JPH0357571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357571Y2
JPH0357571Y2 JP1985163475U JP16347585U JPH0357571Y2 JP H0357571 Y2 JPH0357571 Y2 JP H0357571Y2 JP 1985163475 U JP1985163475 U JP 1985163475U JP 16347585 U JP16347585 U JP 16347585U JP H0357571 Y2 JPH0357571 Y2 JP H0357571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
hydraulic cylinder
horizontal boom
lifting table
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985163475U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6271100U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985163475U priority Critical patent/JPH0357571Y2/ja
Publication of JPS6271100U publication Critical patent/JPS6271100U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0357571Y2 publication Critical patent/JPH0357571Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、重量貨物、特に航空機用エンジンを
機体内に搬入したり、機体外に搬出する航空機用
エンジンの荷役装置に関する。
〔考案の背景〕
従来、航空機用エンジンが遠隔地で故障した場
合、現地に修理工場がなかつたり、又は致命的な
故障で修理不能のときには、整備済のエンジンを
現地に輸送する必要がある。その際、エンジンの
機体内への搬入、機体外への搬出のために荷役装
置が必要であるが、この装置が現地にない場合
は、この装置を航空機でエンジンとともに輸送し
ている。このため、荷役装置をできるだけコンパ
クトにして機体内に収納する必要があり、従来よ
り種々のものが提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の荷役装置では分解および組立の
各作業が非常に面倒で多くの工数を必要とすると
いう問題があつた。またエンジンを搭載し、かつ
昇降する昇降テーブルの水平方向のバランスをと
るための適切な昇降機構がなかつたので、上昇時
の昇降テーブルに搭載されたエンジンの安定性が
悪いという問題があつた。
本考案は、このような問題点を解決し、昇降テ
ーブルを支持する各部材を伸縮自在にするととも
に、昇降テーブルの水平方向のバランスを保持で
きるようにした航空機用エンジンの荷役装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的達成のため、本考案の航空機用エン
ジンの荷役装置は、水平方向に伸縮自在な水平ブ
ームと、該水平ブームの両端に折り畳み自在にそ
れぞれ装着されたフロントピラーおよびリアピラ
ーとを設けるとともに、前記水平ブームに、航空
機用エンジンを搭載する昇降テーブルを複数個所
において巻掛け部材により吊架し、各個所におけ
る前記巻掛け部材の長さを各別に設置されたアク
チユエータにより調整することができる昇降機構
を設けたものである。
〔作用〕
上述の構成によれば、航空機用エンジンの荷役
装置は、水平ブーム、フロントピラーおよびリア
ピラーを縮少させることにより機体内に容易にか
つコンパクトに収納され、またアクチユエータに
より、昇降テーブルを複数個所において吊架して
いる巻掛け部材の長さが調整され、昇降テーブル
の水平方向のバランスが保持される。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
本考案に係る重量貨物の一例たる航空機用エン
ジン1の荷役装置、いわゆるエンジンローダ2
は、平行に配置された2本の水平ブーム3と、該
水平ブーム3の両端に直交して固定された2本の
伸縮ブーム4A,4Bと、伸縮ブーム4Aの両端
に折畳み可能に装着された2本のフロントピラー
5と、伸縮ブーム4Bの両端に折畳み可能に装置
された2本のリアピラー6と、水平ブーム3に装
置された昇降機構8および該昇降機構8により昇
降する昇降テーブル10と、収納ベース11とを
備えている。
水平ブーム3は、固定部3aと該固定部3aの
一端に摺動自在に内蔵された可動部、例えば2段
の可動ブーム3bとからなり、該可動ブーム3b
は、固定部3aに内蔵されたアクチユエータの一
例たる油圧シリンダ(以下、特記のほかはアクチ
ユエータは油圧シリンダとする)12の作動によ
り伸縮する。2本の伸縮ブーム4A,4Bは2本
の水平ブーム3の固定部3a両端に固定された固
定部4a,4bと、該固定部4a,4b両端に摺
動自在に内蔵されL字形に形成されたそれぞれ2
本ずつの可動部4d,4eおよび4f,4gとか
らなり、これらの可動部は、固定部4a,4bに
内蔵された油圧シリンダ13A,13Bの作動に
より伸縮する。
フロントピラー5は、伸縮ブーム4Aの可動部
4d,4eの下端にヒンジ機構15aにより蝶着
された第1関節部5Aと、該第1関節部5Aにヒ
ンジ機構15Bに蝶着された第2関節部5Bとか
らなつている。ヒンジ機構15Aは、伸縮ブーム
4Aの可動部4d,4eに装着された油圧シリン
ダ16Aに、ヒンジ機構15Bは、第1の関節部
5Aに装着された油圧シリンダ16Bにそれぞれ
連結されている。また第2関節部5Bの下部に
は、油圧シリンダ18により作動するフロントピ
ラー5用のジヤツキ20が装着されており、該ジ
ヤツキ20の先端には、接地部材の一例たる車輪
(以下接地部材は車輪とする)21が回動自在に
支承されている。
第1図および第7図において、右側のリアピラ
ー6は、伸縮ブーム4Bの可動部4f下端にヒン
ジ機構22Aにより蝶着された第1関節部6A
と、該第1関節部6Aの下端にヒンジ機構22B
により蝶着された第2関節部6Bと、該第2関節
部6Bの下端にヒンジ機構22Dにより蝶着され
た第3関節部6Dとからなつている。ヒンジ機構
22Aは、可動部4fに装着された油圧シリンダ
23Aに、ヒンジ機構22Bは第1関節部6Aに
装着された油圧シリンダ23Bに、ヒンジ機構2
2Dは第2関節部6Bに装着された油圧シリンダ
23Dにそれぞれ連結されている。また第3関節
部6Dの下部には、油圧シリンダ25Aにより、
作動するリアピラー6用のジヤツキ26Aが装着
されており、該ジヤツキ26Aの先端には、車輪
28が回動自在に支承されている。
また左側のリアピラー6は、伸縮ブーム4Bの
可動部4gの下端にヒンジ機構22Eにより蝶着
された第1関節部6Eと、該第1関節部6Eの下
端にヒンジ機構22Fにより蝶着された第2関節
部6Fとからなつている。ヒンジ機構22Eは可
動部4gに装着された油圧シリンダ23Eに、ヒ
ンジ機構22Fは第1関節部6Eに装着された油
圧シリンダ23Fにそれぞれ連結されている。ま
た第2関節部6Fの下部には、油圧シリンダ25
Bにより作動するジヤツキ26Bが装着されてお
り、該ジヤツキ26Bの先端には、車輪28が回
動自在に支承されている。エンジンローダ2収納
時のリアピラー6折り畳みの状態を第8図に示
す。
昇降機構8は、巻胴32、該巻胴32を回転さ
せるための電動ウインチ33と、複数、例えば4
個の滑車34と、4個の油圧シリンダ35とを備
えている。巻胴32は2本の水平ブーム3の固定
部3a中央部に直交して固定された取付け台36
に回動自在に支承されており、フランジ部32a
により4つの分割部32bが形成されている。
電動ウインチ33は、巻胴32と一体的に連結
されており、該電動ウインチ33を作動させるこ
とにより巻胴32が回転するようになつている。
4個の滑車34は、2本の伸縮ブーム4A,4B
の内側に近接して2本の水平ブーム3の外側にそ
れぞれ固定されており、該滑車には、2本の伸縮
ブーム4A,4Bの内側にそれぞれ固定されたガ
イドプーリ38を介して巻胴32の各分割部32
bに各別に巻掛けられた巻掛け部材の一例たるワ
イヤ40が2本掛けされている。各ワイヤ40の
1本は、4個の油圧シリンダ35A,35B,3
5C,35Dにそれぞれ連結されている(第1図
および第9図参照)。
昇降テーブル10は第10図に示すように長方
形状に形成されており、その4隅には、収納時の
フロントピラー5およびリアピラー6との接触を
避けるため、切欠き部10aが形成され、該切欠
き部10aにはワイヤ連結ビーム43が軽く圧入
されている。該ワイヤ連結ビーム43にワイヤ4
0が2本掛けされるようになつている。昇降テー
ブル10の上面には、複数のローラ45および電
動モータで駆動する駆動輪46が上面より突出し
てそれぞれ回動自在に支承されており、下面に
は、地上走行用の複数の車輪48が下面より突出
して回転自在にそれぞれ支承されている。
また昇降テーブル10の前後端面には、エンジ
ン1落下防止用のストツパ50が(第5図参照)
がそれぞれ圧入されており、長手方向両端面には
エンジン1の移動を案内するための複数、例えば
3個ずつのサイドガイドローラ51が回動自在に
支承されている。
収納ベース11は、板状のパレツト54を介し
て機体55内に載置されるようになつており、第
11図に示すように、ベース部11aと、該ベー
ス部11aより一定の高さHをもつて平行に配設
された載置部11bとを備えており、該載置部1
1bの上面には、複数の転動部材の一例たるロー
ラ56が上面より突出してそれぞれ回動自在に支
承されている。またベース部11aの前部に直交
して形成された腕部11dには、一対のサポート
ジヤツキ58が装着されている。該サポートジヤ
ツキ58は、油圧シリンダ60により垂直方向に
腕部11d内を摺動する水平ブーム受け台61を
備えており、該水平ブーム受け台61の上部は、
ピン62により水平ブーム3の可動部3b先端に
連結され得るようになつている。
つぎに、本考案の実施例の作用を説明する。
第12図から第19図は本考案のエンジンロー
ダ2の操作手順を示した概略図で、以下その手順
を順次説明する。
まず機体55に搭載されたエンジンローダ2を
機体55のサイドカーゴドア65の開口部65a
から外部に搬出し、組立てる場合について説明す
る。
() エンジンローダ2をサイドカーゴドア6
5近傍まで搬送し(第12図参照)、パレツト
54とエンジンローダ2との間の結合ロープを
取外す。
() リアピラー6が機体55外所定位置に出
るまで水平ブーム3の油圧シリンダ12を作動
させて可動部3bを伸張させる。このとき、昇
降テーブル10は収納ベース11のローラ56
上を滑動する。
() 伸縮ブーム4Bの油圧シリンダ13Bを
作動させて可動部4f,4gを最大伸張させて
(第7図参照)、ついでヒンジ機構22の油圧シ
リンダ23を作動させて、リアピラー6の各関
節部を伸張させ、車輪28を接地面66に接地
させる。(第13図参照)。
() 機体55内の収納ベース11に挿着され
ているサポートジヤツキ58の油圧シリンダ6
0とリアピラー6のジヤツキ26の油圧シリン
ダ25とを作動させて収納ベース11のサポー
トジヤツキ58とリアピラー6のジヤツキ26
とを伸張させ、昇降テーブル10を上昇させて
収納ベース11のローラ56から離脱させる。
() 水平ブーム3の可動部3bを更に伸張さ
せ、エンジンローダ2を機体55外の所定位置
まで移送する。(第14図参照)。
() 伸縮ブーム4Aの油圧シリンダ13Aを
作動させて、可動部4d,4eを最大限伸張さ
せ、(第6図参照)、ついでヒンジ機構15の油
圧シリンダ16を作動させてフロントピラー5
の各関節部を伸張させ、車輪21を接地面66
に接地させる。(第15図参照)。
() ピン62を抜いて水平ブーム3の可動部
3bとサポートジヤツキ58の水平ブーム受け
台61とを分離した後、油圧シリンダ12を作
動させて、可動部3bを最小限縮少させる。
() フロントピラー5、リアピラー6間に開
き防止バー68を人力で取り付ける。
() フロントピラー5、リアピラー6の油圧
シリンダ18,25を作動させて、ジヤツキ2
0,26を上昇させた後、一旦電動ウインチ3
3を作動させて昇降テーブル10を接地面66
に載置する。
() ワイヤ連結ビーム43を昇降テーブル1
0から人力で一杯に引き出し、クランプする。
() 電動ウインチ33により昇降テーブル
10を上昇させ、該昇降テーブル10の上面と
機体55の機床55aとを一致させる。
つぎに第16図に示すように組立ての完了した
エンジンローダ2に機体55内にパレツト54に
載置されたエンジン1を移送する手順について説
明する。
() 収納スペース11を前方に撤去し、エン
ジン1をパレツト54とともにサイドカーゴド
ア65近傍まで搬送する。
() エンジン1をパレツト54とともに、昇
降テーブル10上に駆動輪46を用いて移送す
る。
() 電動ウインチ33により昇降テーブル1
0を下降させ、車輪48を接地面66に接地さ
せる。(第17図参照)。
() 昇降テーブル10のワイヤ連結ビーム4
3からワイヤ40を人力で外し、パレツト54
にかけ換えて、電動ウインチ33によりエンジ
ン1のみを吊り上げる。(第18図参照)。
() ワイヤ、連結ビーム43を手動で昇降テ
ーブル10に収納した後、昇降テーブル10を
牽引車で引出し、その代りにエンジントレーラ
70を挿入する。
() 電動ウインチ33によりエンジン1を下
降させ、エンジントレーラ70に搭載する。
(第19図参照)。
() エンジントレーラ70に搭載したエンジ
ン1を現場まで移送する。
つぎに、エンジントレーラ70に搭載したエン
ジン1を機体55内に積込む手順について説明す
る。
() エンジン1の搭載状態のエンジントレー
ラ70をエンジンローダ2内に進入させ、エン
ジン1にワイヤ40を掛けて昇降機構8によ
り、エンジン1のみを吊り上げる。
() 空のエンジントレーラ70を引出し、そ
の代わりに空のシツピングスタンドを搭載した
昇降テーブル10を挿入する。
() 電動ウインチ33を作動させてエンジン
1を下降させ、シツピングスタンドに搭載す
る。
() 昇降機構8のワイヤ40をエンジン1か
ら外し、昇降テーブル10のワイヤ連結ビーム
43に掛け換える。
() 電動ウインチ33を作動させて昇降テー
ブル10を上面が機体55の機床55aと一致
するところまで上昇させる。
() 昇降テーブル10および機床55aの駆
動輪を使用してエンジン1を機体55内に搬送
する。
() エンジン1を機体55内の所定位置まで
駆動輪を使用して搬送する。
つぎに、機体55外に搬出され組立てられたエ
ンジンローダ2を機体55内に収納する手順につ
いて説明する。
() 機体55内に収納された収納ベース11
をサイドカーゴドア65近傍の所定位置まで駆
動輪を使用して搬送する。
() 昇降テーブル10を一旦、接地面まで下
降させ、ワイヤ連結ビーム43を収納する。
() 電動ウインチ33を作動させて、上死点
位置に達するまで昇降テーブル10を上昇させ
る。
() フロントピラー5、リアピラー6のジヤ
ツキ20,26を作動させ、水平ブーム3を機
体55内に挿入できる所定の高さの位置まで下
降させる。
() フロントピラー5、リアピラー6間の開
き防止バー68を人力で取り外す。
() 油圧シリンダ12を作動させて、水平ブ
ーム3の可動部3bを最大限伸張させ、その先
端部をサポートジヤツキ58の水平ブーム受け
台61にピン62により固定する。
() 油圧シリンダ16を作動させて、フロン
トピラー5の各関節部を折畳み、ついで油圧シ
リンダ13Aを作動させて伸縮ブーム4Aの可
動部4a,4eを縮少させる。
() 水平ブーム3の可動部3bをエンジンロ
ーダ2の一部が機体55内に入る所定位置まで
縮少させる。
() サポートジヤツキ58とリアピラー6の
ジヤツキ26とを下降させ、昇降テーブル10
を収納ベース11のローラ56上に載置する。
() 油圧シリンダ23を作動させてリアピラ
ー6の各関節部を折畳み、ついで油圧シリンダ
13Bを作動させて伸縮ブーム4Bの可動部4
f,4gを縮少させる。
() 水平ブーム3の可動ブーム3bを最小
限縮少させて、エンジンローダ2を収納ベース
11のローラ56上に滑動させながら収納位置
に定置させる。
() エンジンローダ2とパレツト54との
間を結合ロープで結合する。
上記操作手順において、上昇時の昇降テーブル
10の姿勢は、4個の滑車34に巻き掛けられた
ワイヤ40の長さを傾斜角センサにより検出し、
各滑車ごとに設けられ、それぞれ各ワイヤ40の
末端が連結された油圧シリンダ35を作動させて
昇降テーブル10が水平となるように昇降テーブ
ル10の傾斜角の初期設定が行なわれる。この場
合に昇降テーブル10の傾斜角はピツチ±5°、ロ
ール±5°の範囲で調整可能である。これにより昇
降テーブル10は、常に水平方向のバランスが保
持され、エンジンを安定した状態で搭載すること
ができる。
なおエンジンローダ2の組立、収納時の操作手
順に従つてシーケンス制御が行われており、各ス
テツプの完了は、位置、長さ等を検出して行い、
つぎのステツプに進んで行く。エンジンローダ2
組立時を例にとつてシーケンス制御の一部を第2
0図に示す。
またエンジンローダ2を機体55から搬出して
組立てた後、既定高さまで伸張させるのは、サイ
ドカーゴドア65と水平ブーム3との距離をセン
サ(超音波センサ、又は光センサ)で測定し、既
定値になるまでフロントピラー5、リアピラー6
のジヤツキ20,26を作動させる。その後の調
整(傾き等)は手動で行い得る。
エンジン1の積卸し、又は積込み中に機体55
の高さが変動して、サイドカーゴドア65と水平
ブーム3との接触が起るのを防ぐため、上記セン
サーで測定し、ある危険値以上に接近したら自動
的にジヤツキを作動させて変動に追従するシステ
ムとなつている。
またフロントピラー5とリアピラー6は、対向
するフロントピラー5同志およびリアピラー6同
志がいずれも相反する方向に移動するようになつ
ているが、いずれか一方だけのフロントピラー5
およびリアピラー6が移動するようにしてもよ
い。またエンジン1以外の重量貨物の荷役に適用
することも可能である。
〔効果〕
上記のとおり、本考案によれば、水平ブーム、
フロントピラーおよびリアピラーを伸縮させるこ
とができるので、エンジンローダを機体内にコン
パクトに収納することができるとともに、特に組
立および分解する必要がなくなり、荷役作業が容
易となる。また上昇時における昇降テーブルの水
平方向のバランスは昇降機構により保持されるの
で、エンジンを常に安定した状態で昇降テーブル
に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は航空機用エンジンを搭載したエンジン
ローダ(航空機用エンジンの荷役装置)の組立時
における斜視図、第2図は機体内収納時における
エンジンローダの正面図、第3図は第2図の−
矢視平面図、第4図は第2図の−矢視側面
図、第5図は組立時におけるエンジンローダの正
面図、第6図は第5図の−矢視平面図、第7
図は第5図の−矢視側面図、第8図は折畳み
時におけるリアピラーの概略側面図、第9図は昇
降機構において、ワイヤ長さ調整のための油圧シ
リンダとワイヤとの関係を示す斜視図、第10図
は昇降テーブルの平面図、第11図はサポートジ
ヤツキを装着した収納ベースの正面図、第12図
から第19図はエンジンローダの操作手順を示し
た概略図、第20図はエンジンローダ組立時にお
けるシーケンス制御図である。 1……航空機用エンジン、2……エンジンロー
ダ(航空機用エンジンの荷役装置)、3……水平
ブーム(水平ブーム)、5……フロントピラー、
6……リアピラー(リアピラー)、8……昇降機
構、35……昇降機構のアクチユエータの一例た
る油圧シリンダ、40……巻掛け部材の一例たる
ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平方向に伸縮自在な水平ブームと、該水平ブ
    ームの両端に折り畳み自在にそれぞれ装着された
    フロントピラーおよびリアピラーを設けるととも
    に、前記水平ブームに、航空機用エンジンを搭載
    する昇降テーブルを複数箇所において巻掛け部材
    により吊架し、各箇所における巻掛け部材の長さ
    を各別に設置されたアクチユエータにより調整す
    ることができる昇降機構を設けたことを特徴とす
    る航空機用エンジンの荷役装置。
JP1985163475U 1985-10-24 1985-10-24 Expired JPH0357571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985163475U JPH0357571Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985163475U JPH0357571Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6271100U JPS6271100U (ja) 1987-05-06
JPH0357571Y2 true JPH0357571Y2 (ja) 1991-12-27

Family

ID=31091707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985163475U Expired JPH0357571Y2 (ja) 1985-10-24 1985-10-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0357571Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6271100U (ja) 1987-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6071062A (en) Apparatus for lifting, handling, and transporting a container
EP1259398B1 (en) An apparatus for lifting, handling and transporting a container
US3795336A (en) Apparatus for transporting building modules
KR100984538B1 (ko) 화물용 양하역 장치
JP2003504290A (ja) コンテナハンドリング装置
JPH11199058A (ja) フォーク駆動式荷役装置及び荷役方法
US4645406A (en) Container loader and transport assembly
JPH11503101A (ja) 車両へのコンテナの積み卸しのための機構
JPH11130268A (ja) フォーク移動式荷役装置及び荷役方法
JPH0357571Y2 (ja)
JP2733012B2 (ja) トラックローダー
JPH042849Y2 (ja)
JPH0357572Y2 (ja)
JPH06340236A (ja) 車両昇降移送装置付運搬車
JP2630464B2 (ja) リフター装置
JPH07267091A (ja) 荷役車両
JP2666906B2 (ja) 重量物姿勢変更装置
JP3050678U (ja) フォーク移動式荷役装置
JPH04328039A (ja) 荷役車両
US20220315395A1 (en) Mobile crane, mobile crane system and method for adding and removing guying equipment to and from a mobile crane
CN111891934B (zh) 一种跨运车
JP3317845B2 (ja) 運搬車両
CN219058310U (zh) 一种折叠式门架起重装置
US3529739A (en) Lift truck with a mast mounted on a wheeled horizontal and vertically pivoted support
CN211169605U (zh) 一种液压叉车装载运行式智能小吊车