JPH0359109A - ポリプロピレン綿代替物の製造法 - Google Patents
ポリプロピレン綿代替物の製造法Info
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- JPH0359109A JPH0359109A JP19372989A JP19372989A JPH0359109A JP H0359109 A JPH0359109 A JP H0359109A JP 19372989 A JP19372989 A JP 19372989A JP 19372989 A JP19372989 A JP 19372989A JP H0359109 A JPH0359109 A JP H0359109A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は高融点繊維に配合使用する融着繊維としての
ポリプロピレン綿の代替物の製造方法に関するものでそ
の特徴は廉価に多量供給することができる点にある。
ポリプロピレン綿の代替物の製造方法に関するものでそ
の特徴は廉価に多量供給することができる点にある。
〈従来の技術〉
上層下層ウェッブよりなる自動車内装材としては特開昭
６４−２２６４７号及び特開昭６４−１４３５９号に示
されているようにその下層中には高融点繊維と低融点繊
維が配合使用されている。低融点繊維としては一般にポ
リプロピレンが使用され高融点繊維としてはポリエステ
ルが代表的なものである。
６４−２２６４７号及び特開昭６４−１４３５９号に示
されているようにその下層中には高融点繊維と低融点繊
維が配合使用されている。低融点繊維としては一般にポ
リプロピレンが使用され高融点繊維としてはポリエステ
ルが代表的なものである。
く解決しようとする問題点〉
ところで下層ウェッブはコスト低減のために廉価な反毛
繊維を使用することがおおいのであるがポリプロピレン
の反毛繊維は量的に不足しておりたりない分はバージン
ポリプロピレン繊維を使用することとなりコスト上昇の
因となっている。
繊維を使用することがおおいのであるがポリプロピレン
の反毛繊維は量的に不足しておりたりない分はバージン
ポリプロピレン繊維を使用することとなりコスト上昇の
因となっている。
く問題点を解決するための手段〉
上記問題点に対して種々検討した結果ポリプロピレン綿
代替物を発明するに到った。
代替物を発明するに到った。
即ち本発明は（１）ポリプロピレン又は／及び高密度ポ
リエチレン一軸延伸フィルムを製造し所望の長さに切断
したものを反毛機で反毛することにより（２）ポリプロ
ピレン又は／及び高密度ポリエチレン一軸延伸フィルム
を粉砕機で粉砕することによりポリプロピレン綿の代替
物を製造することができた。この（１）、（２）からな
るポリプロピレン綿代替物を高融点繊維に配合使用する
ことによりほぼ同様の加工性及び製品品質のものを廉価
なコストで製造することができた。
リエチレン一軸延伸フィルムを製造し所望の長さに切断
したものを反毛機で反毛することにより（２）ポリプロ
ピレン又は／及び高密度ポリエチレン一軸延伸フィルム
を粉砕機で粉砕することによりポリプロピレン綿の代替
物を製造することができた。この（１）、（２）からな
るポリプロピレン綿代替物を高融点繊維に配合使用する
ことによりほぼ同様の加工性及び製品品質のものを廉価
なコストで製造することができた。
（１）、（２）のポリプロピレン又は／及び高密度ポリ
エチレンー軸延伸フィルムは公知の方法により製造する
ことができる。このフィルムは反毛機で反毛しやすく高
融点繊維と配合しやすい長さに切断する。そのものを綿
状とするために反毛機で反毛するのである。又切断した
フィルムは粉砕すると延伸方向に主として引き裂かれて
これも高融点繊維に配合しやすいものとなる。これらは
廉価なポリプロピレン又は廉価な高密度ポリエチレンを
原料とすることができ廉価な繊維状物をつくることがで
きる。またこれらポリプロピレン又は高密度ポリエチレ
ン原料にはポリエチレン、ポリスチレン等のオレフィン
系樹脂やタルク等のフィラーを配合することができる。
エチレンー軸延伸フィルムは公知の方法により製造する
ことができる。このフィルムは反毛機で反毛しやすく高
融点繊維と配合しやすい長さに切断する。そのものを綿
状とするために反毛機で反毛するのである。又切断した
フィルムは粉砕すると延伸方向に主として引き裂かれて
これも高融点繊維に配合しやすいものとなる。これらは
廉価なポリプロピレン又は廉価な高密度ポリエチレンを
原料とすることができ廉価な繊維状物をつくることがで
きる。またこれらポリプロピレン又は高密度ポリエチレ
ン原料にはポリエチレン、ポリスチレン等のオレフィン
系樹脂やタルク等のフィラーを配合することができる。
く作用〉
一軸延伸されたポリプロピレン又は／及び高密度ポリエ
チレンフィルムは反毛機や粉砕機で容易に延伸方向に裂
は易く繊維状物となる。
チレンフィルムは反毛機や粉砕機で容易に延伸方向に裂
は易く繊維状物となる。
〈実施例１〉
廉価なポリプロピレン再生チップを原料として直径５０
ｃｍ円形ダイス付押出機によりインフレーション製膜を
行ないピンチロールで折畳み約１５ｃｍにスリットして
その後引き続いて１４０”Ｃ加熱ロールでフィルム両面
を加熱し８倍の延伸をかけた後巻取り、それを３０個リ
ールにかけ束状に引取ながら裁断機で５ｃｍに切断し。
ｃｍ円形ダイス付押出機によりインフレーション製膜を
行ないピンチロールで折畳み約１５ｃｍにスリットして
その後引き続いて１４０”Ｃ加熱ロールでフィルム両面
を加熱し８倍の延伸をかけた後巻取り、それを３０個リ
ールにかけ束状に引取ながら裁断機で５ｃｍに切断し。
切断フィルムを３段反毛機にかけ繊維状物を製造した。
このもの４０重景気ポリエステル反毛綿６０重量％を混
綿しシリンダーオープナ−を３段階通してコンベア上に
開繊綿を集積し５００ ｇ ／ ｔｒｉ’の下層ウェッ
ブとし該ウェッブと直角方向よりポリエステル原液着色
線８０重量％にポリプロピレン綿２０重量％を混綿しカ
ード機を通してフリースをクロスレヤーで下層上に２０
０ ｇ／ｒｎ”の折畳積層し表面側よりニードルルーム
で９０／ａｍのニードリングをして上下ウェッブを一体
化し、所定長に裁断し、裁断物を１８０”Ｃ加熱板で接
触加熱６０秒間実施後上下冷却型で冷間プレス成形して
自動車トランクサイド材とした。
綿しシリンダーオープナ−を３段階通してコンベア上に
開繊綿を集積し５００ ｇ ／ ｔｒｉ’の下層ウェッ
ブとし該ウェッブと直角方向よりポリエステル原液着色
線８０重量％にポリプロピレン綿２０重量％を混綿しカ
ード機を通してフリースをクロスレヤーで下層上に２０
０ ｇ／ｒｎ”の折畳積層し表面側よりニードルルーム
で９０／ａｍのニードリングをして上下ウェッブを一体
化し、所定長に裁断し、裁断物を１８０”Ｃ加熱板で接
触加熱６０秒間実施後上下冷却型で冷間プレス成形して
自動車トランクサイド材とした。
従来の下層に使用していたポリプロピレン綿を配合した
ものと同じ条件で加工した製品の熱サイクルテストによ
る形状変化、剛性等はぼ同等で良好な製品であった。
ものと同じ条件で加工した製品の熱サイクルテストによ
る形状変化、剛性等はぼ同等で良好な製品であった。
ここで熱サイクルテストとは部品を立て付けた状態で８
０”Ｃ４時間−４０’Ｃ２時間２０°０１時間を１サイ
クルとして４サイクル実施した後の部品の変化状態を調
べるテストである。
０”Ｃ４時間−４０’Ｃ２時間２０°０１時間を１サイ
クルとして４サイクル実施した後の部品の変化状態を調
べるテストである。
〈実施例２〉
実施例１の一軸延伸ポリプロピレンフイルムを網目６ｍ
ｍの粉砕機で粉砕して繊維状物を製造した。このもの
を使用して実施例１と同様な方法によりトランクサイド
材をつくった。そのものの品質は同様に良好なもであっ
た。
ｍの粉砕機で粉砕して繊維状物を製造した。このもの
を使用して実施例１と同様な方法によりトランクサイド
材をつくった。そのものの品質は同様に良好なもであっ
た。
〈実施例３〉
廉価な再生高密度ポリエチレンを原料として実施例１の
装置を使用してインフレーションフィルムを製造し１０
５°Ｃ加熱ロールでフィルム両面を加熱し６倍の延伸を
かけた後巻とり、それを３０個リールにかけ巻はどきな
がら積層したものを裁断機で３ｃｍに切断し、切断した
フィルムを３段反毛機にかけ延伸方向に微細１こ引き裂
かれた綿状物を得た。
装置を使用してインフレーションフィルムを製造し１０
５°Ｃ加熱ロールでフィルム両面を加熱し６倍の延伸を
かけた後巻とり、それを３０個リールにかけ巻はどきな
がら積層したものを裁断機で３ｃｍに切断し、切断した
フィルムを３段反毛機にかけ延伸方向に微細１こ引き裂
かれた綿状物を得た。
このもの３５重量％ポリエステルを主体とする粗毛綿６
５重量％を混綿し実施例１と同様な方法でウェッブを製
造し加熱成形して自動車トランクサイド材とした。実施
例１の製品よりやや柔軟性のある熱サイクルテスト後の
寸法精度のよい製品かえられた。
５重量％を混綿し実施例１と同様な方法でウェッブを製
造し加熱成形して自動車トランクサイド材とした。実施
例１の製品よりやや柔軟性のある熱サイクルテスト後の
寸法精度のよい製品かえられた。
〈実施例４〉
再生ポリプロピレン７０部再生高密度ポリエチレン３０
部を原料として実施例１と全く同じ条件でフィルム形成
、延伸、切断、反毛を行ない延伸方向に微細に引き裂か
れた綿状物をえた。
部を原料として実施例１と全く同じ条件でフィルム形成
、延伸、切断、反毛を行ない延伸方向に微細に引き裂か
れた綿状物をえた。
このもの４０重量％にポリエステルを主体とする粗毛綿
を６０重量％を混綿し実施例１と同様な方法で下層ウェ
ッブ１０００ｇ／♂のニードルウェッブを製造した。
を６０重量％を混綿し実施例１と同様な方法で下層ウェ
ッブ１０００ｇ／♂のニードルウェッブを製造した。
一方実施例１の方法で表皮層付のウェッブを製造した。
それぞれを所定長に裁断し２枚を積層して接触加熱板で
加熱し型間でプレス底形してトランクリッド部品を製造
した。実施例１−３の部品より剛性度の高い熱サイクル
テスト後の形状変化のほとんどない部品が得られた。
加熱し型間でプレス底形してトランクリッド部品を製造
した。実施例１−３の部品より剛性度の高い熱サイクル
テスト後の形状変化のほとんどない部品が得られた。
〈発明の効果〉
ポリプロピレンや高密度ポリエチレンチップから一軸延
伸フイルムをつくりそれより繊維状物とする方法を発明
したこと特に廉価なそれら樹脂の再生チップを使用して
繊維代替物をつくることによって廉価なポリプロピレン
綿の入手が困難でバージンポリプロピレン綿の使用を余
儀なくされていたものが安定して量確保ができ、品質の
問題もなくコストを低下させることができた。
伸フイルムをつくりそれより繊維状物とする方法を発明
したこと特に廉価なそれら樹脂の再生チップを使用して
繊維代替物をつくることによって廉価なポリプロピレン
綿の入手が困難でバージンポリプロピレン綿の使用を余
儀なくされていたものが安定して量確保ができ、品質の
問題もなくコストを低下させることができた。
Claims (2)
- （１）ポリプロピレン又は／及び高密度ポリエチレン一
軸延伸フィルムを製造し所望の長さに切断したものを反
毛機で反毛することを特徴とするポリプロピレン綿代替
物の製造法 - （２）ポリプロピレン又は／及び高密度ポリエチレン一
軸延伸フィルムを粉砕機で粉砕することを特徴とするポ
リプロピレン繊維代替物の製造法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19372989A JPH0359109A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | ポリプロピレン綿代替物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19372989A JPH0359109A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | ポリプロピレン綿代替物の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359109A true JPH0359109A (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=16312837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19372989A Pending JPH0359109A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | ポリプロピレン綿代替物の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0359109A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102392312A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-03-28 | 宁波华业材料科技有限公司 | 一种再生回料聚丙烯裂膜纤维的制备方法 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP19372989A patent/JPH0359109A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102392312A (zh) * | 2011-08-22 | 2012-03-28 | 宁波华业材料科技有限公司 | 一种再生回料聚丙烯裂膜纤维的制备方法 |
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