JPH0358418B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0358418B2 JPH0358418B2 JP14389184A JP14389184A JPH0358418B2 JP H0358418 B2 JPH0358418 B2 JP H0358418B2 JP 14389184 A JP14389184 A JP 14389184A JP 14389184 A JP14389184 A JP 14389184A JP H0358418 B2 JPH0358418 B2 JP H0358418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tendon
- cap
- shape
- shape memory
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002435 tendon Anatomy 0.000 claims description 24
- 229910001285 shape-memory alloy Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この発明は、ポストテンシヨンPC工法におい
て使用する緊張材引込み用キヤツプに関するもの
である。
て使用する緊張材引込み用キヤツプに関するもの
である。
<従来技術>
ポストテンシヨンPC工法において、緊張材を
ダクト内に引込む際に使用するキヤツプは、テー
パねじあるいはくさびによつて緊張材を保持する
構造とされている。
ダクト内に引込む際に使用するキヤツプは、テー
パねじあるいはくさびによつて緊張材を保持する
構造とされている。
しかしながら、このようなキヤツプの場合、保
持が不確実で、引込み途中でキヤツプが外れた
り、キヤツプ取付に長時間要するなど不具合が多
い。
持が不確実で、引込み途中でキヤツプが外れた
り、キヤツプ取付に長時間要するなど不具合が多
い。
<発明の目的>
この発明は、このような事情に鑑みて提案され
たもので、その目的は、キヤツプ取付作業が簡素
化された作業時間の短縮が計れるとともに保持が
確実なものとなる緊張材引込み用キヤツプを提供
することにある。
たもので、その目的は、キヤツプ取付作業が簡素
化された作業時間の短縮が計れるとともに保持が
確実なものとなる緊張材引込み用キヤツプを提供
することにある。
<発明の構成>
この発明に係る緊張材引込み用キヤツプは、材
質を形状記憶合金とし、緊張材保持部分に緊張材
を確実に締着し得る形状を記憶させた後、緊張材
に容易に挿入できる形状に塑性加工し、緊張材に
挿入した後、前記形状記憶部分を加熱して緊張材
に確実に、かつ容易に締着できるようにしたもの
である。
質を形状記憶合金とし、緊張材保持部分に緊張材
を確実に締着し得る形状を記憶させた後、緊張材
に容易に挿入できる形状に塑性加工し、緊張材に
挿入した後、前記形状記憶部分を加熱して緊張材
に確実に、かつ容易に締着できるようにしたもの
である。
<実施例>
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて
説明する。
説明する。
キヤツプ1は緊張材2の端部を覆うように取付
けられ、ダクト内での引込みを円滑にガイドし、
緊張材2の端部を保護するように構成されてい
る。
けられ、ダクト内での引込みを円滑にガイドし、
緊張材2の端部を保護するように構成されてい
る。
本発明においては、このようなキヤツプ1の材
質を形状記憶合金とし、基部の緊張材保持部分1
Aに緊張材2を確実に締着し得る形状を記憶させ
る。
質を形状記憶合金とし、基部の緊張材保持部分1
Aに緊張材2を確実に締着し得る形状を記憶させ
る。
この記憶させた形状は、第1図に示すように、
他の部分よりも縮径させた形状であり、緊張材2
を挟持し得る。
他の部分よりも縮径させた形状であり、緊張材2
を挟持し得る。
形状を記憶させたら、第2図に示すように、緊
張材2に容易に挿入できる形状に塑性加工する。
すなわち、形状記憶部分1Aを拡径して形状記憶
前の状態に戻す。
張材2に容易に挿入できる形状に塑性加工する。
すなわち、形状記憶部分1Aを拡径して形状記憶
前の状態に戻す。
このような状態からキヤツプ1を緊張材2の端
部に取付け、形状記憶部分1Aを100℃以下で加
熱すれば容易かつ確実な締着がなされる。
部に取付け、形状記憶部分1Aを100℃以下で加
熱すれば容易かつ確実な締着がなされる。
次に、第4図ないし第9図に示すのは、コイル
状締着部材3およびプルロツド4を併用した例で
ある。
状締着部材3およびプルロツド4を併用した例で
ある。
第4図、第5図に示すように、コイル状締着部
材3は、形状記憶合金製であり、緊張材ストラン
ド束の外径より小径の内径φmを記憶しており、
挿入時にはストランド束の外径より大径の内径
φuを有している。
材3は、形状記憶合金製であり、緊張材ストラン
ド束の外径より小径の内径φmを記憶しており、
挿入時にはストランド束の外径より大径の内径
φuを有している。
プルロツド4は、基部にはくさび5を有し、先
端にはアイナツトのための雄ねじ6を有してい
る。
端にはアイナツトのための雄ねじ6を有してい
る。
このような構成において、ストランド束の中央
部にプルロツド4を挿入した後、コイル状の締着
部材3を取付ける(第6図、第7図参照)。
部にプルロツド4を挿入した後、コイル状の締着
部材3を取付ける(第6図、第7図参照)。
コイル状の締着部材3を加熱することによりス
トランド束が締め付けられる(第8図参照)。
トランド束が締め付けられる(第8図参照)。
続いて、キヤツプ1を取付け、加熱することに
よりストランド束に締着させる(第9図参照)。
よりストランド束に締着させる(第9図参照)。
次いで、プルロツド4の先端にアイナツト7を
螺着させ、このアイナツト7にワイヤロープ8を
接続して引込みを行なう。
螺着させ、このアイナツト7にワイヤロープ8を
接続して引込みを行なう。
くさび5付きプルロツド4、コイル状の締着部
材3、キヤツプ1により確実な締着がなされる。
材3、キヤツプ1により確実な締着がなされる。
<発明の効果>
前述のとおり、この発明に係るキヤツプは、材
質を形状記憶合金とし、緊張材保持部分に緊張材
を確実に締着し得る形状を記憶させ、キヤツプ取
付時には、緊張材に容易に挿入できる形状に塑性
加工してあるため、次のような効果を奏する。
質を形状記憶合金とし、緊張材保持部分に緊張材
を確実に締着し得る形状を記憶させ、キヤツプ取
付時には、緊張材に容易に挿入できる形状に塑性
加工してあるため、次のような効果を奏する。
() 緊張材の保持が確実で引込み途中で外れる
ことがない。
ことがない。
() 作業時間の短縮が計れる。
() 塑性加工することにより再使用が可能であ
る。
る。
() 取付により緊張材を損傷することがない。
第1図ないし第3図はこの発明に係るキヤツプ
を示す断面図であり、第1図は形状記憶時の形
状、第2図は塑性加工後の形状、第3図は取付状
態を示し、第4図は取付前のコイル状締結部材の
斜視図、第5図は取付後のコイル状締結部材の斜
視図、第6図、第7図、第8図、第9図はコイル
状締結部材およびプルロツドを使用した場合を取
付順に示した工程図である。 1……キヤツプ、1A……緊張材保持部分、2
……緊張材、3……コイル状締着部材、4……プ
ルロツド、5……くさび、6……雄ねじ、7……
アイナツト、8……ワイヤロープ。
を示す断面図であり、第1図は形状記憶時の形
状、第2図は塑性加工後の形状、第3図は取付状
態を示し、第4図は取付前のコイル状締結部材の
斜視図、第5図は取付後のコイル状締結部材の斜
視図、第6図、第7図、第8図、第9図はコイル
状締結部材およびプルロツドを使用した場合を取
付順に示した工程図である。 1……キヤツプ、1A……緊張材保持部分、2
……緊張材、3……コイル状締着部材、4……プ
ルロツド、5……くさび、6……雄ねじ、7……
アイナツト、8……ワイヤロープ。
Claims (1)
- 1 緊張材の端部に取付けられ、緊張材をダクト
内に引込む際に使用するキヤツプであつて、材質
を形状記憶合金とし、緊張材保持部分に緊張材を
確実に締着し得る形状を記憶させてあり、キヤツ
プ取付時には、緊張材に容易に挿入できる形状に
塑性加工してあることを特徴とする緊張材引込み
用キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14389184A JPS6121250A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 緊張材引込み用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14389184A JPS6121250A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 緊張材引込み用キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6121250A JPS6121250A (ja) | 1986-01-29 |
JPH0358418B2 true JPH0358418B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=15349440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14389184A Granted JPS6121250A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 緊張材引込み用キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6121250A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01154965A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-16 | Taisei Corp | 鋼線群の結束具 |
KR102548474B1 (ko) * | 2021-07-06 | 2023-06-28 | 한국건설기술연구원 | 형상기억합금 압착용 정착구 및 이를 이용한 frp긴장재 정착방법 |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP14389184A patent/JPS6121250A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6121250A (ja) | 1986-01-29 |
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