JPH0356237Y2 - - Google Patents

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JPH0356237Y2
JPH0356237Y2 JP1984144183U JP14418384U JPH0356237Y2 JP H0356237 Y2 JPH0356237 Y2 JP H0356237Y2 JP 1984144183 U JP1984144183 U JP 1984144183U JP 14418384 U JP14418384 U JP 14418384U JP H0356237 Y2 JPH0356237 Y2 JP H0356237Y2
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JP
Japan
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membrane
film
heat
seaweed
base
Prior art date
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JP1984144183U
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JPS6159579U (ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、すし飯と海苔とを別々に被覆包装
し、店頭に陳列して販売に供する巻鮨用の包装袋
に関する。
(従来の技術) 従来におけるこの種の包装袋としては、第10
図に示すように、フイルム10の一端を所定幅折
り返して飯載置膜10′を設け、該飯載置膜1
0′の先端に他のフイルム11を重ねて延設し、
その両側を鉤状に切欠して袖片10″を形成する
と共に、切欠後の片方の側縁に沿つてヒートシー
ルしてL字状に二方向を閉口せる海苔入り部Bを
設けたものが用いられていた。このものは、海苔
入れ部Bに海苔イを差し込んでから、飯載置膜1
0′にすし飯を載置し、袖片10″を折り返してす
し飯の両端を被覆し、すし飯胴部を巻回被覆する
ものであつた。このため、海苔とすし飯とを別々
に被覆し得るものの、包装に先立ち、海苔入れ部
に海苔を一枚一枚手作業で差し込まれなければな
らず、不衛生であると同時に大変面倒であり、大
量生産には適さなかつた。また海苔入れ部が二辺
をL字状に閉口するだけで残る二辺を開口してい
るため、輸送途中或は店頭陳列中などに包装袋の
開口側端辺より湿気が浸入し、海苔が湿気る心配
があつた。更に鉤状切欠するため余計な切断作業
が必要であり、工程的にも無駄があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、手作業に
よる海苔の差し込み作業を必要とせず、製袋と同
時に海苔を収納出来、衛生的であると共に海苔の
風味を損わず、しかも工程的に無駄のない優れた
巻鮨用の包装袋を得ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ヒートシール性を有する基膜に、ヒ
ートシール性を有する二枚の被覆膜を適宜幅重ね
合せてなる仕切膜を被せ、この仕切膜と基膜との
四辺を略一致させて閉口すると共に内部に海苔を
収納し、上記被覆膜の一方又は基膜の片半部に、
その左右側縁より外方に所定幅突出し且つヒート
シール性を有する袖膜を重ね、該袖膜を基膜及び
仕切膜の縁側に沿つてヒートシールしたものであ
る。
(作用) 本考案は、一方の被覆膜の上にすし飯を載せ、
袖膜を折り返してすし飯の両端を被覆し、すし飯
胴部に沿つて袋を巻回して、海苔とすし飯とを
別々に被覆包装して販売に供する。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて説明すると、1
は基膜であり、例えばポリオレフイン系合成樹脂
フイルム(ポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルムこれらの変性フイルム等)の単体フイ
ルムや塩化ビニル系、ポリアミド系、ポリエステ
ル系或いはポリスチレン系の合成樹脂フイルムの
単体フイルム又は変性フイルム、ないしはこれら
のラミネーシヨンフイルム、コンポジツトフイル
ムのような複合フイルム等のヒートシール性を有
するもの、又はヒートシール性を有しない各種の
合成樹脂フイルムにヒートシール性を有する物質
をコーテイングしたコーテツトフイルム或はパー
トコートフイルムなどである。2は仕切膜であ
り、基膜1と同質系の合成樹脂フイルムからなる
被覆膜2a,2a′の一端を互いに適宜幅重ね合わ
せて設ける。被覆膜2a,2a′は幅が基膜1と略
等幅であり、長さが基膜1の長さの半分よりも若
干長く形成されている。3は袖膜であり基膜1と
同質系の合成樹脂フイルムからなり、幅が基膜1
の幅の略二倍近く、長さが基膜1の長さの半分よ
りも短かく形成されている。
この基膜1と仕切膜2とを、間に海苔イを挾ん
で両者の四辺が互いに一致するように重ね合わ
せ、更に袖膜3を一方の被覆膜2a上に左右対称
にはみ出すように重ね合せて、基膜1及び仕切膜
2の四周縁に沿つてヒートシールcする。こうし
て四方を閉口され内部に海苔イを収納すると共に
袖膜3を有する包装袋を得る。
c′は突出シール部であり、部分的に数箇所設け
ることにより、包装袋内における海苔イの移動を
阻止してその損傷を防止出来る。
尚、図示しないが袖膜3は、仕切膜2の片半部
すなわち被覆膜2a又は2a′のみに限定されるも
のではなく、基膜1の片半部に取付けるも任意で
ある。
こうして成形された包装袋は、袖膜3が一方の
被覆膜2a又は2a′に取付けられている場合に
は、袖膜3上にすし飯を載せ、該袖膜3の左右突
出部分を夫々折り返してすし飯の両端を被覆し、
袋をすし飯胴部に沿つて巻き付け、端末部をテー
プ等によつて貼付け固定して店頭に陳列し、販売
される。また袖膜3が基膜1の片方半部に取付け
られている場合には、袖膜取付側の被覆膜にすし
飯を載置し、上記と同様に包装被覆する。尚、端
末部の固定テープ等の代りに点シール等の部分の
シールを施すも任意である。
次にこの包装袋を用いて包装された海苔イとす
し飯ロとを喫食する場合について説明すると先
ず、テープ等の端末固定を剥がして第6図の状態
まで巻き戻す。このときすし飯ロの両端を被覆せ
る袖膜を折り戻してすし飯ロを完全に露出させ
る。次に被覆膜2a′を引き剥がして海苔イを半分
露出させ、第7図のようにすし飯ロを海苔イの露
出部上に移動載置させる。このとき、すし飯ロは
棒状を呈しているので、海苔イの露出側を若干低
くするだけで自然に回転移動し、一切手を触れる
ことなく海苔イ上にすし飯ロを移動載置せしめ得
る。これを第8図のように、海苔イをすし飯ロに
巻き付ければ手巻鮨が出来上り、手と飯が一切触
れないので、手がべとつかず、喫食後の手洗いを
必要としない。
また第9図は他の実施例を示し、基膜1を両端
から折り返してその端部どうしを略中央付近にて
適宜幅重ね合せ、この折り返し片1a,1a′によ
り仕切膜2を形成し、一方の折り返し片1a上に
袖膜3を左右対称にはみ出すようにして重ね、上
記基膜1と仕切膜2との間に海苔イを挾んで該基
膜1及び仕切膜2の左右側縁に沿つてヒートシー
ルしたものである。このようにして成形すれば、
使用するフイルムの数が減少し製造工程を一層簡
略化し得る。
(考案の効果) 本考案によれば、ヒートシール性を有する基膜
に、ヒートシール性を有する二枚の被覆膜を適宜
幅重ね合せてなる仕切膜を被せ、この仕切膜と基
膜との四辺を略一致させて閉口すると共に内部に
海苔を収納し、上記被覆膜の一方又は基膜の片半
部に、その左右側縁より外方に所定幅突出し且つ
ヒートシール性を有する袖膜を重ね、該袖膜を基
膜及び仕切膜の縁側に沿つてヒートシールするの
で、製袋と同時に海苔の収納が出来、従来のもの
の如く製袋後手作業により一枚一枚差し込む必要
はなく、作業時間の大幅な短縮が計れ大量生産し
得ると共に衛生的である。
また四辺を閉口せる包装袋内に海苔を収納して
いるので、輸送途中或は店頭陳列中などに包装袋
の端縁辺より湿気が浸入して海苔が湿気る恐れは
全くなく、喫食時まで海苔の風味を維持し得る。
更に、従来品の如き鉤状切欠作業を必要とせ
ず、ヒートシールのみ若しくはヒートシールと折
り返しのみにより製袋し得るので、製造工程上の
簡略化が計れる。
依つて、本考案は所期の目的を達成し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案包装袋の実施例を示し、第1図は
一部切欠して示す正面図、第2図は第1図の−
線に沿える縦断面図、第3図は第1図の−
線に沿える横断面図、第4図は第1図の−線
に沿える横断面図、第5図は重合の位置関係を示
す斜視図、第6図乃至第8図は海苔をすし飯に巻
回する手順を示す説明図、第9図は他の実施例を
一部切欠して示す正面図、第10図は従来例を一
部切欠して示す正面図である。 尚、図中、1……基膜、2……仕切膜、2a,
2a′……被覆膜、3……袖膜、c……ヒートシー
ル部、イ……海苔、ロ……すし飯を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒートシール性を有する基膜に、ヒートシール
    性を有する二枚の被覆膜を適宜幅重ね合せてなる
    仕切膜を被せ、この仕切膜と基膜との四辺を略一
    致させて平行すると共に内部に適宜数の突出シー
    ル部を設けて海苔を収納し、上記被覆膜の一方又
    は基膜の片半部に、その左右側縁より外方に所定
    幅突出し且つヒートシール性を有する袖膜を重
    ね、該袖膜を基膜及び仕切膜の縁側に沿つてヒー
    トシールした巻鮨用の包装袋。
JP1984144183U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0356237Y2 (ja)

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JP1984144183U JPH0356237Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP1984144183U JPH0356237Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6159579U JPS6159579U (ja) 1986-04-22
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JPS59170485U (ja) * 1983-04-27 1984-11-14 遠藤 末吉 巻寿し包装用シ−ト

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JPS6159579U (ja) 1986-04-22

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