JPH0112501Y2 - - Google Patents

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JPH0112501Y2
JPH0112501Y2 JP11588282U JP11588282U JPH0112501Y2 JP H0112501 Y2 JPH0112501 Y2 JP H0112501Y2 JP 11588282 U JP11588282 U JP 11588282U JP 11588282 U JP11588282 U JP 11588282U JP H0112501 Y2 JPH0112501 Y2 JP H0112501Y2
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branch line
wire
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branch
tensioning
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JP11588282U
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JPS5923231U (ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電線引留箇所において引留支線を
張線する支線用張線装置に係わり、特に、その支
持装置に関する。
第1図は周知の電柱設置状態を示すものであ
る。電柱11には電線12が架設されるととも
に、この電線12の張力とつり合う方向に引留支
線13が張線される。即ち、この支線13の一端
部は電柱11に取付けられ、他端部は固定部材
(以下、支線棒と称す)14に固定される。この
支線棒14には打込みアンカ15などが設けら
れ、このアンカ15が地中に設置される。また、
前記支線棒14のロツド16には第2図に示す如
く巻付けグリツプ17が挿通され、この巻付けグ
リツプ17がシンブル18を介して支線13に巻
付けられ、支線13が張線保持される。
上記のように支線13を張線する場合、従来第
3図に示すような支線用張線装置(以下、シメラ
ーと称す)31が用いられる。このシメラー31
は本体32と移動部33から構成されている。こ
の本体32および移動部33にはそれぞれチヤツ
ク34,35が設けられており、このチヤツク3
4,35によつて本体32および移動部33が被
取付部に取付けられる。また、前記移動部33は
滑車36、ワイヤ37を介して本体32に連結さ
れており、本体32に設けられたレバー38を図
示矢印A,B方向に駆動することにより、ワイヤ
37が本体32の内部に設けられた図示せぬ巻上
げ部により巻取られ移動部33が本体32方向に
引寄せられるようになつている。さらに、本体3
2には一体的にチヤツク39が設けられている。
このような構成のシメラー31を用いた従来の
支線張線作業について説明する。先ず、第4図に
示す如く、シメラー31の本体32はチヤツク3
4を介して支線棒14に取付けられ、移動部33
はチヤツク35を介して支線13に取付けられ
る。この状態においてレバー38が駆動されて移
動部33が本体32方向に引寄せられ、支線13
が緊張される。この状態において、支線13が本
体32のチヤツク39により固定され、移動部3
3のチヤツク35が外される。そして、支線棒1
4のロツド16に巻付けグリツプ17が挿通さ
れ、この巻付けグリツプ17がシンブル18を介
し支線13に巻付けられる。この巻付けグリツプ
17の巻付け終了後再びチヤツク35が支線13
に取付けられ、ワイヤ37が緊張される。この後
本体32のチヤツク39より支線13が取外さ
れ、さらに、ワイヤ37が弛められた後チヤツク
34,35が外されて作業が終了される。前記チ
ヤツク35を巻付けグリツプ17巻付後再び支線
13に取付けるのは、チヤツク35を外したまま
本体32のチヤツク39を弛めた場合、支線13
および巻付けグリツプ17に過大な力が加わるこ
とがあるため、これを防止する目的で行なうもの
である。
しかし、上記従来の張線作業においては巻付け
グリツプ17を取付ける場合、チヤツク35を外
して支障となるワイヤ37を除かなければなら
ず、巻付けグリツプ17を巻付けた後は再びチヤ
ツク35を取付けなければならない。したがつ
て、作業が極めて煩雑で、時間がかかるものであ
つた。
また、巻付けグリツプ17を取付ける場合、支
線13は本体32のチヤツク39によつて緊張保
持されるが、支線13と支線棒14との間にチヤ
ツク39によつて間〓が生ずる。したがつて、巻
付けグリツプ17を第5図に示す如く巻付けた後
シメラー31を取外すと前記間〓に対応して支線
13に弛みが生ずる。このため、従来では巻付け
グリツプ17を巻付ける以前の支線張力を所定以
上として、巻付けグリツプ17を巻付け、シメラ
ー31を取外した後支線13に弛みが生じないよ
うにしている。しかし、これらの方法も作業者の
感に頼つたものであるため個人差が生じ、均一な
作業結果を得ることが困難であつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、その目的とするところは支線の張線作業を極
めて簡単、且つ短時間に行うことが可能であり、
しかも、作業者による個人差が生じず均一な作業
結果を得ることが可能な支線用張線装置を提供し
ようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。尚、第1図乃至第5図と同一部分
には同一符号を付す。
第6図において、シメラー31の本体32には
チヤツク34に代えて支持装置61の基端部が例
えばボルト62によつて着脱自在に取付けられ
る。この支持装置61は例えば10φのオイルテン
パー線からなり、先端部には略U字状の係止部6
3が設けられるとともに、支線を案内する突起6
4が設けられる。また中間部には支線および巻付
けグリツプが挿通可能で、かつ巻付けグリツプの
巻付けピツチを有した螺旋状部65が設けられ
る。この螺旋状部65の直径は約100mmとされ、
螺旋回数は支線張力に耐える巻付けグリツプの最
低巻付け回数と同じ3回とされている。
次に、上記支持装置61を用いた支線の張線作
業について説明する。第7図に示す如く、先ず、
シメラー31の移動部33側チヤツク35が支線
13に取付けられ、次に、巻付けグリツプ17が
支線棒14のロツド16に挿通され、シンブル1
8に取付けられる。次に、螺旋状部65内に支線
13が挿通された支持装置61の係止部63が前
記シンブル18に係止される。このとき、前記巻
付けグリツプ17は係止部63とシンブル18と
により挾持される。この状態においてシメラー3
1のレバー38が駆動され第8図に示す如く支線
13が緊張される。そして、前記巻付けグリツプ
17が螺旋状部65に沿つて支線13に巻付けら
れる。この後、シメラー31のワイヤ37が弛め
られ、支線13よりチヤツク35が外されるとと
もに、本体32と支持装置61が分割される。支
持装置61は第9図に示す如く螺旋状部65に沿
つて旋回され、支線13より取外される。この
後、巻付グリツプ17が総べて支線13に巻付け
られ、張線作業が完了される。
上記のように、この考案に係わる支持装置を用
いれば、その螺旋状部65を利用してシメラー3
1を支線13に取付けたままで、巻付けグリツプ
17を支線13に巻付けることができる。したが
つて、従来のように支線13をシメラー31の本
体32に設けられたチヤツク39に固定し、この
後チヤツク35を取外し、さらに巻付けグリツプ
17を巻付けた後チヤツク35を取付けるといつ
た煩雑な作業が省かれ、極めて簡単、且つ短時間
に作業を行うことが可能である。
また、支持装置61の係止部63は直接支線棒
14のロツド16およびシンブル18に係止さ
れ、しかも、支線13は螺旋状部65内を挿通さ
れて支線棒14に接して配置されるようになつて
おり、支線13と支線棒14の間〓は少なくされ
ている。したがつて、シメラー31によつて支線
13を所定の張力で引張つた状態において巻付け
グリツプ17を巻付ければ、シメラー31等を取
外した後、常に一定の張力によつて支線13を張
線することができる。このため、作業者の個人差
によらず常時均一の作業結果が得られる。
尚、支持装置61の材質や螺旋回数等は上記実
施例に限定されるものではない。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種
変形実施可能なことは勿論である。
以上詳述したようにこの考案によれば、支線の
張線作業を極めて簡単、且つ短時間に行うことが
可能であり、しかも、作業者による個人差が生じ
ず均一な作業結果を得ることが可能な支線用張線
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電柱設置状態を説明するために示す
図、第2図は第1図の要部を拡大して示す図、第
3図は支線用張線装置(シメラー)を示す構成
図、第4図、第5図はそれぞれシメラーを用いた
従来の支線張線作業を説明するために示す図、第
6図はこの考案に係わる支線用張線装置の一実施
例を示す構成図、第7図乃至第9図はそれぞれこ
の考案に係わる支線用張線装置を用いた支線張線
作業を説明するために示す図である。 13……支線、14……支線棒、17……巻付
けグリツプ、31……シメラー、32……本体、
33……移動部、37……ワイヤ、61……支持
装置、63……係止部、65……螺旋状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線引留箇所において引留支線に移動部が取付
    けられ、この移動部とワイヤを介して接続された
    本体が固定部材に取付けられ、この本体に設けら
    れた巻上げ部によつて前記ワイヤを巻取ることに
    より前記移動部を引き寄せ支線を張線する支線用
    張線装置において、基端部が前記装置の本体に着
    脱自在に設けられ先端部に前記固定部材に係止可
    能な係止部が形成され、中間部に前記支線および
    この支線を固定部材に固定する巻付けグリツプが
    挿通可能な螺旋状部が形成された支持装置とを具
    備したことを特徴とする支線用張線装置。
JP11588282U 1982-07-30 1982-07-30 支線用張線装置 Granted JPS5923231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11588282U JPS5923231U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 支線用張線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11588282U JPS5923231U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 支線用張線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5923231U JPS5923231U (ja) 1984-02-13
JPH0112501Y2 true JPH0112501Y2 (ja) 1989-04-12

Family

ID=30267347

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JP11588282U Granted JPS5923231U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 支線用張線装置

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JPS5923231U (ja) 1984-02-13

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