JPH0358736A - 容器入りペースト状ケーキミックス - Google Patents

容器入りペースト状ケーキミックス

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JPH0358736A
JPH0358736A JP19466889A JP19466889A JPH0358736A JP H0358736 A JPH0358736 A JP H0358736A JP 19466889 A JP19466889 A JP 19466889A JP 19466889 A JP19466889 A JP 19466889A JP H0358736 A JPH0358736 A JP H0358736A
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JP
Japan
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cake mix
fatty acid
acid ester
cake
weight
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JP19466889A
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Kazumitsu Taga
多賀 和光
Yutaka Taneda
豊 種田
Naomi Sasaki
直美 佐々木
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House Foods Corp
Original Assignee
House Food Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は容器に収納してなるケーキミックスに関するも
のであり、更に詳細にはチルド流通した後、家庭等でそ
のまま焼或するだけでキメの細かい良好なケーキが得ら
れる容器入りペースト状ケーキミックスに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、ケーキミックスは、例えば特開昭5313367
4号公報に記載されているように、粉末起泡性油脂と糖
類などからなる組戊物八と、小麦粉、脱脂粉乳、食塩、
ベーキングパウダーなどからなる組或物Bとが別々に包
装された形態で販売されているものを、家庭でオーブン
等で焼戊する前に、水、卵、牛乳等を加えてホイップ又
は撹拌する必要があった。
このようなケーキミックスは粉末状であるために、原料
が粉末のものに限られるので生ものを使った場合に比べ
て風味が劣り、しかも顧客にとってはケーキ製造時に卵
や牛乳の添加等大変手間のかかるものとなっている。ま
た、ホイップ又は撹拌の程度が顧客によって異なるため
に出来上がるケーキの品質もバラツキが大きいという問
題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、単に加熱するだけでケーキをつくる
ことができるペースト状ケーキミックスであって、保存
安定性にすぐれたものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は小麦粉、鶏卵及び水を含むケーキミックス生地
に特定の乳化剤を加えて特定の粘度を有する含泡ペース
ト状ケーキミックスを調製すると、生地中の気泡の浮上
や合一を抑制でき、また或分の分離等も防止できるとの
知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、グリセリン脂肪酸エステル、H 
L Bが7以上のショ糖脂肪酸エステル、小麦粉、鶏卵
を含有し、粘度が3000〜10000cpである含泡
ペースト状ケーキミックスを耐熱性容器に収納してなる
容器入りペースト状ケーキミックスを提供する。
本発明では、乳化剤としてグリセリン脂肪酸エステル及
びショ糖脂肪酸エステルを用いることを特徴とし、グリ
セリン脂肪酸エステルとしては脂肪酸の炭素数が16〜
18のグリセライドがあげられ、α結晶型のグリセリン
脂肪酸エステル、特にモノグリセライド含有量90%以
上のα型結晶の蒸溜モノグリセライドで飽和脂肪酸を用
いるのが好ましく、ショ糖脂肪酸エステルとしてはHL
Bが7〜16の親水性のものを用いるのが好ましい。具
体的には、脂肪酸の炭素数が12〜18のショ糖脂肪酸
エステルがあげられる。クリセリン脂肪酸エステルをα
型結晶とする為には、通常、水のある系で加熱混合しゲ
ル状とする。この際、α型結晶を安定化する為に、プロ
ピレンクリコール脂肪酸エステルやソルビタン脂肪酸エ
ステル及びソルビトール、グリセリン、プロピレンクリ
コールなどを加えるのがよい。具体的には、グリセリン
脂肪酸エステル100重量部当り、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル及び/又はソルビタン脂肪酸エステル
30〜200重量部とソルビトール、グリセリン及びプ
ロピレングリコールから選ばれる少くとも1種のグリコ
ールを200〜500重量部添加するのがよい。
本発明で用いる乳化剤は、小麦粉100重量部に対して
クリセリン脂肪酸エステルを0.3〜3重量部、好まし
くは0,4〜1.5重量部、ショ糖脂肪酸エステルが0
. 3〜3重量部、好ましくは0.4〜1. 5重量部
である。尚、クリセリン脂肪酸エステルとショ糖脂肪酸
エステルとの添加割合は任意とすることができるが、1
74〜2/l (重量比)とするのがよい。上記乳化剤
を用いることにより、ホイップ時の起泡性を良くし、か
つ、保存(流通)時の生地安定性(気泡及び乳化状態の
安定性)を向上させることができる。
本発明では、小麦粉及び鶏卵などの生地原料に上記乳化
剤と水(牛乳等を含む)を加えて、泡立て、含泡ペース
ト状ケーキミックスを調製する。
ここで、小麦粉及び鶏卵は一般のケーキに用いられてい
るものであり、小麦粉100重量部に対して、鶏卵を9
0〜180重量部、好ましくは100〜140重量部用
いるのがよい。さらに、砂糖を80〜130重量部、好
ましくは100〜120重量部、油脂を0〜50重量部
、好ましくは10〜30重量部加えるのがよい。
また、前記以外の原料として、水飴、糖アルコール、粉
乳、香料、膨張剤、多糖類、澱粉等が挙げられるが、こ
れらは必要に応じて適宜配合される。
本発明におけるペースト状ケーキミックスの製造はオー
ルインミックス法で行なうのが好ましいが、共立で法又
は別立て法で行なってもよく、粘度が3000〜100
00cp、好ましくは4000〜7000cpになるよ
うに調製する。
一般的には、ケーキ生地原料の小麦粉100重量部当り
水(牛乳を含む)を20〜60重量部加えるのがよい。
なお、本発明における粘度はE型粘度計(BMO ,3
″コーン使用)でlQrpm、25℃の時の測定値であ
る。粘度はペースト状ケーキミックスの気泡、乳化の安
定性に重要な役割を果たし、粘度が3000cpを下回
ると気泡の安定性が悪く、10000cpを上回ると焼
或中の生地膨張が小さく、いずれの場合も得られるケー
キの体積は小さくなる。
本発明におけるペースト状ケーキミックスとしては比重
がO、3〜0.6g/mj!のものが好ましい。
つまり、比重をこの範囲にするとペースト状ケキミック
スの気泡の保持、即ち焼或後のケーキの体積とソフトさ
が確保できるからである。具体的には、比重が0.3g
/+nj!を下回るとケーキは焼或中もしくは焼或後に
つぶれやすくなり、0.6g/mlを上回ると得られる
ケーキは体積の小さな重い食感のものとなってしまうか
らである。
本発明におけるペースト状ケーキミックスとしては水分
が30〜45重量%のものが好ましい。
この範囲の水分含量に調整すると焼或後のケーキのしっ
とり感と体積の確保ができ、水分が30重量%を下回る
と得られるケーキは体積が小さく、重いドライな食感の
ものになり、45重量%を上回ると生焼け状に近いもの
となるからである。
本発明では上記含泡ペースト状ケーキミックスを容器に
充填する。ここで容器としては任意の容器を使用でき、
例えばチューブ等の包装容器に充填することができる。
しかしながら、耐熱性容器、例えば結晶化( crys
tallized ) P ET,アルミ、スチール、
耐熱紙などの耐熱温度が220℃以上の材質の容器が適
している。つまり、耐熱性容器を用いれば家庭で該容器
に入ったまま加熱してケキをつくることができるからで
ある。ケーキミックスの充填量については任意であるが
、例えば、直径180mm,深さ60mmの容器である
場合は350gを充填する。密封の方法は、ペースト状
ケーキミックスの水分の蒸散を防ぐために、PEなどの
プラスチックフィルムをヒートシールなどにより行う。
本発明におけるペースト状ケーキミックスは、チルド流
通でO〜10℃で保存するのに適しているが、これは乳
化安定、気泡安定、微生物増殖抑制のための重要な保存
条件である。また、前記条件では約1週間保存可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、気泡が安定に保持され、家庭等でホイ
ップ又は撹拌を要さずに、蓋を取って容器のままオーブ
ンへ入れ160〜200℃で25〜45分間焼くだけで
、キメの細かく体積の大きい、口溶けも良好なケーキが
できるケーキミックスをチルド流通で提供することがで
きる。
次に実施例により本発明を説明する。
〔実施例〕 実施例1 表−1に示すケーキミックスを次の方法で調製した。
オールインミックス法 先ず、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ソルビトール、水を加熱混合(70〜80℃)した
後、冷却してゲル状物を得た。このゲル状物と小麦粉、
砂糖、鶏卵、牛乳、植物油を計量し、ミキサーでホイI
ツプ(高速で3分間)q して、泡立て、含泡ペースト状ケーキミックスを得た。
共立て法 鶏卵、砂糖、牛乳をミキサーでホイップ(高速で5分間
)し、予めふるいにかけた小麦粉、植物油を加えてゴム
へらで切り混ぜ、含泡ペースト状ケーキミックスを得た
上記いずれかの方法で調製したペースト状ケーキミック
スの粘度を、E型粘度計(EMD,3’コーン使用)を
用い、lQrpm、25℃の条件下、回転開始1分後の
数値(粘度)として求めた。
次に、ペースト状ケーキミックスを直径180mmの耐
熱性容器(出光石油化学製結晶性PET.商品名リブレ
イ)に350g充填した後、プラスチックフィルムで密
封し、5℃で7日間静置して保存性を調べた。
また、上記容器入りケーキミックスを180℃で30分
間焼威し、できあがったケーキの特性を調べた。
結果を比較例とともにまとめて表−1に示す。
10 尚、表中のグリセリン脂肪酸エステルは飽和脂肪酸(C
,  20〜30%、c+a6o〜70%)のモノグリ
セリド(商品名工キセルT−95)であり、ショ糖脂肪
酸エステルは、HLB16の商品名リョートーシュガー
エステルS−1670である。
1 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グリセリン脂肪酸エステル、HLBが7以上のショ
    糖脂肪酸エステル、小麦粉、鶏卵を含有し、粘度が30
    00〜10000cpである含泡ペースト状ケーキミッ
    クスを耐熱性容器に収納してなる容器入りペースト状ケ
    ーキミックス。 2、小麦粉100重量部に対して、鶏卵が90〜180
    重量部、グリセリン脂肪酸エステルが0.3〜3重量部
    、ショ糖脂肪酸エステルが0.3〜3重量部である請求
    項第1項記載のケーキミックス。 3、ペースト状ケーキミックスの比重が0.3〜0.6
    g/mlである請求項第1項記載のケーキミックス。 4、ペースト状ケーキミックスの水分が30〜45重量
    %である請求項第1項記載のケーキミックス。
JP19466889A 1989-07-27 1989-07-27 容器入りペースト状ケーキミックス Expired - Fee Related JPH0793860B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006025112A1 (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Powder Techno Corporation Ltd. マイクロウェーブ加熱で調理するスポンジケーキ用粉体状プレミックス組成物
JP2007506415A (ja) * 2003-09-26 2007-03-22 アンゲル,フレミング 焼成缶として使用可能な予め充填されたパック及び該パック内に予め充填される原料用のレシピ
JP2013034476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Kraft Foods Global Brands Llc すぐ焼成できるバッターおよびその作製方法

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WO2006025112A1 (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Powder Techno Corporation Ltd. マイクロウェーブ加熱で調理するスポンジケーキ用粉体状プレミックス組成物
JP2013034476A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Kraft Foods Global Brands Llc すぐ焼成できるバッターおよびその作製方法

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