JPH0356143A - 一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物 - Google Patents

一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物

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JPH0356143A
JPH0356143A JP2185149A JP18514990A JPH0356143A JP H0356143 A JPH0356143 A JP H0356143A JP 2185149 A JP2185149 A JP 2185149A JP 18514990 A JP18514990 A JP 18514990A JP H0356143 A JPH0356143 A JP H0356143A
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bis
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methoxyphenyl
phosphino
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JP2185149A
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Pui Kwan Wong
ピユイ・クワン・ウオン
Johannes Jacobus Keijsper
ヨハンネス・ヤコブス・ケエイスペル
Willem Van Del Made Alexander
アレキサンダー・ウイレム・フアン・デル・マデ
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Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F4/00Polymerisation catalysts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和
化合物とのポリマーの製造において使用するのに適した
新規な触媒組成物に関する。
適切なポリマーは、一酸化炭素と1種以上のオレフィン
性不飽和化合物との直鎖状ポリマーであり、該ポリマー
は、一方の一酸化炭素由来の単位と他方の用いたオレフ
ィン性不飽和化合物由来の単位とが交互に結合している
。これらのポリマーは、モノマーを、■族金属と一般式 12     3      1     2(R  
R  P)2R  [式中、R およびR は同一でも
異っていてもよく、所望により極性置換された炭化水素
基であり、R3は2個のリン原子と結合し、2個のリン
原子の間に少なくとも2個の炭素原子が存在するような
構造を有する2価の有n基を表わす。1のビスホスフィ
ンとを含む触媒組成物と接触させることにより製造でき
ることが知られている。
前述のポリマー製造においては、反応速度および得られ
たポリマーの平均分子量の両方が重要な役割を果す。一
方では、ポリマー製造において達威される反応速度がで
きるだけ大きいのが望ましく、他方、ポリマーの可能な
適用に関しては、ポリマーの分子量が大きいほど有益で
ある。反ri5速度および分子量は両方とも重合中の温
度によって影響を受ける。不幸なことに、反応速度およ
び分子量に対する温度の影響は互いに相反し、他の反応
条件が等しい場合、反応温度が上昇すると反応速度は上
昇するが、得られたポリマーの平均分子量は減少する。
このため、実際には、得られるポリマーの平均分子量が
その目的とする用途に対して十分大きくなるような温度
で重合を行うこととなり、その結果生じる反応速度は受
け入れなければならない。
本出願人は、この状況を改善すべく研究を行った。そし
て、予期せぬことに、前記触媒組成物の性能が、ビスホ
スフインを一般式 12     5      1     2(R  
R  P>4R  [式中、R およびR は先に定義
したとおりであり、R5は411!Iのリン原子と結合
し、どの2個のリン原子の間にも少なくとも2個の炭素
原子が存在するような構造を有する4価の有機基を表わ
す。]のテトラキスホスフィンで置き換えすることによ
り、反応3!!度と製造されるポリマーの平均分子量と
の間の関係に関してかなり改善できることがわかった。
一般式1 2    3 (R  R  P)2R  のビスホスフィンを含右す
る最初の触媒組成物の性能を一般式 1 2    5 (R  R  P>4R  のテトラキス小スフィンを
含有する改良触媒組成物と比較すると、両組成物に対し
て反応速度が同じときは、改良組成物の方がより大きい
平均分子量を有するポリマー+与え、また両組成物を用
いて同じ平均分子場のポリマーを製造するときは、改良
組或吻の方がより大きい反応速度を示す。
触媒組成物のビスホスフィン或分をテトラキスホスフィ
ンで置き換えることにより達戊される有利な結果は、ビ
スホスフィンを一般式 1 2    4 (R  R  P’J  R  [式中、R1およびR
2は3 先に定義したとおりであり、R4は3個のリン原子と結
合し、どの2個のリン原子の間にも少なくとも21I]
の炭素原子が存在するようなM4造を有する3価の有機
基を表わす。1のトリスホスフィンで置き換えることに
より得られる結果と照らし合わせてみるとなお一層驚異
的である。ビスホスフィンをそのようなトリスホスフィ
ンで置き換えると、反応速度と得られるポリマーの平均
分子量との間の関係が公知のビスホスフインを用いた場
合よりもかなり弱体化したものになった。
本発明に係るポリマーは、該ポリマーが不溶または本質
的に不溶な希釈剤中での懸濁液として製造できる。ポリ
マーの製造をバッチ式で行うと、生成するポリマーの一
部が反応器の壁および内部においてクラスト( cru
st)として析出する。この反応器への付着現象は非常
に不利であり、例えば熱の移動を妨げる。が、このたび
、全く予明せぬことに、触媒組成物が、一般式 1 2    3 (R  R  P)2R  のビスホスフィンの代わり
1  2       5 に一般式(R  R  P)4R  のテトラキスホス
フィンを含むと、クラストとして生成するポリマ−の割
合が減少することがわかった。このように、触媒成分と
してテトラキスホスフィンを使用すると、更に、反応器
への付着が減少するという利点がある。
触媒性能における本発明による改善により、かなり大き
い平均分子量を有するポリマーが大きい反応速度で製造
できることになる。このことは、許容できる反応速度で
かなり大きい平均分子邑を有する生成物を製造すること
が今までのところ極めて困難であった一酸化炭素、エタ
ンおよび他のオレフィン性不飽和炭化水素の三元重合体
の製造に対して特に重要である。一般式 1 2    3 (R  R  P)2R  のビスホスフィンを含む触
媒組成物を使用する場合は、前述したように、低い温度
で重合を行うことによりポリマーの平均分子量の増加を
達或することができる。より低い反応温度を使用すれば
、反応速度は低下するだろう。
この方法で実現できる平均分子量は、ある一定の反応温
度以下になると反応速度が許容できないほど小さくなる
ので、ある一定の最大値に限られる。
1 2    5 一般式(R  R  P)4R  のテトラキスホスフ
ィンを含む触媒組成物を使用して重合を行うと、その最
大値よりもかなり大きい平均分子墨を有する三元重合体
が許容できる反応速度で製造できる。
1 2    5 ■族金属および一般式<R  R  P>4R  のテ
トラキスホスフィンを含む触媒組成物は新規である。
従って、本弁明は、■族金属および一般式12    
 5      1     2(R  R  P)4
R  [式中、R およびR は同一でも異なっていて
もよく、所望により極性@換された炭化水素基(pol
arly substitutedhydrocarb
yl groups)を表わし、R5は4個のリン原子
と結合し、どの2個のリン原子の間にも少なくとも21
[!lの炭素原子が存在するような構造を有する4価の
有RMを表わす。]のテトラキスホスフィンを含む新規
な触媒組成物に関する。
更に本発明は、これらの触媒1[1或物を使用して、一
H化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化合物との混
合物を本発明触媒組成物と接触させることによりポリマ
ーを製造することに関する。また、本発明は、新規化合
物としての成る種のテl・ラキスホスフィンおよびこれ
らのテトラキスホスフィンの製造において特に適した中
間体である成る種の新規なテトラハライドに関する。
本発明において、■族金属は、ルテニウム,ロジウム,
パラジウム,オスミウム.イリジウムおよび白金の貴金
属ならびに鉄,コバルトおよびニッケルの鉄族金属から
選ぶべきである。
本発明の触ts組成物において好ましい■族金属は、パ
ラジウム,ニッケルおよびコバルトから選択される。特
に好ましい■族金属はパラジウムである。好適には、■
族金属をカルボンiS!塩の形、特に酢酸塩の形で触媒
11戊物中に用いる。■族金属およびテトラキスホスフ
ィンの他に、本発明の触媒組成物は、pKaが6未満(
18℃の水溶液中で測定)、特に4未満、更には2未満
の酸の陰イオンを含むのが好ましい。pKaが2未満の
酸の例としては、硫酸および過塩素酸なとの鉱酸;メタ
ンスルホン酸,トリフルオロメタンスルホン酸およびパ
ラトルエンスルホン酸などのスルホン酸;ならびにトリ
クロロ酢酸,ジフルオ口酢1およびトリフルオロ酢酸な
どの八ロカルボン酸が挙げられる。好ましいのは、パラ
トルエンスルホン酸なとのスルホン酸またはトリフルオ
ロMllなどのハロカルボン酸である。pKaが6未満
の酸の陰イオンは、触媒組fi物中で、酸の形および/
または塩の形、例えば銅塩またはニッケル塩.の形で使
用することができる。好ましくは、陰イオンが触媒組成
物中に■族金属1モルに対して1〜1000モル、特に
2〜1◇0モルの邑で存在する。pKaが6未満の酸の
陰イオンは、それらが別個の戊分として加えられていた
ため、あるいは、パラジウム化合物として例えばトリフ
ルオロ酢酸パラジウムまたはパラジウムバラトシレート
が使用されていたために、本発明の触媒組成物中に存在
してもよい。
■族金属,テトラキスホスフィンおよび所望によりpK
aが6未満の酸の陰イオンに加えて、本発明の触媒組成
物はまた有機酸化剤を含むのが好ましい。好適な有機酸
化剤の例としては、1,2キノン,1,4−キノン,亜
硝酸ブチルなどの脂肪族亜1inB(aliphati
c nitrites)並びにニトロベンゼンおよび2
,4−ジニトロトルエンなどの芳香族二トロ化合物が挙
げられる。好ましいのは、1.4−ペンゾキノンおよび
1,4−ナフトキノンである。有機酸化剤の量は、■族
金属1モルに対して1〜10000モル、特に10〜5
000モルが好ましい。
本発明の触媒紺或物において、テトラキスホスフィンの
量は、■族金属1モルにつき0.25〜25モル、特に
0.5〜10モルが好ましい。
本発明の触媒11或物に使用できるテトラキスホスフィ
ンの例としては、 a)  1.2−ビス(ジフエニルホスフイノ)アセチ
レンをジフエニルホスフィンと反応させて得られる1,
2,3.4−テトラキス(ジフエニルホスフイノ}ブタ
ジエンー1.3, b)エチレンジアミンをホルムアルデヒドおよびジフェ
ニルホスフィンと反応させて得られるN,N,N’,N
’−テトラキス(ジフエニルホスフイノメチル)エチレ
ンジアミン. C) ヒドラジン水和物をジフエニルヒドロキシメチル
ホスフィンと反応させて得られるN,N,N’,N’−
テトラキス(ジフIニルホスフイノメチル)ヒドラジン
, d)テトラアルコールであるペンタエリトリトールをハ
ロゲン化した後、得られたテトラハロゲン化合物をジフ
エニルリン化ナトリウムと反応させて得られるテトラキ
ス(ジフエニルホスフイノメチル)メタン,および e)ズレンをN−プロモサクシンイミドで臭素化し、次
いで得られたテトラブロモ化合物をアルカリ金属ジアリ
ールホスフィドと反応させて得れるテトラキスホスフィ
ン が挙げられる。
好ましくは、触媒組成物が一般式: E式中、Qは化学結合または炭素原子数が18までの2
価の有n架橋基である。コ のテトラキスホスフィンを含む。一股式(I)のテトラ
キスホスフィンの例としては、 aa)   2−ヒドロキシ− 1,3−ビス(ジアリ
ールホスフィノ)ブロバンをテレフタ口イルジクロライ
ドと反応させて得られるテトラキスホスフィン,bb)
   2−ヒドロキシ− 1.3−ビス《ジアリールホ
スフィノ)ブロバンをビス(4−イソシアネートフエニ
ル)メタンと反応させて得られるテトラキスホスフィン
. cc)   2−ヒドロキシ− 1.3−ビス(ジアリ
ールホスフィノ)プロパンをジフエニ口ールプロパンの
ジグリシジルエーテルと反応させて得られるテトラキス
ホスフィン.および dd)   1.4−ビス(2−クロロメチル− 3−
クロロプロビル)ベンゼンをアルカリ金属ジアリールホ
スフィドと反応させて得られるテ]・ラキスホスフィン が挙げられる。
本発明の好ましい実施態様においては、触媒組成物が、
一般式(■)E式中Qは一般式《CH2)。−(nは0
〜14の整数)](7)テトラキスホスフィン、特にn
が10より小さいテトラキスホスフィンを含む。一般式
: のテトラキスホスフィンは新規化合物である。本発明は
また、これらの新規なテトラキスホスフィンに関する。
これらの新規なテトラキスホスフィンの製造は、前記d
)でペンタエリトリトールに対して示したのと同じ方法
で対応するテトラアルコールから出発して行うことがで
きる。テトラアルコールの水酸基をハゲン原子で置き換
える代わりに、米国特許第4,356,324号明1N
11に記載されているように、所望ならば、テトラアル
コールのピリジン溶液をバラトシルクロライドと反応さ
せ、次いで得られたテトラトシル化合物をアルカリ金屈
ジアリールホスフィドと反応させることにより、水酸基
をトシレート基で置き換えてもよい。なお、該米国特許
では、ジホスフィン類を、ジアルコールから出発して類
似の方法で製造している。新規なテ1・ラキスホスフィ
ンの製造において出発物質として必要なテトラアルコー
ルとしては、例えば、2.3−ビス(ヒドロキシメチル
)ブタン−1.4一ジオール.2,4−ビス(ヒドロキ
シメチル)ペンタン− 1.5−ジオールおよび2,5
−ビス(ヒドロキシメチル)ヘキサン−1.6−ジオー
ルが文献で知られている。それらの合成は、^II. 
Soc. 78fl956) 2287, 2289 
: Collection Czechoslov.C
hen. Co■. 38 f1973)11O−11
03: J. MedicinalChel. 15 
(1972) 448 〜449に記載されテイルヨう
に、対応するテトラエチルエステルを水素化リチウムア
ルミニウムで還元することにより行うことができる。
本発明の別の好ましい実施態様においては、触媒組成物
が一般式(I)[式中、Qは一般式−O−Q’ −0−
 (Q1は炭素原子数2〜18の2価の炭化水素架橋基
である。)の基である。]のテトラキスホスフィンを含
む。例えば、Q1は直鎖状または分校状のアルキレン基
であってもよく、12 特に、Q は、式=C日,−Q  −CH2[式中、Q
2はアリーレン暴、符にフエニレン皐であり、所望によ
り1〜4個のメチル置換基を有する。1の架橋基である
一般式: (R’ R2P−C目。
)  CH−0−Q’ 2 O CH( CH。−PR1R2)2 (II) 12 E式中、R  ,R  およびQ1は先に定義したとお
りである。]のテトラキスホスフィンは新規化会物であ
る.本発明はまた、これらの新規なテトラキスホスフィ
ンに関する。それらは、例えば、一般式X−Q’ −X
 [式中、Xはハロゲン原子である。]のジハライドを
エビ八口ヒドリンと反応させて一般式: のテトラハライドを生成することにより製造できる。Q
 が式=CH,2−02−CH,−の架橋1 基を表わすとき、この反応は、Ber. 90 (19
57)1424に記載された方法に従い、ハロゲン化水
銀の存在下で適切に行われる。式X−CH2−Xのジハ
ライドは公知化合物である。このようにして合成された
テトラハライドは、EP−^298540に記載されて
いるように、アルカリ金属ジアリールホスフィドと反応
して一般式(II>のテトラキスホスフィンを生成する
ことができる。一般式(I[I)のテトラハライドは新
規化合物である。本発明はまた、これらの新規なテトラ
ハライドに関する。
特に好ましい一般式(I[[)のテトラハライドは次の
とおりである: 1.4−ビス( (1,3−ジブロモ−2−プロポキシ
)メチル]ベンゼン, 1,3−ビス( (1.3−ジブロモ−2−プロポキシ
)メチル]ベンゼン.および 1,3−ビス[ (1.3−ジブロモ−2−プロポキシ
)メチル] − 2.4.6−hリメチルベンゼン。
テトラキスホスフィン中に存在する所望により極性置換
された脂肪族または芳香族炭化水素基R およびR2は
同一でも異なっていてもよい。
1 本発明の触媒組成物においては、R1およびR2が同一
で、所望により極性M換された芳香族炭化水素基である
テトラキスホスフィンを用いるのが好ましい。更には、
R およびR2がフエニル基1 であり、所望により、R1およびR2が結合しているリ
ン原子に関してオルト位にアルコキシ基.特にメトキシ
基を含むテトラキスホスフィンを用いるのが好ましい。
非常に好ましい結果が得られるのは、下記の群から選択
されるテトラキスホスフィンを含む触媒組成物を使用し
た場合である:1.8−ビス[ビス(2−メトキシフェ
ニル)ホスフイノ]−2.7−ビス[ビス(2−メトキ
シフェニル)ホスフィノメチル]オクタン, 1.5−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフイ
ノ]−2.4−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)ホ
スフィノメチル〕ペンタン, 1.4−ビス[(1.3−ビス(ビス(2−メトキシフ
ェニル〉ホスフィノ〉−2−プロポキシ)メチル]ベン
ゼン, 13−ビス[ (1.3−ビス(ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフイノ)−2−プロポキシ}メチル1ベン
ゼンおよび 13−ビス[(1.3−ビス(ビス(2−メトキシフェ
ニル)ホスフィノ}−2−ブロポキシ)メチル12,4
.6− トリメチルベンゼン。
本発明の触媒組成物を使用する重合は、七ノマーを、ポ
リマーが不溶または本質的に不溶な希釈剤中における触
媒組成物の溶液と接触させることにより行うのが好まし
い。非常に適切な希釈剤はメタノールなどの低級アルコ
ールである。また、所望ならば、重合を気相中で行って
もよい。
本発明の触媒組成物を使用して一酸化炭素と重合するこ
とのできる望ましいオレフィン性不飽和化合物は、炭素
および水素のみからなる化合物ならびに炭素および水素
の他にIPj以上のへテロ原子を含む化合物である。本
発明の触媒組成物は、一酸化炭素と1種以上のオレフィ
ン性不飽和炭化水素とのポリマーの製造に使用するのが
好ましい。
好ましい炭化水素モノマーの例としては、エデンならび
に、プロペン,ブテンー1,ヘキセンー1およびオクテ
ン−1などのα−オレフィンが挙げられる。本発明の触
媒組成物は、特に、一酸化炭素とエデンとの共重合体の
製造および一酸化炭素とエデンと他のα−オレフィン.
特にプロベンとの三元重合体の製造に使用すると非常に
好ましい。
ポリマーの製造で使用する触媒組成物の量は、広範囲に
わたって変えることができる。重合すべきオレフィン性
不飽和化合物1モルに対して使用する触媒組成物の量は
、■族金属を10−7〜1o−3モル,特に10−6〜
10−4モル含むのが好ましい。
ポリマーの製造は、温度25〜150℃,圧力2〜15
◇バール.特に温度30〜130℃.圧力5〜iooバ
ールで行うのが好ましい。重合すべき混合物中のオレフ
ィン性不飽和化合物と一酸化炭素とのモル比ハ、10:
 1 〜1 :10, vf1.:5 : 1 〜1 
: 5が好ましい。
一般に、本発明によって製造されるポリマーは、その分
子邑が大きいとより高い極限粘度を示す。
極限粘度の測定に対しては、ポリマーを4種類の異なる
濃度でm−クレゾールに溶解した4種類の溶液をw4製
する。これらの溶液の各々の粘度を粘度計で60℃にて
測定し、60℃でのm−クレゾールと対比する。m−ク
レゾールの流動時間をToとし、ポリマー溶液の流動時
間をTpとすると、相対帖度《η  )は下記式: rel から得られる。対数粘度数〈η. )はη,。1か+n
h ら下記式: ηinh l0ηrel [式中、Cはポリマーの濃度(グラム/100d溶液}
を表わす。]によって計算できる。4種のポリマー溶液
の各々に対するη,。hを対応する濃度(C)に対して
グラフにプロットし、次いでC=0に外挿すると、固有
粘度[η](.,IZ/g>がわかる。「固有粘度」の
代わりに、本明It’llでは以下、国WA純正および
応用化学連合が推奨する用語,すなわち「極限粘度数J
  (LVN)を用いる。
次に本発明を以下の実施例により説明する。
実施例1 一M化炭素/エテン共重合体を次のようにして合或した
。機械的に撹拌される300一容オートクレープに20
0dのメタノールを充填した。オートクレープの内容物
を85℃にした後、圧力が55バールに達するまで一酸
化炭素/エテン混合物(1:1)を導入した。次いで、
下記戒分を含む触媒溶液をオートクレープに導入した: 6−のメタノール, 0.O rm nolの酢酸パラジウム,0.02 r
a molのトリフルオロ酢酸,および0.O 1 1
1Oの1.3−ビス(ジフエニルホスフィノ)プOバン
オートクレープ内の圧力は、1:1の一酸化炭素/エテ
ン混合物を圧入することにより55バールに保持した。
4.7時間後、反応混合物を室温まで冷却し、圧力を解
敢して重合を終了した。共重合体をろ別し、メタノール
で洗浄、70℃で乾燥した。
収量は、0.8dj!/個のLVN(60)を有する共
重合体が309だった。重合速度は6.OAig共重合
休/gパラジウム/時間だった。
実施例2 一酸化炭素/エテン共重合体を、以下の相違点を除いて
実施例1の共重合体と実質的に同じ方法で合成した。
a)触tx溶液が、1,3−ビス(ジフエニルホスフィ
ノ)プOバンの代わりに0.O rm molの1.3
−ビス(ジフェニルホスフィノ〉−2−メチル−2一ジ
フェニルホスフィノメチルプロパンを含む、および b)反応時間を、4.7時間の代わりに6.6時間とし
た。
収量は、0.4准/個のLVN(60)を有する共重合
体が26gだった。重合速度は、3.7Ky共重合体/
gパラジウム/時間だった。
実施例3 −B化炭素/エテン/ブロペン三元重合体を次のように
して合成した。機械的に撹拌される300一容オートク
レープに200一のメタノールおよび24dの液体プロ
ベンを充填した。オートクレープの内容物を87℃にし
た後、圧力が56バールに達するまで1:1の一酸化炭
素/エテン混合物を吹込んだ。次いで、下記成分を含む
触媒溶液をオートクレープに導入した: 6mのメタノール, 0.1 cm nolの酢酸パラジウム,0.2 rm
 not トリフルオ口酢酸,および0.O 1nol
の1.3−ビス(ジフェニルホスフィノ〉プ0バン。
圧力は、1:1の一酸化炭素/エテン混合物を圧入する
ことにより56バールに保持した。3.7時間後、反応
混合物を室温まで冷却し、圧力を解放して重合を終了し
た。三元重合体をろ別し、メタノールで洗浄、70℃で
乾燥した。
収量は、0.4cll/fJのしVN(60)を有する
三元重合体が219だった。重合速度は5.37(g三
元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例4 一酸化炭素/エテン/プロベン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例3の三元重合体と実質的に同じ方法
で合或した。
a)触媒溶液が、1.3−ビス(ジフェニルホスフィノ
)プロパンの代わりに0.O rm Iolの1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)−2−メチル−2ジフエ
ニルホスフィノメチルプロパンを含む、および b)反応時間を、3.7時間の代わりに6.1時間とし
た。
収量ハ、0.4,l之/9(7)LVN (60) ヲ
有スル三元重合体が18gだった。重合速度は、2.8
Ng三元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例5 一酸化炭素/エテン共重合体を次のようにして合威した
。機械的に撹拌される30〇一容オートクレープに20
0−のメタノールを充填した。オートクレープの内容物
を90℃にした後、圧力が55バールに達するまで一酸
化炭索/エテン混合物(1:1>を吹込んだ。次いで、
下記成分を含む触媒溶液をオートクレープに導入した:
4.5−のメタノール, 1.5  −のトルエン, 0.O 1 11Oの酢酸パラジウム.0.2 ri 
Ilolのトリフルオ口酢酸,および0.O2 rg 
notの1.3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
ホスフィノ]プロパン。
オートクレープ内の圧力は、1:1の一酸化炭木/エテ
ン混合物を圧入することにより保持した。
2.58時間後、反応混合物を室温まで冷却し、圧力を
解放して重合を終了した。
収量は、1.7准/個のしVN(60)を有する共重合
体が6. 22 fJだった。重合速度は2.3Ky共
重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例6 一酸化炭素/エテン共重合体を、以下の相違点を除いて
実施例5の共重合体と実質的に同じ方法で合戊した。
a)下記成分を含む触ts.溶液を使用した:6dのア
セトン, 0.O rg Iolの酢酸パラジウム,0.2 rg
 nol トリフルオ口酢酸,および0.005 r1
llolの1.8−ビス[ビス(2−メトキシフェニル
)ホスフィノ]−2.7−ビス[ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフィノメチル]オクタン、並びに b)反応時間を、2.58時間の代わりに1.17時間
とした。
収量は、1.8dj/9のLVN(60)を有する共重
合体が8,Ogだった。重合速度は、9.51g共重合
体/gパラジウム/時間だった。
実施例7 一酸化炭素/エテン/プロペン三元重合体を次のように
して合成した。機械的に撹拌される300d容オートク
レープに178dのメタノールおよび24個のブOベン
を充填した。オートクレープの内容物を80℃にした後
、圧力が55バールに達するまで1:1の一酸化炭素/
エテン混合物を吹込んだ。
次いで、下記或分を含む触媒溶液をオートクレープに樽
入した: 4.5dのメタノール, 1.5−のトルエン. 0.O m lolの酢酸パラジウム,0.2 r1l
ol トリフルオ口酢酸,および0.◇11 rg I
Iolの1.3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
ホスフィノ]プロパン。
オートクレープ内の圧力は、1:1の一酸化炭素/エテ
ン混合物を圧入することにより保持した。
2.45時間後、反応混合物を室温まで冷即し、圧力を
解放して重合を終了した。
収品ハ、2.1 .,+N/17)LVN (60) 
ヲ有tル三元重合体が8.9gだった。重合速度は3.
4Kg三元由合体/gパラジウム/時間だった。
実施例8 一M化炭素/エテン/プロベン三元重合体を、以下の相
違点を除いて実施例7の三元重合体と実質的に同じ方法
で合或した。
a)下記成分を含む触媒溶液を使用した:4.5dのメ
タノール, 1.5dのトルエン, 0.009 1 IO+の酢酸パラジウム.0.2 +
1 11Oのトリフルオ口酢酸.および0.005 t
g Iotの1,8−ビス[ビス(2−メトキシフェニ
ル)ホスフィノ]−2.7−ビス[ビス(2−メトキシ
フェニル)ホスフィノメチル]オクタン、並びに b)反応時間を、2.45時間の代わりに1.92時間
とした。
収量は、2.6cIe/flのLVN(f30)を有す
る三元重合体が20.3gだった。重合速度は、11.
 II(タ三元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例9 一酸化炭素/エテン共重合体を次のようにして合或した
。機械的に撹拌される3.82容オートクレープに 1
.54のメタノールを充填した。オートクレープの内容
物を80℃にした後、多量のエデンおよび一酸化炭素を
導入して、エデン分圧を7,6バール,一酸化炭素分圧
を11.4バールとした。
次いで、下記或分を含む触媒溶液をオートクレープに導
入した: 6dのアセトン. 0.02 te lolの酢酸パラジウム,0.4 1
Ilofのトリフルオ口酢酸,および◇.024 1 
+1Oの1,3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
ホスフィノ]プロパン。
オートクレープ内の圧力は、1:1の一酸化炭素/エテ
ン混合物を圧入することにより保持した。
19時間後、反応混合物を室温まで冷却し、圧力を解放
して重合を終了した。共重合体をろ別し、メタノールで
洗浄、70℃で乾燥した。
収量は、2.1dj!/9のLVN(60)を有する共
重合体が97gだった。重合速度は2.4Kg共重合体
/gパラジウム/時間だった。
実施例1〇 一酸化炭素/エテン共重合体を、以下の相違点を除いて
実施例9の共重合体と実質的に同じ方法で合或した。
a)触媒溶液が、1.3−ビス【ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフィノ1プロパンの代わりに0.O2 r
g I!ofの1.8−ビス[ビス(2−メトキシフェ
ニル)ホスフィノ]−2.7−ビス[ビス(2−メトキ
シフェニル)ホスフィノメチル]オクタンを含む、およ
び b)反応時間を、19時間の代わりに17時間とした。
収邑は、2.7CJR/個のLVN(60)を有する共
重合体が90gだった。重合速度は、2.5Ng共重合
体/gパラジウム/時間だった。
実施例11 一酸化炭素/エテン/ブロペン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例9の一酸化炭素/エテン共重合体と
実質的に同じ方法で合成した。
a)エデン分圧が8.5バール,プロペン分圧が7バー
ルおよび一酸化炭素分圧が23.5バールになるような
量のエデン.ブロペンおよび一酸化炭素をオートクレー
プに吹込んだ、 b)反応温度を、80℃の代わりに75℃とした、並び
に C)反応時間を、19時間の代わりに23時間とした。
収aは、1.9J!/ 9 (7) L V N ( 
60)を有する三元重合体が170gだった。重合速度
は3.5Ky三元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例12 一酸化炭素/エテン/ブロペン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例11と実質的に同じ方法で含或した
a)触媒溶液が、1.3−ビス[ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフィノ]プロバンの代わりに0.O2 l
Ilolの1.8−ビス[ビス(2−メトキシフェニル
〉ホスフィノ]−2.7−ビス[ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフィノメチル]オクタンを含む、および b)反応時間を、23時間の代わりに4.5時間とした
収量ハ、3.1clff/個のLVN(60)を有する
三元重合体が409だった。重合速度は4.2K9三元
重合休/gパラジウム/時間だった。
実施例13 一酸化炭素/エテン/ブロベン三元重合体を次のように
して合或した。機械的に撹拌される300d容オートク
レープに下記或分を含む触媒溶液を充填した; 135−のメタノール. 4dのアセトン. 0.009 rt matの酢酸パラジウム,0。19
 1 lotのトリフルオ口酢酸,および0.O rg
 lolの1.3−ビス[ビス(2−メトキシフェニル
)ホスフィノ]ブロバン。
圧力が50バールに達するまで一酸化炭素をオートクレ
ープに導入し、次いで圧力を解放することにより、オー
トクレープ内に存在する空気を追い出した。一酸化炭素
の導入および圧力の解放は2回繰り返した。オートクレ
ープの内容物を82℃にした後、一酸化炭素.プロペン
およびエデンの分圧が各々25. 10および15バー
ルになるような量の一酸化炭素.ブロペンおよびエデン
を順次導入した。
重合中は、1:1の一酸化炭素/エテン混合物を導入す
ることにより圧力を52バールで一定に保持した。8.
2時間後、反応混合物を室温まで冷却し、圧力を解放す
ることにより重合を終了した。三元重合体をろ別し、メ
タノールで洗浄、70℃で乾燥した。
収ffi ハ、2.Oclffi/個のLVN(60)
を有する三元重合体が24.7gだった。重合速度は3
.1kg三元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例14 一酸化炭素/エテン/プロペン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例13の三元重合体と実質的に同じ方
法で合成した。
a)触!IX溶液が、1.3−ビス[ビス(2−メトキ
シフェニル)ホスフィン]ブロバンの代わりに0.0(
15 va nofの1.4−ビス[(1,3−ビス(
ビス(2一メトキシフエニル)ホスフイノ)−2−プロ
ポキシ)メチルコベンゼンを含む、 b)反応温度を、82℃の代わりに80℃とした、およ
び C)反応時間を、8.2時間の代わりに2.7時間とし
た。
収量は、3.Odj!/’?のLVN(Go)を有する
三元重合体が18.9gだった。重合速度は7.3Kg
三元重合休/9パラジウム/時間だった。
実施例15 一酸化炭素/エテン/プOペン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例13の三元重合体と実質的に同じ方
法で合或した。
a)触媒溶液が、1,3−ビス[ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフイノ1プロパンの代わりに0.005 
rg帽Oの1.3−ビス[(1.3−ビス(ビス(2ー
メトキシフエニル)ホスフイノ)−2−プOボキシ)メ
チル]ベンゼンを含む、 b)反応温度を、82℃の代わりに80℃とした、およ
び C)反応時間を、832時間の代わりに1,5時間とし
た。
収量は、2.OcIf!/9のLVN(60)を有する
三元重合体が8.3gだった。重合速度は5.8Kg三
元重合体/gパラジウム/時間だった。
実施例16 一酸化炭素/エテン/プロベン三元重合体を、下記の相
違点を除いて実施例13の三元重合体と実質的に同じ方
法で合或した。
a)触ts溶液が、1.3−ビス[ビス(2−メトキシ
フェニル)ホスフィノ]ブロバンの代わりに0.005
 tg molの1,5−ビス〔ビス(2−メトキシフ
ェニル)ホスフイノ]−2.4−ビス[ビス(2−メト
キシフェニル)ホスフイノメチル]ペンタンを含む、 b)反応温度を、82℃の代わりに78℃とした、およ
び C)反応時間を、8.2時間の代わりに3、7時間とし
た。
収量は、2.0afl/9のLVN(60)を有する三
元重合体が14.39だった。重合速度は4.1Ng三
元重合休/gパラジウム/時間だった。
実施例1〜16のうち、実施例5, 3, 10. 1
2および14〜16は本発明による実施例である。これ
らの実施例では、テトラキスホスフィンを含む本発明の
触媒組成物を用いた。実施例1〜5,7.9.11およ
び13は、本発明の範囲外であり、比較のために本明細
書に掲げた。実施例1,3,5.7.9,11および1
3で使用した触媒組戒物はビスホスフィンを含む。実施
例2および4で使用した触媒組成物はトリスホスフイン
を含む。”C−NMR分析により、実施例1.2.5.
6.9および10で合威した一酸化炭素/エテン共重合
体ならびに実施例3.4.7.8および11〜16で合
或した一酸化炭素/エテン/ブロベン三元重合体は線状
鎮から或り、一方の一酸化炭素由来の単位および他方の
エデンまたはプロベン由来の単位が交互に存在すること
が確かめられた。
触媒111e.物中のビスホスフィンをトリスホスフィ
ンで置き換えたときにこうむる該触媒の性能に対する悪
影響は、実施例1と2との結果の比較(平均分子量がよ
り小さく、反応速度がより小さい)および実施例3と4
との結果の比較〈平均分子量が同じで反応速度がより小
さい〉により示される。
ビスホスフインを本発明のテ1・ラキスホスフィンで置
き換えることにより達戊される触媒組成物の性能に対す
る有利な効果は、実施例J+7+9+11および13の
結果を実施例6, 8, 10. 12および14〜1
6の結果と比較することにより明確に示される。これら
の場合、反応速度がより大きいときより大きい分子量が
認められ、あるいは、分子量が同じでより大きい反応速
度が認められた。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)VII族金属と一般式(R^1R^2P)_4R^
    5[式中、R^1およびR^2は同一でも異つていても
    よく、所望により極性置換された炭化水素基を表わし、
    R^5は4個のリン原子と結合し、どの2個のリン原子
    の間にも少なくとも2個の炭素原子が存在するような構
    造を有する4価の有機基を表わす]のテトラキスホスフ
    ィンとを含むことを特徴とする触媒組成物。
  2. (2)VII族金属としてパラジウムを含むことを特徴と
    する請求項1に記載の触媒組成物。
  3. (3)VII族金属を酢酸塩のようなカルボン酸塩の形で
    混入することを特徴とする請求項1または2に記載の触
    媒組成物。
  4. (4)更に、pKaが6未満の酸の陰イオンおよび所望
    により有機酸化剤を含むことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の触媒組成物。
  5. (5)pKaが4未満の酸の陰イオンを含むことを特徴
    とする請求項4に記載の触媒組成物。
  6. (6)pKaが6未満の酸の陰イオンをVII族金属1モ
    ルにつき1〜1000モルの量で含み、所望により有機
    酸化剤をVII族金属1モルにつき1〜10000モルの
    量で含むことを特徴とする請求項4または5に記載の触
    媒組成物。
  7. (7)テトラキスホスフィンをVII族金属1モルにつき
    0.25〜25モルの量で含むことを特徴とする請求項
    1〜6のいずれか一項に記載の触媒組成物。
  8. (8)一般式: (R^1R^2P−CH_2−)_2CH−Q−CH(
    −CH_2−PR^1R^2)_2[式中、Qは化学結
    合または炭素原子数が18までの2価の有機架橋基であ
    る]のテトラキスホスフィンを含むことを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか一項に記載の触媒組成物。
  9. (9)Qが一般式−(CH_2)_n−[式中、nは0
    〜14の整数である。]の基であることを特徴とする請
    求項8に記載の触媒組成物。
  10. (10)Qが一般式−O−Q^1−O−[式中、Q^1
    は炭素原子数2〜18の2価の炭化水素架橋基である]
    の基であることを特徴とする請求項8に記載の触媒組成
    物。
  11. (11)Q^1が式−CH_2−Q^2−CH_2−[
    式中、Q^2は所望により1〜4個のメチル基で置換さ
    れたフェニレン基である]の架橋基であることを特徴と
    する請求項10に記載の触媒組成物。
  12. (12)R^1およびR^2が同一で、所望により極性
    置換された芳香族炭化水素基であるテトラキスホスフィ
    ンを含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一
    項に記載の触媒組成物。
  13. (13)1,8−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
    ホスフィノ]−2,7−ビス[ビス(2−メトキシフェ
    ニル)ホスフィノメチル]オクタン,1,5−ビス[ビ
    ス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]−2,4−ビ
    ス[ビス−(2メトキシフェニル)ホスフィノメチル]
    ペンタン,1,4−ビス[(1,3−ビス(ビス(2−
    メトキシフェニル)ホスフィノ)−2−プロポキシ)メ
    チル]ベンゼン,1,3−ビス[(1,3−ビス(ビス
    (2−メトキシフェニル)ホスフィノ)−2−プロポキ
    シ)メチル]ベンゼンおよび1,3−ビス[(1,3−
    ビス(ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ)−2
    −プロポキシ)メチル]−2,4,6−トリメチルベン
    ゼンから選択されるテトラキスホスフィンを含むことを
    特徴とする請求項12に記載の触媒組成物。
  14. (14)一酸化炭素と1種以上のオレフィン性不飽和化
    合物との混合物を請求項1〜13のいずれか一項に記載
    の触媒組成物と接触させることを特徴とするポリマーの
    製造方法。
  15. (15)一般式: (R^1R^2P−CH_2−)_2CH−Q−CH(
    −CH_2−PR^1R^2)_2[式中、R^1およ
    びR^2は同一でも異なっていてもよく、所望により極
    性置換された炭化水素基を表わし、Qは一般式−(CH
    _2)_n−(nは0〜14の整数である)の基または
    一般式−O−Q^1−O−(Q^1は炭素原子数2〜1
    8の2価の炭化水素架橋基である)の基である]のテト
    ラキスホスフィン。
  16. (16)1,8−ビス[ビス(2−メトキシフェニル)
    ホスフィノ]−2,7−ビス[ビス(2−メトキシフェ
    ニル)ホスフィノメチル]オクタン,1,5−ビス[ビ
    ス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ]−2,4−ビ
    ス[ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノメチル]
    ペンタン,1,4−ビス[(1,3−ビス(ビス(2−
    メトキシフェニル)ホスフィノ)−2−プロポキシ)メ
    チル]ベンゼン,1,3−ビス[(1,3−ビス(ビス
    (2−メトキシフェニル)ホスフィノ)−2−プロポキ
    シ)メチル]ベンゼンおよび1,3−ビス[(1,3−
    ビス(ビス(2−メトキシフェニル)ホスフィノ)−2
    −プロポキシ)メチル]−2,4,6−トリメチルベン
    ゼンから成る群から選択されることを特徴とする請求項
    15に記載のテトラキスホスフィン。
  17. (17)一般式: (X−CH_2−)_2CH−O−Q^1−O−CH(
    −CH_2−X)_2[式中、Xはハロゲン原子であり
    、Q^1は炭素原子数2〜18の2価の炭化水素架橋基
    である]のテトラハライド。
  18. (18)1,4−ビス[(1,3−ジブロモ−2−プロ
    ポキシ)メチル]ベンゼン,1,3−ビス[(1,3−
    ジブロモ−2−プロポキシ)メチル]ベンゼンおよび1
    ,3−ビス[(1,3−ジブロモ−2−プロポキシ)メ
    チル]−2,4,6−トリメチルベンゼンから成る群か
    ら選択されることを特徴とする請求項17に記載のテト
    ラハライド。
JP2185149A 1989-07-14 1990-07-12 一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物 Pending JPH0356143A (ja)

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