JPH0358132B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0358132B2 JPH0358132B2 JP21544682A JP21544682A JPH0358132B2 JP H0358132 B2 JPH0358132 B2 JP H0358132B2 JP 21544682 A JP21544682 A JP 21544682A JP 21544682 A JP21544682 A JP 21544682A JP H0358132 B2 JPH0358132 B2 JP H0358132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension band
- cathode ray
- ray tube
- explosion
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/87—Arrangements for preventing or limiting effects of implosion of vessels or containers
Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、防爆形ブラウン管の製造方法に係
り、特にパネル側壁部に環状のテンシヨンバンド
を焼嵌めにより張架する構造の防爆形ブラウン管
の製造方法に関するものである。
り、特にパネル側壁部に環状のテンシヨンバンド
を焼嵌めにより張架する構造の防爆形ブラウン管
の製造方法に関するものである。
ブラウン管のパネル側壁部に焼嵌めにより環状
のテンシヨンバンドを張架する防爆形ブラウン管
の製造方法は、通常第1図に示す方法で行なわれ
ている。
のテンシヨンバンドを張架する防爆形ブラウン管
の製造方法は、通常第1図に示す方法で行なわれ
ている。
即ち、パネル2、パネル側壁部3、フアンネル
4及びネツク5からなるブラウン管1に対して環
状のテンシヨンバンド6を配置し、このテンシヨ
ンバンド6を例えば環状のガスバーナ8で内側よ
り加熱してテンシヨンバンド6を熱膨脹させ、次
にブラウン管1のパネル側壁部3に直接または図
示しないテープを介してテンシヨンバンド6を挿
入し、このテンシヨンバンド6の冷却による収縮
力を利用してパネル側壁部3に所定の応力をかけ
るように張架することにより行なわれる。
4及びネツク5からなるブラウン管1に対して環
状のテンシヨンバンド6を配置し、このテンシヨ
ンバンド6を例えば環状のガスバーナ8で内側よ
り加熱してテンシヨンバンド6を熱膨脹させ、次
にブラウン管1のパネル側壁部3に直接または図
示しないテープを介してテンシヨンバンド6を挿
入し、このテンシヨンバンド6の冷却による収縮
力を利用してパネル側壁部3に所定の応力をかけ
るように張架することにより行なわれる。
この焼嵌めによる防爆の利点は、テンシヨンバ
ンド6の材料の有する機械的性質を最大限に活用
し、個々のブラウン管に加える締付け力を一定に
できることである。
ンド6の材料の有する機械的性質を最大限に活用
し、個々のブラウン管に加える締付け力を一定に
できることである。
次に、第2図により焼嵌め防爆に対して一般的
に使用されている軟鋼材の応力と伸びの関係を示
す曲線11により説明すると、伸び0〜l1の範囲
(A)は弾性域であり、伸び(歪)に比例して応力
(締め付け力)が変化する。更に材料に伸び(歪)
を加えると、応力が一定のB範囲即ち伸びl1〜l2
に対して応力が変化しない塑性域となる。従つて
環状のテンシヨンバンド6を伸び(歪)l1〜l2の
範囲に管理すれば、締付け一定の防爆形ブラウン
管が得られることになる。
に使用されている軟鋼材の応力と伸びの関係を示
す曲線11により説明すると、伸び0〜l1の範囲
(A)は弾性域であり、伸び(歪)に比例して応力
(締め付け力)が変化する。更に材料に伸び(歪)
を加えると、応力が一定のB範囲即ち伸びl1〜l2
に対して応力が変化しない塑性域となる。従つて
環状のテンシヨンバンド6を伸び(歪)l1〜l2の
範囲に管理すれば、締付け一定の防爆形ブラウン
管が得られることになる。
そして、このテンシヨンバンド6の伸び(歪)
量はブラウン管1のパネル側壁部3の外周長を
L1とし、テンシヨンバンド6の内周長をL0とす
ると、このL1とL0の差となり、L1−L0=l1〜l2の
範囲に管理することが要求されることになる。
量はブラウン管1のパネル側壁部3の外周長を
L1とし、テンシヨンバンド6の内周長をL0とす
ると、このL1とL0の差となり、L1−L0=l1〜l2の
範囲に管理することが要求されることになる。
しかるに、この塑性域(l1〜l2)は通常1.0〜4.0
mmと狭く、更にテンシヨンバンド6の製造上の誤
差及びブラウン管1の特にパネル側壁部3の製造
上の誤差が入り、テンシヨンバンド6を塑性域
(l1〜l2)に入れることはその製造精度ばかりでは
なく測定精度も極めて重要となる。
mmと狭く、更にテンシヨンバンド6の製造上の誤
差及びブラウン管1の特にパネル側壁部3の製造
上の誤差が入り、テンシヨンバンド6を塑性域
(l1〜l2)に入れることはその製造精度ばかりでは
なく測定精度も極めて重要となる。
これに対し、従来は焼嵌め前後におけるテンシ
ヨンバンド6の外周長の変化を測定して伸び
(歪)量を管理していたが、この方法では実際に
ブラウン管に焼嵌めなければならず、作用性が悪
い。またテンシヨンバンド6の外周長から内周長
を計算などにより求める方法もあるが、この方法
はテンシヨンバンド6に取り付けられているか、
またはテンシヨンバンド6とパネル側壁部3の隅
部に挿入される支持金具や帯材から環状のテンシ
ヨンバンド6にする時に使用される溶接ナゲツト
のバリなどのために、測定精度に支障をきたす要
因が多いなどの問題がある。
ヨンバンド6の外周長の変化を測定して伸び
(歪)量を管理していたが、この方法では実際に
ブラウン管に焼嵌めなければならず、作用性が悪
い。またテンシヨンバンド6の外周長から内周長
を計算などにより求める方法もあるが、この方法
はテンシヨンバンド6に取り付けられているか、
またはテンシヨンバンド6とパネル側壁部3の隅
部に挿入される支持金具や帯材から環状のテンシ
ヨンバンド6にする時に使用される溶接ナゲツト
のバリなどのために、測定精度に支障をきたす要
因が多いなどの問題がある。
本発明は、前述した従来の諸問題に鑑みなされ
たものであり、環状のテンシヨンバンドの内周長
も正確に測定することにより、パネル側壁部に対
するテンシヨンバンドの応力を一定にすることが
可能な防爆形ブラウン管の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
たものであり、環状のテンシヨンバンドの内周長
も正確に測定することにより、パネル側壁部に対
するテンシヨンバンドの応力を一定にすることが
可能な防爆形ブラウン管の製造方法を提供するこ
とを目的としている。
即ち、本発明はブラウン管のパネル側壁部に環
状のテンシヨンバンドを焼嵌めにより張架する防
爆形ブラウン管の製造方法において、テンシヨン
バンドの内壁に当接する部位を有する少くとも2
個の治具をテンシヨンバンドの内壁に当接し、こ
の治具の当接しないテンシヨンバンドの内壁の部
分の寸法を測定し、この寸法と予め正確にわかつ
ている前記部位の寸法とからテンシヨンバンドの
内周長を求めることを特徴とする防爆形ブラウン
管の製造方法である。
状のテンシヨンバンドを焼嵌めにより張架する防
爆形ブラウン管の製造方法において、テンシヨン
バンドの内壁に当接する部位を有する少くとも2
個の治具をテンシヨンバンドの内壁に当接し、こ
の治具の当接しないテンシヨンバンドの内壁の部
分の寸法を測定し、この寸法と予め正確にわかつ
ている前記部位の寸法とからテンシヨンバンドの
内周長を求めることを特徴とする防爆形ブラウン
管の製造方法である。
次に、本発明の防爆形ブラウン管の製造方法の
一実施例を第3図及び第4図により説明する。
一実施例を第3図及び第4図により説明する。
即ち、防爆形ブラウン管の製造はパネル22、
パネル側壁部23、フアンネル24及びネツク2
5からなるブラウン管21に対して環状のテンシ
ヨンバンド26を配置し、このテンシヨンバンド
26を例えば環状のガスバーナ28で内側より加
熱してテンシヨンバンド26を熱膨張させる。次
にブラウン管21のパネル側壁部23に直接また
は図示しないテープを介してテンシヨンバンド2
6を挿入し、このテンシヨンバンド26の冷却に
よる収縮力を利用してパネル側壁部23に所定の
応力をかけるように張架することにより行なわれ
る。
パネル側壁部23、フアンネル24及びネツク2
5からなるブラウン管21に対して環状のテンシ
ヨンバンド26を配置し、このテンシヨンバンド
26を例えば環状のガスバーナ28で内側より加
熱してテンシヨンバンド26を熱膨張させる。次
にブラウン管21のパネル側壁部23に直接また
は図示しないテープを介してテンシヨンバンド2
6を挿入し、このテンシヨンバンド26の冷却に
よる収縮力を利用してパネル側壁部23に所定の
応力をかけるように張架することにより行なわれ
る。
これまでは従来とほぼ同様であるが、本実施例
においてはテンシヨンバンド26の内周長を求め
るのに第4図に示すような方法を用いることを特
徴としている。
においてはテンシヨンバンド26の内周長を求め
るのに第4図に示すような方法を用いることを特
徴としている。
即ち、テンシヨンバンド26に内壁に当接する
部位の寸法が予め正確にわかつている斜線で示す
2個の治具31,32をテンシヨンバンド26の
内側に挿入し、矢印33,34方向に移動させて
テンシヨンバンド26の内壁に圧接させた場合、
この2個の治具31,32に当接しないテンシヨ
ンバンド26の内壁の部分35の寸法を測定する
ことによるテンシヨンバンド26の内周長を正確
に求めるようにしている。
部位の寸法が予め正確にわかつている斜線で示す
2個の治具31,32をテンシヨンバンド26の
内側に挿入し、矢印33,34方向に移動させて
テンシヨンバンド26の内壁に圧接させた場合、
この2個の治具31,32に当接しないテンシヨ
ンバンド26の内壁の部分35の寸法を測定する
ことによるテンシヨンバンド26の内周長を正確
に求めるようにしている。
例えば、図のように治具31,32として最も
測定しにくい取付け金具27を固定した隅部をそ
れぞれ2個有する左右対称のものとし、それぞれ
の治具31,32がテンシヨンバンド26の内壁
に当接する部位の寸法をそれぞれ同じ寸法L2と
し、治具31,32の当接しないテンシヨンバン
ド26の内壁の部分35の寸法をGとすれば、テ
ンシヨンバンドの内周長L0は L0=2×L2+2×G として正確に求めることができる。
測定しにくい取付け金具27を固定した隅部をそ
れぞれ2個有する左右対称のものとし、それぞれ
の治具31,32がテンシヨンバンド26の内壁
に当接する部位の寸法をそれぞれ同じ寸法L2と
し、治具31,32の当接しないテンシヨンバン
ド26の内壁の部分35の寸法をGとすれば、テ
ンシヨンバンドの内周長L0は L0=2×L2+2×G として正確に求めることができる。
このような測定法による内周長L0の測定誤差
は±0.1mmとなり、従来の測定誤差±0.8〜1.2mmに
比較して極めて精度の高い値となつた。
は±0.1mmとなり、従来の測定誤差±0.8〜1.2mmに
比較して極めて精度の高い値となつた。
前述した治具31,32は両方共矢印33,3
4に移動するように説明したが、一方の治具31
を固定して両方の治具31,32間に治具31か
ら治具32を離間させる器具を使用し、治具3
1,32の当接しない部分35の寸法を例えばデ
ジタルギヤツプ測定器などを使用して直読する構
造にすれば、環状のテンシヨンバンド26の完成
直後に簡単に全数検査や抜取検査を行なうことが
できる。
4に移動するように説明したが、一方の治具31
を固定して両方の治具31,32間に治具31か
ら治具32を離間させる器具を使用し、治具3
1,32の当接しない部分35の寸法を例えばデ
ジタルギヤツプ測定器などを使用して直読する構
造にすれば、環状のテンシヨンバンド26の完成
直後に簡単に全数検査や抜取検査を行なうことが
できる。
また、両治具31,32をテンシヨンバンドに
圧接する力は均一なことが必要条件であるため、
この圧接には重りをつけて治具32を移動させる
構造にするか、または適当な位置にデジタル変位
測定器を使用することが望ましい。
圧接する力は均一なことが必要条件であるため、
この圧接には重りをつけて治具32を移動させる
構造にするか、または適当な位置にデジタル変位
測定器を使用することが望ましい。
前述のように本発明の防爆形ブラウン管の製造
方法によれば、環状のテンシヨンバンドの内周長
を簡単かつ正確に測定することが可能であり、ブ
ラウン管のパネル側壁部に張架して常に塑性域で
均一な応力が得られるようになり、極めて信頼性
の高い防爆形ブラウン管が得られる。
方法によれば、環状のテンシヨンバンドの内周長
を簡単かつ正確に測定することが可能であり、ブ
ラウン管のパネル側壁部に張架して常に塑性域で
均一な応力が得られるようになり、極めて信頼性
の高い防爆形ブラウン管が得られる。
第1図は通常のテンシヨンバンドの焼嵌め工程
を示す説明図、第2図はテンシヨンバンドに使用
される軟鋼材の伸びと応力との関係を示す曲線
図、第3図及び第4図は本発明の一実施例を示す
図であり、第3図はテンシヨンバンドの焼嵌め工
程を示す説明図、第4図はテンシヨンバンドの内
周長の測定方法の原理を示す説明図である。 1,21……ブラウン管、3,23……パネル
側壁部、6,26……テンシヨンバンド、33,
34……治具。
を示す説明図、第2図はテンシヨンバンドに使用
される軟鋼材の伸びと応力との関係を示す曲線
図、第3図及び第4図は本発明の一実施例を示す
図であり、第3図はテンシヨンバンドの焼嵌め工
程を示す説明図、第4図はテンシヨンバンドの内
周長の測定方法の原理を示す説明図である。 1,21……ブラウン管、3,23……パネル
側壁部、6,26……テンシヨンバンド、33,
34……治具。
Claims (1)
- 1 ブラウン管のパネル側壁部に環状のテンシヨ
ンバンドを焼嵌めにより張架する防爆形ブラウン
管の製造方法において、前記テンシヨンバンドの
内壁に当接する部位を有する少なくとも2個の治
具を前記テンシヨンバンドの内壁に当接し、前記
治具の当接しない前記テンシヨンバンドの内壁の
部分の寸法を測定し、この寸法と予め正確にわか
つている前記部位の寸法とから前記テンシヨンバ
ンドの内周長を求めることを特徴とする防爆形ブ
ラウン管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21544682A JPS59108244A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 防爆形ブラウン管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21544682A JPS59108244A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 防爆形ブラウン管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108244A JPS59108244A (ja) | 1984-06-22 |
JPH0358132B2 true JPH0358132B2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=16672488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21544682A Granted JPS59108244A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 防爆形ブラウン管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108244A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4898024A (en) * | 1987-05-22 | 1990-02-06 | Nissan Motor Co., Ltd. | Piezoelectric pressure measuring instrument |
US5036577A (en) * | 1989-11-30 | 1991-08-06 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Method of forming a shrink fit implosion protection band |
JP4903165B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2012-03-28 | キストラー ホールディング アクチエンゲゼルシャフト | 電気絶縁皮膜によって保持された圧電式力センサ用部品又は圧電式圧力センサ用部品 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21544682A patent/JPS59108244A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59108244A (ja) | 1984-06-22 |
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