JPH0356158A - 板状ワークの自動塗装ラインの制御装置 - Google Patents

板状ワークの自動塗装ラインの制御装置

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JPH0356158A
JPH0356158A JP19240089A JP19240089A JPH0356158A JP H0356158 A JPH0356158 A JP H0356158A JP 19240089 A JP19240089 A JP 19240089A JP 19240089 A JP19240089 A JP 19240089A JP H0356158 A JPH0356158 A JP H0356158A
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booth
painting
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workpiece
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Minoru Kano
加納 實
Katsuyuki Kiriyama
桐山 克之
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Komatsu Wall Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動塗装ライン、殊に、同時に異なるワー
クを混在して処理することができる自動塗装ラインを制
御するための自動塗装ラインの制御装置に関する。
従来技術 搬送ラインに沿って複数のブースを縦続配夕lル、これ
らのブースに対し、一方からワークを搬入すると、各ブ
ースごとにワークの特定個所を順次自動塗装して行くよ
うにした自動塗装ラインが知られている。このときのワ
ークは、たとえば、チェーンコンベヤ形式の搬送ライン
に吊り下げられて搬送され、各ブースにおいては、塗装
ロボットにより、ワークの前面、裏面、左側面、右側面
等が順次塗装されて行き、また、ワークは、最終ブース
に後続する乾燥ラインを通過することにより、所定のす
べての塗装処理工程を完了した状態で排出することがで
きる。
このような自動塗装ラインにおいては、特定の形状の多
数のワークを連続して処理することが前提となっている
。すなわち、各ブースごとに配設されている塗装ロボッ
トの作動条件は、一般に、仕掛けられるワークの形状に
よって最適に定めなければならないものであるが、この
作動条件は、各ブースごとに配設したブースコントロー
ラを介してブースごとに設定する場合、これらのブース
コントローラの上位に位置する総括コントローラを介し
、すべてのブースに対して一括して設定する場合があり
、いずれにしても、一旦設定した作動条件は、連続して
仕掛けられる1ロットのワークに対して共通に使用され
るようになっている。
発明が解決しようとする課題 而して、かかる従来技術によるときは、ロフト単位の大
きな大量生産工場においてはよいとしても、小さなロフ
ト単位で生産を行なう場合には全く対応できないという
問題があった。すなわち、仕掛けるワークを変更する際
には、各ブースの塗装ロボットの作動条件を設定変更す
る必要があり、これを各ブースコントローラを介して行
なうとすれば、設定作業が極めて煩雑となる一方、総括
コントローラを介して行なうとしても、そこで設定され
る作動条件がすべてのブースに対して共通に使用される
ため、搬送ライン上のすべてのワークが排出されて始め
て設定作業が可能となり、したがって、ロフト切換えに
際し、過大な待ち時間が発生してしまうという問題が避
けられなかった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑
み、搬送ライン上の個々のワークの位置を検出するとと
もに、各ワークごとに塗装条仲データを決定し、ワーク
の進行に合わせて、その塗装条件データに基づく塗装ロ
ボットの制御データを各ブースごとに配信するようにす
ることによって、仕掛けるワークは、その形状の異なる
6のが混在しても何ら支障なく対応することができる自
動塗装ラインの制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、総括コ
ントローラと、搬送ラインに沿って配設したブースごと
に付設し、各ブースの塗装ロボットを制御する複数のブ
ースコントローラとからなり、総括コントローラは、搬
送ライン上の任意のワークが任意のブースに到達したこ
とを検知する到達検知手段と、そのワークに対する塗装
条件データを算出する塗装条件データ決定手段と、到達
検知手段からのワーク到達信弓に合わせ、所定のブース
コントローラに塗装条件データを送出するデータ送出手
段とを備え、ブースコントローラは、総括ココントロー
ラからの塗装条件データを入力し、塗装ロポットを制御
するための制御データを作成する制御データ作成手段を
備えることをその要旨とする。
なお、ブースコントローラは、塗装条件設定器を備え、
制御データ作成手段は、総括コントローラからの塗装条
件データに代え、塗装条件設定器からの設定塗装条件デ
ータを切換え使用できるようにしてもよく、また、この
設定塗装条件データを下流側のブースコントローラに転
送可能としてもよい。
さらに、ブースコントローラは、補正塗装条件データを
設定して制御データ作或手段に出力する補正設定器を備
えることもできる。
作用 而して、この構或によるときは、総括コントローラは、
到達検知手段により、特定のワークが特定のブースに到
達したことを検知するとともに、塗装条件決定手段によ
り、各ワークに対応する塗装条件データを算出し、到達
検知手段からのワーク到達信号に合わ,仕て所定のブー
スコントローラに塗製条件データを送出することかでき
る。一方、ブースコントローラは、総括コントローラか
らの塗装条件データを使用し、塗装ロボットを制御する
ための制御データを作ることができる。したがって、こ
のシステムにおいては、搬送ライン上に仕掛けられるワ
ークは、個別にその位置がトレースされ、しかも、個別
に塗装条イノ[データが算出されることになり、その塗
装条件データは、ワークの到達したブースに対応するブ
ースコントローラに送出される。
そこで、ブースコントローラは、総括コントローラから
の塗装条件データに従って制御データを定めることによ
り、特定のワークが特定のブースに到達するごとに、そ
のワークに適合するように、そのブースの塗装ロボット
を作動させることができる。すなわち、各ブースの塗装
ロボットは、先なる形状のワークが混在して仕掛けられ
ても、そのそれぞれに対して適確に対応することが可能
である。
ブースコントローラに塗装条件設定器を備えれば、総括
コントローラからの塗装条件データに代えて設定塗装条
件データを切換え使用して制御データを作成することが
でき、したがって、総括コントローラを使用しないで、
各ブースごとの手動制御動作を実現することができる。
また、設定塗装条件データを下流側のブースコントロー
ラに転送できるようにすれば、ワークが下流側に搬送さ
れて行くに従い、上流側で設定した設定塗装条件データ
を順次適用して、下流側のブースの塗装ロボットを制御
することができる。
また、ブースコントローラに補正設定器を備えれば、塗
装条件データまたは設定塗装条件データに加えて、補正
塗装条件データを使用して制御データを作ることができ
るので、たとえば、枠形のような変形ワーク等の場合に
も、一層適確な対応が可能となる。
以上のように作用するものである。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
自動塗装ラインの制御装置は、総括コントローラ10と
、複数のブースコントローラ20、20・・・とを組み
合わせてなる(第1図、第2図)。たたし、ブースコン
トローラ20、20・・・は、搬送ラインLに沿って縦
続して配列されたブースB,B・・・に対応して配設さ
れているものとする。
搬送ラインLは、たとえば、無端の循回形のチェーンコ
ンベヤであって、多数のワークを吊り下げて連続的に搬
送することができる。搬送ラインLには、搬入ステーシ
ョンWS1と搬出ステーションWS2とが設けられ、搬
入ステーションWSIにおいて搬送ラインLに仕掛けら
れるワークは、第2図の矢印K方向に搬送されてプース
B1B・・・、乾燥ラインDBを通過することにより、
連の塗装乾燥仕上げ処理が行なわれ、搬出ステーション
WS2において排出されるものとする。ただし、ブース
B,B・・・は、その上流側から、たとえば、天地面塗
装用、前面塗装用、裏面塗装用、右側面塗装用、左側面
塗装用の各ブースであり、それぞれ、連続的に搬送され
るワークの所定面を塗装するための塗装ロボントB1を
備えている。
搬入ステーションWSIの出口近傍には、位置センサP
Sが配設されている(第2図、第3図)。
位置センサPSは、たとえば投光器PSIと受光器PS
2との組合せからなり、搬送ラインLを形或するチェー
ンコンベヤC}ILを運転走行するとき、その先軸PS
3に対し、チェーンコンベヤC}ILに等ピッチに突設
したドッグDi SDi・・・が交錯することにより、
搬送ラインLによって搬送されるワークWの搬送位置を
倹出することができる。
ブースBSB・・・の上流側には、門形のセンサゲ−ト
Gが配設され(第2図、第4図)、センサゲートG上に
は、多数の投光器GS1、GS1・・・受光器GS2 
、GS2・・・の組合せからなるゲートセンサGSが上
下に配列されている。ただし、搬送ラインLによって搬
送されるワークWは、センサゲートGを通過するとき、
ゲートセンサGSの光軸GS3 、GS3・・・を横切
るものとする。
総括コントローラ10は、ワーク位置検出手段11、1
1・・・と、到達検知手段12、12・・・と、データ
送出手段13、13・・・と、塗装条件決定手段14と
を主要要素としてなる(第5図)。
ワーク位置検出手段11、11・・・は、搬送ラインL
上に一度に装萄されるワークWSW・・・の最大個数に
等しい数が用意されているものとし、そのそれぞれには
、位置センサPSの出力と、搬入ステーションWSlか
らワークWの搬入ごとに発信されるワーク搬入信号St
とが入力されている。
ワーク位置検出手段11、1l・・・の各出力は、到達
検知千段12、12・・・の比較手段12a,12a・
・・に分岐人力されている。
到達検知手段12、12・・・の数は、ブースB1B・
・・の総個数に等しく用意されているものとし、そのそ
れぞれは、比較手段12aとブース位置設定RH12b
との組合仕からなる。比較手段12a、12a・・・の
各出力は、ワーク到達信号Sw,Sw・・・として、ブ
ースB,B・・・と同数のデータ送出手段13、13・
・・に入力されている。
位置センサPSの出力は、ゲートセンサGSの出力とと
もに、ワーク幅検出千段15にも分岐入力され、その出
力は、塗装条件決定千段14に入力されている。塗装条
件決定手段14には、ゲートセンサGSの出力が分岐入
力される他、図示しない操作卓を介して指定される色指
定信号S2が人力されており、また、塗装条件決定手段
14の出力は、塗装条件データPdとして、データ送出
手段13、13・・・を介し、外部に引き出されている
。ただし、データ送出手段13、13・・・から出力さ
れる塗装条件データPdには、到達検知手段12、12
・・・からのワーク到達信号Swも付帯されているもの
とする。
総括コントローラ10からの塗装条件データPct,P
d・・・とワーク到達信号SwSSw・・・とは、ブー
スコントローラ20、20・・・に配信されている(第
1図)。
各ブースコントローラ20は、制御データ作成手段21
と、塗装条件設定器22と、補正設定器23と、圧力設
定器24とを備えてなり(第6図)、総括コントローラ
10からの塗装条件データPdとワーク到達信号Svと
は、制御データ作成手段21に入力されている。また、
制御データ作或手段21には、塗装条件設定器22、補
正設定器23、圧力設定器24からの設定塗装条件デー
タPdl、補正塗装条件データPd2、圧力設定データ
Psの他、上流側のブースコントローラ20から送出さ
れる設定塗装データPdlが併せ入力されている。制御
データ作成手段21には、さらに、切換スイッチSWI
 、SW2が接続されている。
制御データ作成手段21の出力は、制御データCdとし
て、対応するブースBに出力される他、設定塗装条件デ
ータPdlが、下流側のブースコントローラ20に送出
されている(第1図)。
ブースBSB・・・は、それぞれ、塗装ガンBll、B
ll・・・付きの塗装ロボッ}Blを有し、塗装ガンB
ll、Bl1・・・には、圧力調整弁PVを介し、共通
のエア源ACからの圧力エアが供給されている。
また、ブースBには、異なる色彩の塗料タンクB2 、
B2・・・と、各塗料タンクB2からの塗料を、切換弁
CVを介して塗装ガンBll, Bll・・・に圧送す
る塗料ポンプB21、B21・・・とが配設されている
ブースコントローラ20からの制御データcdは、塗装
ロボッF−BL、切換弁C■、圧力調整弁PVに分岐入
力されている。
かかる構或の自動塗装ラインの制御装置の作動は、次の
とおりである。
搬送ラインLを運転すると、位置センサPSは、ドッグ
DI 、Di・・・の取付けピッチに応してパルス列を
発信する。一方、搬入ステーションWSIにおいてワー
クWを搬送ラインLに搬入するとき、ワーク搬入信号S
Lが総括コントローラ10に発信されるものとすれば(
第5図)、ワーク位置検出手段11、11・・・は、ワ
ーク搬入信号S1が入力された時点以降の位置センサP
Sからのパルス列を計数することにより、搬送ラインL
上の任意のワークWの位置を検出することができる。た
だし、ワーク位置検出手段11、11・・・は、それぞ
れ、搬送ラインL上の異なるワークWSW・・・に対応
させ、そのそれぞれの位置を検出して出力するものとす
る。なお、位置センサPSからのパルス列は、それを適
当に分周または倍周することにより、ドッグD1、D1
・・・の取付けピッチとは異なる検出分解能を実現する
ことが可能である。
このようにして、ワーク位置検出手段11、11・・・
がワークWSW・・・の位置を検出するから、到達検知
手段12、12・・・は、それぞれ、ワーク位置検出手
段11、11・・・の出力を利用して、任意のワークW
が任意のブースBに到達したことを検知し、ワーク到達
信号Swを出力することができる。すなわち、到達検知
手段12は、比較千段12aにより、特定のブースBの
位置を設定記憶するブース位置設定器12bの内容と、
ワーク位置検出手段11、11・・・の内容とを比較し
、両者が一致するとき、そのワーク位置検出手段1.1
に対応するワークWが、到達検知手段12に対応するブ
ースBに到達したと判断するものである。
一方、ゲートセンサGSは、センサゲートGを通過する
ワークWの長さhを検出することかでき、また、ワーク
幅検出手段15は、位置センサPSの出力とゲートセン
サGSの出力とを使用して、ワークWの幅Wを検出する
ことができる。すなわち、ワーク幅検出手段15は、ゲ
ートセンサGSを形成する投光器GS1、GS1・・・
、受光器GS2 、GS2・・・のうち、その1組以上
が作動している状態における位置センサPSからのパル
ス列を計数することによって、ワークWの幅Wを検出す
るものとする。ただし、このときの幅Wの検出分解能も
、ドッグD1、D1・・・の取付けピッチと同一にして
もよく、また、異ならせてもよい。
塗装条件決定手段14は、このようにして検出されるワ
ークWの幅W、長さhと、別に指示される色指定信号S
2により、そのワークWに対する塗装条件データPdを
算出決定する。ただし、ここで、塗装条件データとは、
特定のブースBにおける塗装ロボットBlの作動条件を
定めるための基本データをいうものとし、たとえば、塗
装ロボットB1が、塗装ガンBll、Bll・・・を上
下に往復移動して、矢印K方向に搬送されるワークWの
前面を塗装するときはく第7図)、各塗装ガンBllの
塗装可能而積Bla、ワークWの搬送速度と塗装ガンB
ll、Bll・・・の上下動速度の比(第7図における
妨装ガンBllの相対移動軌跡Bibの傾き)、ワーク
Wの幅W等を考慮して定める塗装ロボットB1の所要往
復回数が主要データであり、さらに、色指定信号S2に
基づく使用塗料の指定情報をも含むものとする。
なお、塗装条件データPdは、ブースBSB・・・に対
して共通のものであってもよいが、ブースBごとに塗装
ロボットBlや塗装ガンBllSBll・・・の仕様が
累なるときは、ブースB,B・・・ごとに異なる内容の
ものとしてもよいものとする。
このようにして決定される塗装条件データPdは、ワー
クWごとに算出されるものであり、これがデータ送出手
段13、13・・・に出力される。
方、到達検知手段12、12・・・からは、特定のワー
クWが特定のブースBに到達した旨を示すワーク到達侶
号Swが出力されるから、データ送出手段13、13・
・・は、これを使用して、ワークWが到達したブースB
に対応するブースコントローラ20に対し、そのワーク
Wに関する塗装条件データPdと、ワーク到達信号Sv
とを出力することができる。このとき、塗装条件データ
Pdが同−のワークWについてブースBごとに兄なるも
のであるときは、データ送出手段13、13・・・は、
フースBSB・・・ごとに、所定の塗装条件データPd
を出力するものとする。
ブースコントローラ20の制御データ作成手段21は、
総括コントローラ10からの塗装条件データPdを使用
して、ブースBの塗装ロボットB1を制御するための制
御データCdを作成する。
この際、制御データ作成手段21は、切換スイッチSW
1が自動側の場合には、総括コントローラ10からの塗
装条件データPdを使用するが、これが手動側の場合は
、塗装条件設定器22に設定される設定塗装条件データ
Pdlを使用するものとする。
また、制御データ作成手段21は、制御データCdを作
成するに際し、補正設定器23に設定される補正塗装条
件データPd2を参照する。ここで、補正塗装条件デー
タPd2とは、ワークWの上下左右の各周縁部における
正負方向の補正寸法δIa,δlb,δ2a、δ2b・
・・をいうものとし(第7図)、これを設定することに
より、制御データ作成手段21は、塗装ガンBll, 
Bll・・・が、その相対移動軌跡Bib上において、
たとえば、同図の一点鎖線の枠状の範囲内においてのみ
作動するように、制御データCdを定めることができる
制御データCdには、圧ノJ設定器24に設定される設
定圧力Psを含むものとし、さらに、ワーク到達信< 
S wに基づく塗装ロボッ11の起動信号、色指定信号
S2に基づく色指定情報、塗装条件データPdまたは設
定塗装条件データPdlに基づく塗装ロボットB1の所
要往復回数等、ブースB内のすべての機器の制御条件が
含まれるものとする。
なお、ブースコントローラ20に対しては、さらに上流
側のブースコントローラ20からの設定塗装条件データ
Pdlが供給されるが、このものは、切換スイッチSW
2がシフト側に切り換えられているときに、制御データ
作成手段21が、塗装条件設定器22からの設定塗装条
什データPdlを下流側のブースコントローラ20に転
送するものである。制御データ作成手段2↑は、切換ス
イッチSW1が手動側にあり、しかも、上流側のブース
コントローラ20からの設定塗装条件データPdlが供
給されているときは、自己の属するブースコントローラ
20内の塗装条什設定器22からの設定塗装条件データ
Pdlを使用せず、上流側のブースコントローラ20か
らのそれを使用する。すなわち、切換スイッチSW2を
単独側に切り換えるときは、設定塗装条件データPdl
は、そのブースコントローラ20においてのみ使用され
るが、切換スイッチSW2がシフト側にあるときは、同
一の設定塗装条件データPdlを下流側のブースコント
ローラ20に転送し、そこにおいても使用スることかで
きる。
ブースコントローラ20から制御データCdが供給され
ると、ブースB内の塗装ロボットB1等は、直ちに作動
を開始し、そのブースBに到達したワークWの所定個所
に対する塗装作業を実行することができる。このとき、
圧力調整弁PVは、圧力設定器24に設定される設定圧
力Psに従ってコントロールされ、また、切換弁C■、
塗料ポンプB21、B21・・・は、制御データCdに
含まれる色指定情報に基づいて、それぞれ所定の塗料タ
ンクB2内の塗料を塗装ガンBll、Bll・・・に送
出するように作動することができる。したがって、ワー
クWは、切換スイッチSW■が自動側の場合は、総括コ
ントローラ10からの塗装条件データPdに基づいて所
定の塗装が行なわれ、また、切換スイッチSWIが手動
側の場合は、対応するブースコントローラ20、または
、その上流側のブースコントローラ20の塗装条件設定
器22からの設定塗装条件データPdlに基づく塗装作
業を実行することができる。
以上の動作内容は、搬送ラインL上の任意のワークWが
任意のブースBに到達したときにそのまま適用されるも
のであるから、結局、このシステムでは、搬送ラインL
に仕掛けられるワークW1W・・・が個別に異なるもの
であったとしても、切換スイノチSWIが自動側である
限り、各ブースBにおける塗装ロボットB1等の作動条
件は、ワークWごとに決定される塗装条件データPdに
基ついて決定され、ワークWごとに適応することかでき
る。
以上の説明において、塗装条件決定手段14は、塗装条
件データPdを作或するに当り、ワークWの幅W,長さ
h以外のデータを使用するようにしてもよい。たとえば
、天地面塗装用のブースBにおいては、ワークWの厚さ
方向に塗装ガンBILBit・・・を配列し、ワークW
の厚さによってその作動個数を制御するための情報を制
御データCdに含ませればよく、そのときは、塗装条件
決定千段14には、ワークWの厚さ検出用センサの出力
を併仕入力するようにするとよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、総括コントロ
ーラとブースコントローラとを組み合わせ、前者は、搬
送ライン上の各ワークが特定のブースに到達したことを
検出して、当該ワークの形状寸法等に基づく塗装条件デ
ータをワーク到達信号とともに各ブースコントローラに
配信し、後者は、この塗装条件データに基づいて各ブー
ス内の塗装ロボット等を制御するため制御データを作成
するようにすることによって、搬送ラインに仕掛けられ
るワークは、その位置が個別にトレースされ、それが到
達したブースごとに、そのワークに適合する作動条件を
実現することができるから、形状の異なるワークが混在
して搬送ラインに仕掛けられたとしても、何ら支障なく
対応することができ、ロフト単位の小さな生産ラインに
対しても十分に適用することができるという優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第′1図ないし第7図は実施例を示し、第1図は全体系
統図、第2図はシステムの概略構戊図、第3図と第4図
は要部斜視説明図、第5図と第6図は要部系統図、第7
図は動作説明図である。 W・・・ワーク L・・・搬送ライン B・・・ブース B1・・・塗装ロボット Pd・・・塗装条件データ Pdl・・・設定塗装条件データ Pd2・・・補正塗装条什データ Sw・・・ワーク到達信号 Cd・・・制御データ 10・・・総括コントローラ 12・・・到達検知手段 13・・・データ送出手段 14・・・塗装条件決定手段 20・・・ブースコントローラ 21・・・制御データ作成手段 22・・・塗装条件設定器 23・・・補正設定器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)総括コントローラと、搬送ラインに沿って配設した
    ブースごとに付設し、各ブースの塗装ロボットを制御す
    る複数のブースコントローラとからなり、前記総括コン
    トローラは、搬送ライン上の任意のワークが任意のブー
    スに到達したことを検知する到達検知手段と、当該ワー
    クに対する塗装条件データを算出する塗装条件データ決
    定手段と、前記到達検知手段からのワーク到達信号に合
    わせ、所定の前記ブースコントローラに塗装条件データ
    を送出するデータ送出手段とを備え、前記ブースコント
    ローラは、前記総括コントローラからの塗装条件データ
    を入力し、塗装ロボットを制御するための制御データを
    作成する制御データ作成手段を備えることを特徴とする
    自動塗装ラインの制御装置。 2)前記ブースコントローラは、塗装条件設定器を備え
    、前記制御データ作成手段は、前記総括コントローラか
    らの塗装条件データに代え、前記塗装条件設定器からの
    設定塗装条件データを切換え使用可能であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の自動塗装ラインの制
    御装置。 3)前記ブースコントローラは、設定塗装条件データを
    下流側のブースコントローラに転送可能であることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の自動塗装ラインの
    制御装置。 4)前記ブースコントローラは、補正塗装条件データを
    設定して前記制御データ作成手段に出力する補正設定器
    を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか記載の自動塗装ラインの制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109576763A (zh) * 2018-12-21 2019-04-05 武汉职业技术学院 一种检测电泳涂装电压及时间的装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158150A (ja) * 1986-12-22 1988-07-01 Honda Motor Co Ltd 塗装制御システム

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JPH0624655B2 (ja) 1994-04-06

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