JPH0357541A - 連続鋳造用ダミーバー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 木発明は、連続■ｈ造川設爾のダミーハー装置に関する
ものである。

〈従来の技術〉 従来、連続鋳造の紡込開始に用いられるダミーバー装置
として例えし１゛１ノＳＰ−伺５７３５３号，［ＪＳＰ
４４７８２７］号公報に示されるように内側リンクと外
側リンクをピンで連枯して、先端にダミーバーヘッド後
端にテールリンクが取り付りられたリンク構造のものが
知られているが、ダミーバー装置の長さは数ｍにもおよ
び、連続ｔｉｔ造設備にはダξ一バー格納装置が備えら
れている。

この従来のダミーハー装置のｌｉ！］題としては以下の
ことが挙げられる。

■　リンク構造を有しているため、ピン連結部には給泊
を行っているが、ビンの破損や変形、ダミーバー本体の
摩耗があるためメンテナンスに多大の労力および費用が
かかっている。

■　リンク４１ｉ　）’Ｊ＋のためｌ：ｒ−ル間を下陣
ずる際、定の動きをすることが困難なため鋳造初期の宣
定操業ができない。

■　連鋳設備の一つとしてダミーバー格納装置をｌｆｌ
Ｉ設しな番ノればならない。

く発明が解決しようとする課題〉 本発明は、前述のような状況に鑑み、連続鋳造設碓から
数ｍにおよぶダミーバー装置およびダミーバー格納装置
をなくし、安定した鋳込開始ができる連続Ｖ？造用ダミ
ーハー装置を提仇ずるためになされたものである。

〈課題を解決するための手段〉 本発明は、■運続鋳造の鋳込開始の際に用いるダミーバ
ー装置であって、ダミーバーヘッドとその直下部とを両
側から支持するダミーバーへ冫ド支持手段と、該ダミー
バーヘッド支持手段を鋳片搬送ラインに沿って案内する
ためのダミーバーヘソ１゛案内装直と、該ダミーハーヘ
ソド支持手段を界降ずるための賓降手段とからなること
を特徴とする連続ｊｈ造用ダ逅−ハー装置で、かつ■ダ
旦一ハーヘソドの１匹下部に、ダ≧−ハーヘッド支持手
段と係合ずるための係合部をイｆし、かつダミーバーヘ
ッド支持手段がダミーハーヘソド案内製を中心に回動可
能であることを１＾徴とずる前項■記載の連続鋳造用ダ
ミーハー装置である。

〈作　用〉 装置の具体的構或を第１図に示す。ダミーバヘツ１゛５
は鋳造ずるスラブ断面の＝Ｊ法と同しで、長さはダミー
バーへ冫ドとしての役割を果た・ける長さ、ずなわらロ
ールｌ？０隔よりも長くモールド１に江人された溶銅１
が凝１ロ１によってダミーバーへ７Ｆ５に接続されるこ
とができる長さであればよい。

１コールアライメン１・と同し軌道で、かつＩ：Ｉ−ル
の両イリリに設置したダミーハーへ，ド案内装置２はダ
ミーバーヘッド支持丁段３例えばアーＪ、（以下アーム
と称す）でダミーバーヘッドと係合され注入開始ととも
に下降する。アームの昇降方式は各秤の駆動方法が適用
される。例えば、１′ラノ、巻き」二げ装置つやｔ山正
シリンダやモーターとギヤとを組め合わ七る方法算であ
り、この他にリールを馴動ロールにして夕陰−ハーヘッ
ドをピンチして移送する方法でもよく、鋳込速度と同期
できるａ能を有していればよい。

木装置の操業方法（例）を以下に示す。

■　モールド上部もしくは下部からク喰一バーヘンドを
モールド内に押入する。ただし、下部挿入の場合はダミ
ーバーヘッド案内装置２に沿って」二昇させる。

■　あらかじめロール両端の案内装置上部にセッ１−　
Ｌたアーム３を水平方向に例えば回転シリンダ７によっ
て回転させ、アーム３とダミーバーヘッドの保合部６を
係合させる。

■　従来と同様、ダミーバーヘッドとモールド壁面を口
・７クウールなどによってシールする。

■　溶鋼がモールドに注入された後、鋳込速度に同期し
てアームとダミーバーヘッドは案内装置に沿って下降す
る。

■　鋳造が進み、鋳片がロールの駆動のみによって下降
もしくは移動できる位置もしくはそれ以降で、再びアー
１．　３は回転シリンダ７によって水平回転し、鋳片か
ら離される。

■　ダミーハーヘンＶＬ：Ｋ　２Ｊｆ片とともに進み、
トーチを用いる鋳Ｊ１切断場にてク１．′＋ップ部とと
もに切断される。

なお、本実施例ではダミーバーヘッドの下端部分にアー
ム３と係合ずる係合部６を設けたが、別に設レノなくて
も良い。

以」二述べたように木発り■に係る装置によると、ダミ
ーバーヘッドのみで５ノ？造の開始を容易に行うことが
できるとともに、従来のような数ｍにもおよぶダミーバ
ー装置やその格納製訴も不要となる。

また、木発明の大きな特徴はダミーバーへ冫ドが軽量で
作業性がよく、ダミーバーヘッドが最少長さであるため
に下降する際、一定の動作をするので場面変動の点２ｃ
どで安定操業が可能となる。

さらにダミーバーヘソドは鋳片と凝固によって接続した
ままでダミーバーと鋳片とを切り離さないためクランプ
装置も不要である。

〈実施例〉 紡造ずる紡片断面寸法帽１３００ｍｍ．厚２２０剛と同
し１法のモールドに本発明の実施例として、長さ５００
ｍｍのダミーバーヘノ１′を使用して紡込準（Ｒをした
。また、比頓例として長さ６ｍのダミーバーを使用し、
その先端に５００ｍｍ長のダミーバーへ冫｝゛を取り｛
；Ｊり、連続鋳造設備のメニスカス下２０ｍのピンチロ
ールのところからモールドへ逆送し鋳込型備をした。

それぞれのＵｆ込！Ｉ１！備時間は本発明に係る実施例
が５分間、一方比較例は３２分間であり、本発明によっ
て鋳込Ｂ．′ｒＩｆｉｌを２７分間短縮できた。鋳込〈
１Ｆ備をした両方の１１７型に０．４垂鼠％のＡｔを含
有するキルト鋼をＩ　ｍ　／　ｍａｎの鋳込速度で鋳造
した。

その時の湯而変動を第２図に示したが、第２図（川に示
した実施例の場面変グリ』は、第２図（ｂｌに示した比
較例に比べ友定していることが判る。

また、こうして鋳造した時の鋳片の場面変動に起因する
パウダー巻き込み、表面縦割れは、比較例の場合の０．
３２個／ｍであるのに対して本発明に係る実施例の場合
は０個／ｍと極めて良好であった。

く発明の効果〉 前述のとおり木発明に係る装置を使用すると、鋳造γ｛
（備時問が短縮され、かつ安定鋳造が可能となって、鋳
片の品質が向」二した。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明に係る８！ｌ！！置（例）の斜
視図、第１図（ｂ）は、第１図（ａ）の八−八視平而図
、第２図は、本発明の実施例（ａ）と比較例（１））と
の湯而変動の差を示す特性図である。 ■・・・モール１′、 ２・・ダミーバーヘッド案内装許、 ３・・・ダミーバーヘッｌ支持手段（アーム）、４・・
・ロール、 ５・・・ダミーハーヘッ１゛、 ６・・・保合部、 ７・・・回転シリンダ、 ８・・・ベース、 ９・・ドラム巻き上げ装置、 １０・・・泪。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　連続鋳造の鋳込開始の際に用いるダミーバー装置で
   あって、 ダミーバーヘッドとその直下部とを両側か ら支持するダミーバーヘッド支持手段と、該ダミーバー
   ヘッド支持手段を鋳片搬送ラインに沿って案内するため
   のダミーバーヘッド案内装置と、該ダミーバーヘッド支
   持手段を昇降するための昇降手段とからなることを特徴
   とする連続鋳造用ダミーバー装置。 ２　ダミーバーヘッドの直下部に、ダミーバーヘッド支
   持手段と係合するための係合部を有し、かつダミーバー
   ヘッド支持手段がダミーバーヘッド案内装置を中心に回
   動可能であることを特徴とする請求項１記載の連続鋳造
   用ダミーバー装置。