JPH0358401B2 - - Google Patents

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JPH0358401B2
JPH0358401B2 JP17866384A JP17866384A JPH0358401B2 JP H0358401 B2 JPH0358401 B2 JP H0358401B2 JP 17866384 A JP17866384 A JP 17866384A JP 17866384 A JP17866384 A JP 17866384A JP H0358401 B2 JPH0358401 B2 JP H0358401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge
deck
steel
intermediate plate
abutments
Prior art date
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Expired
Application number
JP17866384A
Other languages
English (en)
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JPS6157701A (ja
Inventor
Tetsujiro Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd filed Critical Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Priority to JP17866384A priority Critical patent/JPS6157701A/ja
Publication of JPS6157701A publication Critical patent/JPS6157701A/ja
Publication of JPH0358401B2 publication Critical patent/JPH0358401B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は床版橋に関するものである。
「従来の技術」 従来、橋梁を構築する場合、主として次の3つ
の方法が採用されている。
() 橋台や橋脚の間に型枠を組み上げ、該型枠
内に、補強部材としての鉄筋等を組み付けたの
ちにコンクリートを打設して床版を形成する方
法。
() 所定形状の型枠内に鉄筋等を組み付けてユ
ニツト化しておき、該ユニツト化された型枠の
複数個を橋台や橋脚の間に架け渡された鋼桁上
に順次載置し、これらの型枠を相互に連結した
のちに、該型枠内にコンクリートを打設して床
版を形成する方法。
() 所定形状の型枠内に、鉄筋等を組み付ける
とともにコンクリートを打設してユニツト化し
ておき、該ユニツト化された型枠の複数個を
()の方法と同様に鋼桁上に順次載置し、こ
れらの型枠を相互に連結したのち、各型枠間の
目地部分にコンクリートを打設して床版を形成
する方法。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は前述した従来の技術における次のよう
な問題点を解決せんとするものである。
すなわち、橋梁にあつては、その床版の上面と
橋梁に続く道路との間の段差を極力小さくするこ
とや、床版自体が自動車等の往来による活荷重お
よび床版の自重に対して十分な強度を備えている
こと等が要望され、かつ、橋梁下の水位や交通と
の関係から最小桁高が制限されているが、この観
点から前記()〜()の従来技術をみてみる
と、 ()の技術にあつては、床版がコンクリート
製であるために、強度を確保せんとすると厚さの
増加を招き、これによつて道路との段差を大きく
してしまう。そして、前述した強度を維持しつつ
段差を狭める手段として、床版自体を下げること
が考えられるが、この手段を用いると所定の桁高
を得ることが困難になる。
()および()の技術にあつては、鋼桁を
強度部材として用いることにより、床版自体の受
け持ち荷重を軽減してその厚みを小さくし、()
の技術を不具合を極力解消し得る反面、橋梁の下
面が鋼桁によつて複雑な形状となり、例えば塗装
等の仕上げ作業や補修作業を煩雑にする。
等の問題点である。
「問題点を解決するための手段」 本発明は前述した従来技術の問題点を有効に解
決し得る床版橋を提供せんとするもので、該床版
橋は、橋台や橋脚の間に架け渡される鋼製底板の
上面に、前記橋台や橋脚の対向方向に沿う複数本
の鋼桁を一体に設け、該鋼桁にその上部を覆つて
鋼製中間板を一体に設け、かつ、該中間板の上面
にコンクリート層を一体に設けて成ることを特徴
とし、前記コンクリート層は、前記底板、鋼桁お
よび中間板を橋台や橋脚の間に架け渡したのちに
設け、あるいは、これらの架け渡す前に予め中間
板上に設ける場合を含む。
「作用」 本発明に係わる床版橋は、鋼桁の上下に中間板
と底板とを一体に取り付けることによりこれらを
剛構造として強度を高め、これによつて床版自体
の厚さを薄くするとともに、表面形状を滑らかに
して、仕上げ補修を簡便にする。
「実施例」 以下、本発明の好適な一実施例について、第1
図〜第3図に基づき説明する。
第1図中符号1は本実施例に係わる床版橋を示
すもので、複数の床版ユニツト1aをその幅方向
に連結することによつて形成されている。
該床版ユニツト1aは、第2図および第3図に
示すように、橋台Aの間に架け渡される鋼製の底
板2の上面に、橋台Aの対向方向に沿う複数本の
鋼桁3を一体に設け、該鋼桁3にその上部を覆つ
て鋼製の中間板4を一体に設け、かつ、該中間板
4の上面にコンクリート層5を一体に設けた概略
構成となつている。
次いで、これら詳細について説明すれば、前記
鋼桁3はT型鋼によつて形成されており、底板2
にその幅方向に間隔をおいて平行となるように溶
接によつて一体に固定されている。
前記中間板4は前記鋼桁3間に架け渡されて、
該鋼桁3の上面に溶接によつて一体に固定されて
いる。また、該中間板4の上面には複数のジベル
6が面方向に適宜間隔をおいて一体に突設されて
いる。
前記コンクリート層5は、前記中間板4上にコ
ンクリートを打設することによつて、ジベル6を
介して中間板4と一体化され、かつ、本実施例で
は、前記底板2の側部を若干露出するように形成
されている。
このように構成された床はユニツト1aは、予
め工場においてあるいは現場の近くで製作して現
場へ搬送し、各床版ユニツト1aを橋台A間に架
け渡すとともに隣り合う床版ユニツト1aの側部
を突き合わせ、次いで各床板ユニツト1aの両端
部を第2図に示すようにアンカボルト7によつて
橋台Aへ固定し、しかるのち各床版ユニツト1a
の床板2間を溶接するとともに該溶接部すなわち
目地部分にコンクリートを充填することによつ
て、第1図に示すように床版橋1を構築する。
そして、前記床版ユニツト1aは、底板2、鋼
桁3、中間板4およびコンクリート層が一体化さ
れて剛構造となされているから、その強度が著し
く高められ、その強度向上分、床版ユニツト1a
の厚みを薄くすることができる。したがつて該床
版ユニツト1aによつて形成される床版1と橋梁
に続く道路との段差を第2図に示すように微小と
することができ、しかも床版橋1の底面と川底や
道路等との間隔、すなわち桁高を十分に確保する
ことができる。また、剛桁3を床版橋1内部に位
置されることにより、床版橋1の表面から極力凹
凸をなくして塗装等の仕上げ作業や補修作業を簡
便にする。
一方、前述した方法によつて橋梁を構築する
と、床版ユニツト1aを予め工場等において製作
するものであるから、構築現場での諸作業を少な
くして構築作業を簡便にし、かつ、工期を短縮す
ることができる。また、床版ユニツト1aを幅方
向に連結して床版橋1を形成するものであるか
ら、一個の床版ユニツト1aを設置した時点で橋
台A間の通行帯を確保することができるので、こ
の点からも構築作業を簡便にし、特に、橋梁を架
け替える場合等にあつては、古い橋梁をその幅方
向の端部から取り壊すとともに、該取り壊した部
分に順次床版ユニツト1aを設置することによつ
て、通行を遮断することなく架け替えを行なうこ
とができる。
なお、前述した構築方法は一例であつて、他
に、底板2、鋼桁3および中間板4を一体化して
橋台A間に設置したのちに中間板4上にコンクリ
ート層5を形成する方法、あるいは、底板2と鋼
桁3とを一体化しておくとともに、中間板4とコ
ンクリート層5とを一体化いわゆる合成床版を形
成しておき、前者を橋台A間に設置したのちにそ
の上に後者を載置して一体化する方法も採用する
ことができる。
「発明の効果」 以上説明したように本発明に係わる床版橋によ
れば、底板、鋼桁、中間板およびコンクリート層
を積層状態で一体化したから、全体の剛性を高め
ることによつて強度を高め、これにより床版橋自
体の厚さを薄くして、桁高を確保しつつ床版橋上
面と道路との段差を微小にすることができる。し
かも床版橋表面の凹凸を極力なくして塗装時の仕
上げ作業や補修作業を簡便にする等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は縦断正面図、第2図は橋台間に架け渡した状態
を示す縦断面側面図、第3図は床版ユニツトの詳
細を示す縦断面正面図である。 1……床版橋、1a……床版ユニツト、2……
底板、3……鋼桁、4……中間板、5……コンク
リート層、6……ジベル、7……アンカボルト、
A……橋台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 橋台間や橋脚間に取り付けられる床版橋であ
    つて、前記橋台間や橋脚間に架け渡される鋼製底
    板の上面に、前記橋台や橋脚の対向方向に沿う複
    数本の鋼桁を一体に設け、該鋼桁にその上部を覆
    つて鋼製中間板を一体に設け、かつ、該中間板の
    上面にコンクリート層を一体に設けて成る床版
    橋。
JP17866384A 1984-08-28 1984-08-28 床版橋 Granted JPS6157701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17866384A JPS6157701A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 床版橋

Applications Claiming Priority (1)

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JP17866384A JPS6157701A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 床版橋

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Publication Number Publication Date
JPS6157701A JPS6157701A (ja) 1986-03-24
JPH0358401B2 true JPH0358401B2 (ja) 1991-09-05

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JP17866384A Granted JPS6157701A (ja) 1984-08-28 1984-08-28 床版橋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2292064C (en) 1998-12-25 2003-08-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Line transition device between dielectric waveguide and waveguide, and oscillator and transmitter using the same

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JPS6157701A (ja) 1986-03-24

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