JPH0356772Y2 - - Google Patents

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JPH0356772Y2
JPH0356772Y2 JP18398486U JP18398486U JPH0356772Y2 JP H0356772 Y2 JPH0356772 Y2 JP H0356772Y2 JP 18398486 U JP18398486 U JP 18398486U JP 18398486 U JP18398486 U JP 18398486U JP H0356772 Y2 JPH0356772 Y2 JP H0356772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はハウジングレスオイルクーラに関す
る。
(従来の技術) ハウジングレスオイルクーラは例えば特開昭61
−223213号に開示されたように内外周にフランジ
を設けた環状皿形のプレートを重ね合わせて層状
空間を形成させ、それを一層おきに連通させる連
通管を各プレートの底面間に設けて、2種の流体
が交互の層をなすように流路を形成させたもので
ある。前記連通管は各層に通常2個ずつ設けられ
て、1方の流体が当該層内に流入しないで貫通し
次層内に流入するようになされるから、各プレー
トの底面には隣接層を貫流した一方の流体の連通
管の管端開口が2個ずつ設けられ、さらに当該層
を貫通する他方の流体の連通管が2個ずつ設けら
れることになる。このようなプレートを第4図に
示す。プレート1は中央開口2を具えた底面3の
内周縁および外周縁にフランジ3a,3bを具え
ている。底面3には連通管4を具えた貫通孔5と
連通管のない流通孔6とが同心円3c上に90°ピ
ツチで交互に設けられている。このプレート1は
90°ずつピツチをずらせて重ねられ連通管4の管
端開口4aは重ねられたプレートの流通孔6に接
合される。この状態を同心円3cに沿つた展開図
で第5図に示す。図中7,8は上下端板であり、
7a,7b,7cおよび8aは2種の流体の流入
孔または流出孔である。このオイルクーラは中央
にセンターボルト(図示せず)を挿通してベース
に締付けられる。
(考案が解決しようとする問題点) 内燃機関の潤滑油あるいは油圧機械の作動油な
どのオイルクーラは往々数十気圧の圧力に耐える
ことが要請され、また冷却水側との差圧が著しい
場合がある。このようなとき、従来のハウジング
レスオイルクーラは油圧の内圧に対してプレート
1の流通孔6周縁部はこの層内では連結管がなく
開放されているので脆弱であり、この部分に隣接
プレートの連通管4の管端開口4aが接合し、ろ
う付けされていても、そのろう付け部が内圧によ
り破損してシール洩れを生ずることがある。また
プレートが歪んだりつぶされたりすることがあ
る。この状態はセンターボルトの締付けが強過ぎ
た場合にも発生する。
(問題点を解決するための手段) この考案は前記のような脆弱な部分をなくする
ため、前記プレートの流通孔、すなわちこれと接
合する隣接プレートの連通管管端開口の周縁の一
部に連通管を延長する方向に起立壁を設けて、起
立壁の上下端をそれぞれ上下プレートの底面に一
体的に連結するものである。
(作用) この考案のハウジングレスオイルクーラはプレ
ートにより形成された層状空間が、各層を貫通す
る連通管により交互に連通され1層おきの2流体
の流路に区画される。上下端板に設けられた2流
体の流路にそれぞれ連通する流入孔および流出孔
を介してオイルクーラ内を2流体が流れることは
従来のものと同様であり各プレートの底面を介し
てオイルが冷却される。オイルの内圧が高いとき
あるいは水圧との差圧が大きくても、各層内へ流
体を流入流出させるために開放されている各プレ
ートの開口部分には各層の上下底面間に起立壁が
設けられて底面間を連結する補強壁となつている
ので、歪んでつぶれたり連通管管端との接合が破
壊されて洩れを生ずるようなことがない。
(実施例) 第1図にこの考案の実施例のハウジングレスオ
イルクーラ10を示す。皿形のプレート11は積
層状に重ねられてその上下端に上端板17、下端
板18が重ねられる。プレート11(第2図)で
形成される層状空間の各層にはプレート11を連
結する連通管14が2本ずつ設けられ、1層おき
に連通したオイル壁19、水室20を交互に形成
させる。上端板17には水室20に連通する水出
入口孔(図示せず)およびオイル室19に連通す
るオイル出口孔17aが設けられ下端板18には
オイル室19に連通するオイル入口孔18aが設
けられる。上端板17、プレート11、下端板1
8はそれぞれ中央に開口が設けられていて中空の
センターボルト21が挿通され、ベース23に取
付けられる。オイル出口孔17aをセンターボル
ト21の横孔21aを介してセンターボルト21
の中空部21bに連通させるオイルカバー22が
設けられる。プレート11は第2図に示すように
中央開口12を設けた環状の底面13の内周縁お
よび外周縁にフランジ13a,13bを具えてい
る。底面13には連通管14を具えた貫通孔15
と連通管のない流通孔16とが同心円13c上に
90°ピツチで交互に設けられている。連通管14
の中央開口12寄り約半周が管端開口14aから
さらに同程度の高さだけ延長されて起立壁27と
なつている。従来のプレート1と同様にプレート
11は90°ずつピツチをずらせて重ね合わせられ
るから、連通管14の管端開口14aは次層のプ
レート11の流通孔16に接続され、起立壁27
は上記次層のプレート11の流通孔16を貫いて
さらにその上のプレートの貫通孔15(すなわち
連通管14の基部)に達し次層とその次の層のプ
レート底面間を接続する。上記の接続される個所
はろう付けにより固着されるものである。なおプ
レート11の底面13には多数の小突起を設けて
その頂部を次層のプレートの底面13の当接させ
てろう着し、補強ならびに乱流生成の用をなさし
めてもよい。また起立壁27はこの例のように中
央寄りに設けることにすれば流通孔16を出て当
該層内に流入する流体に対してバツフルプレート
となり流体が層状空間内で短絡的に流出側に向う
ことなく層内に拡がつて流れるようにさせること
ができる。
第3図に示すプレート31の例では中央開口3
2を具え内外の周縁にフランジ33a,33bを
設けた底面33に、連通管34を周縁に設けた貫
通孔35と連通管を設けない流通孔36とを設
け、流通孔36の周縁の中央開口32寄りに連通
管34と同じ向きでこれとほぼ等しい高さの起立
壁37を設けてある。貫通孔35と流通孔36は
交互に90°ピツチで同心円上に設けられ、90°ずつ
ずらせて重ね合わせられることは第2図のプレー
ト11と同様である。このプレート31は次層の
プレート31との間に形成される層内に連通管3
4が2個設けられるとともに、この層内へ開放さ
れた2個の流通孔36の周縁の一部には起立壁3
7が設けられ、これらがこのプレートの底面と次
層のプレートの底面との間を結合している。
(考案の効果) この考案ハウジングレスオイルクーラは上記の
ように積重ねたプレート間の層状空間を一層おき
に連通させる連通管で連結するとともに連結管が
なく当該層内へ開放された開口の周縁には起立壁
を設けてその上下のプレートの底面を一体的に結
合して補強壁としたので、オイルの高圧がオイル
室に作用し、水室との圧力差が大きいときあるい
はセンターボルトの締付けが強すぎたときでも、
十分にその圧力に耐え、プレートのつぶれやろう
付け部破損による洩れを発生させないオイルクー
ラである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図、
第3図はこの考案にかかるプレートの斜視図、第
4図は従来のプレートの斜視図、第5図は従来の
プレートの連通管の配列を示す展開図である。 11,13……プレート、14,34……連通
管、15,35……貫通孔、16,36……流通
孔、27,37……起立壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面の周縁にフランジを設けたプレートを重ね
    合わせて層状空間を形成させ、各層の上下プレー
    トの底面を接続する連通管を各層内に設けて前記
    層状空間を交互に配列された2種の流体流路とな
    し、前記重ね合わせたプレートの上下端面に上・
    下端板を配設して前記2種の流体流路のそれぞれ
    に連通する流入口孔および流出口孔を前記上・下
    端板のいずれかに設け、かつ前記連通管の管端開
    口の周縁の一部に該連通管の延長方向の起立壁を
    設け、該起立壁の上下端を上下各プレートに一体
    的に連結してなるハウジングレスオイルクーラ。
JP18398486U 1986-11-29 1986-11-29 Expired JPH0356772Y2 (ja)

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JP18398486U JPH0356772Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JP18398486U JPH0356772Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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JPS6390763U JPS6390763U (ja) 1988-06-13
JPH0356772Y2 true JPH0356772Y2 (ja) 1991-12-20

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JP18398486U Expired JPH0356772Y2 (ja) 1986-11-29 1986-11-29

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