JPH0359414A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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Publication number
JPH0359414A
JPH0359414A JP1194323A JP19432389A JPH0359414A JP H0359414 A JPH0359414 A JP H0359414A JP 1194323 A JP1194323 A JP 1194323A JP 19432389 A JP19432389 A JP 19432389A JP H0359414 A JPH0359414 A JP H0359414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
angular velocity
piezoelectric transducer
transducers
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1194323A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Ishikawa
直人 石川
Takahiro Oikawa
及川 貴博
Yoshihito Aoki
良仁 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0359414A publication Critical patent/JPH0359414A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コリオリカによって発生される変位を電気信
号に変換することにより角速度を検出する角速度センサ
に関するものである。
(従来の技術) この種の角速度センサは、従来一般に第5図に示す回路
構成となっている。すなわち角速度センサは、断面方形
の柱状の金属ビームからなり、その主要面1a乃至1d
に第6図に示すように駆動用、検出用、フィードバック
用及びダンピング用圧電トランスジューサ2a乃至2d
がそれぞれ付着された振動体lと、上記駆動用圧電トラ
ンスジユーザ2aを駆動する駆動アンプ3と検出用圧電
トランスジューサ2bによって検出した検出信号を増幅
する検出アンプ4と、該検出アンプ4で増幅した検出信
号を復調する復調器5とからなり、フィードバック用圧
電トランスジューサ2cからの検出信号は上記駆動アン
プ3に帰還され、上記ダンピング用圧電トランスジュー
サ2dに上記検出アンプ4からのダンピング信号が入力
されるようになっている。なお、振動体lは図示しない
支持部材によって振動不動点において支持されている。
上述した構造の角速度センサでは、駆動アンプ3によっ
て主要面1aの駆動用圧電トランスジューサ2aが正弦
波信号により駆動されると、この駆動用圧電トランスジ
ューサ2aによって振動体lが振動される。このとき、
振動体1の長平方向の軸Yの回りに角速度が加わってい
ると、加わっている角速度の大きさに比例した大きさで
、かつ上記振動体1の振動周波数で正弦波的に変化する
力(コリオリカ)が上記主要面(駆動面)laと直角な
方向に発生し、このコリオリカよって振動体1には駆動
方向と直角の方向に駆動と同じ周波数の振動が発生され
る。このコリオリカによって振動体1に誘起された振動
は上記駆動面1aに直角な主要面1bに付着された検出
用圧電トランスジューサ2bによって検出され、その出
力にこの検出した振動の大きさに応じた大きさの検出信
号が発生される。この検出信号は検出アンプ4によって
増幅された後、復調器5に入力されて復調され、その出
力に角速度の大きさ及び方向にそれぞれ応じた大きさ及
び極性の直流信号が発生される。
従って、この復調器5の直流信号によって角速度の大き
さ及び方向を検知することができるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の角速度センサでは、振動体lにその長手
方向の軸の回りに角速度が加わり、コリオリカが発生し
たときに検出用圧電トランスジューサ2aから得られる
検出信号の変化量が小さく、そのためセンサの感度が小
さいという問題があった。
また、周囲環境の温度が変化したとき、圧電トランスジ
ューサの焦電効果によって電荷が発生し、該電荷による
成分が検出信号に誤差成分として重畳されるようになる
ため、この角速度センサを使用したシステムの誤動作に
つながると言う問題もあった。
よって本発明は、上述した従来のものの問題点に鑑み、
コリオリカによって生じる検出信号の信号振幅の変化量
を増大して角速度人力に対する感度を向上することがで
き、かつ周囲環境の温度が変化しても検出信号に誤差成
分が重畳されることがないようにした角速度センサを提
供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記R#1Nを解決するため本発明により威された角速
度センサは、柱状の金属ビームからなる振動体の1つの
主要面を駆動用圧電トランスジューサにより駆動し、コ
リオリカにより発生される変位を上記主要面に直交する
主要面の検出用圧電トランスジューサにより電気信号に
変換して角速度を検出するようにした角速度センサにお
いて、前記駆動用圧電tランスジューサにより駆動され
る主要面に直交する2つの主要面にそれぞれ検出用圧電
トランスジューサを設け、該2つの検出用圧電トランス
ジューサの検出信号を加算して出力するようにしたこと
を特徴としている。
また、本発明の角速度センサは、前記2つの検出用圧電
トランスジューサが前記主要面の略対称な位置に極性が
互いに逆になるように設けられかつ互いに短絡されてい
ること、又は前記2つの検出用圧電トランスジューサの
各々の検出信号を復調する復調手段と、該復調手段の出
力信号を加算する加算手段とを備えることを特徴として
いる。
〔作 用〕
上記構成において、駆動用圧電トランスジューサにより
駆動される主要面に直交する2つの主要面にそれぞれ設
けられた検出用圧電トランスジューサの検出信号を加算
して出力するようにしているため、1つの検出用圧電ト
ランスジューサの場合に比べてコリオリカによる検出信
号の振幅変化量は倍増される。
また、各圧電トランスジューサの焦電効果によって発生
される誤差成分が加算によって相殺され、焦電効果によ
る誤差成分が検出信号に混入することが防止される。
また、相対向する主要面の略対称な位置に極性が互いに
逆になるように設けた2つの検出用圧電トランスジュー
サを互いに短絡して検出信号を加算しているため、簡単
な構成によって目的を達成することができる。
或いは2つの検出用圧電トランスジューサの各々の検出
信号を対応する復調手段で復調した後、加算手段で加算
するようにしているため、2つの検出用圧電トランスジ
ューサの出力が同位相でなくても誤差成分の相殺を行う
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、第
5図及び第6図について上述した従来のものと同等の部
分には同一の符号を付しである。
第1図は本発明による角速度センサの一実施例を示す回
路図であり、振動体lはその主要面1a乃至1dに駆動
用、第1の検出用、フィードバック用及び第2の検出用
圧電トランスジューサ12a乃至12dがそれぞれ付着
され、第1及び第2の検出用圧電トランスジューサ12
b及び12dは電気特性が等価で、振動体lの主要面1
b及びldの略対称な位置に極性が図示のように互いに
逆になるように付着され、かつリード線13によって短
絡されている。これ以外の部分は第5図について上述し
た従来のものと同一である。
以上の構成において、駆動用圧電トランスジューサ2a
が正弦波信号により駆動されて振動体lが振動されると
、第1及び第2の検出用圧電トランスジューサ12b及
び12dはその出力に互いに同位相で、しかも共に駆動
信号に対して+90゜又は−90°位相差のある電圧信
号を発生する。
ここで振動体1の長手方向の軸の回りに角速度が加わっ
ていると、加わっている角速度の大きさに比例して変化
するコリオリカが上記主要面(駆動面)laと直角な主
要面1bの方向に発生し、このコリオリカよって振動体
1は第2図に示すようにひずむ。この結果、第1及び第
2の検出用圧電トランスジューサ12b及び12dには
共に、同図に示すように、アースされた振動体lに対し
て十の電荷が発生される。従って、この第1及び第2の
検出用圧電トランスジューサ12b及び12dにおいて
発生された電荷は両者を短絡しているリード線13にお
いて加算され、検出信号として検出アンプ4に入力され
るようになり、コリオリカによる検出信号の振幅変化量
は従来に比べ倍増される。
また、圧電トランスジューサの焦電効果によっては、第
3図に示すように、第1の検出用圧電トランスジューサ
12bで十電荷が、第2の検出用圧電トランスジューサ
12dで一電荷が同量発生されるようになるが、両圧電
トランスジェーサ12b及び12dが短絡されているた
め、焦電効果によって発生される電荷は相殺され、焦電
効果による誤差成分が検出信号に混入することが防止さ
れる。
上述した実施例では第1及び第2の検出用圧電トランス
ジューサ12b及び12dをリード線13によって短絡
しているが、他の構成としては第4図のものが考えられ
る。
第4図の角速度センサにおいては、第1の検出用圧電ト
ランスジューサ12bからの検出信号は第1の検出アン
プ14aに、第2の検出用圧電トランスジューサ12d
からの検出信号は第2の検出アンプ14bにそれぞれ入
力されている。第1及び第2の検出アンプ14a及び1
4bでそれぞれ増幅された第1及び第2の検出用圧電ト
ランスジューサ12a及び12bからの検出信号は、第
1及び第2の復調器15a及び15bにそれぞれ入力さ
れ、ここで第1及び第2の検出用圧電トランスジューサ
12a及び12bからの検出信号が復調される。復調器
15a及び15bは、振動体lに加わっている角速度に
応じた大きさの直流信号をそれぞれ出力し、これを加算
器16の各入力に印加する。加算器16はその両人力に
印加される第1及び第2の検出用圧電トランスジューサ
12a及び12bからの検出信号を加算して出力する。
以上の槽底において、駆動用圧電トランスジューサ2a
が正弦波信号により駆動されて振動体1が振動されてい
るとき、振動体lの長手方向の軸の回りに角速度が加わ
っていると、加わっている角速度の大きさに比例して変
化するコリオリカによって振動体lがひずみ、第1及び
第2の検出用圧電トランスジューサ12b及び12dの
両方には、アースされた振動体1に対して十の電荷が発
生される。このため復調器15a及び15bの出力信号
は入力される角速度に応じて同極性方向に変化し、従っ
て加算器16の出力には2つの検出用圧電トランスジュ
ーサ12a及び12bの出力の検出信号を単純に加算し
た信号が発生され、コリオリカによる検出信号の振幅変
化量は従来に比べ倍増される。
また、周囲の温度変化時に2つの検出用圧電トランスジ
ューサ12a及び12bにおいて焦電効果によって発生
される電荷は互いに逆極性となり、復調器15a及び1
5bの出力信号も逆極性方向に変化するので、その変化
は加算器16において相殺され、焦電効果による誤差成
分が検出信号に混入することが防止される。
上述した第4図の実施例では、第1及び第2の検出用圧
電トランスジューサ12a及び12bの検出信号をそれ
ぞれ復調器15a及び15bによって復調した後加算す
るようにしているので、両方の検出信号が完全に同位相
でなくても何ら問題ない、この点第1図の実施例では、
第1及び第2の検出用圧電トランスジューサ12a及び
12bを短絡しているので、両者の検出信号は完全に同
相でなければならない。
なお、上述したように第2の検出用圧電トランスジュー
サ12dを主要面1dに付着することによって、従来あ
ったダンピング用圧電トランスジューサがなくなるが、
ダンピング機能がなくても十分な出力特性が得られ、実
用上問題ない。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、駆動用圧電トラン
スジューサにより駆動される主要面に直交する2つの主
要面にそれぞれ設けられた検出用圧電トランスジューサ
の検出信号を加算しているため、コリオリカによる検出
信号の振幅変化量が倍増され、焦電効果によって発生さ
れる誤差成分が相殺され、誤差成分が検出信号に混入す
ることが防止される。
また、2つの検出用圧電トランスジューサを設け、かつ
互いに短絡しているだけであるので、構成が簡単であり
、或いは2つの検出用圧電トランスジューサの各々の検
出信号を対応する復調した後加算しているため、2つの
検出用圧電トランスジューサの出力が同位相でなくても
誤差成分の相殺を行うことができる。
よって、コリオリカによって生じる検出信号の信号振幅
の変化量を増大して角速度入力に対する感度を向上する
ことができ、かつ周囲環境の温度が変化しても検出信号
に誤差成分が重畳されることかないようにした角速度セ
ンサがえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度センサの一実施例を示す回
路図、 第2図及び第3図は第1図の角速度センサの作用を説明
するための説明図、 第4図は本発明の各速度センサの他の実施例を示す回路
図、 第5及び第6図は従来の角速度センサ及び該センサに使
用している振動体の一例をそれぞれ示す回路図及び断面
図である。 ■・・・振動体と、la、lb、ld・・・主要面、1
2a・・・駆動用トランスジューサ、12b・・・第1
の検出用圧電トランスジューサ、12b・・・第2の検
出用圧電トランスジューサ、13・・・リード線、15
a・・・第1の復調器、15b・・・第2の復調器、1
6・・・加算器。 DCハ0マー 第 図 3 第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柱状の金属ビームからなる振動体の1つの主要面
    を駆動用圧電トランスジューサにより駆動し、コリオリ
    カにより発生される変位を上記主要面に直交する主要面
    の検出用圧電トランスジューサにより電気信号に変換し
    て角速度を検出するようにした角速度センサにおいて、 前記駆動用圧電トランスジューサにより駆動される主要
    面に直交する2つの主要面にそれぞれ検出用圧電トラン
    スジューサを設け、該2つの検出用圧電トランスジュー
    アの検出信号を加算して出力するようにした、 ことを特徴とする角速度センサ。
  2. (2)前記2つの検出用圧電トランスジューサが前記主
    要面の略対称な位置に極性が互いに逆になるように設け
    られかつ互いに短絡されている、ことを特徴とする請求
    項(1)記載の角速度センサ。
  3. (3)前記2つの検出用圧電トランスジューサの各々の
    検出信号を復調する復調手段と、 該復調手段の出力信号を加算する加算手段とを備える、 ことを特徴とする請求項(2)記載の角速度センサ。
JP1194323A 1989-07-28 1989-07-28 角速度センサ Pending JPH0359414A (ja)

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JP1194323A JPH0359414A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 角速度センサ

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JP1194323A JPH0359414A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 角速度センサ

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ID=16322681

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JP1194323A Pending JPH0359414A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 角速度センサ

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JP (1) JPH0359414A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560562A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Akai Electric Co Ltd 振動ジヤイロ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560562A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Akai Electric Co Ltd 振動ジヤイロ

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