JPH035640A - 熱交換換気空調装置 - Google Patents

熱交換換気空調装置

Info

Publication number
JPH035640A
JPH035640A JP1138398A JP13839889A JPH035640A JP H035640 A JPH035640 A JP H035640A JP 1138398 A JP1138398 A JP 1138398A JP 13839889 A JP13839889 A JP 13839889A JP H035640 A JPH035640 A JP H035640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation
heat exchange
kitchen
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1138398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743155B2 (ja
Inventor
Yoshito Kubo
吉人 久保
Akira Aoki
亮 青木
Miharu Nakajima
中嶋 美治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP1138398A priority Critical patent/JPH0743155B2/ja
Publication of JPH035640A publication Critical patent/JPH035640A/ja
Publication of JPH0743155B2 publication Critical patent/JPH0743155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建物の換気と冷暖房の空調を同時に行う熱交換
換気空調装置に関する。
従来の技術 従来、住居の換気に対する認識の低さから換気を行う室
は、厨房室などの限られた場所のみにとどまっていた。
しかし近年、生活レベルの向上とともに、冷暖房の増加
、省エネルギー思想の普及により住宅の気密度が向上し
、換気に対する認識が高まり、住居内の多くの場所で換
気が行われるように推移してきた。特に最近では、全能
または全居住域内を、同時に空調および換気する傾向が
増加しつつある。
従来この種の熱交換換気空調装置は、第6図に示すよう
に複数の室に分割間仕切した住宅の天井裏に設置してお
9、熱交換換気空調ユニットの本体1内には、外気OA
および室内空気RAを吸引するとともに熱媒が循環する
熱交換コイ/I15を通じて室内に給気する室内用送風
機2と、室内空気RAを吸引し室内からの排気と室外か
らの給気とそれぞれが持つ熱を交換する熱交換器4を通
じて排気する排気用送風機3とを有して構成され、そし
てこの熱交換換気空調ユニットの本体1は室内の空気を
前記熱交換器4を通じて室外に排気する学外排気ダクト
6と、外気OAを前記熱交換器4に通じる外気導入給気
ダクト7と、室内用送風機2よシ吐出する空気を熱交換
コイ/L15を通じて室内に給気する給気ダクト8と、
室内空気RAを室内用送風機2に還気するとともに一部
分の空気を排気用として排気用送風機3に導き連接した
還気ダクト99分岐管10.排気ダク)9bとの前記各
種ダクトがそれぞれ接続されている。そのほかトイレ1
3.浴室15.洗面所17.厨房室19にはそれぞれそ
の室専用の換気装置12 、14 、16゜18を天井
に設置するとともに室外排気ダク)6a。
eb、6c、adをそれぞれに接続して各室を換気する
構成としていた。
このような前記構成において、排気用送風機3を運転す
ると、室内空気RAは矢印に示すように還気ダクト9よ
り、分岐管1oを介して排気ダクト9bを通り、本体1
の排気用送風機3に吸い込まれた後吐出され、さらに熱
交換器4を通った後に、室外排気ダクト6により室外へ
排気される。また室内送風機2を運転すると外気OAは
矢印に示すように外気導入給気ダクト了を通り、本体1
に吸い込まれ熱交換器4を通ることにより、室内から排
気される室内空気RAと熱交換を行う。熱交換された外
気OAは、還気ダクト9を通って本体1内に入った室内
空気RAと混合した後に、室内送風機2に吸い込まれた
後吐出され熱交換コイ)V6により加熱もしくは冷却さ
れて給気ダクト8を通って室内11に給気SAされてい
た。また換気装置12は、トイレ13内の空気を換気し
、室外排気ダク)6aによ多室外に排気している。同様
にして換気装置14は、浴室16内の空気を換気し、室
外排気ダクト6bによ多室外に排気し、換気装置16は
、洗面所17内の空気を換気し、室外排気ダク)8cに
よ多室外に排気していた。さらに、換気装置18は、厨
房室19内の空気を換気し、室外排気ダク)6dによ多
室外に排気していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、建物の内外を通るダクトの
本数が多くなり高価格になる課題があった。このダクト
は天井裏に設置するため建物の梁を貫通する。しかし建
物構造の強度上、梁を貫通するダクトは本数を最小限度
にする必要があった。
そのため、浴室、洗面所およびトイレの排気ダクトの本
数を減少させる課題と、トイレのみ換気装置を運転する
と浴室および洗面所から湿気が浸入し、浴室あるいは洗
面所の換気装置を運転するとトイレから臭気が他の部分
に移行し、衛生上好ましくないという課題があった。
また、厨房室内の換気装置などのように排気風量の多い
換気装置を運転した場合、室内外差圧の上昇によシ玄関
扉および窓の開閉困難が発生する。
また、給気口からの外気の浸入でコールドドラフトが発
生し、居住域内の温度分布が悪くなり空調が乱され、快
適性が維持できないという課題もあった。
さらに、熱交換換気空調’jHjkユニットは常時換気
を基本としているため、早朝等の立ち上げ運転時におい
ても、常に外気を導入しながら空調を行うので、立ち上
げ運転時において一定環境温度に達する迄長時間がかか
るという課題も有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、建物の内外および
梁を通るダクトの本数を減少させ、建物の強度低下を防
止するともに、他の室への湿気や臭気の移行を防止し、
また厨房室内の換気装置を運転した場合に、室内外差圧
の上昇による玄関扉の開閉の困難や、給気によるコール
ドドラフトおよびすきま風等の不快感を防止するのを第
1の目的とし、さらに、第2.第3の目的は、各室に適
したセンサーを設置し、センサーの信号を換気装置等に
連動し人手を煩わすことなく省エネルギでかつ快適環境
とする。
第4の目的は、排気風量の多い室内において、すきま風
増加の原因となる室内外差圧の増加を防止する。
第6の目的は、冬季外気の給気によるコールドドラフト
の発生を防止し、不快感をなくする。
第6の目的は、熱交換換気空調ユニットの立ち上げ運転
時に、目標とする一定の温度環境に達する時間を短縮す
るとともに省エネルギ性を向上することにある。
課題を解決するための手段 第1の目的を達成するため本発明の第1の手段は、室外
へ空気を排気する室外排気ダクトおよび室外から外気を
導入する外気導入給気ダクトを接続し、前記両ダクトを
用いて室内の空調および熱交換換気を行う熱交換換気空
調ユニットの前記室外排気ダクトの中間部に排気ダクト
連結部を設け、連結し、前記排気ダクト連結部の上流側
の前記室外排気ダクト部と、前記排気ダクト部にそれぞ
れ第1.第2の逆流防止シャッターを設け、さらに、前
記外気導入給気ダクトの中間部に給気ダクト連結部を設
け、前記給気ダクト連結部に厨房室用の給気ダクトを連
結するとともに、前記給気ダクトには厨房室に設けた厨
房室用給気口に連結し、前記給気ダクト連結部の下流側
の外気導入給気ダクト部に第3の逆流防止シャッターを
設け、さらに前記厨房室用の給気ダクト部に第1のダン
パーを設け、前記第1のダンパーは、厨房室内に換気用
として設けた厨房室用換気装置または、前記サニタリ換
気装置と連動して開閉する構成としたものである。
第2の目的を達成する第2の手段は、浴室内および洗面
所内に、それぞれ湿度値を検知する湿度センサーを設け
、トイレ内には人の有無を検知する湿度センサーを設け
て、一トイレ内には人の有無を検知したとき、または人
の存在を検知したとき、連動してサニタリー換気装置を
運転できる構成としたものである。
第3の目的を達成する第3の手段は、厨房室内に炭酸ガ
ス濃度を検知する炭酸ガスセンサーを設け、一定値以上
の炭酸ガス濃度を検知したとき連動して厨房室用換気装
置を運転できる構成したものである。
第4の目的を達成するため第4の手段は、少なくとも厨
房室には、送風装置により外気を供給するよう配設し、
サニタリー換気装置または、厨房室用換気装置を運転し
たとき、連動して前記送風装置を運転制御して室内に外
気を給気し、室内外差圧が一定値以上上昇するのを防止
する構成としたものである。
第5の目的を達成するための第5の手段は、厨房室内に
給気する外気を加熱する加熱器を設け、冬季厨房室用換
気装置の運転時に連動して加熱器を運転し、室温付近に
制御して給気する構成としたものである。
第6の目的を達成するための第6の手段は、外気導入給
気ダクトの中間部に設けた給気ダクト連結部の外気流入
側に第2のダンパーを設け、前記第2のダンパーは熱交
換換気空調ユニットの運転制御部と連動し、熱交換換気
ユニットの運転開始時において一定時間閉じ外気導入を
停止するよう制御する構成としたものである。
作   用 この第一の手段の構成により、建物の内部から室外へ通
じるダクトの本数は、熱交換換気ユニットの外気導入給
気ダクト、室外排気ダクト、および厨房室用換気装置の
排気ダクトの三本のみとなり、また室外排気ダクト、排
気ダクトおよび、外気導入給気ダクト内にそれぞれ設け
た第1.第2゜第3の逆−流防止シャッターおよび厨房
室用の給気ダクトに設けた第1ダンパーの働きにより、
運転中あるいは停止中において外気の浸入および他室へ
の空気の逆流、循環を防止し、他室への湿気。
臭気の浸入を阻止することとなる。
また浴室、洗面所およびトイレはサニタリー換気装置に
よシ全体を一括換気するので湿気、臭気が互いに移行す
ることなく換気することとなる。
第2.第3の手段の構成により、浴室、洗面所の湿度値
、トイレ内への入室の有無、厨房室内の炭酸ガス濃度を
検知し、浴室、洗面所、トイレはサニタリ換気装置、厨
房室は厨房室用換気装置と連動して、自動運転すること
ができることとなる。
第4の手段の構成によシ、サニタリー換気装置および厨
房室用換気装置を運転したときには、外気導入給気ダク
ト部に設けた、送風装置が運転し、給気風量を増加させ
、浴室、洗面所、トイレお上び厨房室が他の室より僅か
圧力の低い一定の負圧になるように制御し、浴室および
洗面所内の湿気。
トイレ内の臭気、厨房室内の汚れた空気の移行、住居外
からのすきま風の侵入を防止するよう働らく。
第6の手段の構成により、熱交換換気空調ユニットを運
転したとき、冬季厨房室用給気口内の加熱器が作動し、
室温付近迄加熱した空気が給気され、居住者に対してコ
ールドドラフトの影響が防止され運転することとなる。
第6の手段の構成によシ、熱交換換気ユニットの立ち上
げ運転時に、第2ダンパーを閉じて、外気導入給気ダク
トから導入する外気を一定時間停止するように制御を行
い室内が一定の温度環境になる時間を短縮し、省エネル
ギ性を向上して運転する。
実施例 まず、本発明の第1の手段による一実施例を第1図にも
とづいて説明する。
なお、従来例と同一の部分には、同一番号を付は説明は
省略する。第1図においてトイレ13゜浴室16および
洗面所17にはそれぞれ換気口12゜14.16を設け
、その換気口12,14.16からダク)6f、egを
サニタリー換気装置2゜に接続している。熱交換換気空
調ユニットから室内の空気を排気する風路として接続し
た室外排気ダクト6には、前記それぞれの浴室16.洗
面所17およびトイレ13換気を行うサニタリー換気装
置2oの排気ダク)6eを連結し、て、共用する排気ダ
クト連結部21を設け、前記排気ダクト連結部21の上
流側の室外排気ダクト6および排気ダクトθeには、そ
れぞれ逆流防止シャッター22a 、22bを設けてい
る。また、新鮮外気を導入する外気導入給気ダクト7に
は厨房室19に給気する厨房室用給気ダクト23を連結
して共用する給気ダクト連結部24を設け、前記給気ダ
クト連結部24の下流側の外気導入給気ダクト7には逆
流防止シャッター22cを設けている。前記記厨房室用
の給気ダクト23の前記給気ダクト連結部24と厨房室
用給気口26との間にはダンバ26を設ける。また、厨
房室用換気装置18は室外に連通する排気ダン)6dを
持建物の内部から室外に通じるダクトは3本としている
以上のように構成された熱交換換気空調装置について、
以下その動作について説明する。
上記構成において、熱交換換気字訓ユニット1の動作は
従来例と同様なので説明は省略する。熱交換換気空調ユ
ニット1を運転中室外に排気される空気は、排気ダクト
連結部21から室外排気ダクト6を通って室外に排出さ
れる。また浴室15゜洗面所17およびトイレ13から
室外に排気される空気は、サニタリー換気装置2oを運
転することにより浴室15.洗面所17およびトイレ1
3の各換気口14,16.12より、排気ダクト6q。
6f、asを通って、排気ダクト連結部21から室外排
気ダクト6を通って室外に排出される。また、厨房室用
換気装置18(例えばレンジフード、以下レンジフード
と略す)を運転中、室外に排気される空気は、室外に連
通ずる排気ダン)6dを通って室外に排出される。給気
ダクト連結部24と厨房室用給気口25との間のダンパ
ー26は、通常は閉め、外気導入給気ダクト7を通じて
厨房室給気口26から流入する外気や、熱交換換気空調
ユニット1を運転したとき外気導入給気ダクト7からの
外気だけでなく室内11より厨房室19.厨房室用給気
口25を介して外気導入口2了に居室の空気が混入循環
することを防止している。さらにダンパー26は、レン
ジフード18またはサニタリー換気装置20の運転に連
動して開き、厨房室用給気口26よシ外気を導入できる
ように動作する。
排気ダン十連結部21上流側の逆流防止シャッター22
&。
22bは、熱交換換気空調ユニット1またはサニタリー
換気装置20のみを単独で運転するとき、室外に排気す
る空気を排気ダクト連結部21から、再び室内に流入す
ることを防止する。また給気ダクト連結部24下流側の
逆流防止シャッター22cは、レンジフード18のみを
単独で運転するとき、室内11より熱交換換気空調ユニ
ットを通じて外気導入口27からの空気が逆流するのを
防止する。
以上のように構成、動作することにより、建物の天井裏
の梁を通るダクトの本数を減らすことができる。また浴
室16.洗面所17およびトイレ13(Dいずれか1力
所以上換気するときでも、サニタリー換気装置20を1
台のみで同時に換気するために、浴室15および洗面所
17からの湿気、トイレ13からの臭気が居室内に移行
することを防止できる。またサニタリー換気装置2oお
よびレンジフード18の運転に連動してダンパー26を
開は給気を行うため、室内外差圧の上昇による、玄関扉
や窓の開閉困難、すきま風の発生等による不快感を未然
に防止できる。
つぎに、本発明の第2.第3の手段による一実施例を第
2図にもとづいて説明する。
なお、従来例と第1の発明の一実施例と同一の部分には
、同一番号を付は説明は省略する。
図において、浴室16および洗面所17には湿度センサ
ー28a 、28bを、トイレ13には湿度センサー2
9を、厨房室19には炭酸ガスセンサー3oを備えてい
る。また各センサーは、信号線(図示せず)によりサニ
タリー換気装置20およびレンジフード18の電源を開
閉する装置(図示せず)に接続されてお9、運転の0N
−OFF情報を伝達できるよう構成したものである。
以上のように構成された熱交換換気空調装置について、
以下その動作について説明する。
上記構成において、まずサニタリー換気装置2゜の運転
制御について説明する。第6図にサニタリー換気装置2
oの制御フロー図を示す。ステップF1 において浴室
15内の湿度を高分子樹脂もしくはセラミック等を応用
した湿度センサー28aを用い検知することにより、ス
テップF2で例えば相対湿度(以下RHと略す)が60
%以上になった場合は、ステップF9に移りサニタリー
換気装置20を運転する。浴室15内のRHが6Q%以
下ならば次にステップF3に進み洗面所17のRHを湿
度センサー28bにより検知し、RHが60%以上にな
った場合は、ステップF9に移りサニタリー換気装置2
oを運転する。洗面所17内のRHが60%以下ならば
次にステップF6に進みトイレ13内の湿度を行う。ト
イレ13内には人の有無を赤外線を用いた湿度センサ−
29によりステップF6に進み人の出入シを判断し、出
入りを検知した場合には、ステップF7に進み遅延タイ
マー(図示せず)を起動(ON)することによりステッ
プF9に進みサニタリー換気装置20を運転する。また
、出入りがない場合にはステップF8に移り遅延タイマ
ーの起動の有無を確認し、タイマーがONの場合ステッ
プF9に移シサニタリー換気装置2oの運転を継続し、 OFF の場合ステップF1oに移9サニタリ換気装d
2oを停止するように制御を行う。入浴していて換気が
不要の場合は自動運転から手動運転に切換る。
次に、レンジフード18の運転制御について説明する。
上記構成において、厨房室19内の炭酸ガス濃度を赤外
線分光式もしくはセラミック等の炭酸ガスセンサー30
を用い、例えば厨房室19内の炭酸ガス濃度が2000
 ppm以上になった場合にレンジフード18を運転す
る。厨房室19内の炭酸ガス濃度が2000ppm以下
になった場合は、レンジフード18の換気装置を停止す
るように制御を行う。
以上のように、湿度センサー28a 、28b 。
湿度センサー29および炭酸ガスセンサー30を用いて
各情報をセンシングし、自動運転を行うよう制御するこ
とにより、スイッチ○N−0FF 動作の煩わしさ、ス
イッチの入れ忘れおよび切り忘れを解消できる。また、
居室内への湿度および臭気の移行を未然に防止でき、か
つ効率的な換気が行える。
第4の手段による一実施例を第3図にもとづいて説明す
る。
なお、従来例と第1および第2の手段の一実施例と同一
の部分には、同一番号を付は説明は省略する。
図において、外気導入給気ダクト7の給気ダクト連結部
24上流側に送風装置31を設ける。
以上のように構成された熱交換換気空調装置について、
以下その動作について説明する。
上記構成において送風装置31の運転は、サニタリー換
気装置2oまたはレンジフード18を運転した場合、信
号線(図示せず)を介して送風装置31に情報が伝送さ
れ、外気導入の給気風量を増加させ、窓等の隙間より外
気が、あるいは他室より大量の空気が流入するような負
圧になるのを防ぎ浴室16.洗面所17.トイレ13お
よび厨房室19を、他室と僅かな差の一定の負圧になる
ように制御する。
以上のように、送風装置31を組み入れることにより、
排気風量の多い換気装置等を運転した場合にも室内外差
圧の上昇を抑え、他室あるいは室外より大量の空気が流
入して室内の温度分布が悪化するような空調の乱れをな
くし、快適性を維持できる。従って浴室および洗面所内
の湿房、トイレ内の臭気、厨房室内の汚れた空気の移行
、住居外からのすきま風の侵入を防ぐことになる。
次に第5.第6の手段による一実施例を第4図にもとづ
いて説明する。
なお、従来例と第1.第2.第3および第4の手段の一
実施例と同一の部分には、同一番号を付は説明は省略す
る。
図において、前記送風装置31と前記給気ダクト連結部
24との間にダンパー32を設け、また、厨房室用給気
口25の内部に、加熱器33を設ける。
以上のように構成された熱交換換気空調装置について、
以上その動作について説明する。
上記構成において、加熱器33は、例えば電気ヒーター
等金用い、特に冬季など室外から給気される空気温度が
低い場合に、できるだけ室温に近づけたため、空気を加
熱するように動作する。ダンパー32は、熱交換換気空
調ユニット1の立ち上げ運転時に、立ち上げ時間を短縮
するために、熱交換換気空調ユニットの運転制御部(図
示せず)と連動し、運転開始時において一定時間ダンパ
ー32を閉めて外気導入停止し、厨房室用給気口2目よ
り居室11内の空気を外気導入口27に流入するように
動作する。また特に冬季、早朝などは、居室11内の空
気を加熱器33で加熱して外気導入口27に取9入れる
ことにより、さらに立ち上げ時間を短縮できる。
以上のように、加熱器33を組み入れることにより、低
温度の外気を室温に近くまで加熱して給気するため、コ
ールドドラフトの発生による空調の不快感を防止できる
とともに、快適性を維持できる。さらに、ダンパー32
を組み入れたときには熱交換換気空調ユニット1の立ち
上げ運転時には、厨房室用給気口26より室内の空気を
吸い込み、加熱して、熱交換換気空調ユニット1内に導
入するという逆の使用法により、熱交換換気空調ユニッ
ト1の立ち上げ運転時間を短縮でき、かつ、運転開始時
より低温の外気を導入しないため省エネ性を向上できる
なお、本実施例では加熱器33を電気ヒーターとしたが
、放熱板のついたコイlv温水を流して、加熱器33と
しても良い。
なお、本実施例では、加熱器33を厨房室用給気口25
の内部に設けたが、厨房室用給気ダクト23内および給
気ダクト連結部24のいずれか一方に設けても良い。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、次に
記載の効果を奏する請求項1の熱交換換気空調装置にお
いては、トイレ、浴室、洗面所などの排気ダクトを各室
共通に換気するサニタリー換気装置にそれぞれを接続し
一本にまとめて室外に排気するようにしたため、建物の
天井裏の梁を通るダクトの本数を減少させることができ
、設備価格を低下できかつ建物の強度低下を防止できる
また前記浴室、洗面所、トイレをサニタリー換気装置1
台で同時に換気するために、浴室および洗面所からの湿
気、トイレからの臭気が居室内に移行することを防止で
きる。そのほかサニタリー換気装置やレンジフードの運
転に連動して、第1ダンパーを開は給気を行うと、室内
外差圧の上昇による玄関扉や窓の開閉困難、すきま風の
発生による不快感を未然に防止できる。
請求項2,3の熱交換換気空調装置においては、湿度セ
ンサー、湿度センサー、炭酸ガスセンサーを室内に設け
て、サニタリー換気装置および厨房室用換気装置の自動
運転を行うために、スイッチの入−切動作の煩わしさを
解消するとともに、省エネルギで、かつよシ快適な環境
を実現できる。
請求項4の熱交換換気空調装置においては、送風装置に
より、サニタリー換気装置および厨房室用換気装置の運
転に連動して給気風量を増加させるため、より一層室内
外差圧は適当な値に減少し、すきま風の侵入および居室
の温度分布など空調の乱れを防止できる。
請求項第6の熱交換換気空調装置においては、加熱器に
より外気を導入した給気を室温付近まで加熱して供給す
るため、外気温度が低いとき、コールドドラフトの発生
による居住者の不快感が改善される。
請求項第6の熱交換換気空調装置においては、熱交換換
気空調ユニット立ち上げ運転時に、一定時間ダンパーを
閉めて外気導入を停止することにより、目標とする温度
環境に達する立ち上げ時間を短縮し、省エネルギ性を向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の手段の実施例を示す熱交換換気
空調装置の概略構成図、第2図は同第2゜第3の手段の
実施例を示す熱交換換気空調装置の概略構成図、第3図
は同第4の手段の実施例を示す熱交換換気空調装置の概
略構成図、第4図は同第6.第6の手段の実施例の熱交
換換気空調装置の概略構成図、第6図はサニタリー換気
装置の制御順序を示すフロー図、第6図は従来の熱交換
換気空調ユニットと、サニタリーおよび厨房室用換気装
置を示す概略構成図である。 1・・・・・・熱交換換気空調ユニット、6・・・・・
・室外排気ダクト、6a、θb、θC9θd、ee、e
f・・・・・・排気ダクト、7・・・・・・外気導入給
気ダクト、13・・・・・・トイレ、16・・・・・・
浴室、17・・・・・・洗面所、18・・・・・・厨房
室用換気装置、20・・・・・・サニタリー換気装置、
21・・・・・・排気ダクト連結部、22a。 22b・・・・・・第1.第2の逆流防止シャッター2
2c・・・・・・第3の逆流防止シャッター、23・・
・・・・厨房室用の給気ダクト、24・・・・・・給気
ダクト連結部、26・・・・・・厨房室用給気口、26
・・・・・・第1のダンパー、28a 、28b・・・
・・・湿度センサ、29・・・・・・湿度センサ、3o
・・・・・・炭酸ガスセンサ、31・・・・・・送風装
置、32・・・・・・第2のダンパー、33・・・・・
・加熱器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)室外へ空気を排気する室外排気ダクトおよび室外
    から外気を導入する外気導入給気ダクトを接続し、前記
    両ダクトを用いて室内の空調および熱交換換気を行う熱
    交換換気空調ユニットの前記室外排気ダクトの中間部に
    、排気ダクト連結部を設け、浴室、洗面所、トイレの換
    気を行うサニタリー換気装置から排気する排気ダクトを
    前記排気ダクト連結部に連結し、前記排気ダクト連結部
    の上流側の前記室外排気ダクト部と、前記排気ダクト部
    にそれぞれ第1、第2の逆流防止シャッターを設け、さ
    らに、前記外気導入給気ダクトの中間部に給気ダクト連
    結部を設け、前記給気ダクト連結部に厨房室用の給気ダ
    クトを連結するとともに前記給気ダクトには、厨房室に
    設けた厨房室用給気口に連結し、前記給気ダクト連結部
    の下流側の外気導入給気ダクト部に、第3の逆流防止シ
    ャッターを設け、さらに前記厨房室用の給気ダクト部に
    第1のダンパーを設け、前記第1のダンパーは、厨房室
    内に換気用として設けた厨房室用換気装置または前記サ
    ニタリー換気装置と連動して開閉する構成とした熱交換
    換気空調装置。
  2. (2)浴室内および洗面所内には、それぞれ湿度値を検
    知する湿度センサーを設け、トイレ内には人の有無を検
    知する人体検知センサーを設けて、一定以上の湿度値を
    検知したとき、または、人の存在を検知したとき、連動
    してサニタリー換気装置を運転できる構成とした特許請
    求の範囲第1項記載の熱交換換気空調装置。
  3. (3)厨房室内に炭酸ガス濃度を検知する炭酸ガスセン
    サーを設け、一定値以上の炭酸ガス濃度を検知したとき
    連動して厨房室用換気装置を運転できる構成とした特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の熱交換換気空調装置
  4. (4)少なくとも厨房室には、送風装置により外気を供
    給するよう配設し、サニタリー換気装置または、厨房室
    用換気装置を運転したとき、連動して前記送風装置を運
    転制御して室内に外気を給気し、室内外差圧が一定値以
    上上昇するのを防止する構成とした特許請求の範囲第1
    、第2項又は第3項記載の熱交換換気空調装置。
  5. (5)厨房室内に給気する外気を加熱する加熱器を設け
    、冬季厨房室用換気装置の運転時に連動して加熱器を運
    転し、室温付近に制御して給気する構成とした特許請求
    の範囲第4項記載の熱交換換気空調装置。
  6. (6)外気導入給気ダクトの中間部に設けた給気ダクト
    連結部の外気流入側に、第2のダンパーを設け、前記第
    2のダンパーは熱交換換気空調ユニットの運転制御部と
    連動し、熱交換換気ユニットの運転開始時において一定
    時間閉じ外気導入を停止するよう制御する構成とした特
    許請求の範囲第1、第2、第3、第4項および第5項記
    載の熱交換換気空調装置。
JP1138398A 1989-05-31 1989-05-31 熱交換換気空調装置 Expired - Lifetime JPH0743155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1138398A JPH0743155B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 熱交換換気空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1138398A JPH0743155B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 熱交換換気空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH035640A true JPH035640A (ja) 1991-01-11
JPH0743155B2 JPH0743155B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=15221021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1138398A Expired - Lifetime JPH0743155B2 (ja) 1989-05-31 1989-05-31 熱交換換気空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743155B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108411A (ja) * 1997-10-07 1999-04-23 Toyota Motor Corp 熱交換式換気扇及び換気方法
JP2013155931A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Osaka Gas Co Ltd 間接気化冷却式の冷房システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4924031B2 (ja) * 2006-12-28 2012-04-25 マックス株式会社 換気システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11108411A (ja) * 1997-10-07 1999-04-23 Toyota Motor Corp 熱交換式換気扇及び換気方法
JP2013155931A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Osaka Gas Co Ltd 間接気化冷却式の冷房システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743155B2 (ja) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11294839A (ja) 全館空調換気システム
JP3480877B2 (ja) 全館空調制御システム
JP3217611B2 (ja) ダクト式全館一括空調システムの制御方法
JP3670771B2 (ja) 空調装置
JPH03225139A (ja) 住戸換気システム
JP4796234B2 (ja) 換気装置
JPH035640A (ja) 熱交換換気空調装置
JP2005241160A (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
JP4295541B2 (ja) 換気システム
JP2002277020A (ja) 換気システム及び換気方法
KR20180036235A (ko) 통합 배기 장치 및 통합 배기 유닛, 그리고 통합 배기 방법
JP3886395B2 (ja) 住宅用換気システム
JPH0264332A (ja) 換気空調装置
JPH06213479A (ja) 熱交換換気空調装置
JP2737342B2 (ja) 空気調和装置
JP2019195316A (ja) ペット用トイレ空間を備えた建物
JP4311036B2 (ja) 浴室換気暖房乾燥装置
KR100627402B1 (ko) 환기시스템 및 이를 이용한 환기 및 공기정화가 가능한 바닥복사 냉난방시스템
JP2875597B2 (ja) 換気空調装置
JPH0526412Y2 (ja)
JP2002089921A (ja) 換気装置
JP3132958B2 (ja) 住宅用換気システム
JPH09318139A (ja) 全館空調システム
JPH0448136A (ja) 熱交換換気空調装置
JP3871859B2 (ja) セントラル換気式建物