム本体の下方に軸を取
    付け、該軸を介して揺動可能に、下部に紙受け部材を有
    する圧盤を設け、該圧盤を、上記フレーム本体の内面に
    圧接及び離反するように外力によって駆動するように
    し、上記フレーム本体の内面に、印刷時及び型押し時と
    も同形の凸形をした左右対称形をした雄型を所定位置に
    複数個等間隔に並べて取付け、一方、上記圧盤の内面
    に、凹形をした雌型を揺動してフレーム本体に圧接する
    とき上記雄型と整合する位置に複数個等間隔に並べて取
    付け、上記圧盤下部の紙受け部材に保持される所定大き
    さの紙を、印刷時と型押し時とで表裏を反転して圧盤内
    面の所定位置に装着するようにしたことを特徴とする請
    求項2記載の色刷りを施こした型押し製品を作る色刷り
    兼型押し装置。
  5. 【請求項5】 1個の凹型金版から複製された透明のプ
    ラスチック材からなる雄型及び該雄型から複製された透
    明のプラスチック材からなる雌型を用いたことを特徴と
    する請求項3又は請求項4記載の色刷り兼型押し装置。
JP14925894A 1994-06-30 1994-06-30 色刷りを施こした多連状型押し製品及び該製品を作る色刷り兼型押し装置 Pending JPH0811413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104943349A (zh) * 2015-06-30 2015-09-30 南京云追溯网络科技有限公司 一种多功能模压机

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CN104943349A (zh) * 2015-06-30 2015-09-30 南京云追溯网络科技有限公司 一种多功能模压机

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