JPH0358307B2 - - Google Patents
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- JPH0358307B2 JPH0358307B2 JP11724483A JP11724483A JPH0358307B2 JP H0358307 B2 JPH0358307 B2 JP H0358307B2 JP 11724483 A JP11724483 A JP 11724483A JP 11724483 A JP11724483 A JP 11724483A JP H0358307 B2 JPH0358307 B2 JP H0358307B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/36—Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
- B41J11/42—Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は転写型感熱記録装置に関し、特にライ
ンサーマルヘツドと該ラインサーマルヘツドに対
応するインクドナーフイルムおよびバツクローラ
とによつて構成される色転写感熱記録部を２色以
上分有し該各記録部で当該色の画情報の転写をそ
れぞれ独立に行うとともにこれら各色転写画情報
の組合せによつて多色原稿の記録を行う多色転写
型感熱記録装置に関する。
ンサーマルヘツドと該ラインサーマルヘツドに対
応するインクドナーフイルムおよびバツクローラ
とによつて構成される色転写感熱記録部を２色以
上分有し該各記録部で当該色の画情報の転写をそ
れぞれ独立に行うとともにこれら各色転写画情報
の組合せによつて多色原稿の記録を行う多色転写
型感熱記録装置に関する。
第１図は従来の多色転写型感熱記録装置の一構
成例を概念的に示した略図である。該装置はライ
ンサーマルヘツド１０、バツクローラ１１、黒色
インクドナーフイルム（以下黒色IDFという）１
２、該黒色IDF１２の供給ローラ１３、巻取りロ
ーラ１４およびドライブローラ１５から成る黒色
転写感熱記録部１００と、ラインサーマルヘツド
２０、バツクローラ２１、赤色インクドナーフイ
ルム（以下赤色IDFという）２２該赤色IDF２２
の供給ローラ２３、巻取りローラ２４およびドラ
イブローラ２５とから成る赤色転写感熱記録部２
００とを有する２色転写型感熱記録装置である。
前記ラインサーマルヘツド１０および２０は図示
しない圧接機構に連結されており記録開始ととも
に黒色IDF１２および赤色IDF２２を介してバツ
クローラ１１およびバツクローラ２１に圧接され
る。
成例を概念的に示した略図である。該装置はライ
ンサーマルヘツド１０、バツクローラ１１、黒色
インクドナーフイルム（以下黒色IDFという）１
２、該黒色IDF１２の供給ローラ１３、巻取りロ
ーラ１４およびドライブローラ１５から成る黒色
転写感熱記録部１００と、ラインサーマルヘツド
２０、バツクローラ２１、赤色インクドナーフイ
ルム（以下赤色IDFという）２２該赤色IDF２２
の供給ローラ２３、巻取りローラ２４およびドラ
イブローラ２５とから成る赤色転写感熱記録部２
００とを有する２色転写型感熱記録装置である。
前記ラインサーマルヘツド１０および２０は図示
しない圧接機構に連結されており記録開始ととも
に黒色IDF１２および赤色IDF２２を介してバツ
クローラ１１およびバツクローラ２１に圧接され
る。
これと同時に前記黒色IDF１２および赤色IDF
２２の搬送も開始され該黒色IDF１２および赤色
IDF２２はそれぞれの記録部のラインサーマルヘ
ツド１０とバツクローラ１１間およびラインサー
マルヘツド２０とバツクローラ２１間を搬送され
つつそれぞれの供給ローラ１３および２３から巻
取りローラ１４および２４に順次巻取られる。一
方図示しない記録用紙供給機構からは記録用紙Ｐ
の搬送が開始されまず黒色記録部１００の黒色
IDF１２、バツクローラ１２間に供給される。そ
の後該記録用紙Ｐは上述した如く予め搬送されて
いる前記黒色IDF１２と同期かつ密着した状態で
前記黒色IDF１２、バツクローラ１１間を搬送さ
れる。この時該記録用紙Ｐには所定原稿の黒色画
情報に応じて選択的に駆動されるサーマルヘツド
１０の所要発熱個所で融解された前記黒色IDF１
２のインクが転写されまず黒色画情報のみの記録
が行なわれる。この黒色画情報の記録がなされた
記録用紙Ｐは続いて赤色記録部２００の赤色IDF
２２とバツクローラ２１間に供給されここでも前
記黒色記録部１００同様予め搬送されている前記
赤色IDF２２と密着かつ同期して搬送される。
２２の搬送も開始され該黒色IDF１２および赤色
IDF２２はそれぞれの記録部のラインサーマルヘ
ツド１０とバツクローラ１１間およびラインサー
マルヘツド２０とバツクローラ２１間を搬送され
つつそれぞれの供給ローラ１３および２３から巻
取りローラ１４および２４に順次巻取られる。一
方図示しない記録用紙供給機構からは記録用紙Ｐ
の搬送が開始されまず黒色記録部１００の黒色
IDF１２、バツクローラ１２間に供給される。そ
の後該記録用紙Ｐは上述した如く予め搬送されて
いる前記黒色IDF１２と同期かつ密着した状態で
前記黒色IDF１２、バツクローラ１１間を搬送さ
れる。この時該記録用紙Ｐには所定原稿の黒色画
情報に応じて選択的に駆動されるサーマルヘツド
１０の所要発熱個所で融解された前記黒色IDF１
２のインクが転写されまず黒色画情報のみの記録
が行なわれる。この黒色画情報の記録がなされた
記録用紙Ｐは続いて赤色記録部２００の赤色IDF
２２とバツクローラ２１間に供給されここでも前
記黒色記録部１００同様予め搬送されている前記
赤色IDF２２と密着かつ同期して搬送される。
そしてこの時前記所定原稿の赤色画情報に応じ
て選択的に駆動されるサーマルヘツド２０の所要
発熱個所で融解される前記赤色IDF２２の融解イ
ンクが転写される。このため該記録用紙Ｐには先
に転写された黒色画情報と該赤色画情報との組合
わせによつて２色画情報の記録が行なわれその後
図示しない排紙トレイに排紙される。このように
それぞれ異なる色の複数の転写感熱記録部を直列
的に配し、該各記録部を同一の記録用紙を順次搬
送しつつ異なる色の転写をそれぞれ独立に行うと
ともにこれら転写インクの組合せによつて多色原
稿の記録を行う多色転写型感熱記録装置におい
て、その記録品質を良好に保つためには前記各記
録部における融解インクの転写位置ズレを防止す
ることが特に重要である。ところが上記従来の装
置によれば、前記記録用紙の搬送に与かる各記録
部のインクドナーフイルムの搬送速度が各ドライ
ブローラの製造工程における微少な径の差および
汚れ状態あるいは各IDF供給ローラの径の差ある
いは記録密度等により容易に変動しこれに伴つて
前記記録用紙の搬送量が異なるために各色インク
の転写位置ズレが生じこの時の記録品質を著しく
損ねるという欠点があつた。
て選択的に駆動されるサーマルヘツド２０の所要
発熱個所で融解される前記赤色IDF２２の融解イ
ンクが転写される。このため該記録用紙Ｐには先
に転写された黒色画情報と該赤色画情報との組合
わせによつて２色画情報の記録が行なわれその後
図示しない排紙トレイに排紙される。このように
それぞれ異なる色の複数の転写感熱記録部を直列
的に配し、該各記録部を同一の記録用紙を順次搬
送しつつ異なる色の転写をそれぞれ独立に行うと
ともにこれら転写インクの組合せによつて多色原
稿の記録を行う多色転写型感熱記録装置におい
て、その記録品質を良好に保つためには前記各記
録部における融解インクの転写位置ズレを防止す
ることが特に重要である。ところが上記従来の装
置によれば、前記記録用紙の搬送に与かる各記録
部のインクドナーフイルムの搬送速度が各ドライ
ブローラの製造工程における微少な径の差および
汚れ状態あるいは各IDF供給ローラの径の差ある
いは記録密度等により容易に変動しこれに伴つて
前記記録用紙の搬送量が異なるために各色インク
の転写位置ズレが生じこの時の記録品質を著しく
損ねるという欠点があつた。
本発明は上記欠点を除去するためになされたも
のであり前記諸要因により各記録部における記録
用紙の搬送量に違いが生じた場合においても該各
色インクの転写位置ズレを補正できもつて常に良
好な品質の記録画像を得ることができる多色転写
型感熱記録装置を提供することをその目的とす
る。
のであり前記諸要因により各記録部における記録
用紙の搬送量に違いが生じた場合においても該各
色インクの転写位置ズレを補正できもつて常に良
好な品質の記録画像を得ることができる多色転写
型感熱記録装置を提供することをその目的とす
る。
そこで本発明においては前記各記録部のバツク
ローラが記録用紙の搬送とともに回転され該バツ
クローラにかかる負荷が小さく記録用紙とのスリ
ツプが小さい状態で搬送されるためにこれら両者
の搬送量が互いに等しいという点に着目し、該各
バツクローラの回転角を検出する手段を具え該検
出手段の検出値から前記各記録部における記録用
紙の搬送量を検知するとともに当該記録部におけ
る記録用紙搬送量が基準となる搬送量あるいは他
の記録部との搬送量と比較して１ライン分すなわ
ち当該記録用紙の最少送り量分だけ増減した場合
に当該記録部のラインサーマルヘツドに加える画
情報の１ライン分をそれぞれ削除あるいは挿入し
て記録するようにし前記各色融解インクの転写位
置ズレを補正し記録品質を高めるようにしてい
る。
ローラが記録用紙の搬送とともに回転され該バツ
クローラにかかる負荷が小さく記録用紙とのスリ
ツプが小さい状態で搬送されるためにこれら両者
の搬送量が互いに等しいという点に着目し、該各
バツクローラの回転角を検出する手段を具え該検
出手段の検出値から前記各記録部における記録用
紙の搬送量を検知するとともに当該記録部におけ
る記録用紙搬送量が基準となる搬送量あるいは他
の記録部との搬送量と比較して１ライン分すなわ
ち当該記録用紙の最少送り量分だけ増減した場合
に当該記録部のラインサーマルヘツドに加える画
情報の１ライン分をそれぞれ削除あるいは挿入し
て記録するようにし前記各色融解インクの転写位
置ズレを補正し記録品質を高めるようにしてい
る。
以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて詳
細に説明する。まず本発明の多色転写型感熱記録
装置は例えば第１図に示した従来装置の黒色記録
部１００および赤色記録部２００の各バツクロー
ラ１１および２１のシヤフトに第２図ａに示すよ
うなバツクローラ回転角検出器３１，３２を取付
けて構成される。該バツクローラ回転角検出器３
１，３２としては周知のインクリメンタルシヤフ
トエンコーダを用いることができる。このインク
リメンタルシヤフトエンコーダは透明部分と不透
明部分が均一なピツチで形成される回転板３３と
該回転板３３を挟んで対向配列される発光素子３
４および受光素子３６から構成され前記回転板３
３が前記各バツクローラ１１および２１の回動に
伴つて回転する時に発光素子３４から照射された
光が該回転板３３およびスリツト板３５を介して
受光素子３６で受光される時の当該受光素子３６
の出力によつて前記回転板３３の回転状態に応じ
た同図ｂに示す如くのパルス列を発生する。
細に説明する。まず本発明の多色転写型感熱記録
装置は例えば第１図に示した従来装置の黒色記録
部１００および赤色記録部２００の各バツクロー
ラ１１および２１のシヤフトに第２図ａに示すよ
うなバツクローラ回転角検出器３１，３２を取付
けて構成される。該バツクローラ回転角検出器３
１，３２としては周知のインクリメンタルシヤフ
トエンコーダを用いることができる。このインク
リメンタルシヤフトエンコーダは透明部分と不透
明部分が均一なピツチで形成される回転板３３と
該回転板３３を挟んで対向配列される発光素子３
４および受光素子３６から構成され前記回転板３
３が前記各バツクローラ１１および２１の回動に
伴つて回転する時に発光素子３４から照射された
光が該回転板３３およびスリツト板３５を介して
受光素子３６で受光される時の当該受光素子３６
の出力によつて前記回転板３３の回転状態に応じ
た同図ｂに示す如くのパルス列を発生する。
そこで本発明ではこのパルス数をカウントし当
該カウント値から前記各バツクローラ１１および
２１の回転角を検知し更に該回転角から当該バツ
クローラ１１および２１と同期して搬送される前
記記録用紙Ｐの送り量を算出するようにしてい
る。ところで該バツクローラ回転角検出器３１，
３２は上述した理由により当該検出器３１，３２
が取付けられたバツクローラ１１，２１の前記記
録用紙Ｐの最少基準送り量１ライン分に相当する
回転角以下を検出できるような分解能を持つもの
でなければならない。例えば前記基準送り量が1/
１２mmでこの時のバツクローラの径が25mm（すなわ
ち該バツクローラの円周が25πmm）である時には
下式 １／12：25π＝θ：360゜ からθ＝0.38゜以下を検知できるような回転板３
３を選定する。従つてこの時該バツクローラ回転
角検出器の分解能は948（＝360゜÷0.38゜）〔パル
ス／回転〕以上となる。
該カウント値から前記各バツクローラ１１および
２１の回転角を検知し更に該回転角から当該バツ
クローラ１１および２１と同期して搬送される前
記記録用紙Ｐの送り量を算出するようにしてい
る。ところで該バツクローラ回転角検出器３１，
３２は上述した理由により当該検出器３１，３２
が取付けられたバツクローラ１１，２１の前記記
録用紙Ｐの最少基準送り量１ライン分に相当する
回転角以下を検出できるような分解能を持つもの
でなければならない。例えば前記基準送り量が1/
１２mmでこの時のバツクローラの径が25mm（すなわ
ち該バツクローラの円周が25πmm）である時には
下式 １／12：25π＝θ：360゜ からθ＝0.38゜以下を検知できるような回転板３
３を選定する。従つてこの時該バツクローラ回転
角検出器の分解能は948（＝360゜÷0.38゜）〔パル
ス／回転〕以上となる。
また第３図は本発明装置の制御部の一構成例を
ブロツク図で示したものであり以下この第３図に
もとづいて本発明装置の転写位置ズレ補正制御の
様子を詳述する。まず該装置の記録開始とともに
前記各バツクローラ１１および２１の回転が開始
され該各々のシヤフトに取付けられた前記バツク
ローラ回転角検出器３１および３２では前記各バ
ツクローラ１１および２１の回転角すなわち記録
用紙Ｐの送り量比例したパルスP1およびP2が検
出され該各パルスP1およびP2はそれぞれのカウ
ンタC1およびC2に加えられそれぞれカウントさ
れる。そしてこれらのカウント値はそれぞれ第１
演算回路４０および第２演算回路５０に加えられ
る。一方これと同時にカウンタC0では図示しな
いドライブローラ駆動回路から各ドライブローラ
１５および２５に加えられる駆動パルスP0をカ
ウントし該カウント値を上記同様第１演算回路４
０および第２演算回路５０の相方に加える。ここ
で該カウンタC0のカウント値が予め定められる
一定値ｎに達した時に前記第１演算回路４０およ
び第２演算回路５０ではこの時間までにカウント
されたドライブローラ駆動パルスP0と各バツク
ローラ１１および２１の回転角パルスP1および
P2とでそれぞれの比を算出する。このような動
作はカウンタC0におけるドライブローラ駆動パ
ルスのカウントP0がｎに達する毎に行なわれ、
前記第１演算回路４０および第２演算回路５０で
はその都度該ドライブローラ駆動パルスP0と、
前記各バツクローラの回転角パルスP1およびP2
との比すなわち当該各バツクローラと同期して搬
送される記録用紙Ｐの当該記録部におけるそれぞ
れの送り量が算出される。
ブロツク図で示したものであり以下この第３図に
もとづいて本発明装置の転写位置ズレ補正制御の
様子を詳述する。まず該装置の記録開始とともに
前記各バツクローラ１１および２１の回転が開始
され該各々のシヤフトに取付けられた前記バツク
ローラ回転角検出器３１および３２では前記各バ
ツクローラ１１および２１の回転角すなわち記録
用紙Ｐの送り量比例したパルスP1およびP2が検
出され該各パルスP1およびP2はそれぞれのカウ
ンタC1およびC2に加えられそれぞれカウントさ
れる。そしてこれらのカウント値はそれぞれ第１
演算回路４０および第２演算回路５０に加えられ
る。一方これと同時にカウンタC0では図示しな
いドライブローラ駆動回路から各ドライブローラ
１５および２５に加えられる駆動パルスP0をカ
ウントし該カウント値を上記同様第１演算回路４
０および第２演算回路５０の相方に加える。ここ
で該カウンタC0のカウント値が予め定められる
一定値ｎに達した時に前記第１演算回路４０およ
び第２演算回路５０ではこの時間までにカウント
されたドライブローラ駆動パルスP0と各バツク
ローラ１１および２１の回転角パルスP1および
P2とでそれぞれの比を算出する。このような動
作はカウンタC0におけるドライブローラ駆動パ
ルスのカウントP0がｎに達する毎に行なわれ、
前記第１演算回路４０および第２演算回路５０で
はその都度該ドライブローラ駆動パルスP0と、
前記各バツクローラの回転角パルスP1およびP2
との比すなわち当該各バツクローラと同期して搬
送される記録用紙Ｐの当該記録部におけるそれぞ
れの送り量が算出される。
次に該各記録部における記録紙送り量は、それ
ぞれ第３演算回路６０に加えられ、これら相互間
の値に記録用紙Ｐの最少送り量１ラインに相当す
る量の差があるか否かが検出される。ここで例え
ば、黒色記録部１００の記録紙送り量すなわち第
１演算回路４０の検出値を基準とした場合に第２
演算回路５０の検出値すなわち赤色記録掃２００
の記録紙送り量が前記黒色記録部１００の送り量
より当該記録用紙最小送り量１ライン分だけ長く
なつたことが検出されると該第３演算回路６０か
らサーマルヘツド駆動回路７０及び赤色記録部の
モータ駆動回路８０に該検出結果にもとづいた制
御信号すなわち赤色画情報削除信号が送出され
る。そしてこれを受けた前記モータ駆動回路８０
はステツプモータ８１を回転させることによつて
記録用紙の搬送を開始するとともに前記サーマル
ヘツド駆動回路７０では前記赤色画情報削除信号
にもとづき赤色記録部ラインサーマルヘツド２０
の次に記録するべき赤色画情報１ライン分を削除
し印字を行なわせないことで擬似的に当該赤色記
録部の記録用紙Ｐの送り量を黒色記録部の送り量
に合わせる。ところでこの際の印字結果である
が、通常用いられる原稿の最小画情報は前記記録
用紙最小送り量２ライン以上あるために上述した
ように当該記録個所で画情報１ライン分を削除し
ても該画情報が削減することはない。また前記第
３演算回路６０による検出値が上述とは反対に赤
色記録部２００での記録用紙Ｐ送り量が黒色記録
部１００の送り量より１ライン相当分短かい値と
なつた場合には当該第３演算回路６０から前記サ
ーマルヘツド駆動回路７０及びモータ駆動回路８
０に赤色画情報挿入信号が送出される。これによ
り前記モータ駆動回路８０からの制御パルスによ
りステツプモータ８１が回転され記録用紙の搬送
が開始されるとともに前記サーマルヘツド駆動回
路７０では当該赤色記録部のラインサーマルヘツ
ド２０に赤色画情報１ライン分を挿入して印字さ
せることで上記同様当該赤色記録部の記録用紙Ｐ
の送り量を黒色記録部１００の送り量と一致させ
る。尚ここで挿入する１ライン分の画情報には直
前に記録した画情報または次に印字すべき画情報
が用いられる。
ぞれ第３演算回路６０に加えられ、これら相互間
の値に記録用紙Ｐの最少送り量１ラインに相当す
る量の差があるか否かが検出される。ここで例え
ば、黒色記録部１００の記録紙送り量すなわち第
１演算回路４０の検出値を基準とした場合に第２
演算回路５０の検出値すなわち赤色記録掃２００
の記録紙送り量が前記黒色記録部１００の送り量
より当該記録用紙最小送り量１ライン分だけ長く
なつたことが検出されると該第３演算回路６０か
らサーマルヘツド駆動回路７０及び赤色記録部の
モータ駆動回路８０に該検出結果にもとづいた制
御信号すなわち赤色画情報削除信号が送出され
る。そしてこれを受けた前記モータ駆動回路８０
はステツプモータ８１を回転させることによつて
記録用紙の搬送を開始するとともに前記サーマル
ヘツド駆動回路７０では前記赤色画情報削除信号
にもとづき赤色記録部ラインサーマルヘツド２０
の次に記録するべき赤色画情報１ライン分を削除
し印字を行なわせないことで擬似的に当該赤色記
録部の記録用紙Ｐの送り量を黒色記録部の送り量
に合わせる。ところでこの際の印字結果である
が、通常用いられる原稿の最小画情報は前記記録
用紙最小送り量２ライン以上あるために上述した
ように当該記録個所で画情報１ライン分を削除し
ても該画情報が削減することはない。また前記第
３演算回路６０による検出値が上述とは反対に赤
色記録部２００での記録用紙Ｐ送り量が黒色記録
部１００の送り量より１ライン相当分短かい値と
なつた場合には当該第３演算回路６０から前記サ
ーマルヘツド駆動回路７０及びモータ駆動回路８
０に赤色画情報挿入信号が送出される。これによ
り前記モータ駆動回路８０からの制御パルスによ
りステツプモータ８１が回転され記録用紙の搬送
が開始されるとともに前記サーマルヘツド駆動回
路７０では当該赤色記録部のラインサーマルヘツ
ド２０に赤色画情報１ライン分を挿入して印字さ
せることで上記同様当該赤色記録部の記録用紙Ｐ
の送り量を黒色記録部１００の送り量と一致させ
る。尚ここで挿入する１ライン分の画情報には直
前に記録した画情報または次に印字すべき画情報
が用いられる。
以上のような制御を記録実行中連続して行うこ
とによつて黒色および赤色の各記録部１００およ
び２００における記録用紙Ｐの送り量の違いに伴
う前記各ラインサーマルヘツド１０および２０に
よる融解インクの転写位置ズレを低減することが
できる。尚上記実施例においては黒色記録部１０
０の記録用紙Ｐの送り量を基準として赤色記録部
２００での送り量が１ライン分増減した場合は該
赤色記録部ラインサーマルヘツド２０の赤色画情
報を１ライン削除あるいは挿入して印字する例に
ついて述べたが、赤色記録部２００の送り量を基
準にして黒色記録部ラインサーマルヘツド１０に
同様の制御を行うことも可能である。また上述と
は別にある基準送り量を予め設定しておき該基準
送り量に対して前記各記録部の送り量が１ライン
分増減した場合に当該記録部ラインサーマルヘツ
ドの画情報１ライン分をそれぞれ削減あるいは挿
入するように制御しても上記同様の効果が得られ
る。また以上の構成は２色記録装置の例について
述べたがそれ以上の多色記録装置にも適用できる
のは勿論である。
とによつて黒色および赤色の各記録部１００およ
び２００における記録用紙Ｐの送り量の違いに伴
う前記各ラインサーマルヘツド１０および２０に
よる融解インクの転写位置ズレを低減することが
できる。尚上記実施例においては黒色記録部１０
０の記録用紙Ｐの送り量を基準として赤色記録部
２００での送り量が１ライン分増減した場合は該
赤色記録部ラインサーマルヘツド２０の赤色画情
報を１ライン削除あるいは挿入して印字する例に
ついて述べたが、赤色記録部２００の送り量を基
準にして黒色記録部ラインサーマルヘツド１０に
同様の制御を行うことも可能である。また上述と
は別にある基準送り量を予め設定しておき該基準
送り量に対して前記各記録部の送り量が１ライン
分増減した場合に当該記録部ラインサーマルヘツ
ドの画情報１ライン分をそれぞれ削減あるいは挿
入するように制御しても上記同様の効果が得られ
る。また以上の構成は２色記録装置の例について
述べたがそれ以上の多色記録装置にも適用できる
のは勿論である。
以上説明したように本発明の多色転写型感熱記
録装置によれば、各記録部のバツクローラの回転
角から当該記録部の記録用紙送り量をそれぞれ検
出し、該各送り量が当該記録用紙の最小送り量１
ライン分だけ増減した場合に当該記録部のライン
サーマルヘツドから当該記録色の画情報１ライン
分を削除あるいは挿入して印字するようにしたた
め前記各記録部における記録用紙の送り量の違い
に伴うラインサーマルヘツドの転写位置ズレを低
減できその記録品質を著しく向上させることがで
きるという優れた効果を奏する。
録装置によれば、各記録部のバツクローラの回転
角から当該記録部の記録用紙送り量をそれぞれ検
出し、該各送り量が当該記録用紙の最小送り量１
ライン分だけ増減した場合に当該記録部のライン
サーマルヘツドから当該記録色の画情報１ライン
分を削除あるいは挿入して印字するようにしたた
め前記各記録部における記録用紙の送り量の違い
に伴うラインサーマルヘツドの転写位置ズレを低
減できその記録品質を著しく向上させることがで
きるという優れた効果を奏する。
第１図は従来の実施例を示す２色転写型感熱記
録装置の要部概略構造図、第２図は本発明の一実
施例を示すバツクローラ回転角検出器の概略構造
図、第３図は本発明装置における制御回路部の一
構成例を示すブロツク図である。 １０，２０……ラインサーマルヘツド、１１，
２１……バツクローラ、１２……黒色インクドナ
ーフイルム、２２……赤色インクドナーフイル
ム、３１，３２……バツクローラ回転角検出器、
４０……第１演算回路、５０……第２演算回路、
６０……第３演算回路、７０……サーマルヘツド
駆動回路。
録装置の要部概略構造図、第２図は本発明の一実
施例を示すバツクローラ回転角検出器の概略構造
図、第３図は本発明装置における制御回路部の一
構成例を示すブロツク図である。 １０，２０……ラインサーマルヘツド、１１，
２１……バツクローラ、１２……黒色インクドナ
ーフイルム、２２……赤色インクドナーフイル
ム、３１，３２……バツクローラ回転角検出器、
４０……第１演算回路、５０……第２演算回路、
６０……第３演算回路、７０……サーマルヘツド
駆動回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 普通記録用紙と熱融解性あるいは熱昇華性イ
ンクを塗布したインクドナーフイルムを重ね合わ
せ、バツクローラを用いてこれらをラインサーマ
ルヘツドに圧接し、該ラインサーマルヘツドから
画情報に応じて選択的に供給される熱エネルギー
によりインクを溶かし前記記録用紙に色転写記録
を行う記録部を少なくとも２色分具えた多色転写
型感熱記録装置において、 前記各記録部のバツクローラの回転角を検出す
る手段と、 該検出手段の検出値から当該記録部を搬送され
る前記記録用紙の送り量を算出し、当該記録用紙
の送り量が予め設定される基準の送り量あるいは
前記各記録部のいずれか１つを基準とした場合の
送り量と比較して、前記記録用紙の副走査方向へ
の最少送り量分多くなつた場合には当該記録部の
ラインサーマルヘツドの次の画情報１ライン分を
削除し、前記記録用紙の最少送り量分少なくなつ
た場合には当該記録部のラインサーマルヘツドの
前の画情報あるいは次の画情報１ライン分を挿入
して印字する制御手段と を具えたことを特徴とする多色転写型感熱記録装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11724483A JPS609777A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 多色転写型感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11724483A JPS609777A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 多色転写型感熱記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS609777A JPS609777A (ja) | 1985-01-18 |
| JPH0358307B2 true JPH0358307B2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=14706954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11724483A Granted JPS609777A (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | 多色転写型感熱記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS609777A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4741905A (en) * | 1986-06-19 | 1988-05-03 | Warner-Lambert Company | Chewing gum candy |
| JPH06122238A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | シート搬送装置 |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP11724483A patent/JPS609777A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS609777A (ja) | 1985-01-18 |
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