JPH0356151Y2 - - Google Patents

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JPH0356151Y2
JPH0356151Y2 JP19424886U JP19424886U JPH0356151Y2 JP H0356151 Y2 JPH0356151 Y2 JP H0356151Y2 JP 19424886 U JP19424886 U JP 19424886U JP 19424886 U JP19424886 U JP 19424886U JP H0356151 Y2 JPH0356151 Y2 JP H0356151Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車用ブレーキレバー装置のブラ
ケツトカバー(以下カバーという)の改良に関す
る。
(従来の技術) 第8図はドロツプハンドル用の一般的なブレー
キレバー装置の斜視図を示している。
このブレーキレバー装置1は、操作レバー2を
枢支する左右方向に配置される枢支軸3をブラケ
ツト4で支持し、該ブラケツト4は後方に装着さ
れるバンド体5によりハンドルバー6に取り付け
られる構成とされている。
前記ブラケツト4は、前記枢支軸3を支持する
左右側壁7,8と、下壁9と、上壁10を有し、
更に該上壁10から前方突出状に延設されると共
に上方にやや膨隆し、且つ前記操作レバー2の上
端面2′を当接係止する下端面11′を有する突出
部11を具備した略箱形に形成されている。
また前記突出部11は、上端に前後車輪側のブ
レーキ装置(図示省略)に連係されるブレーキワ
イヤのインナワイヤを挿通する上下方向貫通状の
挿通孔12が開設され、前端面には該挿通孔12
に至る切割13が設けられている。
特にドロツプハンドルの自転車の場合、通常走
行時には、上述のようなブレーキレバー装置1の
ブラケツト4を握持して繰向するが、この装置1
は一般的に全体が金属材料で形成されている為に
冷たく、また滑りやすく、手で握る際の感触が好
ましくないので、ブラケツト4は第7図に外観斜
視図を示すようなカバー80で被覆される。
このカバー80は、図のように上記ブラケツト
4の各壁7,8,9,10及び突出部11を套嵌
密着状に覆うべく、これらに対応して、左右側壁
覆部81,82、下壁覆部83、上壁覆部84及
び突出部覆部85を有し、該突出部覆部85に
は、突出部11の挿通孔12に連通するように開
口86が設けられており、前後方向開口状筒形に
弾力性及び伸縮性を有するエストマーで全体的に
略均一の厚みで形成されている。
このように、従来のカバー80はブラケツト4
と略同一の形状となつていたが、カバー80は軟
質のエラストマーにて形成されている為に、強度
的な理由から突出部覆部85には突出部11の切
割13に対応する切割部分が設けられていなかつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 第9図は上記従来のカバー80でブラケツト4
を被覆した状態のブレーキレバー装置1の側面図
を示している。
ブレーキレバー装置1の操作レバー2とブレー
キワイヤ14との連結は、カバー80を用いない
場合はブラケツト4の挿通孔12に至る切割13
を利用して簡単に行えるが、カバー80を用いた
場合は上述のようにカバー80には切割13に対
応する切割部分が無い為に、アウタワイヤ14a
内にセツトされているインナワイヤ14bを一旦
抜き取つて、挿通孔12と開口86を通して再び
アウタワイヤ14a内にインナワイヤ14bを挿
入するとういう操作が必要で非常に面倒であつ
た。
また、従来のカバー80は全体が略均一の厚み
で形成されている為、第10図に示すように、カ
バー80の左右側壁覆部81,82の後方端81
a,82aのハンドルバー6への密着性が悪く、
ブレーキレバー装置1とハンドルバー6との段差
が出来てしまい非常に外観体裁も悪かつた。
(問題点を解決する為の手段) そこで本考案は、ブレーキレバー装置とブレー
キワイヤとの連結が容易で、しかもハンドルバー
への密着性が良く、外観体裁も良好なカバーを提
供することを目的として、 カバーの構成をブレーキレバー装置1のブラケ
ツト3の突出部11を除く左右側壁7,8、下壁
9及び上壁10、を套嵌密着状に覆うべく、これ
らに対応して左右側壁覆部21,22、下壁覆部
23及び上壁覆部24を有して、前後方向開口状
筒形に弾力性及び伸縮性を有するエラストマーで
形成され、前記下壁覆部及び上壁覆部の後方端2
2a,24aは、ハンドルバー6に沿つて密接す
るように円弧状且つ薄肉状とされ、更に各壁覆部
の外面は手の滑りを防止する凹凸模様が形成され
て粗面状とされている。
(作用) カバー20はブラケツト4の左右側壁7,8、
下壁9及び上壁10を被覆し、突出部11を露出
するのでブレーキレバー装置1の操作レバー2と
ブレーキワイヤ14との連結が容易である。
また、下壁覆部23及び上壁覆部24の後方端
23a,24aは、薄肉状とされ可撓性が高くま
た円弧状とされているので好適にハンドルバー6
に沿つて密接する。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は第1実施例のカバーの外観斜視図を示
している。
このカバー20は、弾力性及び伸縮性を有する
ゴム等のエラストマーを素材として例えば射出成
形手段により成形されたもので、その外観形状は
図のように従来の技術の項で説明した第8図のブ
レーキレバー装置1のブラケツト4の突出部11
を除く左右側壁7,8、下壁9及び上壁10を套
嵌被覆するように、これに対応して左右側壁覆部
21,22、下壁覆部23及び上壁覆部24を有
して、前後方向開口状筒形とされ、各壁覆部の内
面側の大きさはブラケツト4と同じか、これより
やや小さめとされてその素材による伸縮性によつ
てブラケツト4を密着状に套嵌するようになつて
いる。
また、第2図及び第3図から明らかなように後
方開口縁、即ち各壁覆部後方端21a,22a,
23a,24aはハンドルバー6に可撓性を高め
て密着状となるように全周に亘つて薄肉状とされ
ると共に、下壁覆部23及び上壁覆部24の後方
端23a,24aは円弧状されている。
更に前方開口縁、即ち各壁覆部の前方端21
b,22b,23b,24bも、全周に亘つてブ
ラケツト4の前方に該カバー20の厚みによる段
差を無くし、密着状となるように薄肉状とされて
いる。
次に第4図は第2実施例のカバー60の外観斜
視図を示しており、これは第5図に示すブレーキ
レバー装置40用のものである。
このブレーキレバー装置40も、操作レバー4
1を枢支する左右方向に配置される枢支軸42を
ブラケツト43で支持し、該ブラケツト43は後
方に装着されるバンド体44によりハンドルバー
6に取り付けられるという基本的構成は第8図に
示すブレーキレバー装置と同じである。
更にこれを詳しく説明すると、ブラケツト43
は、前記枢支軸42を支持する左右側壁45,4
6と、下壁47と、上壁48を有して成り、 前記左右側壁45,46には前記枢支軸42を
支持する支持片45′,46′が前方突出状に延設
され、 更に前記上壁48からは前方突出状に延設され
ると共に上方にやや膨隆し、且つ前記操作レバー
41の上端面41′を当接係止する下端面49′を
有する突出部49を具備した略箱形に形成されて
いる。
また、このブラケツトは、主にコストダウンの
要請から合成樹脂を素材として例えば射出成形手
段により成形されている。
ところが、合成樹脂製のブラケツトの場合、強
度的な問題から一般的な金属のものより各壁の肉
厚を厚いものとしなければならなかつた。
従つて、このように合成樹脂でブラケツトを成
形した場合は金属製のものよりもブラケツトはや
や大きなものとなり、これを更にブラケツトの形
状と略同じ従来のブラケツトカバーで被覆した場
合、握持するにはやや太過ぎるという結果になつ
ていた。
そこで本実施例の場合、レバー操作によつて大
きな力のかかる枢支軸を支持する部分は従来の合
成樹脂製のブラケツトの厚みとして、即ち、前記
支持片45′,46′及び突出部49より後方に各
壁にわたつて段部51を形成して、これより後方
部分の厚みを薄くしてやや細く、くびれたように
成し、更に左右側壁には溝53が設けられ、下壁
47及び上壁48の後方端47a,48aのハン
ドルレバー6に接する部分が円弧状とされてい
る。
また、このブラケツトの場合、第6図に示すよ
うにブレーキワイヤ14はハンドルバー6に添接
あるいは内通され、ブラケツト43内部を通して
操作レバー41に連結する構成となつており、こ
の為図示のものはブラケツト43の左右側壁4
5,46の一方にブレーキレバー14の引き込み
孔50が設けられ、図示は省略するが、内部には
前後方向にインナワイヤを挿通する挿通孔とアウ
タワイヤを係止する係止部を備えている。
一方本実施例のカバー60は弾力性及び伸縮性
を有するゴム等のエラストマーを素材として例え
ば射出成形手段により成形されたもので、その外
観形状は上述のブラケツト43の突出部49及び
支持片45′,46′を除く即ち左右側壁45,4
6、下壁47及び上壁48の段部51より後方の
を套嵌密着状に覆うように、これらに対応して左
右側壁覆部61,62、下壁覆部63及び上壁覆
部64を有して、前後方向開口状筒形とされ、各
壁覆部の内面側の大きさはブラケツト43の前記
各壁の段部51より後方部分と同じか、これより
やや小さめに形成されており、厚みは段部51の
段差と略同じとされている。
また、第6図から明らかなように下壁覆部63
及び上壁覆部64の後方端63a,64aはハン
ドルバー6に好適に密着状となるように薄肉状と
されると共に円弧状とされ、左右側壁覆部61,
62の内面側には、ブラケツト43の前記溝5
3,53に嵌入される突部65,65が設けられ
ている。
更に、各壁覆部の外面は凹凸模様が形成されて
粗面状とされ、これを握持する手が滑らないよう
に構成されている。
従つて、前記ブラケツト43をこのカバー60
で被覆すれば、前記溝53,53に突部65,6
5が嵌入されカバー60がずれたり回転してしま
うことが無い。また、ブラケツト43の突出部4
9及び支持片45′,46′とカバー60の外面は
段差なく面一となり、外観体裁も良く、把持部分
が太過ぎて握り難いとういうことも無い。更にブ
ラケツト43を成形する合成樹脂の色とカバー6
0の色を異なつたものとすれば意匠的効果も大き
いものとすることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、カバー20はブラケツト1の
左右側壁7,8、下壁9、及び上壁10を被覆
し、突出部11を露出するのでブレーキレバー装
置1の操作レバー2とブレーキワイヤ14との連
結が容易であり、 更に従来のように突出部覆部がないので、素材
の節約及び金型の単純化によるコストダウンが図
れ、また下壁覆部23及び上壁覆部24の後方端
23a,24aは、薄肉状とされ可撓性が高く且
つ円弧状とされている為、好適にハンドルバー6
に沿つて密接するのでブレーキレバー装置1とハ
ンドルバー6との境目に段差が出来ないのでブレ
ーキレバー装置1の外観体裁も良く、握り心地の
非常に良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例のカバーの外観斜視図、第
2図は同カバーのブラケツト被覆状態を示す一部
破断側面図、第3図は第2図の−線断面矢視
図、第4図は第2実施例のカバーの外観斜視図、
第5図は同カバーで被覆するブラケツトを有する
ブレーキレバー装置の外観斜視図、第6図は同カ
バーの被覆状態を示す一部破断側面図、第7図は
従来のカバーの外観斜視図、第8図は一般的なブ
レーキレバー装置の外観斜視図、第9図は従来の
カバーのブラケツト被覆状態を示す一部破断側面
図、第10図は第9図の−線断面矢視図を示
す。 1,40……ブレーキレバー装置、4,43…
…ブラケツト、6……ハンドルバー、7,8,4
5,46……左右側壁、9,47……下壁、1
0,48……上壁、11,49……突出部、2
1,22,61,62……左右側壁覆部、23,
63……下壁覆部、24,64……上壁覆部、2
3a,63a……下壁覆部の後方端、24a,6
4a……上壁覆部の後方端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作レバー2を枢支する左右方向に配置される
    枢支軸3を支持する左右側壁7,8と、下壁9と
    上壁10を有し、更に該上壁10から前方突出状
    に延設されると共に上方にやや膨隆し、且つ前記
    操作レバー2の上端面2′を当接係止する下端面
    11′を有する突出部11を具備した略箱形に形
    成され、後方に装着されるバンド体5により自転
    車のハンドルバー6に取り付けられる自転車用ブ
    レーキレバー装置1のブラケツト4の、 前記突出部11を除く左右側壁7,8、下壁9
    及び上壁10を套嵌密着状に覆うべく、これらに
    対応して左右側壁覆部21,22、下壁覆部23
    及び上壁覆部24を有して、前後方向開口状筒形
    に弾力性及び伸縮性を有するエラストマーで形成
    され、前記下壁覆部23及び上壁覆部24の後方
    端23a,24aは、ハンドルバー6に沿つて密
    接するように円弧状且つ薄肉状とされ、更に各壁
    覆部の外面は手の滑りを防止する凹凸模様が形成
    されて粗面状とされていることを特徴とする自転
    車用ブレーキレバー装置のブラケツトカバー。
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