JPH0358922B2 - - Google Patents
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- JPH0358922B2 JPH0358922B2 JP57065002A JP6500282A JPH0358922B2 JP H0358922 B2 JPH0358922 B2 JP H0358922B2 JP 57065002 A JP57065002 A JP 57065002A JP 6500282 A JP6500282 A JP 6500282A JP H0358922 B2 JPH0358922 B2 JP H0358922B2
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- JP
- Japan
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- vehicle height
- vehicle
- switching
- height adjustment
- circuit
- Prior art date
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/20—Speed
- B60G2400/204—Vehicle speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/25—Stroke; Height; Displacement
- B60G2400/252—Stroke; Height; Displacement vertical
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/30—Height or ground clearance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乗用車の如き車両の車高を一定の適正
位置に調節するものであつて高・低例えば２段の
車高調整用基準レベルを有して選択的に各基準レ
ベルに基づいて車高調整を行い車高を適正位置に
し得る車高調整装置において、車両の走行速度に
対応させて上記基準レベルが高・低のいずれかに
自動的に切り換えられるようにし以つて運転に資
するようにした車高調整装置に関する。
位置に調節するものであつて高・低例えば２段の
車高調整用基準レベルを有して選択的に各基準レ
ベルに基づいて車高調整を行い車高を適正位置に
し得る車高調整装置において、車両の走行速度に
対応させて上記基準レベルが高・低のいずれかに
自動的に切り換えられるようにし以つて運転に資
するようにした車高調整装置に関する。
目下通常使用される乗用車の如き車両におい
て、選択的な２段階の基準レベルを備え、選択さ
れた各基準レベルに基づいて車高の調整が行われ
るという車高調整装置が提案されている。斯かる
車高調整装置では、通常の道路走行では低位置の
基準レベルで、他方荒地等の走行では高位置の基
準レベルで夫々車高調整を行うよう構成されるの
が一般的であり、又このような２段の基準レベル
を有する車高調整装置では高い基準レベルで車高
調整を行うか或いは低い基準レベルで車高調整を
行うかについては運転者自身の判断に基づいて手
動により選択されるのが一般的である。尚上記各
基準レベルにおける車高調整とは、車両の荷重が
増加又は減少して車高が基準レベルよりも降下又
は上昇した場合に当該車高を基準レベルである適
正位置にするように作動せしめることをいう。
て、選択的な２段階の基準レベルを備え、選択さ
れた各基準レベルに基づいて車高の調整が行われ
るという車高調整装置が提案されている。斯かる
車高調整装置では、通常の道路走行では低位置の
基準レベルで、他方荒地等の走行では高位置の基
準レベルで夫々車高調整を行うよう構成されるの
が一般的であり、又このような２段の基準レベル
を有する車高調整装置では高い基準レベルで車高
調整を行うか或いは低い基準レベルで車高調整を
行うかについては運転者自身の判断に基づいて手
動により選択されるのが一般的である。尚上記各
基準レベルにおける車高調整とは、車両の荷重が
増加又は減少して車高が基準レベルよりも降下又
は上昇した場合に当該車高を基準レベルである適
正位置にするように作動せしめることをいう。
ところが、上記の如き構成を備える車両の車高
調整装置では次のような問題が提起される。即
ち、悪路・不整地等を高い基準レベルに係る車高
位置状態で低速走行していた後に、例えば高速可
能な道路で高速走行を行い始めた場合において、
運転者が者高調整装置による調整位置に高い基準
レベルから低い基準レベルに切り換えていないと
すると車高は高い状態のままであるから高速走行
上車高は適正位置になく都合が悪いという問題が
提起される。
調整装置では次のような問題が提起される。即
ち、悪路・不整地等を高い基準レベルに係る車高
位置状態で低速走行していた後に、例えば高速可
能な道路で高速走行を行い始めた場合において、
運転者が者高調整装置による調整位置に高い基準
レベルから低い基準レベルに切り換えていないと
すると車高は高い状態のままであるから高速走行
上車高は適正位置になく都合が悪いという問題が
提起される。
本発明者は上記問題に鑑みこれを有効に解決す
べく本発明を成したもので、本発明の目的は、例
えば２段の切換式の基準レベルを有する一般車両
用車高調整装置において、切換装置で設定された
基準レベルを車両の走行速度に対応させて自動的
に切り換え、車速に応じて車高の適正位置を変え
車両の運転に資するようにした車高調整装置を提
供することにある。
べく本発明を成したもので、本発明の目的は、例
えば２段の切換式の基準レベルを有する一般車両
用車高調整装置において、切換装置で設定された
基準レベルを車両の走行速度に対応させて自動的
に切り換え、車速に応じて車高の適正位置を変え
車両の運転に資するようにした車高調整装置を提
供することにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
先ず前提となる車高調整用基準レベルを高・低
の２段で切り変え得る車高調整装置の構成、動作
を概説する。第１図は本発明に係る車高調整装置
の構成を示すブロツク図であるが、この第１図に
おいて、１は入力された信号に基づき信号の状態
に関し予め定められた論理演算を行い一定の制御
用出力信号を送出する信号処理装置である。信号
処理装置１には切換回路２を介して高い基準レベ
ル用の車高センサ３、低い基準レベル用の車高セ
ンサ４のいずれかのセンサ出力信号が選択的に入
力されると共に、他方信号処理装置１の出力信号
は出力回路５を介してアクチユエータ６に伝達さ
れる。
の２段で切り変え得る車高調整装置の構成、動作
を概説する。第１図は本発明に係る車高調整装置
の構成を示すブロツク図であるが、この第１図に
おいて、１は入力された信号に基づき信号の状態
に関し予め定められた論理演算を行い一定の制御
用出力信号を送出する信号処理装置である。信号
処理装置１には切換回路２を介して高い基準レベ
ル用の車高センサ３、低い基準レベル用の車高セ
ンサ４のいずれかのセンサ出力信号が選択的に入
力されると共に、他方信号処理装置１の出力信号
は出力回路５を介してアクチユエータ６に伝達さ
れる。
上記センサ３，４は車両上適宜な略同一の箇所
に配設され、夫々独自に設定された基準レベルに
基づき車高状態を検出するもので、例えば車両の
懸架装置のバネ上部とバネ下部との相対的位置関
係を検出したり或いは直接路面との離間距離を測
定検出する等の機能を有し、予め設定された夫々
の車高に係る基準レベルとの比較機構により所定
の信号が出力される。具体的には車高が基準レベ
ルにあるときには車高調整装置を非能動状態にさ
せる信号が出力され、車高が基準レベルにないと
きには車高を基準レベルにするための車高調整装
置を能動状態にさせる信号が出力される。切換回
路２は主として切換スイツチ２ａにより成るもの
で、通常は運転席近傍に設けられ運転者等により
操作される手動スイツチ７に基づいて切換指定回
路８の動作によりセンサ３，４の出力信号のいず
れかを信号処理回路１に伝送せしめるものであ
る。出力回路５は信号処理回路１より出力される
制御信号に基づいてアクチユエータ６を作動せし
めるための出力信号を生じさせるものであり、ア
クチユエータ６は例えば車両の懸架装置に付設さ
れた作動部に油圧ポンプ等からの油圧等の供給等
を可能にする圧油供給路に設けられた弁部材の如
きものである。
に配設され、夫々独自に設定された基準レベルに
基づき車高状態を検出するもので、例えば車両の
懸架装置のバネ上部とバネ下部との相対的位置関
係を検出したり或いは直接路面との離間距離を測
定検出する等の機能を有し、予め設定された夫々
の車高に係る基準レベルとの比較機構により所定
の信号が出力される。具体的には車高が基準レベ
ルにあるときには車高調整装置を非能動状態にさ
せる信号が出力され、車高が基準レベルにないと
きには車高を基準レベルにするための車高調整装
置を能動状態にさせる信号が出力される。切換回
路２は主として切換スイツチ２ａにより成るもの
で、通常は運転席近傍に設けられ運転者等により
操作される手動スイツチ７に基づいて切換指定回
路８の動作によりセンサ３，４の出力信号のいず
れかを信号処理回路１に伝送せしめるものであ
る。出力回路５は信号処理回路１より出力される
制御信号に基づいてアクチユエータ６を作動せし
めるための出力信号を生じさせるものであり、ア
クチユエータ６は例えば車両の懸架装置に付設さ
れた作動部に油圧ポンプ等からの油圧等の供給等
を可能にする圧油供給路に設けられた弁部材の如
きものである。
以上の如き構成によれば、車高が選択された
高・低いずれかの基準レベルにあるときは車高調
整装置は非能動状態にあり、一方基準レベル以外
にあるときは能動状態にあつて適時に車高調整が
行われ車高は基準レベルの適正位置に調整せしめ
られる。又センサ３，４の出力信号の関係は、一
方のセンサで車高が当該基準レベルにある状態を
検出していると他方のセンサでは車高が当該基準
レベル以外にある状態を検出している関係にあ
り、それ故にセンサ３，４のいずれかの出力信号
に基づいて車高が適正位置に調整された状態にお
いて、手動スイツチ７、切換指示回路８に基づい
て切換回路２における接族関係を他のセンサに切
り換えた場合、他のセンサの基準レベルに関して
車高が適正位置になるように車高調整が行われ
る。従つてこの場合の車高調整ではセンサ４から
３へその接続を切換えると車高は高くなり、セン
サ３から４へ切り換えると車高は低くなるよう車
高調整が行われる。
高・低いずれかの基準レベルにあるときは車高調
整装置は非能動状態にあり、一方基準レベル以外
にあるときは能動状態にあつて適時に車高調整が
行われ車高は基準レベルの適正位置に調整せしめ
られる。又センサ３，４の出力信号の関係は、一
方のセンサで車高が当該基準レベルにある状態を
検出していると他方のセンサでは車高が当該基準
レベル以外にある状態を検出している関係にあ
り、それ故にセンサ３，４のいずれかの出力信号
に基づいて車高が適正位置に調整された状態にお
いて、手動スイツチ７、切換指示回路８に基づい
て切換回路２における接族関係を他のセンサに切
り換えた場合、他のセンサの基準レベルに関して
車高が適正位置になるように車高調整が行われ
る。従つてこの場合の車高調整ではセンサ４から
３へその接続を切換えると車高は高くなり、セン
サ３から４へ切り換えると車高は低くなるよう車
高調整が行われる。
上述の如き車高調整機能を有する回路におい
て、本発明に係る車高調整装置では、車速センサ
９、切換車速設定回路１０が図示される如く縦続
的に切換指示回路８に接続され、車速センサ９、
切換車速設定回路１０、切換指示回路８、切換回
路２によつてセンサ３，４との接続関係を車速に
応じて自動的に切り換え、高・低２段の基準レベ
ルの選択設定を自動的且つ適切に行い得る機構Ａ
を形成するものである。
て、本発明に係る車高調整装置では、車速センサ
９、切換車速設定回路１０が図示される如く縦続
的に切換指示回路８に接続され、車速センサ９、
切換車速設定回路１０、切換指示回路８、切換回
路２によつてセンサ３，４との接続関係を車速に
応じて自動的に切り換え、高・低２段の基準レベ
ルの選択設定を自動的且つ適切に行い得る機構Ａ
を形成するものである。
車速センサ９、切換車速設定回路１０の具体的
回路の一実施例を第２図に示し、以下これを詳説
する。
回路の一実施例を第２図に示し、以下これを詳説
する。
車速センサ９は、車両の車輪の回転に応動して
オン・オフするスイツチ９ａと抵抗R1とをバツ
テリの陽極＋Ｖと接地との間に設けて成り、スイ
ツチ９ａのオン・オフ回数は車輪の回転数に比例
するように構成されているため車速センサ９から
はＯ点に生じる電圧としてその周波数が車速に比
例したパルス列信号が出力される。
オン・オフするスイツチ９ａと抵抗R1とをバツ
テリの陽極＋Ｖと接地との間に設けて成り、スイ
ツチ９ａのオン・オフ回数は車輪の回転数に比例
するように構成されているため車速センサ９から
はＯ点に生じる電圧としてその周波数が車速に比
例したパルス列信号が出力される。
この車速センサ９からのパルス列出力信号は切
換車速設定回路１０に入力され、先ず最初に周波
数・電圧変換回路１１に入力されてその出力側に
車速に比例した電圧が出力される。周波数・電圧
変換回路１１の出力としてｐ点に発生した電圧
は、ｑ点におけるコンデンサC1の端子電圧より
も大きい場合に限りダイオードD1を通して通電
が即時に行われコンデンサC1に充電が行われる
ことによりその充電電圧として生じるｑ点の電位
として伝達され、以つてオペ・アンプ１２のマイ
ナス入力端子に入力される。
換車速設定回路１０に入力され、先ず最初に周波
数・電圧変換回路１１に入力されてその出力側に
車速に比例した電圧が出力される。周波数・電圧
変換回路１１の出力としてｐ点に発生した電圧
は、ｑ点におけるコンデンサC1の端子電圧より
も大きい場合に限りダイオードD1を通して通電
が即時に行われコンデンサC1に充電が行われる
ことによりその充電電圧として生じるｑ点の電位
として伝達され、以つてオペ・アンプ１２のマイ
ナス入力端子に入力される。
上記ダイオードD1、コンデンサC1、及びダイ
オードD1に並設された抵抗R2、ｑ点と接地との
間の抵抗R3から成る回路Ａは減速方向について
のみ遅延作用を有する回路であり、具体的にはｐ
点の電圧がｑ点の電圧よりも高いときにはダイオ
ードD1を介してｑ点の電圧を即座にｐ点の電圧
に追従させるが、反対にｐ点の電圧がｑ点の電圧
よりも小さくなつたときにコンデンサC1、抵抗
R2、R3の放電作用によつて比較的ゆつくりとｑ
点の電圧が小さくなるように動作するよう構成さ
れる。この構成によつて加速時に車速が大きくな
つたときにはこの状態を即座に検出してオペ・ア
ンプ１２のマイナス入力に入力させるが、減速時
に車速がそれ以前の状態から小さくなつたときに
は遅延させてオペ・アンプ１２のマイナス入力の
入力電圧をゆつくり小さくなるよう変化させると
いう特性を回路Ａは有する。
オードD1に並設された抵抗R2、ｑ点と接地との
間の抵抗R3から成る回路Ａは減速方向について
のみ遅延作用を有する回路であり、具体的にはｐ
点の電圧がｑ点の電圧よりも高いときにはダイオ
ードD1を介してｑ点の電圧を即座にｐ点の電圧
に追従させるが、反対にｐ点の電圧がｑ点の電圧
よりも小さくなつたときにコンデンサC1、抵抗
R2、R3の放電作用によつて比較的ゆつくりとｑ
点の電圧が小さくなるように動作するよう構成さ
れる。この構成によつて加速時に車速が大きくな
つたときにはこの状態を即座に検出してオペ・ア
ンプ１２のマイナス入力に入力させるが、減速時
に車速がそれ以前の状態から小さくなつたときに
は遅延させてオペ・アンプ１２のマイナス入力の
入力電圧をゆつくり小さくなるよう変化させると
いう特性を回路Ａは有する。
回路Ａの次段のオペ・アンプ１２等から成る回
路Ｂは下記の如きヒシテリシス特性を有する回路
であつて、オペ・アンプ１２のプラス入力にはバ
ツテリの陽極＋Ｖと接地との間に設けられた調整
用可変分圧抵抗R5より適宜に設定されて得られ
る電圧が入力され、且つこのプラス入力端子とオ
ペ・アンプ１２の出力端子とが抵抗R6を介して
接続されるように構成されている。故に、回路Ｂ
ではオペ・アンプ１２において抵抗R5により得
られた設定電圧と車速に係るコンデンサC1の端
子電圧である前記ｑ点の電圧とが比較され、車速
に係る電圧が設定電圧よりも大きくなつたときに
前記切換指示回路８を動作させ、切換回路２のス
イツチ２ａをセンサ３からセンサ４へ切り換える
切換信号S1が端子ｒに出力される。これによつて
加速時抵抗R5によつて設定される切換用の所定
速度V1より車速が大きくなると車高調整に関し
基準レベルが「高」から「低」へ切り換えられ、
このため車高調整装置がセンサ４の出力信号に基
づく車高調整を開始し、車高を「低」の基準レベ
ルに係る適正位置に調整することになる。又一
方、オペ・アンプ１２のプラス入力端子は抵抗
R6を介してその出力側と接続されているため、
前記切換信号S1が生じるとプラス入力に与えられ
る設定電圧が低下することになり、このため車速
が加速されて一旦上記速度V1より大きくなつた
後若干減速された場合この時にはセンサ４から３
へ切り換わるための切換車速は上記V1ではなく
V2（V2＜V1）となつている。従つて、斯かる構
成により加速時において一度車高が「高」から
「低」へ自動的に切り換えられたならば、加速後
におけるわずかな加減速による車速変動で車高調
整に係る上記切換えが過度に行われるのを防止す
ることが可能となり、この意味で回路Ｂはヒステ
リシス特性を有するものである。
路Ｂは下記の如きヒシテリシス特性を有する回路
であつて、オペ・アンプ１２のプラス入力にはバ
ツテリの陽極＋Ｖと接地との間に設けられた調整
用可変分圧抵抗R5より適宜に設定されて得られ
る電圧が入力され、且つこのプラス入力端子とオ
ペ・アンプ１２の出力端子とが抵抗R6を介して
接続されるように構成されている。故に、回路Ｂ
ではオペ・アンプ１２において抵抗R5により得
られた設定電圧と車速に係るコンデンサC1の端
子電圧である前記ｑ点の電圧とが比較され、車速
に係る電圧が設定電圧よりも大きくなつたときに
前記切換指示回路８を動作させ、切換回路２のス
イツチ２ａをセンサ３からセンサ４へ切り換える
切換信号S1が端子ｒに出力される。これによつて
加速時抵抗R5によつて設定される切換用の所定
速度V1より車速が大きくなると車高調整に関し
基準レベルが「高」から「低」へ切り換えられ、
このため車高調整装置がセンサ４の出力信号に基
づく車高調整を開始し、車高を「低」の基準レベ
ルに係る適正位置に調整することになる。又一
方、オペ・アンプ１２のプラス入力端子は抵抗
R6を介してその出力側と接続されているため、
前記切換信号S1が生じるとプラス入力に与えられ
る設定電圧が低下することになり、このため車速
が加速されて一旦上記速度V1より大きくなつた
後若干減速された場合この時にはセンサ４から３
へ切り換わるための切換車速は上記V1ではなく
V2（V2＜V1）となつている。従つて、斯かる構
成により加速時において一度車高が「高」から
「低」へ自動的に切り換えられたならば、加速後
におけるわずかな加減速による車速変動で車高調
整に係る上記切換えが過度に行われるのを防止す
ることが可能となり、この意味で回路Ｂはヒステ
リシス特性を有するものである。
上記の如き構成、作用を有する車速センサ９、
切換車速設定回路１０を含んで成る車高調整の基
準レベルを自動的に切り換え得る機構Ｋは、車両
の車速状態を基礎に作動するもので、切換スイツ
チ２ａがセンサ３に接続されている状態において
車両が速度を上げ前記設定速度V1より大きくな
ると切換信号S1が出、これにより切換指示回路８
の作用を介してスイツチ２ａがセンサ４側に接続
され、これにより「低」の基準レベルに基づいて
車高が調整され車高は「低」の適正位置となる。
このとき、回路Ｂの上記ヒステリシス特性によつ
て車速が変動しても車高調整の切換えは行われ
ず、又急制動時等により急速に車速がV2以下に
低下したとしても回路Ａの上記遅延作用により即
座に切換回路２で基準レベルが「低」から「高」
に切り換えられることはない。減速され上記遅延
時間以上の一定時間が経過した後には前記切換信
号S1が消失するからセンサの接続関係は４から３
へ変わり手動スイツチ７を操作して切り換えない
限り車高は再び「低」から「高」の適正位置に切
り換えられる。
切換車速設定回路１０を含んで成る車高調整の基
準レベルを自動的に切り換え得る機構Ｋは、車両
の車速状態を基礎に作動するもので、切換スイツ
チ２ａがセンサ３に接続されている状態において
車両が速度を上げ前記設定速度V1より大きくな
ると切換信号S1が出、これにより切換指示回路８
の作用を介してスイツチ２ａがセンサ４側に接続
され、これにより「低」の基準レベルに基づいて
車高が調整され車高は「低」の適正位置となる。
このとき、回路Ｂの上記ヒステリシス特性によつ
て車速が変動しても車高調整の切換えは行われ
ず、又急制動時等により急速に車速がV2以下に
低下したとしても回路Ａの上記遅延作用により即
座に切換回路２で基準レベルが「低」から「高」
に切り換えられることはない。減速され上記遅延
時間以上の一定時間が経過した後には前記切換信
号S1が消失するからセンサの接続関係は４から３
へ変わり手動スイツチ７を操作して切り換えない
限り車高は再び「低」から「高」の適正位置に切
り換えられる。
尚前記調整用可変分圧抵抗R5によつて加速時
のV1は任意の値に設定することができる。例え
ばV1は80Km／ｈに設定され、この場合減速時の
V2は60Km／ｈ程度に調整される。
のV1は任意の値に設定することができる。例え
ばV1は80Km／ｈに設定され、この場合減速時の
V2は60Km／ｈ程度に調整される。
上記実施例により本発明の内容は明らかにされ
たが本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨が逸脱されない範囲内にて任意に設
計変更し得ること勿論である。例えば切換段数は
２段に限られず、スイツチ９ａは車速メータ用の
スイツチセンサと共用することもでき、又回路Ａ
は一方向についてのみ遅延作用を有する他の回
路、回路Ｂは他のヒステリシス特性を利用した回
路によつて代用することもできる。
たが本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨が逸脱されない範囲内にて任意に設
計変更し得ること勿論である。例えば切換段数は
２段に限られず、スイツチ９ａは車速メータ用の
スイツチセンサと共用することもでき、又回路Ａ
は一方向についてのみ遅延作用を有する他の回
路、回路Ｂは他のヒステリシス特性を利用した回
路によつて代用することもできる。
以上の説明で明らかなように本発明によれば、
運転者が手動操作で高い車高に設定した場合でも
車速が高速状態になつたときには車高を低い状態
に自動的に切り換え設定できるため、運転者等の
手をわずらわせることなく車高を車速に応じて適
切な高さに保ち運転上の快適性を向上させること
ができる。又上記切換車速設定回路に減速方向に
ついて遅延作用、切換車速を低下させる作用を持
たせることによつて車速変動があつても適切な状
態に車高を維持するこが可能であり、乗車の快適
性を一層向上させることが可能である。
運転者が手動操作で高い車高に設定した場合でも
車速が高速状態になつたときには車高を低い状態
に自動的に切り換え設定できるため、運転者等の
手をわずらわせることなく車高を車速に応じて適
切な高さに保ち運転上の快適性を向上させること
ができる。又上記切換車速設定回路に減速方向に
ついて遅延作用、切換車速を低下させる作用を持
たせることによつて車速変動があつても適切な状
態に車高を維持するこが可能であり、乗車の快適
性を一層向上させることが可能である。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は本発
明に係る車高調整装置の構成を示すブロツク図、
第２図は車速センサ、切換車速設定回路の具体的
構成を示す回路図である。 尚図面中、１は信号処理装置、２は切換回路、
３，４は車高センサ、９は車速センサ、１０は切
換車速設定回路である。
明に係る車高調整装置の構成を示すブロツク図、
第２図は車速センサ、切換車速設定回路の具体的
構成を示す回路図である。 尚図面中、１は信号処理装置、２は切換回路、
３，４は車高センサ、９は車速センサ、１０は切
換車速設定回路である。
Claims (1)
- １ 少なくとも２段の高さの異なる車高調整用レ
ベルを有し、切換装置で選択的に該車高調整用レ
ベルを選定して車高調整を行い得るようにした車
高調整装置において、車速センサと該車速センサ
の出力信号が入力する切換車速設定回路とを設
け、この切換車速設定回路を、上記切換装置で車
高調整用レベルを高レベルに切換えた後に車速が
設定車速以上になつたとき上記切換装置に車高調
整レベルを低レベルに切換選定させる切換信号を
送出するように構成したことを特徴とする車高調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6500282A JPS58183304A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 車高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6500282A JPS58183304A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 車高調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183304A JPS58183304A (ja) | 1983-10-26 |
| JPH0358922B2 true JPH0358922B2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=13274354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6500282A Granted JPS58183304A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 車高調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183304A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59120610U (ja) * | 1983-02-03 | 1984-08-14 | 三菱自動車工業株式会社 | 車高調整装置 |
| JPS60185611A (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-21 | Kayaba Ind Co Ltd | 車高・姿勢制御モ−ド設定方法 |
| JPH0444413Y2 (ja) * | 1985-03-30 | 1992-10-20 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682616A (en) * | 1979-12-06 | 1981-07-06 | Honda Motor Co Ltd | Adjuster for car height |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP6500282A patent/JPS58183304A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5682616A (en) * | 1979-12-06 | 1981-07-06 | Honda Motor Co Ltd | Adjuster for car height |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183304A (ja) | 1983-10-26 |
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