JPH0360546B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0360546B2 JPH0360546B2 JP30237986A JP30237986A JPH0360546B2 JP H0360546 B2 JPH0360546 B2 JP H0360546B2 JP 30237986 A JP30237986 A JP 30237986A JP 30237986 A JP30237986 A JP 30237986A JP H0360546 B2 JPH0360546 B2 JP H0360546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atmospheric gas
- stagnation
- mist
- furnace
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 19
- 239000003595 mist Substances 0.000 claims description 17
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 11
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 49
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
塗装乾燥設備における炉内壁等の塗装ミストの
付着防止方法の改良に関するものである。
付着防止方法の改良に関するものである。
塗装乾燥オーブンの炉体内は、加熱用雰囲気ガ
ス噴出ノズル6から加熱用雰囲気ガスを噴出し
て、塗装ストリツプSを上下面から加熱し、塗装
ストリツプSの上下面に塗布された塗料を乾燥す
るものであるが、塗装ストリツプSの塗料からの
蒸発成分がミストとなつて発生し、雰囲気ガスに
混入して、雰囲気ガスと共に炉内及び循環ダクト
を循環する。
ス噴出ノズル6から加熱用雰囲気ガスを噴出し
て、塗装ストリツプSを上下面から加熱し、塗装
ストリツプSの上下面に塗布された塗料を乾燥す
るものであるが、塗装ストリツプSの塗料からの
蒸発成分がミストとなつて発生し、雰囲気ガスに
混入して、雰囲気ガスと共に炉内及び循環ダクト
を循環する。
上記のように塗料ミストが混入した雰囲気ガス
は、循環送風機にて炉内及び循環ダクトに循環す
るようになつているが、炉内における雰囲気ガス
の流速が場所によつて異なり、特に炉内角隅部は
雰囲気ガスの流れが遅く淀み状態となるため、そ
の部分に流入した雰囲気ガスの代謝が悪くなり、
炉壁面にミストが累着していた。又、循環ダクト
でも曲り部等に淀み部が発生し、ミストが壁面に
累着して、このミストの累着層がその後剥離して
雰囲気ガスと共に噴出されて塗装ストリツプSの
表面に付着して塗装ストリツプSの表面瑕となる
事があつた。
は、循環送風機にて炉内及び循環ダクトに循環す
るようになつているが、炉内における雰囲気ガス
の流速が場所によつて異なり、特に炉内角隅部は
雰囲気ガスの流れが遅く淀み状態となるため、そ
の部分に流入した雰囲気ガスの代謝が悪くなり、
炉壁面にミストが累着していた。又、循環ダクト
でも曲り部等に淀み部が発生し、ミストが壁面に
累着して、このミストの累着層がその後剥離して
雰囲気ガスと共に噴出されて塗装ストリツプSの
表面に付着して塗装ストリツプSの表面瑕となる
事があつた。
本発明はかかる従来例の欠点に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、塗装乾燥設備の雰
囲気ガスの流れが淀み易い部位に雰囲気ガス噴流
を吹き付ける事により、雰囲気ガスの淀み部を解
消し、淀みの発生し易い部位の壁面にミストが付
着するのを防止したり、可燃性ガスである雰囲気
ガスの代謝を促進し、設備内全体を爆発下限界以
下の濃度に保つ事が出来るミスト付着防止方法を
提供するにある。
もので、その目的とする処は、塗装乾燥設備の雰
囲気ガスの流れが淀み易い部位に雰囲気ガス噴流
を吹き付ける事により、雰囲気ガスの淀み部を解
消し、淀みの発生し易い部位の壁面にミストが付
着するのを防止したり、可燃性ガスである雰囲気
ガスの代謝を促進し、設備内全体を爆発下限界以
下の濃度に保つ事が出来るミスト付着防止方法を
提供するにある。
本発明は、上記従来例の問題を解消するために
なされたもので、 塗装乾燥設備のA炉1体内及び雰囲気ガス循
環ダクトなどの隅角部1や屈曲部など雰囲気ガ
スの流れが淀み易い部位に雰囲気ガス噴出配管
を設ける。
なされたもので、 塗装乾燥設備のA炉1体内及び雰囲気ガス循
環ダクトなどの隅角部1や屈曲部など雰囲気ガ
スの流れが淀み易い部位に雰囲気ガス噴出配管
を設ける。
雰囲気ガス噴出配管7のノズルから淀みの発
生し易い部位に雰囲気ガス噴流を吹き付ける。
生し易い部位に雰囲気ガス噴流を吹き付ける。
これにより、雰囲気ガスの淀み易い部分を解
消し、淀みの発生し易い部位の壁面に雰囲気ガ
スの流れを強制的に形成する。
消し、淀みの発生し易い部位の壁面に雰囲気ガ
スの流れを強制的に形成する。
;という技術的手段を援用している。
循環雰囲気ガスを雰囲気ガス噴出配管8から各
ミストの付着し易い雰囲気ガスの淀み易い部分の
壁面に吹き付ける事により、該壁面を流れる雰囲
気ガスの流速が所定流速になつて、壁表面にミス
トの付着が無くなり、同時に淀み部分における雰
囲気ガスの代謝が良くなつて、淀み部分における
雰囲気ガスが常に爆発限界値以下になる。
ミストの付着し易い雰囲気ガスの淀み易い部分の
壁面に吹き付ける事により、該壁面を流れる雰囲
気ガスの流速が所定流速になつて、壁表面にミス
トの付着が無くなり、同時に淀み部分における雰
囲気ガスの代謝が良くなつて、淀み部分における
雰囲気ガスが常に爆発限界値以下になる。
本発明の実施例を図面に従つて詳説する。
ミスト累着防止方法は循環ダクト内も塗装オー
ブン炉体内でも同一であるので、最もミスト累着
が多く、又、問題となる塗装オーブン炉体1内に
おける実施例を示す。第1図は塗装乾燥オーブン
炉体1の一加熱帯の平面図で、第2図は第1図A
−Aにおける断面矢視図である。1はオーブン炉
体1内部で炉内には噴出ノズル6が塗装ストリツ
プSを挟んで上下から塗装ストリツプSを加熱出
来るように複数組を上下に対向させて夫々設置し
ている。2は燃焼室で、炉内と連結連通、且つ循
環送風機3の吸引口と連結連通している。循環送
風機3の吐出口と分配ダクト5は接続ダクト4を
介して連結連通されており、分配ダクト5は、複
数の噴出ダクト6及び炉内の隅角部1に沿つて配
置された雰囲気ガス噴出配管7とにガス供給配管
8を通して連結連通している。雰囲気ガス噴出配
管7のガス噴出方向は炉体隅角部1方向である。
ブン炉体内でも同一であるので、最もミスト累着
が多く、又、問題となる塗装オーブン炉体1内に
おける実施例を示す。第1図は塗装乾燥オーブン
炉体1の一加熱帯の平面図で、第2図は第1図A
−Aにおける断面矢視図である。1はオーブン炉
体1内部で炉内には噴出ノズル6が塗装ストリツ
プSを挟んで上下から塗装ストリツプSを加熱出
来るように複数組を上下に対向させて夫々設置し
ている。2は燃焼室で、炉内と連結連通、且つ循
環送風機3の吸引口と連結連通している。循環送
風機3の吐出口と分配ダクト5は接続ダクト4を
介して連結連通されており、分配ダクト5は、複
数の噴出ダクト6及び炉内の隅角部1に沿つて配
置された雰囲気ガス噴出配管7とにガス供給配管
8を通して連結連通している。雰囲気ガス噴出配
管7のガス噴出方向は炉体隅角部1方向である。
以上のように構成されているので、循環送風機
3の吸引にて炉内のミスト混入の雰囲気ガスが燃
焼室2を通り、更に、接続ダクト4、分配ダクト
5を通つて噴出ノズル6へと循環送風されて塗装
ストリツプSに噴出されてその塗装面を乾燥す
る。本実施例では特に雰囲気ガスの流速が低く、
雰囲気ガスの淀みが発生し易いオーブン1内にお
ける角隅部1に沿つて雰囲気ガス噴出配管7を配
設し、第2図に示すように円弧状に形成された角
隅部1の方向に向けて雰囲気ガスを吹き付けて、
炉体1の淀みが発生し易い部位である角隅部1の
壁面に沿つて所定流速の雰囲気ガス流を強制的に
形成し、雰囲気ガスの混入ミストが炉壁面に付着
する事を防止している。本実施例にみ図示説明し
ないが循環ダクトの曲り部等の雰囲気ガスの淀み
が発生し易い部位でも雰囲気ガス噴出配管7を設
置し、これによる噴流吹き付けにより混入ミスト
の累着を防止すると共に雰囲気ガスの代謝を実施
する。
3の吸引にて炉内のミスト混入の雰囲気ガスが燃
焼室2を通り、更に、接続ダクト4、分配ダクト
5を通つて噴出ノズル6へと循環送風されて塗装
ストリツプSに噴出されてその塗装面を乾燥す
る。本実施例では特に雰囲気ガスの流速が低く、
雰囲気ガスの淀みが発生し易いオーブン1内にお
ける角隅部1に沿つて雰囲気ガス噴出配管7を配
設し、第2図に示すように円弧状に形成された角
隅部1の方向に向けて雰囲気ガスを吹き付けて、
炉体1の淀みが発生し易い部位である角隅部1の
壁面に沿つて所定流速の雰囲気ガス流を強制的に
形成し、雰囲気ガスの混入ミストが炉壁面に付着
する事を防止している。本実施例にみ図示説明し
ないが循環ダクトの曲り部等の雰囲気ガスの淀み
が発生し易い部位でも雰囲気ガス噴出配管7を設
置し、これによる噴流吹き付けにより混入ミスト
の累着を防止すると共に雰囲気ガスの代謝を実施
する。
以上のように、本発明では塗装乾燥オーブンに
おける雰囲気ガス流の淀みが発生し易い部位に雰
囲気ガス噴出配管を設け、雰囲気ガス噴出配管か
ら強制的に雰囲気ガスをこの淀みが発生し易い部
位に吹き付けるので淀みが発生し易い部位に所定
流速以上の雰囲気ガスの流れを強制的に形成し、
淀みが発生し易い部位において炉内壁への塗料ミ
ストの累着を防止し、これにより、塗装ストリツ
プS面に壁面からの剥離ミストの付着する事を無
くし、製品品質の向上並びに操業効率を高めると
共に装置内のいずれの部位にも淀み部を無くし、
雰囲気ガスの代謝を促進させ、可燃性ガスの溜り
場が無くなるようにし、常に爆発限界値以下で安
全操業出来る事を可能にするものである。
おける雰囲気ガス流の淀みが発生し易い部位に雰
囲気ガス噴出配管を設け、雰囲気ガス噴出配管か
ら強制的に雰囲気ガスをこの淀みが発生し易い部
位に吹き付けるので淀みが発生し易い部位に所定
流速以上の雰囲気ガスの流れを強制的に形成し、
淀みが発生し易い部位において炉内壁への塗料ミ
ストの累着を防止し、これにより、塗装ストリツ
プS面に壁面からの剥離ミストの付着する事を無
くし、製品品質の向上並びに操業効率を高めると
共に装置内のいずれの部位にも淀み部を無くし、
雰囲気ガスの代謝を促進させ、可燃性ガスの溜り
場が無くなるようにし、常に爆発限界値以下で安
全操業出来る事を可能にするものである。
第1図…本発明の塗装乾燥オーブンの加熱帯の
一単体の平面図、第2図…第1図A−Aの断面視
図。 1…炉体、2…燃焼室、3…循環送風機、4…
接続ダクト、5…分配ダクト、6…噴出ノズル、
7…噴出配管、8…ガス供給配管。
一単体の平面図、第2図…第1図A−Aの断面視
図。 1…炉体、2…燃焼室、3…循環送風機、4…
接続ダクト、5…分配ダクト、6…噴出ノズル、
7…噴出配管、8…ガス供給配管。
Claims (1)
- 1 塗装乾燥設備の炉体内及び雰囲気ガス循環ダ
クトなどの隅角部や屈曲部など、雰囲気ガスの流
れが淀み易い部位に雰囲気ガス噴出配管を設け、
雰囲気ガス噴出配管のノズルから淀みの発生し易
い部位に雰囲気ガス噴流を吹き付けて雰囲気ガス
の淀み部を解消し、淀みの発生し易い部位の壁面
に雰囲気ガスの流れを形成する事を特徴とする塗
装乾燥設備におけるミスト付着防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30237986A JPS63156563A (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 塗装乾燥設備におけるミスト付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30237986A JPS63156563A (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 塗装乾燥設備におけるミスト付着防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156563A JPS63156563A (ja) | 1988-06-29 |
JPH0360546B2 true JPH0360546B2 (ja) | 1991-09-17 |
Family
ID=17908193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30237986A Granted JPS63156563A (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 塗装乾燥設備におけるミスト付着防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63156563A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6426598B2 (ja) | 2015-12-28 | 2018-11-21 | マブチモーター株式会社 | ロータ及びその製造方法並びにdcモータ |
-
1986
- 1986-12-18 JP JP30237986A patent/JPS63156563A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63156563A (ja) | 1988-06-29 |
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