JPH0356859Y2 - - Google Patents

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JPH0356859Y2
JPH0356859Y2 JP10106886U JP10106886U JPH0356859Y2 JP H0356859 Y2 JPH0356859 Y2 JP H0356859Y2 JP 10106886 U JP10106886 U JP 10106886U JP 10106886 U JP10106886 U JP 10106886U JP H0356859 Y2 JPH0356859 Y2 JP H0356859Y2
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JP
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water
pipe
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snow
sprinkling
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JP10106886U
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JPS637753U (ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は積雪の多い地域に設置するのに適した
太陽熱温水器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、集熱器表面の積雪を除去するための散水
装置をそなえた太陽熱温水器は公知である。例え
ば実開昭52−106855号、実開昭52−145669号に
は、集熱器表面に散水するための散水パイプを、
集熱器の上端部に水平に配置し、積雪時にこの散
水パイプから散水して融雪するようにした融雪装
置付太陽熱温水器が示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これら従来の装置では、散布した水が上端部の
雪をとかしながら流下するため、途中で温度低下
しシャーベツト状となり下方部に滞留し、重量増
加によりかえつて集熱器の表面ガラスを破損した
りする危険性があり、その防止策として、散水温
度を上げたり、散水量を増すなどの対策が必要で
あつた。また、集熱器の上の積雪が部分的に融け
その融雪した集熱器の部位に日射があつても集熱
器の上方から除雪されるため下方部は温まらず、
温水からの輻射熱による融雪は期待できないとい
う欠点があつた。
本考案はかかる欠点のない太陽熱温水器を提供
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第1図及び第2図を用いて説明す
ると、本考案は、集熱器2とその上方の貯湯槽1
と給水及び給湯管9,10とからなる太陽熱温水
器20において、集熱器2の側端部に沿つて底部
を除く周囲に散水用小孔8Aを複数設けた散水パ
イプ8を分岐弁11を介して貯湯槽1近傍の給水
管9に接続させた技術手段を講じている。
〔作用〕
除雪を要するような積雪があつたときはコント
ローラ13を操作して分岐弁11を切り換えて散
水パイプ8に水を通し、集熱器表面及びその反対
側の屋根面に散水する。そうすると、集熱器及び
その反対の屋根表面の積雪は上下方向全長にわた
り一様にとけて流下する。従つて、集熱器の下端
にシャーベツト状になつた重い雪が滞留しない。
また日射がある場合は、除雪された部分では集熱
板4が温まり、これからの輻射が積雪の残つてい
る隣接部に下から入射して透過板5を温め集熱器
上の雪を滑落せしめるので除雪が促進される。
除雪終了後分岐弁11を切り換えて散水パイプ
8への通水をとめると、散水パイプ8内の水は下
端散水用小孔8Bから抜けるので残留水による散
水パイプの凍結破損を防止できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図及び第2図に基づき以
下説明する。
1は、内部に集熱板4及び保温材3等を備え上
部に透過板5を設けた集熱器2の上方部に、集熱
器2で暖められた温水を貯湯する貯湯槽である。
9は、一方を給水源に接続し他方をボールタツプ
を有する給水栓(図示せず)を介して貯湯槽1に
接続された給水管であり、10は貯湯槽1の高温
水を台所、洗面所、風呂場等へ供給するための給
湯管である。8は、集熱器2の上下方向の一側面
に複数の支持部材7によつて透過板5より上方に
突出して固定された散水用パイプであり、散水用
パイプ8の上方一端は貯湯槽1近傍の給水管9に
コントローラにつながる分岐弁11を介して接続
されており、その周囲の集熱器面、集熱器と反対
面及び上面に長手方向上下に亘つて複数の散水用
小孔8Aが形成されているとともに散水用パイプ
8最下位の先端には水抜き用散水小孔8Bが形成
されている。尚上記実施例において散水用パイプ
8を集熱器2の一側面に固定させた構成とした
が、上記実施例に限定されることなく両側面に取
付けてもよい。14は、貯湯槽1近傍の給水管9
を分岐して設けられた散水用の給水栓であり、給
水栓14は散水ホース等を接続して集熱器2から
離れた場所への散水に利用するものである。
なお給水管10が水道のように融雪に適する水
温を得られないような水源に接続されているとき
は、散水パイプ8へは井戸のように冬季に水温低
下のない水源から給水できるように別配管を設け
ておく。
〔効果〕
本考案は、集熱器とその上方の貯湯槽と給水及
び給湯管とからなる太陽熱温水器において、集熱
器の側端部に沿つて散水用小孔を有する散水パイ
プを給水管に接続したので、集熱器の下端にシャ
ーベツト状になつた重い雪が滞留しない。また日
射がある場合は、除雪された部分では集熱板が温
まり、これからの輻射が積雪の残つている隣接部
に下から入射して透過板を温め集熱器上の雪を滑
落せしめるので除雪が促進される。
散水パイプを分岐弁を介して貯湯槽への給水管
に接続するようにしたので、散水パイプに接続す
るための給水管を別途に必要とせず設備は簡単と
なる。また、給水管の水源は井戸水のように冬季
の水温低下の少ない水源を利用するようにするの
が望ましい。
散水用パイプの両側面に散水用小孔を設けたの
で集熱器表面のみならず周辺の除雪もでき、屋根
を除雪する場合の足場確保にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は第1図の−線断面図である。 符号の説明、1……貯湯槽、2……集熱器、4
……集熱板、5……透過板、7……支持部材、8
……散水パイプ、8A……散水用小孔、8B……
散水用小孔、9……給水管、10……給湯管、1
1……分岐弁、20……太陽熱温水器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 集熱器とその上方の貯湯槽と給水及び給湯管
    とからなる太陽熱温水器において、集熱器の側
    端部に沿つて散水用小孔を有する散水パイプを
    給水管に接続したことを特徴とする太陽熱温水
    器。 2 散水パイプが貯湯槽近傍の給水管に分岐弁を
    介して取りつけられたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の太陽熱温水器。 3 散水パイプが底部を除く周囲に散水用小孔を
    複数設けたものであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の太
    陽熱温水器。
JP10106886U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0356859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10106886U JPH0356859Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JP10106886U JPH0356859Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS637753U JPS637753U (ja) 1988-01-19
JPH0356859Y2 true JPH0356859Y2 (ja) 1991-12-24

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JPS637753U (ja) 1988-01-19

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