JPH0357325Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0357325Y2 JPH0357325Y2 JP10868385U JP10868385U JPH0357325Y2 JP H0357325 Y2 JPH0357325 Y2 JP H0357325Y2 JP 10868385 U JP10868385 U JP 10868385U JP 10868385 U JP10868385 U JP 10868385U JP H0357325 Y2 JPH0357325 Y2 JP H0357325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- wheel
- track type
- braking
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 11
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 10
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 4
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は無限軌道式連続鋳造装置、詳しくは鋳
型ブロツク間ギヤツプ解消機構の改良に関するも
のである。
型ブロツク間ギヤツプ解消機構の改良に関するも
のである。
(従来技術とその問題点)
第4図に示すように、鋳型ブロツクCBを無端
状に連結し、その両端部を駆動ホイール1および
従動ホイール2にて支持し、張設して構成する一
対の無限軌道式鋳型D,Dを一定のテーパ間隔を
もつて対向配置し、その上方入口にタンデイツシ
ユ装置TのノズルTNを指向させ、溶融金属W1
を注入し、鋳片W2を連続的に鋳造する無限軌道
式連続鋳造装置が用いられているが、かかる鋳造
装置においては、隣接する鋳型ブロツクCB間に
ギヤツプが存在するため、メニスカス部でかかる
ギヤツプに溶融金属が差し込み、鋳片表面を悪化
させるばかりか、ひどい場合には、ブレークアウ
トの原因となる。
状に連結し、その両端部を駆動ホイール1および
従動ホイール2にて支持し、張設して構成する一
対の無限軌道式鋳型D,Dを一定のテーパ間隔を
もつて対向配置し、その上方入口にタンデイツシ
ユ装置TのノズルTNを指向させ、溶融金属W1
を注入し、鋳片W2を連続的に鋳造する無限軌道
式連続鋳造装置が用いられているが、かかる鋳造
装置においては、隣接する鋳型ブロツクCB間に
ギヤツプが存在するため、メニスカス部でかかる
ギヤツプに溶融金属が差し込み、鋳片表面を悪化
させるばかりか、ひどい場合には、ブレークアウ
トの原因となる。
この傾向は使用中に連結するリンクのピン部の
ガタが増加するに従つて、更に増長される。
ガタが増加するに従つて、更に増長される。
そこで、かかる問題点を解決するため、下流側
の従動ホイール2をブレーキングした状態で、上
流側の駆動ホイール1で鋳型ブロツクCBを下流
方向に押し込む状態で駆動し、鋳型ブロツクCB
間にギヤツプが生じないように工夫しているが、
第5図に示すように、無限軌道式鋳型Dの鋳造側
全域にわたり、つまり、無限軌道式鋳型Dの約二
分の一が押し込み状態になつているため、鋳型ブ
ロツクCBが屈折し易く、鋳型ブロツクCBの鋳型
側面の平面度が保てないという問題があつた。も
ちろん、かかる問題は、鋳型ブロツクCBのガイ
ドローラRと鋳造ガイドGとを鋳造側全域にわた
り、鋳型ブロツクCBを非常に精度よく管理する
ようにすればよいわけであるが、鋳造ガイドGは
ガイドローラRを摺動させる遊びを必要とし、ま
た、使用中にガイド面の摩耗、異物の噛み込みな
どがあつて、上記方策には限界がある。
の従動ホイール2をブレーキングした状態で、上
流側の駆動ホイール1で鋳型ブロツクCBを下流
方向に押し込む状態で駆動し、鋳型ブロツクCB
間にギヤツプが生じないように工夫しているが、
第5図に示すように、無限軌道式鋳型Dの鋳造側
全域にわたり、つまり、無限軌道式鋳型Dの約二
分の一が押し込み状態になつているため、鋳型ブ
ロツクCBが屈折し易く、鋳型ブロツクCBの鋳型
側面の平面度が保てないという問題があつた。も
ちろん、かかる問題は、鋳型ブロツクCBのガイ
ドローラRと鋳造ガイドGとを鋳造側全域にわた
り、鋳型ブロツクCBを非常に精度よく管理する
ようにすればよいわけであるが、鋳造ガイドGは
ガイドローラRを摺動させる遊びを必要とし、ま
た、使用中にガイド面の摩耗、異物の噛み込みな
どがあつて、上記方策には限界がある。
(考案の課題)
本考案は鋳型ブロツクCBの鋳造側面の平面度
を保持しつつ鋳型ブロツクCB間のギヤツプを解
消できる機構を提供することを課題とする。
を保持しつつ鋳型ブロツクCB間のギヤツプを解
消できる機構を提供することを課題とする。
(課題解決のための手段)
本考案は、従動ホイール2に無限軌道式鋳型D
をブレーキングさせることなく、独立したブレー
キング用ホイールを設け、かかるホイールをメニ
スカス近傍の下流に配置し、もつて鋳型ブロツク
CBの数リンク分に相当するごく短い区間の鋳型
ブロツクCB間のギヤツプを解消してメニスカス
部における溶融金属が差し込み現象をなくし、鋳
片表面の悪化およびブレークアウトを防止せんと
するものである。
をブレーキングさせることなく、独立したブレー
キング用ホイールを設け、かかるホイールをメニ
スカス近傍の下流に配置し、もつて鋳型ブロツク
CBの数リンク分に相当するごく短い区間の鋳型
ブロツクCB間のギヤツプを解消してメニスカス
部における溶融金属が差し込み現象をなくし、鋳
片表面の悪化およびブレークアウトを防止せんと
するものである。
以下、本考案をその具体例を示す添付図面にし
たがつて詳細に説明する。
たがつて詳細に説明する。
(実施例)
第1図は本考案にかかる無限軌道式連続鋳造装
置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概要図、
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の
−線断面図である。
置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概要図、
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の
−線断面図である。
図面において、鋳型ブロツクCBは無端状に連
結され、その両端部は駆動ホイール1および従動
ホイール2にて支持されて張設された一対の無限
軌道式鋳型D,Dが一定のテーパ間隔をもつて対
向配置され、その上方入口にタンデイツシユ装置
TのノズルTNを指向させ、溶融金属W1を注入
し、鋳片W2を連続的に鋳造するようになつてい
る。
結され、その両端部は駆動ホイール1および従動
ホイール2にて支持されて張設された一対の無限
軌道式鋳型D,Dが一定のテーパ間隔をもつて対
向配置され、その上方入口にタンデイツシユ装置
TのノズルTNを指向させ、溶融金属W1を注入
し、鋳片W2を連続的に鋳造するようになつてい
る。
本考案においては、上記駆動ホイール1および
従動ホイール2間のメニスカス近傍下流にブレー
キング用ホイール3を配設し、該ブレーキング用
ホイール3にて各無限軌道式鋳型Dの鋳造部側を
矢印方向にブレーキングした状態で、駆動ホイー
ル1にて鋳型ブロツクCBを矢印方向、すなわち、
下流側に押し込むように無限軌道式鋳型Dを駆動
するようになつている。
従動ホイール2間のメニスカス近傍下流にブレー
キング用ホイール3を配設し、該ブレーキング用
ホイール3にて各無限軌道式鋳型Dの鋳造部側を
矢印方向にブレーキングした状態で、駆動ホイー
ル1にて鋳型ブロツクCBを矢印方向、すなわち、
下流側に押し込むように無限軌道式鋳型Dを駆動
するようになつている。
なお、本考案は双無限軌道式連続鋳造装置の具
体例に基づいて説明したが、かかる具体例に限定
されるものでなく、第6図a〜iに各々示す種々
の無限軌道式連続鋳造装置に適用可能である。即
ち、1は駆動ホイール、3はブレーキング用ホイ
ールで、鋳型ブロツクを無端状に連結した無限軌
道式鋳型Dの鋳造部側をブレーキング用ホイール
3でブレーキングし、駆動ホイール1にて鋳型D
のブロツクを下流側に押し込んでメニスカス部に
おけるギヤツプを解消できる。
体例に基づいて説明したが、かかる具体例に限定
されるものでなく、第6図a〜iに各々示す種々
の無限軌道式連続鋳造装置に適用可能である。即
ち、1は駆動ホイール、3はブレーキング用ホイ
ールで、鋳型ブロツクを無端状に連結した無限軌
道式鋳型Dの鋳造部側をブレーキング用ホイール
3でブレーキングし、駆動ホイール1にて鋳型D
のブロツクを下流側に押し込んでメニスカス部に
おけるギヤツプを解消できる。
(考案の作用効果)
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、無限軌道式鋳型Dの鋳造側において、上記駆
動ホイール1からメニスカス近傍下流にブレーキ
ング用ホイール3に至るごく短い区間のみを該ブ
レーキング用ホイール3にてブレーキングしてメ
ニスカス部におけるギヤツプを解消するので、鋳
型ブロツクCBの屈折が生じず、鋳造に必要な平
面度を保持しつつ溶融金属の差し込みおよびブレ
ークアウトを防止することができるので、安定し
た連続鋳造を行いつつ良好な表面品質の鋳片を製
造することができる。
ば、無限軌道式鋳型Dの鋳造側において、上記駆
動ホイール1からメニスカス近傍下流にブレーキ
ング用ホイール3に至るごく短い区間のみを該ブ
レーキング用ホイール3にてブレーキングしてメ
ニスカス部におけるギヤツプを解消するので、鋳
型ブロツクCBの屈折が生じず、鋳造に必要な平
面度を保持しつつ溶融金属の差し込みおよびブレ
ークアウトを防止することができるので、安定し
た連続鋳造を行いつつ良好な表面品質の鋳片を製
造することができる。
また、従来の機構より鋳型ブロツクCBガイド
とガイドローラの管理、メンテナンスも容易とな
る。
とガイドローラの管理、メンテナンスも容易とな
る。
第1図は本考案にかかる無限軌道式連続鋳造装
置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概要図、
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は従来の無限軌道式連続
鋳造装置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概
要図、第5図は第4図の鋳型ブロツク間ギヤツプ
解消機構の作用状態を示す説明図、第6図a〜i
は種々の無限軌道式連続鋳造装置の各概要説明図
である。 1……駆動ホイール、2……従動ホイール、3
……ブレーキング用ホイール。
置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概要図、
第2図は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は従来の無限軌道式連続
鋳造装置の鋳型ブロツク間ギヤツプ解消機構の概
要図、第5図は第4図の鋳型ブロツク間ギヤツプ
解消機構の作用状態を示す説明図、第6図a〜i
は種々の無限軌道式連続鋳造装置の各概要説明図
である。 1……駆動ホイール、2……従動ホイール、3
……ブレーキング用ホイール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鋳型ブロツクCBを無端状に連結し、その両端
部を駆動ホイール1および従動ホイール2にて支
持し、張設して構成する無限軌道式鋳型Dを用い
る無限軌道式連続鋳造装置において、 上記駆動ホイール1および従動ホイール2間の
メニスカス近傍下流にブレーキング用ホイール3
を配設し、該ブレーキング用ホイール3にて無限
軌道式鋳型Dの鋳造部側をブレーキングした状態
で、駆動ホイール1にて鋳型ブロツクCBを下流
側に押し込むように無限軌道式鋳型Dを駆動する
ことを特徴とする無限軌道式連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10868385U JPH0357325Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10868385U JPH0357325Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215845U JPS6215845U (ja) | 1987-01-30 |
JPH0357325Y2 true JPH0357325Y2 (ja) | 1991-12-26 |
Family
ID=30986104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10868385U Expired JPH0357325Y2 (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357325Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP10868385U patent/JPH0357325Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215845U (ja) | 1987-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0357325Y2 (ja) | ||
US2168898A (en) | Single wheel mold conveyer | |
JPH0450097B2 (ja) | ||
JPH01306053A (ja) | 無限軌道式連鋳機 | |
JPH0651218B2 (ja) | ベルト式連続鋳造機 | |
JPH0413054B2 (ja) | ||
JPH0349657B2 (ja) | ||
JPH0442043Y2 (ja) | ||
JPS59189047A (ja) | 鋳造中鋳片の幅変更を可能にした薄肉鋳片連続鋳造機用鋳型 | |
JPH0530840Y2 (ja) | ||
JP2801042B2 (ja) | 連続鋳造装置 | |
JPH0522365Y2 (ja) | ||
JPH0618678Y2 (ja) | ベルト式連続鋳造機のベルトと移動短辺とのクランプ装置 | |
JPS5820356A (ja) | 水平型連続鋳造装置 | |
JPH0442042Y2 (ja) | ||
JPH0478385B2 (ja) | ||
JPH01130851A (ja) | 無限軌道式連続鋳造機 | |
JPS62199250A (ja) | 連続鋳造方法及び装置 | |
JP2000190058A (ja) | 鋳片の軽圧下方法 | |
JPS6116912Y2 (ja) | ||
JPS59113959A (ja) | ベルト式連鋳機 | |
EP0369184A2 (en) | Casting machine having a travelling block mold assembly | |
JPH01309764A (ja) | 無限軌道式連鋳機 | |
JPH01130850A (ja) | 無限軌道式連続鋳造機 | |
JPH0153146B2 (ja) |