JPH035828Y2 - - Google Patents

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JPH035828Y2
JPH035828Y2 JP1985065867U JP6586785U JPH035828Y2 JP H035828 Y2 JPH035828 Y2 JP H035828Y2 JP 1985065867 U JP1985065867 U JP 1985065867U JP 6586785 U JP6586785 U JP 6586785U JP H035828 Y2 JPH035828 Y2 JP H035828Y2
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JP
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drain pan
heater
cooler
drain
elastic body
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は冷凍装置の除霜用加熱体の取付構造
の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の冷凍装置の構成を示す縦断面
図である。図において、1は冷凍装置、3は上記
冷凍装置1の箱体であり、天板部3aと、この天
板部3aの両側縁部及び後縁部において略々直角
に下方に折曲することによつて形成された両側板
部3b及び後板部3cとを有するものである。2
は上記箱体3内に位置するように上記天板部3a
の前縁部に取付けられて、熱媒体と送風機5によ
り供給される被熱交換空気とを熱交換させる冷却
器、5aは上記送風機5を上記箱体3の天板部3
aに取付けるための取付脚、4は上記冷却器2の
下方に設けられ、除霜時に上記冷却器2等に生じ
るドレイン水を受容するドレインパンで、通風口
4a及び排水管4bを有するものである。6は上
記ドレインパン4に取付けられた加熱器で、除霜
時に圧縮機(図示せず)より吐出される高温の冷
媒ガスが供給されることにより昇温して、上記ド
レインパン4等を加熱するものである。この高温
ガスは、加熱器6を通つた後、冷媒配管8を経て
上記冷却器2に流入し、上記冷却器2の霜を解か
す。冷却器2から流下したドレインは、除霜時、
少くとも0℃以上に加熱されたドレインパン4に
受容され、ドレインパン4に取付けられた排水管
4bから排出される。また一部霜状で落下したド
レインはドレインパン4で融解される。9は通風
口4a部に取付けられたフアンガードである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の冷凍装置は以上のように構成されている
ので、次のような問題があつた。即ち、加熱器6
がドレインパン4に固定されており、また、冷却
器2に冷媒配管にて連結されているため、ドレイ
ンパン4を開閉自在にできず、冷却器用送風機5
などのサービスが困難であつた。また、ドレイン
パン4上に溜つた腐食性物質により、加熱器6が
腐食され、ガス洩れが生じるという問題があつ
た。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、ドレインパンを開閉自在に
でき、かつ、加熱器の腐食を防止できるようにし
た冷凍装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る冷凍装置は、天板部と、この天
板部の両側縁部及び後縁部において略々直角に下
方に折曲することによつて形成された両側板部及
び後板部を有する冷凍装置の箱体と、この箱体内
に位置するように上記天板部の前縁部に取付けら
れ、熱媒体と送風機により供給される被熱交換空
気とを熱交換させる冷却器と、この冷却器の下方
に位置し、除霜時に上記冷却器に生じるドレイン
水を受容する浅皿状の第1のドレインパンと、こ
の第1のドレインパンの底部下側面部に位置して
上記第1のドレインパンと熱的に接触し除霜時に
昇温して上記第1のドレインパン等を加熱する加
熱器と、この加熱器の下方に位置し熱伝導性良好
な材料で構成された弾性体と、一端部が上記後板
部の下端部等に枢着され、他端部が上記側板部の
下端部等に着脱自在に係止されることによつて上
記弾性体を介して上記加熱器を上記第1のドレイ
ンパンに押圧し、かつ上記弾性体を通して上記加
熱器と熱的に接触すると共に上記第1のドレイン
パンから流下するドレイン水を受容する第2のド
レインパンとを設けることにより冷凍装置を構成
して上記目的を達成するものである。
〔作用〕
この考案における冷凍装置は冷却器の下方に設
けられた第1のドレインパンと、この第1のドレ
インパンの底部下側面部に位置して上記第1のド
レインパンと熱的に接触し、除霜時に昇温して上
記第1のドレインパン等を加熱する加熱器と、こ
の加熱器の下方に位置し熱伝導性良好な材料で構
成された弾性体と、一端部が上記後板部の下端部
等に枢着され、他端部が上記側板部の下端部等に
着脱自在に係止されることによつて上記弾性体を
介して上記加熱器を上記第1のドレインパンに押
圧し、かつ上記弾性体を通して上記加熱器と熱的
に接触すると共に上記第1のドレインパンから流
下するドレイン水を受容する第2のドレインパン
とを設けることにより、第2のドレインパンの開
閉を自在にして、サービス性を向上させるもので
ある。また上記のように加熱器と第2のドレイン
パンとの間に弾性体が介在されているため、上記
第2のドレインパンに腐食性物質が溜つても上記
加熱器が腐食される危惧はない。更に除霜時に、
冷却器から霜状で落下しても上記第1のドレイン
パンで確実に融解してから第2のドレインパンに
流下するように構成したことにより、第2のドレ
インパンの必要加熱量を軽減できるようにしたも
のである。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す冷凍装置の
内部構造図、第2図は第1図の−における断
面を矢印の方向に見た断面図、第3図は第1図に
示す冷凍装置を構成する弾性体の側面図である。
第1図〜第3図において、1〜3,3a,3b,
3c,5,5a,6,9は第4図に示す従来装置
と全く同一または相当部分である。16は冷却器
2の下方に設けられ、冷却器2から流下するドレ
ンを受ける第1のドレインパン、20は上記第1
のドレインパン16の底部下側面部16aに位置
し、上記第1のドレインパン16と熱的に接触
し、除霜時に昇温して上記第1のドレインパン1
6等を加熱する加熱器、10は絞り装置、11は
絞り装置10及び放熱器(図示せず)をバイパス
するバイパス回路で、電磁弁12を有し、一端部
が圧縮機(図示せず)の吐出管に、他端部が銅管
で形成された加熱器20の冷媒入口部20aに接
続されている。また、加熱器20の冷媒出口部は
絞り装置10の下流側(即ち冷却器2の冷媒入口
側)に接続されている。13は熱伝導性良好な材
料で、弾性を有するよう波形状に形成された弾性
体、14はクリツプ状の固定具で、上記弾性体1
3を介在して、上記加熱器20と上記第1のドレ
インパン16とを冷却器2の下面部に固定するも
のである。また、固定具14の両端は、U字状に
形成され、冷却器2を構成する冷却管2aと冷却
管2aの間に挿入されることにより保持されてい
る。17は通風口17a及び排水管17bを有
し、第1のドレインパン16から流下するドレイ
ン水を受容する第2のドレインパンで、上記第1
のドレインパン16の下方に設けられており、そ
の一端部17cは、開閉自在となるよう蝶番15
を介して、上記箱体3の後板部3cの下端部に固
定されており、他端部17dは上記側板部3bの
下端部3d等に着脱自在に係止されている。18
は断熱材で、冷却器2により上記第2のドレイン
パン17が冷却され、冷却運転時結露するのを防
止するためのものである。なお、第3図に示す弾
性体13のL1寸法は、第2のドレンパン17閉
鎖時、第2のドレンパン17と加熱器20との距
離L2より若干大きくなつており、ドレンパン1
7閉鎖時、上記弾性体13は(L1−L2)だけ圧
縮される。19は冷却器2を箱体3に固定するた
めのねじである。
次に作用について説明する。除霜制御器(図示
せず)が動作すると、電磁弁12が開路し、圧縮
機(図示せず)から吐出された高温ガスは、バイ
パス回路11を経て、上記加熱器20に流入し、
その後冷却器2を通つて再び圧縮機(図示せず)
に戻る。このとき、冷却器2の霜が融解し、第1
のドレンパン16に流下する。第1のドレンパン
16は加熱器20に直接接触しているため十分加
熱されており、冷却器2から落下するドレンに霜
状のものが混入していても確実に融解される。一
方、第2のドレンパン17は加熱器20から弾性
体13を通つて伝わる熱により加熱され、少くと
も0℃以上になつている。従つて、第2のドレン
パン17に流下したドレンは再凍結せず、排水管
17bから外部へ流出する。また、一方弾性体1
3は弾性を有するため、上記第2のドレンパン1
7を閉鎖した状態における上記弾性体13の圧縮
代(L1−L2)は第2のドレンパン17と加熱器
20間の距離が多少ばらついても、このばらつき
を吸収し得るように構成してあるため、上記第2
のドレンパン17と加熱器20は伝熱状態に維持
される。尚、以上の実施例では、加熱器20を高
温ガスが流通する方式としているが、電気ヒータ
等で構成しても良い。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、天板部と、こ
の天板部の両側縁部及び後縁部において略々直角
に下方に折曲することによつて形成された両側板
部及び後板部を有する冷凍装置の箱体と、この箱
体内に位置するように上記天板部の前縁部に取付
けられ、熱媒体と送風機により供給される被熱交
換空気とを熱交換させる冷却器と、この冷却器の
下方に位置し、除霜時に上記冷却器に生じるドレ
ン水を受容する浅皿状の第1のドレンパンと、こ
の第1のドレンパンの底部下側面部に位置して上
記第1のドレンパンと熱的に接触し除霜時に昇温
して上記第1のドレンパン等を加熱する加熱器
と、この加熱器の下方に位置し熱伝導性良好な材
料で構成された弾性体と、一端部が上記後板部の
下端部等に枢着され、他端部が上記側板部の下端
部等に着脱自在に係止されることによつて上記弾
性体を介して上記加熱器を上記第1のドレンパン
に押圧し、かつ上記弾性体を通して上記加熱器と
熱的に接触すると共に上記第1のドレンパンから
流下するドレン水を受容する第2のドレンパンと
を設けたことにより冷凍装置を構成したので、上
記第2のドレンパンが自在に開閉することがで
き、送風機その他冷凍装置内のサービスが容易に
行うことができるようになつた。また、第2のド
レンパンに溜つた腐食性物質等により腐食され、
ガス漏れ等の事故が発生する危惧が解消した。ま
た加熱器と第2のドレンパンとの距離が、多少ば
らついても上記弾性体の圧縮代が、これを吸収す
るため、加熱器と第2のドレンパンとは伝熱状態
に維持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す冷凍装置の
内部構造図、第2図は第1図の−における断
面を矢印の方向に見た断面図、第3図は第1図に
示す冷凍装置を構成する弾性体の側面図、第4図
は従来の冷凍装置の構成を示す縦断面図である。 図において、3は冷凍装置の箱体、3aは天板
部、3bは側板部、3cは後板部、5は送風機、
2は冷却器、16は第1のドレンパン、16aは
底部下側面部、20は加熱器、13は弾性体、1
7は第2のドレンパン、17cは第2のドレンパ
ン17の一端部、17dは第2のドレンパン17
の他端部、3dは側板部3bの下端部、尚、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板部と、この天板部の両側縁部及び後縁部に
    おいて略々直角に下方に折曲することによつて形
    成された両側板部及び後板部を有する冷凍装置の
    箱体、この箱体内に位置するように上記天板部の
    前縁部に取付けられ、熱媒体と送風機により供給
    される被熱交換空気とを熱交換させる冷却器、こ
    の冷却器の下方に位置し、除霜時に上記冷却器に
    生じるドレイン水を受容する浅皿状の第1のドレ
    インパン、この第1のドレインパンの底部下側面
    部に位置して上記第1のドレインパンと熱的に接
    触し、除霜時に昇温して上記第1のドレインパン
    等を加熱する加熱器、この加熱器の下方に位置し
    熱伝導性良好な材料で構成された弾性体、及び一
    端部が上記後板部の下端部等に枢着され、他端部
    が上記側板部の下端部等に着脱自在に係止される
    ことによつて上記弾性体を介して上記加熱器を上
    記第1のドレインパンに押圧し、かつ上記弾性体
    を通して上記加熱器と熱的に接触すると共に上記
    第1のドレインパンから流下するドレイン水を受
    容する第2のドレインパンを備えた冷凍装置。
JP1985065867U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH035828Y2 (ja)

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JPS61181283U JPS61181283U (ja) 1986-11-12
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