JP2005308530A - 角速度・加速度複合センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 角速度と加速度を検出するためのセンサ素子の搭載スペースの縮小化を図る。
【解決手段】 角速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されるようにすることで振動片11および12を振動させ、角速度検出が行えるようにする。加速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されないようにすることで振動片11および12の振動を停止させ、加速度検出が行えるようにする。これにより、1つの音叉型振動子しか備えていない素子部にて、角速度検出と加速度検出の双方を行うことが可能となり、角速度と加速度を検出するためのセンサ素子をそれぞれ別個に設ける場合と比べ、搭載スペースの縮小化を図ることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 角速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されるようにすることで振動片11および12を振動させ、角速度検出が行えるようにする。加速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されないようにすることで振動片11および12の振動を停止させ、加速度検出が行えるようにする。これにより、1つの音叉型振動子しか備えていない素子部にて、角速度検出と加速度検出の双方を行うことが可能となり、角速度と加速度を検出するためのセンサ素子をそれぞれ別個に設ける場合と比べ、搭載スペースの縮小化を図ることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、角速度および加速度の双方を1つの振動子によって検出できる角速度・加速度複合センサに関するものである。
近年、自動車などの走行制御は、車両の旋回角速度、前後加速度、横加速度に基づいて行われることが多く、これらの情報を得るために、各車両に、角速度センサや加速度センサを搭載させている。
特開平9−113285号公報
車両におけるセンサ搭載スペースは限られており、できるだけ小さな空間内にセンサを収容したいという要求がある。しかしながら、従来では、角速度センサと加速度センサが別々の構成となっていることから、物理的に、2つのセンサのための搭載スペースが必要となり、車両内部の占有体積が大きくなるという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、角速度と加速度を検出するためのセンサ素子の搭載スペースの縮小化を図ることができる角速度・加速度複合センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、角速度や前後および左右加速度に応じて変位する振動子と、角速度に応じた振動子の変位から角速度を検出する角速度検出手段と、前後および左右加速度に応じた振動子の変位に基づいて、加速度を検出する加速度検出手段と、振動子に対して駆動電圧を印加することにより、振動子を振動させる駆動手段と、駆動手段から振動子に駆動電圧を印加させることで、振動子を振動させ角速度を検出し、駆動手段から振動子に駆動電圧を印加されないようにすることで、振動子の振動を停止させ加速度を検出する切替手段と、を備えていることを特徴としている。
このように、角速度検出時には、振動子に駆動電圧が印加されるようにすることで振動子を振動させ、角速度検出が行えるようにしている。そして、加速度検出時には、振動子に駆動電圧が印加されないようにすることで振動子の振動を停止させ、加速度検出が行えるようにしている。
このようにすることで、1つのセンサ素子(振動子)により、角速度検出と加速度検出の双方を行うことが可能となる。これにより、角速度と加速度を検出するためのセンサ素子をそれぞれ別個に設ける場合のように各センサ素子の搭載スペースを確保する必要が無く、1つの搭載スペースで済むことから、搭載スペースの縮小化を図ることができる。
例えば、請求項2に示されるように、振動子として、二本並べられた振動片を有する音叉型振動子を備えるものに請求項1に示される発明が適用される。この場合、駆動手段にて、この音叉型振動子に駆動電圧を印加することによって振動片を互いに逆相で振動させる。そして、角速度検出時には、切替手段によって駆動電圧を印加させ、振動片を振動させる。これにより、振動片が角速度によって該振動片の長手方向および該二本の振動片の並列方向に対する垂直方向に変位するため、これに基づいて角速度を求める。一方、加速度検出時には、切替手段によって振動片の振動を停止させる。そして、振動片が前後および左右加速度によって二本の振動片の並列方向もしくはこの並列方向および長手方向に対して垂直に変位するため、これに基づいて前後および左右加速度を求める。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態である角速度・加速度複合センサの素子部の構造を示す斜視図である。
図1は、本発明の第1実施形態である角速度・加速度複合センサの素子部の構造を示す斜視図である。
角速度・加速度複合センサを構成する素子部は、振動子10によって構成されている。振動子10は、振動子基部10aから2本の振動片11および12が突出した音叉型振動子である。この振動子10は、例えばセラミックのような非圧電材料からできており、振動片11、12の表面上にPZTなどの圧電体が貼り付けられた構成となっている。
本図では、この振動子10における2本の振動片11および12が並べられた方向をX方向、これら振動片11および12の長手方向をY方向、X方向およびY方向に垂直な方向をZ方向としている。以下、X方向に関しては紙面右側を正、Y方向に関しては紙面上側を正、Z方向に関しては紙面手前側を正として表すものとする。
圧電体の表面には、各種電極が所望パターンで形成されている。図2は、図1のA−A断面図であり、駆動および振動検出を行うための電極配置を示している。
図2(a)は、図1のA−A断面において、駆動用電極D+、D−およびX方向の加速度検出用電極M+、M−の配置を示したものである。この図に示されるように、駆動用電極D+、D−およびX方向の加速度検出用電極M+、M−は、振動片11および12のうち図1に示されるX方向と垂直な面に形成されている。
図2(b)は、図1のA−A断面において、Y軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S+、S−の配置を示したものである。この図に示されるように、Y軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S+、S−は、振動片11および12のうち図1に示されるZ方向と垂直な面に形成されている。
そして、図示しないが、振動子10の一面、例えば図1における紙面手前方向の一面に各電極に電気的に接続されたパッドが形成され、このパッドにワイヤボンディングなどが成されることで、各電極と回路部との電気的接続が成された構成となっている。
このように構成された素子部は、圧電体自身が逆圧電効果により歪むことを利用して、振動片11、12を駆動させる。例えば、駆動用電極D+に電圧を印加すると、振動片12はY方向に縮み外側に屈曲し、電圧印加を止めれば元に戻る。この電圧印加を周期的に行うことで、X方向に振動させることができる。
そして、振動片の形状や材質で決まる固有振動数で、振動片をX方向に互いに逆相で駆動させ、コリオリの力によるZ方向の振動に基づいて、Y軸回りの角速度を検出するとともに、X方向の振動のオフセット成分からX方向の加速度を検出し、Z方向の振動のオフセット成分からZ方向の加速度を検出する。
図3に示す素子部の模式図を参照して、角速度および加速度の検出原理を説明する。
〔角速度の検出〕
図3に示すように、振動子10の振動片11および12をX方向に互いに逆相で駆動し、振動させた状態で振動子10がY軸を中心に角速度Ωで回転すると、振動片11および12には、F=2mV・Ωで表されるコリオリの力FがZ方向に発生する。なお、mは振動片の質量、Vは振動速度を示している。このコリオリの力Fの発生によって、振動片11および12はX方向の振動に対し90°位相がずれ、Z方向に互いに逆相で振動する。したがって、振動片11および12のZ方向の振動からY軸周りの角速度を検出することができる。
図3に示すように、振動子10の振動片11および12をX方向に互いに逆相で駆動し、振動させた状態で振動子10がY軸を中心に角速度Ωで回転すると、振動片11および12には、F=2mV・Ωで表されるコリオリの力FがZ方向に発生する。なお、mは振動片の質量、Vは振動速度を示している。このコリオリの力Fの発生によって、振動片11および12はX方向の振動に対し90°位相がずれ、Z方向に互いに逆相で振動する。したがって、振動片11および12のZ方向の振動からY軸周りの角速度を検出することができる。
〔加速度の検出〕
振動子10の基部が駆動されず固定されており、例えばその固定対象がX方向において正(以下、+Xという)の向きに加速して移動したとすると、振動片11および12はその先端部が慣性によって取り残されるため、共にX方向の負(以下、−Xという)の向きに加速度に応じて屈曲する。振動片11および12は、通常前述した角速度検出のためにX方向に互いに逆相で駆動されているので、−Xの向きの屈曲は、駆動振動の+X側へのオフセットとして現れる。したがって、このオフセット量を検出すれば、X方向の加速度を逆算して求めることができる。Z方向の加速度も同様にして求めることができる。
振動子10の基部が駆動されず固定されており、例えばその固定対象がX方向において正(以下、+Xという)の向きに加速して移動したとすると、振動片11および12はその先端部が慣性によって取り残されるため、共にX方向の負(以下、−Xという)の向きに加速度に応じて屈曲する。振動片11および12は、通常前述した角速度検出のためにX方向に互いに逆相で駆動されているので、−Xの向きの屈曲は、駆動振動の+X側へのオフセットとして現れる。したがって、このオフセット量を検出すれば、X方向の加速度を逆算して求めることができる。Z方向の加速度も同様にして求めることができる。
次に、図4に、素子部の各電極が接続される回路部の構成を示す。この図に示されるように、回路部は、位相反転回路100、チャージアンプ101〜104、ゲインコントロール回路105、差動増幅回路106、108、加算増幅回路107、109、位相変調回路110、同期検波回路111、整流回路112、駆動基準電圧発生回路113および停止基準電圧発生回路114を備えている。
チャージアンプ101〜104は、検出およびモニタ電極に発生した電荷量を反転増幅して電圧値に変換する回路である。各チャージアンプ101〜104には、それぞれ、X方向の加速度検出用電極M+、M−とY軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S+、S−が接続され、これら各電極に蓄えられた電荷量が入力されるようになっている。
差動増幅回路106は、チャージアンプ101および102の出力電圧差を増幅する回路である。ここでは、チャージアンプ101および102にX方向の加速度検出用電極M+、M−の電荷量が入力されるようになっていることから、差動増幅回路106の出力電圧は、振動片のX方向の振動振幅を表すことになる。
位相変調回路110は、差動増幅回路106から出力されるモニタ出力信号の位相を90°ずらすものである。この位相変調回路110によって90°位相がずらされたモニタ出力信号が整流回路112にて整流される。そして、オペアンプ118を介して、この整流後のモニタ出力信号と駆動基準電圧発生回路113の出力する駆動用基準電圧との出力電圧差がゲインコントロール回路105に伝達されるようになっている。
ゲインコントロール回路105は、振動振幅が一定になるようにゲイン調整を行うもので、このゲインコントロール回路105によってゲイン調整が行われることで、駆動用電極D+に周期的な電圧が印加されるようになっている。なお、駆動用電極D−には位相反転回路100を介して、駆動用電極D+と逆位相の電圧が印加されるようになっている。
加算増幅回路107は、チャージアンプ101および102の出力電圧を加算して増幅する回路であり、出力信号は振動片11および12に加わるX方向の加速度成分の2倍に本回路に設定された所定の増幅倍率を乗算した成分を残すようになっている。このため、出力端子115に、X方向の加速度に応じた加速度検出信号が出力される。
差動増幅回路108は、チャージアンプ103および104の出力電圧差を増幅する回路である。ここでは、チャージアンプ103および104にY軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S+、S−が接続されていることから、差動増幅回路108の出力は、Z方向の振動に応じた信号となる。
角速度の検出原理で述べたように、振動子10にY軸回りの回転が加わると、X方向に振動している振動片11および12に対してZ方向にコリオリ力が作用し、駆動信号として駆動用電極D+、D−に印加される電圧に対して90°位相のずれた振動が発生する。振動片11および12はZ方向に逆相で振動するため、電極S+と電極S−の出力信号の差をとることで角速度に応じた出力電圧を得ることができる。ただし、差動増幅後の出力は、駆動振動に同期した正弦波形となるため、位相変調回路110で90°位相をずらしたモニタ出力信号を用いて同期検波し、さらに積分平滑化することで、出力端子116にY軸周りの角速度に応じた角速度検出信号が出力されるようになっている。
加算増幅回路109は、チャージアンプ103および104の出力電圧を加算して増幅する回路であり、出力信号は振動片11および12に加わるZ方向の加速度成分の2倍に本回路で設定された所定の増幅倍率を乗算した成分を残すようになっている。このため、出力端子117に、Z方向の加速度に応じた加速度検出信号が出力される。
停止基準電圧発生回路114は、モニタ出力の中点電圧を出力する。そして、スイッチ119にて、整流回路112のリファレンスをこの駆動基準電圧発生回路113が発生させる駆動用基準電圧から停止基準電圧発生回路114が発生させる停止用基準電圧に切り替えることで、ゲインコントロール回路105を通じて、振動片11および12の振動を打ち消す信号が駆動用電極D+、D−に入力される。
その結果、振動片11および12の振動が強制停止させられ、瞬時に2軸加速度センサとして機能させることができる。それに加えて、振動片11および12の駆動振動異常による「外乱」を除去することも可能となり、加速度の検出精度を向上させることも可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、角速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されるようにすることで振動片11および12を振動させ、角速度検出が行えるようにしている。そして、加速度検出時には、振動子10に駆動電圧が印加されないようにすることで振動片11および12の振動を停止させ、加速度検出が行えるようにしている。このようにすることで、1つの音叉型振動子しか備えていない素子部により、角速度検出と加速度検出の双方を行うことが可能となる。これにより、角速度と加速度を検出するためのセンサ素子をそれぞれ別個に設ける場合のように各センサ素子の搭載スペースを確保する必要が無く、1つの搭載スペースで済むことから、搭載スペースの縮小化を図ることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態である角速度・加速度複合センサの素子部の構造を示す斜視図である。
本発明の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態である角速度・加速度複合センサの素子部の構造を示す斜視図である。
図5に示される振動子20は、振動子基部20aから2本の振動片21および22が突出した音叉型振動子となっている。第1の実施形態との違いは振動片21および22の材質である。この振動子20は、例えば水晶のような圧電材料からできており、振動片21および22に電圧印加用の駆動用電極が直接貼り付けられている。振動子20自身が逆圧電効果により歪むことを利用して振動させる。また、振動検出についても検出電極を振動片21および22に直接貼り付け、振動による変形により振動片21および22に発生する誘電分極を検出電極で直接検出する。
図6は、図5のB−B断面図であり、駆動および振動検出を行うための電極配置を示している。
図6(a)は、図5のB−B断面において、駆動用電極D+、D−およびX方向の加速度検出用電極M1+、M2+、M1−、M2−の配置を示したものである。この図に示されるように、駆動用電極D+、D−は、それぞれ振動片21および22の側面の対称位置に配置されている。具体的には、駆動用電極D+は、振動片21の外側側面と振動片22の紙面手前側および紙面向う側の側面における外側位置に配置され、駆動用電極D−は、振動片22の外側側面と振動片21の紙面手前側および紙面向う側の側面における外側位置に配置されてている。
また、X方向の加速度検出用電極M1+〜M2−も、それぞれ振動片21および22の側面の対称位置に配置されている。具体的には、加速度検出用電極M1+は、振動片21の内側側面に配置され、加速度検出用電極M2+は振動片22の内側側面に配置され、加速度検出用電極M1−は、振動片21の紙面手前側および紙面向う側の側面における内側位置に配置され、加速度検出用電極M2−は、振動片22の紙面手前側および紙面向う側の側面における内側位置に配置されている。
図6(b)は、図5のB−B断面において、Y軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S1+、S2+、S1−、S2−の配置を示したものである。この図に示されるように、Y軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S1+〜S2−も、振動片21および22の側面の対称位置に配置されている。
具体的には、電極S1+は、振動片21の側面が形成する4つのコーナー部のうち対角線上に位置する2つのコーナー部に配置され、電極S1−は、振動片21の4つのコーナー部のうち電極S1+とは異なる対角線上に位置する2つのコーナー部に配置され、電極S2+は、振動片22の側面が形成する4つのコーナー部のうち対角線上に位置する2つのコーナー部に配置され、電極S2−は、振動片22の4つのコーナー部のうち電極S2+とは異なる対角線上に位置する2つのコーナー部に配置されている。
このような素子部を有する角速度・加速度複合センサの回路部の構成を図7に示す。この図に示されるように、X方向の加速度検出用電極M1+〜M2−、Y軸回りの角速度検出用およびZ方向の加速度検出用の電極S1+〜S2−は、すべて、チャージアンプ201〜208に接続され、これら各電極に発生した電荷量が反転増幅されて電圧値に変換される。そして、差動増幅回路209〜212によって、各チャージアンプ201〜208の出力電圧差が増幅される。
このような構成により、X方向の加速度成分、Y軸周りの角速度成分、Z方向の加速度成分の2倍に相当する成分が各差動増幅回路209〜212から出力されることになる。そして、第1実施形態における図4に示した各構成105〜117と同様の構成を用いて、上記のように得た各加速度および角速度成分から、X方向の加速度、Y軸周りの角速度、Z方向の加速度が求められる。
本実施形態の構成によれば、X方向の加速度成分、Y軸周りの角速度成分、Z方向の加速度成分の2倍に相当する成分を用いて、角速度および加速度検出を行うことができるため、より高感度な角速度および加速度検出が可能となる。
なお、これら角速度および加速度の検出原理については、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
10、30…振動子、11、12、31、32…振動片、100…位相反転回路、101〜104、201〜208…チャージアンプ、105…ゲインコントロール回路、106〜109、209〜212…差動増幅回路、110…位相変調回路、111…同期検波回路、112…整流回路、113…駆動基準電圧発生回路、114…停止基準電圧発生回路、119…スイッチ。
Claims (2)
- 角速度や前後および左右加速度に応じて変位する振動子と、
前記角速度に応じた前記振動子の変位から前記角速度を検出する角速度検出手段と、
前記前後および左右加速度に応じた前記振動子の変位に基づいて、前記加速度を検出する加速度検出手段と、
前記振動子に対して駆動電圧を印加することにより、前記振動子を振動させる駆動手段と、
前記駆動手段から前記振動子に前記駆動電圧を印加させることで、前記振動子を振動させ前記角速度を検出し、前記駆動手段から前記振動子に前記駆動電圧を印加されないようにすることで、前記振動子の振動を停止させ前記加速度を検出する切替手段と、を備えていることを特徴とする角速度・加速度複合センサ。 - 前記振動子は、二本並べられた振動片を有する音叉型振動子であり、
前記駆動手段は、この音叉型振動子に前記駆動電圧を印加することによって前記振動片を互いに逆相で振動させるようになっており、
前記切替手段によって前記振動片が振動させられると、前記振動片が前記角速度により、該振動片の長手方向および該二本の振動片の並列方向に対する垂直方向に変位することに基づいて前記角速度を求め、
前記切替手段によって前記振動片の振動が停止させられると、前記振動片が前記前後および左右加速度により、該二本の振動片の並列方向もしくはこの並列方向および前記長手方向に対して垂直に変位することに基づいて前記前後および左右加速度を求めるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の角速度・加速度複合センサ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060613 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070711 |