JPH0357266A - Bi―MOS半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
Bi―MOS半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0357266A JPH0357266A JP19327489A JP19327489A JPH0357266A JP H0357266 A JPH0357266 A JP H0357266A JP 19327489 A JP19327489 A JP 19327489A JP 19327489 A JP19327489 A JP 19327489A JP H0357266 A JPH0357266 A JP H0357266A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、半導体基板上のバイポーラ1・ランジスタ
領域に形或されたバイポーラトランジスタと、半導体基
板上のMOSトランジスタ領域に形成されたMOSトラ
ンジスタとにより構成されたBi−MOS半導体装置お
よびその製造方法に関するものである。
領域に形或されたバイポーラトランジスタと、半導体基
板上のMOSトランジスタ領域に形成されたMOSトラ
ンジスタとにより構成されたBi−MOS半導体装置お
よびその製造方法に関するものである。
論理凹路において少ない消費電力と速い動作速度を得る
ために、NチャネルとPチャネルの絶縁ゲート型電界効
果トランジスタ(以f1それぞれNMOSおよびPMO
Sと略称する)を含む相補型回路であるC M O S
(CoI1plea+enLary−MOS)に加え
てNPN型バイポーラトランジスタを同一半導体基板上
に混在させたB i−CMOS半導体装置が従来から用
いられている。また、異なる論理閾値と電源電圧とを有
する回路、例えばE C L (Emltier Co
upled Logic)論理回路とCMOS論理回路
とを同一基板上に構成したBi−CMOS半導体装置も
従来から知られている。
ために、NチャネルとPチャネルの絶縁ゲート型電界効
果トランジスタ(以f1それぞれNMOSおよびPMO
Sと略称する)を含む相補型回路であるC M O S
(CoI1plea+enLary−MOS)に加え
てNPN型バイポーラトランジスタを同一半導体基板上
に混在させたB i−CMOS半導体装置が従来から用
いられている。また、異なる論理閾値と電源電圧とを有
する回路、例えばE C L (Emltier Co
upled Logic)論理回路とCMOS論理回路
とを同一基板上に構成したBi−CMOS半導体装置も
従来から知られている。
第3図はこのような従来のBi−CMOSより成る半導
体集積回路装置の一部概略断面図である。
体集積回路装置の一部概略断面図である。
この半導体集積回路装置は同一基板上にNPN型バイポ
ーラトランジスタ100,PMOS200,NMO S
3 0 0が形成されている。この半導体集積回路装
置の構造を、第4A図〜第4D図を参照してその製造方
法を述べつつ説明する。
ーラトランジスタ100,PMOS200,NMO S
3 0 0が形成されている。この半導体集積回路装
置の構造を、第4A図〜第4D図を参照してその製造方
法を述べつつ説明する。
P型半導体基板1上のバイポーラトランジスタ語域Aお
よびCMOSトランジスタ領域Bに選択的にイオン注入
後、熱処理を施すことによりN+坐埋め込み層2a,2
bを形成し、またNPN型バイポーラトランジスタ10
0の分離領域となるP型埋め込み層3を、選択的イオン
注入後、熱処理を施すことによりN+型埋め込み層2a
を囲むように形或する(第4A図)。次に、N+型埋め
込み層2a,2b及びP型埋め込み層3を覆うようにN
型エピタキシャル層4を形戊する(第4B図)。次に、
N型エビタキシャル層4上のCMOS領域B中のNMO
S領域B,およびNPN型バイポーラトランジスター0
0の分離領域となる部分に遺択的にイオン注入し熱処理
を施すことにより、P型ウェル領域5,P型拡散領域6
を形成する(第4C図)。残ったN型エビタキシャル層
4がN型ウェル領域7となる。NMOS領域B のa P型ウェル領域5は、N型ウェル領域7およびN+型埋
め込み層2bによりP型半導体基板1から分離されてい
る。また、バイポーラトランジスタ領域AのN型ウェル
領域7はP型埋め込み層3およびP型拡散領域6により
PMOS領域B,のN型ウェル領域7と分離されている
。
よびCMOSトランジスタ領域Bに選択的にイオン注入
後、熱処理を施すことによりN+坐埋め込み層2a,2
bを形成し、またNPN型バイポーラトランジスタ10
0の分離領域となるP型埋め込み層3を、選択的イオン
注入後、熱処理を施すことによりN+型埋め込み層2a
を囲むように形或する(第4A図)。次に、N+型埋め
込み層2a,2b及びP型埋め込み層3を覆うようにN
型エピタキシャル層4を形戊する(第4B図)。次に、
N型エビタキシャル層4上のCMOS領域B中のNMO
S領域B,およびNPN型バイポーラトランジスター0
0の分離領域となる部分に遺択的にイオン注入し熱処理
を施すことにより、P型ウェル領域5,P型拡散領域6
を形成する(第4C図)。残ったN型エビタキシャル層
4がN型ウェル領域7となる。NMOS領域B のa P型ウェル領域5は、N型ウェル領域7およびN+型埋
め込み層2bによりP型半導体基板1から分離されてい
る。また、バイポーラトランジスタ領域AのN型ウェル
領域7はP型埋め込み層3およびP型拡散領域6により
PMOS領域B,のN型ウェル領域7と分離されている
。
次に、所定の位置に分離酸化膜8を形成する(第4D図
)。その後、周知の方法により、パイポーラトランジス
タ領域AのN型ウェル領域7にコンタクト領域であるN
+型拡散層9を形成するとともに、ベースを4M或する
P型拡散層10およびエミッタを構成するN型拡散層1
1を形或し、NPN型バイポーラトランジスター00を
形成する。また、周知の方法によりNMOS領域B の
a P型ウェル領域5上にゲート酸化膜を介してゲート電極
12を設けるとともに、その両側にN型ソース・ドレイ
ン領域13を形成し、NMOS300を形或する。また
、周知の方法によりPMOS厨域B,のN型ウェル領域
7上にゲート酸化膜を介してゲート電極14を設けると
ともに、その両側にP型ソース・ドレイン領域15を形
成し、PMOS200を形或する。このようにして、第
3図に示したBi−CMOS半導体装置が形或される。
)。その後、周知の方法により、パイポーラトランジス
タ領域AのN型ウェル領域7にコンタクト領域であるN
+型拡散層9を形成するとともに、ベースを4M或する
P型拡散層10およびエミッタを構成するN型拡散層1
1を形或し、NPN型バイポーラトランジスター00を
形成する。また、周知の方法によりNMOS領域B の
a P型ウェル領域5上にゲート酸化膜を介してゲート電極
12を設けるとともに、その両側にN型ソース・ドレイ
ン領域13を形成し、NMOS300を形或する。また
、周知の方法によりPMOS厨域B,のN型ウェル領域
7上にゲート酸化膜を介してゲート電極14を設けると
ともに、その両側にP型ソース・ドレイン領域15を形
成し、PMOS200を形或する。このようにして、第
3図に示したBi−CMOS半導体装置が形或される。
従来のB i−CMOS半導体装置などのBi−MOS
半導体装置は以上のように構成されており、NMOS3
00のN型ソース・ドレイン領域13,P型ウェル領域
5およびN+型埋め込み層2bにより寄生NPN トラ
ンジスタが形成される。
半導体装置は以上のように構成されており、NMOS3
00のN型ソース・ドレイン領域13,P型ウェル領域
5およびN+型埋め込み層2bにより寄生NPN トラ
ンジスタが形成される。
ところで、前述した製造工程において、N+型埋め込み
層2b形成後に行われる熱処理のためN+型埋め込み層
2bからP型ウェル領域5中にN型の不純物の拡散が生
じ、N+型埋め込み層2bとの界面付近のP型ウェル領
域5のP型不純物濃度が薄くなる。また、P型ウェル領
域5はイオン注入後、熱処理により形或するため、P型
ウェル領域5の底部付近、つまりN+型埋め込み層2b
との界面付近のP型不純物濃度が薄くなる。このことは
、前記寄生NPN l−ランジスタのベース所域の不純
物濃度が薄くなることを意味する。その結果、寄生トラ
ンジスタの耐圧が悪くなる。これを防止するためには寄
生NPN l−ランジスタのベースとなるP型ウェル領
域5の厚さを厚<(4μm以上)すればよい。しかし、
P型ウェル賄域5の厚さとNPN型バイポーラトランジ
スタ100のコレクタとなるN型ウェル領域7の厚さと
は等しいので、P型ウェル領域5の厚さを厚くするとN
PN型バイポーラトランジスタ100のコレクタ(N型
ウェル領域7)の厚さも厚くなる。そのため、NPN型
バイポーラトランジスタ100の遮断周波数の低下等を
招き、高性能化が図れないという問題点があった。
層2b形成後に行われる熱処理のためN+型埋め込み層
2bからP型ウェル領域5中にN型の不純物の拡散が生
じ、N+型埋め込み層2bとの界面付近のP型ウェル領
域5のP型不純物濃度が薄くなる。また、P型ウェル領
域5はイオン注入後、熱処理により形或するため、P型
ウェル領域5の底部付近、つまりN+型埋め込み層2b
との界面付近のP型不純物濃度が薄くなる。このことは
、前記寄生NPN l−ランジスタのベース所域の不純
物濃度が薄くなることを意味する。その結果、寄生トラ
ンジスタの耐圧が悪くなる。これを防止するためには寄
生NPN l−ランジスタのベースとなるP型ウェル領
域5の厚さを厚<(4μm以上)すればよい。しかし、
P型ウェル賄域5の厚さとNPN型バイポーラトランジ
スタ100のコレクタとなるN型ウェル領域7の厚さと
は等しいので、P型ウェル領域5の厚さを厚くするとN
PN型バイポーラトランジスタ100のコレクタ(N型
ウェル領域7)の厚さも厚くなる。そのため、NPN型
バイポーラトランジスタ100の遮断周波数の低下等を
招き、高性能化が図れないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、バイポーラトランジスタの性能を低下させる
ことなく、MOSトランジスタのウェル領域を薄くした
Bi−MOS半導体装置を得ることを目的とする。
たもので、バイポーラトランジスタの性能を低下させる
ことなく、MOSトランジスタのウェル領域を薄くした
Bi−MOS半導体装置を得ることを目的とする。
この発明に係るBt−MOS半導体装置は、第1導電型
の半導体基板上のバイポーラ1・ランジスタ領域に形成
されたバイポーラトランジスタと、MOSトランジスタ
領域に形成されたMOSトランジスタとにより構成され
たBi−MOS半導体装置であって、MOSトランジス
タは、半導体抽阪上に形成された第2導電型の比較的高
不純物濃度の埋め込み層と、埋め込み層上に形成され、
埋め込み層を含んだ分離層で囲まれた第1導電型のウェ
ル領域と、ウェル領域の埋め込み層との界面付近に形成
された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃度層とを
備えている。
の半導体基板上のバイポーラ1・ランジスタ領域に形成
されたバイポーラトランジスタと、MOSトランジスタ
領域に形成されたMOSトランジスタとにより構成され
たBi−MOS半導体装置であって、MOSトランジス
タは、半導体抽阪上に形成された第2導電型の比較的高
不純物濃度の埋め込み層と、埋め込み層上に形成され、
埋め込み層を含んだ分離層で囲まれた第1導電型のウェ
ル領域と、ウェル領域の埋め込み層との界面付近に形成
された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃度層とを
備えている。
一方、この発明に係るBi−MOS半導体装置の製造方
法は、第1導電型の半導体基板上のバイポーラトランジ
スタ領域に形成されたバイポーラトランジスタと、MO
Sトランジスタ領域に形成されたMOSトランジスタよ
り構成されるBi−MOS半導体装置の製造方法であっ
て、半導体基阪を準備する工程と、半導体基板上のバイ
ポーラトランジスタ領域とMOSトランジスタ領域に第
2導電型で比較的高不純物濃度の埋め込み層をそれぞれ
同時に形或する工程と、半導体基板上のバイポーラトラ
ンジスタ領域およびMOSトランジスタ頭域に形或され
た埋め込み層上に第2導電型で比較的低不純物扇度の第
1のウェル領域をそれぞれ同時に形成する工程と、第1
のウェル領域内に、埋め込み層および第1のウェル領域
により半導体基板から分離された第2導電型の第2のウ
ェル領域を形成する工程と、第2のウェル領域の埋め込
み層との界面付近に第2導電型で比較的高不純物濃度の
高濃度層を形成する工程とを備えている。
法は、第1導電型の半導体基板上のバイポーラトランジ
スタ領域に形成されたバイポーラトランジスタと、MO
Sトランジスタ領域に形成されたMOSトランジスタよ
り構成されるBi−MOS半導体装置の製造方法であっ
て、半導体基阪を準備する工程と、半導体基板上のバイ
ポーラトランジスタ領域とMOSトランジスタ領域に第
2導電型で比較的高不純物濃度の埋め込み層をそれぞれ
同時に形或する工程と、半導体基板上のバイポーラトラ
ンジスタ領域およびMOSトランジスタ頭域に形或され
た埋め込み層上に第2導電型で比較的低不純物扇度の第
1のウェル領域をそれぞれ同時に形成する工程と、第1
のウェル領域内に、埋め込み層および第1のウェル領域
により半導体基板から分離された第2導電型の第2のウ
ェル領域を形成する工程と、第2のウェル領域の埋め込
み層との界面付近に第2導電型で比較的高不純物濃度の
高濃度層を形成する工程とを備えている。
この発明においては、埋め込み層上に形成され、該埋め
込み層を含んだ分離層で囲まれた第1の導電型のウェル
領域と、該ウェル領域と埋め込み層との界面付近に形成
された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃度層とを
備えているので、埋め込み層形成後に熱処理を施して埋
め込み層がらウェル領域に第2導電型の不純物が拡散し
てもウェル領域の第1導電型の不純物が低濃度になるこ
とがな<、MOSトランジスタ領域にMOSトランジス
タを形成した場合に形成される寄生トランジスタのベー
ス領域の厚さを厚くすることなく該寄生トランジスタの
耐圧を維持することができる。
込み層を含んだ分離層で囲まれた第1の導電型のウェル
領域と、該ウェル領域と埋め込み層との界面付近に形成
された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃度層とを
備えているので、埋め込み層形成後に熱処理を施して埋
め込み層がらウェル領域に第2導電型の不純物が拡散し
てもウェル領域の第1導電型の不純物が低濃度になるこ
とがな<、MOSトランジスタ領域にMOSトランジス
タを形成した場合に形成される寄生トランジスタのベー
ス領域の厚さを厚くすることなく該寄生トランジスタの
耐圧を維持することができる。
第1図はこの発明の一実施例に係るBi−CMOS半導
体装置を示す断面図である。図において、第3図に示し
た従来装置との棺違点は、NMO S300のP型ウェ
ル賄域5とN+型埋め込み層2b及びPMOS200の
N型ウェル領域7との界面付近のP型ウェル領域5中に
高不純物濃度領域であるP+型領域20を形或したこと
である。その他の構或は従来と同様である。
体装置を示す断面図である。図において、第3図に示し
た従来装置との棺違点は、NMO S300のP型ウェ
ル賄域5とN+型埋め込み層2b及びPMOS200の
N型ウェル領域7との界面付近のP型ウェル領域5中に
高不純物濃度領域であるP+型領域20を形或したこと
である。その他の構或は従来と同様である。
第1図に示したBi−CMOS半導体装置の構造を、第
2A図〜第2C図を参魚してその製造方法を述べつつ説
明する。従来装置と同様、P型半導体基板1上のバイポ
ーラトランジスタ領域AにN+型埋め込み層2aを、C
MOS領域BにN+型埋め込み層2bを形或し、かつN
PN型バイポーラトランジスター00の分離領域となる
P型埋め込み層3をN+型埋め込み層2aを囲むように
形成する。その後、N+型埋め込み層2a,2b及びP
型埋め込み層3を覆うように厚さ3μm以下のN型エピ
タキシャル層4を形成する(第2A図)。次に、従来同
ti N型エビタキシャル層4上のNMOS領域B に
P型ウェル領域5を、P〜1a OS領域BbにN型ウェル領域7を、NPN型バイポー
ラトランジスター00の分離領域を形成すべき領域にP
型拡散領域6を各々形成した後、表面の所要の位置に分
離酸化膜8を選択的に形成する(第2B図)。
2A図〜第2C図を参魚してその製造方法を述べつつ説
明する。従来装置と同様、P型半導体基板1上のバイポ
ーラトランジスタ領域AにN+型埋め込み層2aを、C
MOS領域BにN+型埋め込み層2bを形或し、かつN
PN型バイポーラトランジスター00の分離領域となる
P型埋め込み層3をN+型埋め込み層2aを囲むように
形成する。その後、N+型埋め込み層2a,2b及びP
型埋め込み層3を覆うように厚さ3μm以下のN型エピ
タキシャル層4を形成する(第2A図)。次に、従来同
ti N型エビタキシャル層4上のNMOS領域B に
P型ウェル領域5を、P〜1a OS領域BbにN型ウェル領域7を、NPN型バイポー
ラトランジスター00の分離領域を形成すべき領域にP
型拡散領域6を各々形成した後、表面の所要の位置に分
離酸化膜8を選択的に形成する(第2B図)。
次に、NMOS領域B のみを開口したレジスa
ト30を形成し、レジスト30をマスクとして、分離酸
化膜8越しに高エネルギー(200key〜600ke
v)で、ボロン(1×1012〜3×1. O l3c
m−2)を注入する。すると、P型ウェル領域5とN+
型哩め込み層2b及びN型ウェル領域7との界面付近の
P型ウェル領域5中に第2C図に示すように、高不純物
濃度のP 型領域20が形成される。その後、従来と同
様周知の方法により各素子の能動領域を形成することに
よりNPN型バイポーラトランジスタ100,PMOS
200,NMOS300が形成され、第1図に示したB
i−CMOS半導体装置が得られる。
化膜8越しに高エネルギー(200key〜600ke
v)で、ボロン(1×1012〜3×1. O l3c
m−2)を注入する。すると、P型ウェル領域5とN+
型哩め込み層2b及びN型ウェル領域7との界面付近の
P型ウェル領域5中に第2C図に示すように、高不純物
濃度のP 型領域20が形成される。その後、従来と同
様周知の方法により各素子の能動領域を形成することに
よりNPN型バイポーラトランジスタ100,PMOS
200,NMOS300が形成され、第1図に示したB
i−CMOS半導体装置が得られる。
上記各素子の能動領域形成工程において、熱処理が施さ
れ、N+型埋め込み層2bからP型ウェル領域5中に不
純物が拡散されるが、あらかじめ不純物濃度の濃いP
型領域20を設けているので、P型ウェル領域5のN+
型埋め込゛み層2bとの界面のP型不純物濃度が著しく
低くなることはない。つまり、N型ソース・ドレイン領
域13P型ウェル領域5およびN+型埋め込み層2bに
より構成される寄生NPN hランジスタのベース領域
の不純物濃度が著しく低下することがなくなり、前述の
ようにN型エピタキシャル層4の厚さを薄くシても(3
μm以下)、寄生トランジスタの耐圧が悪化することが
ない。従って、従来のように寄生NPNトランジスタの
耐圧を維持するため該寄生1・ランジスタのベースの厚
さをより厚くする必要がない。その結果、N型エビタキ
シャル層4、つまりNPN型バイポーラトランジスタ1
00ベース領域となるN型ウェル領域7の厚さは厚くな
らないので、NPN型バイポーラトランジスタ100の
遮断周波数が低下する等、その性能か低下することはな
い。また、N型エピタキシャル層4を前述のように薄く
することができるので、装置自体の小型化も図れる。ま
た、P型ウェル領域5とN型ウェル領域7との界面付近
にもP型領域20を形成しているので、N型ソース・ド
レイン領域13とP型ウェル領域5とN型ウェル領域7
とで形成される横方向のNPNトランジスタのベース領
域の不純物濃度も高くなり、該NPNトランジスタの耐
圧も向上する。
れ、N+型埋め込み層2bからP型ウェル領域5中に不
純物が拡散されるが、あらかじめ不純物濃度の濃いP
型領域20を設けているので、P型ウェル領域5のN+
型埋め込゛み層2bとの界面のP型不純物濃度が著しく
低くなることはない。つまり、N型ソース・ドレイン領
域13P型ウェル領域5およびN+型埋め込み層2bに
より構成される寄生NPN hランジスタのベース領域
の不純物濃度が著しく低下することがなくなり、前述の
ようにN型エピタキシャル層4の厚さを薄くシても(3
μm以下)、寄生トランジスタの耐圧が悪化することが
ない。従って、従来のように寄生NPNトランジスタの
耐圧を維持するため該寄生1・ランジスタのベースの厚
さをより厚くする必要がない。その結果、N型エビタキ
シャル層4、つまりNPN型バイポーラトランジスタ1
00ベース領域となるN型ウェル領域7の厚さは厚くな
らないので、NPN型バイポーラトランジスタ100の
遮断周波数が低下する等、その性能か低下することはな
い。また、N型エピタキシャル層4を前述のように薄く
することができるので、装置自体の小型化も図れる。ま
た、P型ウェル領域5とN型ウェル領域7との界面付近
にもP型領域20を形成しているので、N型ソース・ド
レイン領域13とP型ウェル領域5とN型ウェル領域7
とで形成される横方向のNPNトランジスタのベース領
域の不純物濃度も高くなり、該NPNトランジスタの耐
圧も向上する。
なお、上記実施例では、Bi−CMOS半導体装置の場
合について説明したが、バイポーラトランジスタ100
とPMOS200あるいはNMOS300のいずれか一
方を有するBi−MOS半導体装置にもこの発明は適用
できる。
合について説明したが、バイポーラトランジスタ100
とPMOS200あるいはNMOS300のいずれか一
方を有するBi−MOS半導体装置にもこの発明は適用
できる。
以上のように、この発明によれば、埋め込み層上に形成
され、埋め込み層を含んだ分離層で囲まれた第1導電型
のウェル領域と、該ウェル領域と埋め込み層との界面付
近に形成された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃
度層とを備えているので、埋め込み層形或後に熱処理を
施して埋め込み層からウェル領域に第2導電型の不純物
が拡散してもウェル領域の第1導電型の不純物が低濃度
になることがなく、MOSトランジスタ領域にMOSト
ランジスタを形成した場合に形成される寄生l・ランジ
スタのベース領域の厚さを厚くすることなく該寄生トラ
ンジスタの耐圧を維持することができる。
され、埋め込み層を含んだ分離層で囲まれた第1導電型
のウェル領域と、該ウェル領域と埋め込み層との界面付
近に形成された第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃
度層とを備えているので、埋め込み層形或後に熱処理を
施して埋め込み層からウェル領域に第2導電型の不純物
が拡散してもウェル領域の第1導電型の不純物が低濃度
になることがなく、MOSトランジスタ領域にMOSト
ランジスタを形成した場合に形成される寄生l・ランジ
スタのベース領域の厚さを厚くすることなく該寄生トラ
ンジスタの耐圧を維持することができる。
その結果、寄生トランジスタのベース領域の厚さと同じ
厚さを有するバイポーラトランジスタのベース領域の厚
さか厚くならず、パイポーラトランンスタの性能が低下
することがないという効果がある。
厚さを有するバイポーラトランジスタのベース領域の厚
さか厚くならず、パイポーラトランンスタの性能が低下
することがないという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例に係るBi−CMOS半導
体装置を示す断面図、第2A図ないし第2C図はこの発
明の一実施例に係るBi−CMOS ii導体装置の製
造方法を示す図、第3図は従来のBi−CMOS半導体
装置を示す断面図、第4八図ないし第4D図は第3図に
示した装置の製造lj法を示す図である。 図において、1はP型半導体基板、2aおよび2bはN
+型埋め込み層、5はP型ウェル領域、7はN型ウェル
領域、20はP+型領域、100はNPN型バイポーラ
トランジスタ、200はPMOS、300はNMOSS
Aはバイポーラトランジスタ領域、BはC M O S
f/I域である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 手 続 補 正 書 (自発) 2.発明の名称 Bi−MOS半導体装置及びその製造方法3.補正をす
る者 事件との関係
体装置を示す断面図、第2A図ないし第2C図はこの発
明の一実施例に係るBi−CMOS ii導体装置の製
造方法を示す図、第3図は従来のBi−CMOS半導体
装置を示す断面図、第4八図ないし第4D図は第3図に
示した装置の製造lj法を示す図である。 図において、1はP型半導体基板、2aおよび2bはN
+型埋め込み層、5はP型ウェル領域、7はN型ウェル
領域、20はP+型領域、100はNPN型バイポーラ
トランジスタ、200はPMOS、300はNMOSS
Aはバイポーラトランジスタ領域、BはC M O S
f/I域である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 手 続 補 正 書 (自発) 2.発明の名称 Bi−MOS半導体装置及びその製造方法3.補正をす
る者 事件との関係
Claims (2)
- (1)第1導電型の半導体基板上のバイポーラトランジ
スタ領域に形成されたバイポーラトランジスタと、MO
Sトランジスタ領域に形成されたMOSトランジスタと
により構成されたBi−MOS半導体装置であって、 前記MOSトランジスタは、 前記半導体基板上に形成された第2導電型の比較的高不
純物濃度の埋め込み層と、 前記埋め込み層上に形成され、前記埋め込み層を含んだ
分離層で囲まれた第1導電型のウェル領域と、 前記ウェル領域の前記埋め込み層との界面付近に形成さ
れた第1導電型の比較的高不純物濃度の高濃度層とを備
えたBi−MOS半導体装置。 - (2)第1導電型の半導体基板上のバイポーラトランジ
スタ領域に形成されたバイポーラトランジスタと、MO
Sトランジスタ領域に形成されたMOSトランジスタよ
り構成されるBi−MOS半導体装置の製造方法であっ
て、 前記半導体基板を準備する工程と、 前記半導体基板上の前記バイポーラトランジスタ領域と
前記MOSトランジスタ領域に第2導電型で比較的高不
純物濃度の埋め込み層をそれぞれ同時に形成する工程と
、 前記半導体基板上の前記バイポーラトランジスタ領域お
よび前記MOSトランジスタ領域に形成された前記埋め
込み層上に第2導電型で比較的低不純物濃度の第1のウ
ェル領域をそれぞれ同時に形成する工程と、 前記第1のウェル領域内に、前記埋め込み層および前記
第1のウェル領域により前記半導体基板から分離された
第2導電型の第2のウェル領域を形成する工程と、 前記第2のウェル領域の前記埋め込み層との界面付近に
第2導電型で比較的高不純物濃度の高濃度層を形成する
工程とを備えたBi−MOS半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19327489A JPH0357266A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | Bi―MOS半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19327489A JPH0357266A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | Bi―MOS半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357266A true JPH0357266A (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=16305214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19327489A Pending JPH0357266A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | Bi―MOS半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0751573A1 (en) * | 1995-06-30 | 1997-01-02 | STMicroelectronics S.r.l. | Integrated power circuit and corresponding manufacturing process |
JP2003017603A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4969094A (ja) * | 1972-11-08 | 1974-07-04 | ||
JPS58216455A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-16 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP19327489A patent/JPH0357266A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4969094A (ja) * | 1972-11-08 | 1974-07-04 | ||
JPS58216455A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-16 | Toshiba Corp | 半導体装置の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP0751573A1 (en) * | 1995-06-30 | 1997-01-02 | STMicroelectronics S.r.l. | Integrated power circuit and corresponding manufacturing process |
US5990535A (en) * | 1995-06-30 | 1999-11-23 | Sgs-Thomson Microelectronics, S.R.L. | Power integrated circuit |
JP2003017603A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
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