JPH0358284B2 - - Google Patents

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JPH0358284B2
JPH0358284B2 JP59175385A JP17538584A JPH0358284B2 JP H0358284 B2 JPH0358284 B2 JP H0358284B2 JP 59175385 A JP59175385 A JP 59175385A JP 17538584 A JP17538584 A JP 17538584A JP H0358284 B2 JPH0358284 B2 JP H0358284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed resin
mold
facing material
inner layer
core
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59175385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6153014A (ja
Inventor
Sukeyuki Ogino
Isamu Mori
Juzo Matsushima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PPONDA GIKEN KOGYO KK
TOKYO SHIITO KK
Original Assignee
PPONDA GIKEN KOGYO KK
TOKYO SHIITO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by PPONDA GIKEN KOGYO KK, TOKYO SHIITO KK filed Critical PPONDA GIKEN KOGYO KK
Priority to JP59175385A priority Critical patent/JPS6153014A/ja
Publication of JPS6153014A publication Critical patent/JPS6153014A/ja
Publication of JPH0358284B2 publication Critical patent/JPH0358284B2/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドアーパネルの内側に装備するドア
ーアームレストの如き車輌装備部材の製造方法に
関するものである。
従来の技術 一般に、例えばドアーアームレスト等の車輌装
備部材は、表装材を中空立体形の皮膜体として予
め成形し、その表装材の内部に端面の開口より金
属材料等で形成した芯材を挿入した後、Cタイプ
硬度計で70゜〜80゜程度の半硬質発泡樹脂を中空部
内に注入して金型内で発泡硬化することにより製
造されている。
然し、この製造方法では表装材の内部に芯材を
挿置して樹脂発泡で一体化するため、表装材の立
体形状が単純なものであれば芯材を簡単に挿入で
きるものの、形態の多用化で表装材の形状を複雑
なものに形成するときには芯材の形状も複雑にな
るから挿入に極めて手間が掛るようになり或いは
芯材を挿入できない場合も発生する。また、表装
材に芯材を挿入するには表装材を金型で成形した
後、その金型を型割りして表装材の内部に芯材を
差込み、更に表装材を型内に嵌込んで型締めして
から発泡樹脂を注入するようにしなければならな
いため、型割り、型締め等に時間が掛つて生産性
が極めて悪いのが実情である。
この課題を解決するには表装材を中空な立体形
に形成し、その内部に硬質な発泡樹脂を充填させ
て型内で発泡硬化することにより硬質な発泡樹脂
による芯体を形成することが考えられる。
発明が解決しようとする課題 然し、上述した表装材の内部に硬質な発泡樹脂
による芯体を直接接触させて形成すると、この芯
体の硬さが表装材を介して直に感じられるところ
から手触り等の感触で余り良好なものが得られな
い。
本発明は、十分な剛性並びに強度を保ちしかも
感触の良好なものを簡単に製造できる車輌装備部
材の製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明に係る車輌装備部材の製造方法において
は、合成樹脂による比較的薄い外皮の内側面に軟
質な発泡樹脂による内層を付着成形させて中空な
立体形の表装材を形成し、その表装材の内部に端
部の開口より硬質な発泡樹脂を注入し、この硬質
の発泡樹脂を型内で発泡硬化させて硬質な発泡樹
脂による芯体を表装材の内層と一体成形するよう
にされている。
作 用 このようにして車輌装備部材を製造するときに
は、硬質の発泡樹脂層による芯材で十分に剛性及
び強度を保有するよう形成できまた、その硬質の
発泡樹脂が軟質な発泡樹脂による内層の内面側層
内に多少含浸して硬化することにより層間分離の
ない全体を一体ものに形成でき、更には表装材の
外皮と硬質の発泡樹脂による芯体との間に軟質な
発泡樹脂による内層が存在するところから手触り
等の柔軟な感触の良好なものに製造することがで
きる。これに加えて、芯材を別途に挿入する必要
がないところから工程を簡略化して生産性を向上
できるようになる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通
りである。
この車輌装備部材の製造方法は、第1図aで示
すようなドアーアームレストを製造するのに適用
できる。その表装材1としては、PVC等の合成
樹脂を回転或いはブロー成形等で中空な立体形に
形成したものが用いられている。また、この表装
材1には第1図bで示すような合成樹脂による比
較的薄い外皮10と軟質な発泡樹脂による内層1
1とを積層成形したものが用いられている。その
表装材は、まず、外皮10となる合成樹脂を型内
に充填して皮膜状に成形した後、軟質な発泡樹脂
を充填させて内層11を発泡成形することにより
ダブルスラツシユ成形品として形成できる。詳し
くは外皮10を形成するプラスチツクゾルを金型
内に注入した後、加熱せずに金型を転倒してゾル
を排出すると共に、型内面に薄く付着したゾル膜
を予熱炉で半ゲル化し、次いで内層11を形成す
るプラスチツクゾルを金型内に注入し、同様に加
熱せずに金型を転倒、ゾル排出を繰り返して所定
膜厚に付着した後200〜300℃で加熱溶融すること
によりゲル化を完了させる2回注入法を適用する
ことで形成できる。この表装材1の内部には、C
タイプ硬度計で100゜以上の高硬質な発泡樹脂によ
る芯体2が外装材1の内層11と一体化させて形
成されている。その硬質な発泡樹脂には硬質ウレ
タン等のアゾ系発泡樹脂を用いることができ、組
成としては次のものを有するものが挙げられる。
a ポリオール(短分子ポリオール、NP300)
70重量% (短分子ポリオール、PE450) 30重量% b イソシアネート(変性MDI) 相当量 c フロン11 5重量% d アミン触媒(テトラメチルヘキサメチレンジ
アミン) 0.1重量% e 整泡剤(SH190) 0.5重量% まず、金型C1、C2では上述したようにPVC等
の合成樹脂を充填して中空立体形の表装材1を形
成する。その表装材1には、ドアーアームレスト
用のものにあつては、ドアーパネルと対接する端
面に開口1a,1a…を設けるとよい。この表装
材成形後、その表装材1を金型内に挿置したまま
開口1a,1a…より内部に硬質発泡樹脂2′を
注入し、その発泡樹脂2′を金型C1,C2内で発泡
させて硬化する。このとき、事後にボルト締め等
で取付けるものにあつては同時にボルト挿入孔3
を形成することもできるが、そのボルト締めを強
固に行い得るようにするべくワツシヤ4等を発泡
樹脂層2に埋込み装着してもよい。
このようにして車輌装備部材を製造するとき
は、発泡樹脂層による芯体2がCタイプの硬度計
で100゜以上の硬度を呈するから芯材を別途に挿入
しなくとも形態を保持できることは勿論、十分な
剛性及び強度をも保有するのに形成することがで
きる。また、その芯体2を発泡成形するときには
硬質の発泡樹脂2′が表装材1の内層11の内面
側に多少含浸するから、この発泡樹脂2′の硬化
で芯体2を層間分離なく軟質の発泡樹脂による内
層11と一体成形できることにより全体的に一体
ものに形成できる。その芯体2は発泡樹脂2′で
形成するため、芯材を別途に挿入しなくてもよい
ところからいかなる複雑な形状にでも形成するこ
とができ、しかも工程も簡単で生産性を上げられ
るようになる。また、このように製造するドアー
アームレストでは表装材1の外皮10と硬質な発
泡樹脂による芯体2との間に軟質な発泡樹脂によ
る内層11が存在するから手触りが柔軟で感触の
よいものに形成することができる。
なお、図示実施例ではドアーアームレストを製
造する場合を示したが、これ以外にヘツドレスト
やルーフサイドの手掛け等の製造に広く適用する
ことができる。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る車輌装備部材の製造
方法に依れば、簡単な作業で剛性が高く感触の良
好な装備部材材を得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明に係る方法で製造した車輌装
備部材の斜視図、第1図bは同部材の一部拡大断
面図、第2図a〜cは同装備部材を製造する工程
の説明図、第3図は第1図で示す装備部材の一部
拡大断面図である。 1:表装材、10:合成樹脂による外皮、1
1:軟質な発泡樹脂による内層、1a,1a:開
口、2:硬質な発泡樹脂による芯体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的薄い合成樹脂による外皮の内面側に軟
    質な発泡樹脂による内層を付着成形させて中空立
    体形の表装材を形成し、その表装材の内部に端面
    の開口より硬質の発泡樹脂を注入し、この硬質の
    発泡樹脂を型内で発泡硬化させて硬質な発泡樹脂
    による芯体を表装材の内層と一体成形するように
    したことを特徴とする車輌装備部材の製造方法。
JP59175385A 1984-08-23 1984-08-23 車輛装備部材の製造方法 Granted JPS6153014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59175385A JPS6153014A (ja) 1984-08-23 1984-08-23 車輛装備部材の製造方法

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JP59175385A JPS6153014A (ja) 1984-08-23 1984-08-23 車輛装備部材の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6153014A JPS6153014A (ja) 1986-03-15
JPH0358284B2 true JPH0358284B2 (ja) 1991-09-05

Family

ID=15995182

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JP59175385A Granted JPS6153014A (ja) 1984-08-23 1984-08-23 車輛装備部材の製造方法

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JP (1) JPS6153014A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139741A (en) * 1974-10-02 1976-04-02 Lion Fat Oil Co Ltd Orefuinjugoyuno anteikahoho
JPS5831725A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Daikyo Kk 自動車内装部品の製造方法
JPS58116135A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Hashimoto Forming Co Ltd 車両用合成樹脂成形品の製造方法
JPS58163634A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Inoue Mtp Co Ltd 一体発泡成形品の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139741A (en) * 1974-10-02 1976-04-02 Lion Fat Oil Co Ltd Orefuinjugoyuno anteikahoho
JPS5831725A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 Daikyo Kk 自動車内装部品の製造方法
JPS58116135A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 Hashimoto Forming Co Ltd 車両用合成樹脂成形品の製造方法
JPS58163634A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 Inoue Mtp Co Ltd 一体発泡成形品の製造方法

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Publication number Publication date
JPS6153014A (ja) 1986-03-15

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