JPH05194727A - 一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物 - Google Patents

一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物

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JPH05194727A
JPH05194727A JP4228695A JP22869592A JPH05194727A JP H05194727 A JPH05194727 A JP H05194727A JP 4228695 A JP4228695 A JP 4228695A JP 22869592 A JP22869592 A JP 22869592A JP H05194727 A JPH05194727 A JP H05194727A
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phosphorus
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JP4228695A
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Doorn Johannes Adrianus Van
ヨハンネス・アドリアヌス・フアン・ドールン
Der Heijden Harry Van
ハリイ・フアン・デル・ヘエイデン
Hans Arie Stil
ハンス・アリエ・ステイル
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/5027Polyphosphines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/02Copolymers of carbon monoxide and aliphatic unsaturated compounds

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 VIII族金属および一般式 R1 2 P−R5
−PR3 4 [式中、R1 〜R4 は同一でも異なってい
てもよく、任意に極性置換された炭化水素基であり、R
5 は、2個のリン原子をつなぐ二価の架橋基であって3
個の炭素原子からなり、その架橋の中央の炭素原子が置
換基としてアルキル基および水酸基を有する。]のリン
二座配位子をベースとする触媒組成物。 【効果】 一酸化炭素と一種以上のオレフィン性不飽和
化合物との高分子量線状交互ポリマーの製造に使用する
ことができ、反応速度およびポリマーの平均分子量を改
善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一酸化炭素と一種以上
のオレフィン性不飽和化合物とのポリマーの製造に使用
するのに適する新規な触媒組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一酸
化炭素と一種以上のオレフィン性不飽和化合物との高分
子量線状交互ポリマー、すなわち、一酸化炭素由来の単
位およびオレフィン性不飽和化合物由来の単位が実質的
に交互に存在する線状ポリマーは、モノマーをVIII族金
属および一般式 R1 2 P−R−PR3 4 [式中、
1 〜R4 は同一でも異なっていてもよく、任意に極性
置換された炭化水素基であり、Rは、2個のリン原子を
つなぐ架橋が3個の炭素原子からなる二価の架橋基であ
り、その架橋の中央の炭素原子が2個の水素原子を有す
る。]のリン二座配位子を含む触媒組成物と接触させる
ことにより製造できる。
【0003】上記ポリマーの製造においては、重合速度
および得られるポリマーの平均分子量が共に重要な役割
を果たす。一方では、ポリマー製造の反応速度ができる
だけ大きいのが望ましく、他方、ポリマーの可能な用途
に関しては、ポリマーの平均分子量が高いほど有益であ
る。反応速度および平均分子量は共に重合温度の影響を
受ける。しかし、重合速度および平均分子量に対する温
度の影響は逆方向の関係にある。すなわち、他の反応条
件が一定の場合、反応温度が上昇すると反応速度は上昇
するが、得られるポリマーの平均分子量は減少する。実
際、このことは、ポリマーの応用という点から、反応温
度を、特定の用途に対して充分高い平均分子量を有する
ポリマーが得られるよう選択し、反応速度は、その温度
に応じたものを受け入れなければならないことを意味す
る。
【0004】ところが、驚いたことに、リン二座配位子
の2個のリン原子をつなぐ架橋基の中央の炭素原子に結
合した両方の水素原子のうち、一方をアルキル基で、他
方を水酸基で置き換えると、触媒組成物の挙動がかなり
改善できることがわかった。架橋基の中央の炭素原子が
2個の水素原子を有するリン二座配位子を含む当初の触
媒組成物の挙動を、架橋基の中央の炭素原子がアルキル
基と水酸基を有するリン二座配位子を含む改良触媒組成
物の挙動と比較すると、両方の組成物を平均分子量の等
しいポリマーの製造に使用した場合、改良組成物の方が
実質的により高い反応速度を示すことがわかる。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、VIII
族金属および一般式 R1 2 P−R5 −PR3
4 [式中、R1 〜R4 は同一でも異なっていてもよく、
任意に極性置換された炭化水素基であり、R5 は、2個
のリン原子をつなぐ架橋が3個の炭素原子からなる二価
の架橋基であり、その架橋の中央の炭素原子が置換基と
してアルキル基および水酸基を有する。]のリン二座配
位子をベースとする触媒組成物に関する。
【0006】本発明はさらに、これらの触媒組成物を使
用して一酸化炭素と一種以上のオレフィン性不飽和化合
物とのポリマーを製造する方法に関する。また、本発明
は、新規なジホスフィンおよびその製造法に関する。
【0007】本発明の知見は、リン二座配位子中の両方
の水素原子のうち、一方をアルキル基の代わりにアリー
ル基で、他方を同じく水酸基で置き換えると、触媒組成
物の反応速度がかなり低下するということを鑑みると驚
くべきことである。
【0008】また、本発明の知見は、架橋基の中央の炭
素原子上に他の多くの置換基を置いても思ったほどの結
果が得られなかったという最近の他の知見を鑑みても意
外である。例えば、前記水素原子の一方をアルアルキル
オキシ基で置換すると反応速度および得られるポリマー
の平均分子量の両方がかなり低下することが見出され
た。触媒組成物の挙動の同様の低下は、両方の水素原子
のうち、一方をアルキル基で、他方をジアリールホスフ
ィノアルキル基で置き換えても生じた。また、両方の水
素原子を1個のメチレン基で置き換えても、触媒組成物
の挙動はあまり改善されないことが見出された。
【0009】本発明において、VIII族金属とは、貴金属
のルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イ
リジウムおよび白金ならびに鉄族金属の鉄、コバルトお
よびニッケルを意味する。本発明の触媒組成物における
VIII族金属は、パラジウム、ニッケルおよびコバルトか
ら選択するのが好ましい。特に好ましいVIII族金属は、
パラジウムである。VIII族金属の触媒組成物への混入
は、塩の形、典型的にはカルボン酸塩の形、特に酢酸塩
の形で行うのが好ましい。
【0010】本発明の触媒組成物は、VIII族金属および
リン二座配位子の他に、pKaが4未満、特に2未満の
酸のアニオンを含むのが好ましい。pKaが2未満の酸
の例としては、硫酸および過塩素酸などの鉱酸、メタン
スルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸およびp−
トルエンスルホン酸などのスルホン酸ならびにトリクロ
ロ酢酸、ジフルオロ酢酸およびトリフルオロ酢酸などの
ハロカルボン酸が挙げられる。p−トルエンスルホン酸
などのスルホン酸またはトリフルオロ酢酸などのハロカ
ルボン酸が好ましい。触媒組成物中へのアニオンの混入
は、解離により所望のアニオンが得られる化合物または
相互の反応により所望のアニオンが得られる化合物の混
合物の形で行うことができる。典型的には、アニオンを
酸の形で触媒組成物に混入する。また、所望により、ア
ニオンを前記酸の主族金属塩(main group metal salt
)または遷移非貴金属塩の形で触媒組成物に含めても
よい。カルボン酸のアニオンを選択する場合は、酸の形
またはその誘導体(アルキルエステル、アリールエステ
ル、アミド、イミド、無水物、オルトエステル、ラクト
ン、ラクタムまたはアルキリデンジカルボキシレートな
ど)の形で触媒組成物に混入する。
【0011】触媒組成物中のアニオンの量は、VIII族金
属1グラム原子に対して1〜100モル、特に2〜50
モルが好ましい。pKaが4未満の酸のアニオンは、別
個の成分として使用する他に、例えば、トリフルオロ酢
酸パラジウムまたはパラジウムp−トシレートをVIII族
金属化合物として使用することにより触媒組成物に存在
させることもできる。
【0012】VIII族金属、リン二座配位子および場合に
よるpKaが4未満の酸のアニオンの他に、本発明の触
媒組成物は有機酸化剤を含んでもよい。適する有機酸化
剤の例としては、1,2−キノン、1,4−キノン、脂
肪族亜硝酸塩(亜硝酸ブチルなど)、芳香族ニトロ化合
物(ニトロベンゼンおよび2,4−ジニトロトルエンな
ど)が挙げられる。1,4−ベンゾキノンおよび1,4
−ナフトキノンが好ましい。有機酸化剤の使用量は、VI
II族金属1グラム原子に対して5〜5000モル、特に
10〜1000モルが好ましい。
【0013】本発明の触媒組成物は、VIII族金属1グラ
ム原子に対して0.5〜2モル、特に0.75〜1.5
モルのリン二座配位子を含むのが好ましい。リン二座配
位子において、基R1 〜R4 は任意に極性置換された芳
香族炭化水素であるのが好ましい。適する基R1 〜R4
の例としては、フェニル基および2−メトキシフェニル
基が挙げられる。基R1 〜R4 が互いに同一であるのが
好ましい。さらに、リン二座配位子の二つのリン原子を
つなぐ架橋基の第一および第三の炭素原子が各々2個の
水素原子を有するリン二座配位子が好ましい。架橋基の
中央の炭素原子に置換基として結合するアルキル基は、
6個以下の炭素原子を含むのが好ましく、典型的には、
n−アルキル基である。適するアルキル置換基の例とし
ては、メチル、エチルおよびn−プロピル基が挙げられ
る。リン二座配位子として2−ヒドロキシ−2−メチル
−1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンを含
む触媒組成物を使用すると非常に良好な結果が得られ
る。
【0014】一般式(R1 )P−CH2 −C(OH)
(R6 )CH2 −P(R1 2 [式中、R6 はアルキル
またはアリール基を表す。]のジホスフィンは新規化合
物である。本発明は、これらの新規化合物およびそれら
の製法にも関する。これらの新規なジホスフィンの製造
は、一般式M(R1 2 P[式中、Mはアルカリ金属原
子を表す。]の化合物を、一般式
【0015】
【化2】
【0016】の化合物または一般式X−CH2 −C(O
H)(R6 )−CH2 −X[式中、Xはハロゲン原子を
表す。]の化合物と反応させることにより行うことがで
きる。例えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンは、好適には、
ナトリウムジフェニルホスフィドを1−クロロ−2,3
−エポキシ−2−メチルプロパンと反応させることによ
り製造でき、2−ヒドロキシ−2−フェニル−1,3−
ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンは、好適には、
ナトリウムジフェニルホスフィドを1,3−ジクロロ−
2−ヒドロキシ−2−フェニルプロパンと反応させるこ
とにより製造できる。
【0017】本発明の触媒組成物を使用する重合は、モ
ノマーを、ポリマーが不溶かほとんど不溶である希釈液
に溶解した触媒組成物の溶液と接触させることにより行
うのが好ましい。メタノールなどの低級アルコールが希
釈液として非常に好適である。所望により、重合を気相
で行ってもよい。本発明の触媒組成物を使用して一酸化
炭素と重合できるオレフィン性不飽和化合物は、炭素お
よび水素から成る化合物または炭素および水素の他に1
個以上のヘテロ原子を含む化合物が好ましい。本発明の
触媒組成物は、一酸化炭素と、典型的には20個までの
炭素原子を含む一種以上のオレフィン性不飽和炭化水素
とのポリマーの製造に使用するのが好ましい。適する炭
化水素モノマーの例としては、エテン、プロペン、ブテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、スチレン、シク
ロペンテン、ノルボルネンおよびジシクロペンタジエン
が挙げられる。本発明の触媒組成物は、特に一酸化炭素
とエテンとのコポリマーならびに、一酸化炭素とエテン
およびα−オレフィン(特にプロペン)との三元ポリマ
ーの製造に使用するのに非常に好適である。
【0018】ポリマーの製造に使用する触媒組成物の量
は、広範囲で変えることができる。重合すべきオレフィ
ン性不飽和化合物1モルに対して、VIII族金属を10-7
〜10-3グラム原子、特に10-6〜10-4グラム原子含
む量の触媒組成物を使用するのが好ましい。
【0019】ポリマーの製造は、20〜150℃、特に
30〜130℃の温度および2〜150バール、特に5
〜100バールの圧力下で行うのが好ましい。重合すべ
き混合物中のオレフィン性不飽和化合物対一酸化炭素の
モル比は、10:1〜1:10、特に5:1〜1:5が
好ましい。重合は、バッチ法または連続法のいずれかで
行うことができる。
【0020】本発明に従って製造したポリマーの平均分
子量が高いほど、その固有粘度も高くなる。本明細書で
は、「固有粘度」の代わりに、IUPAC推薦の「極限
粘度数」(LVN)を以下で使用する。引用したLVN
は、溶媒としてm−クレゾールを使用し、60℃で測定
した。
【0021】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例により説明す
る。
【0022】実施例1 2−ヒドロキシ−2−メチル−1,3−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)プロパンを次のように調製した。ナトリ
ウム4.0g(174ミリモル)の液体アンモニア(4
00ml)溶液を−78℃に維持しながら、これにトリ
フェニルホスフィン22.8g(87.0ミリモル)を
添加した。−78℃で45分間攪拌した後、塩化アンモ
ニウム4.2g(78.5ミリモル)を添加した。30
分後、1−クロロ−2,3−エポキシ−2−メチルプロ
パン4.63g(43.5ミリモル)のテトラヒドロフ
ラン(150ml)溶液を添加した。アンモニアを蒸発
させた後、反応混合物を次のように処理した。溶媒を減
圧除去し、残渣に水およびジクロロメタンを加えた。有
機層を分離し、濾過した。溶媒除去後、固体残渣をn−
ヘキサンで洗浄した。2−ヒドロキシ−2−メチル−
1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンの収量
は14g(73%)であった。
【0023】実施例2 2−ヒドロキシ−2−フェニル−1,3−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)プロパンを次のように調製した。ナト
リウム4.2g(183ミリモル)の液体アンモニア
(400ml)溶液を−78℃に維持しながら、これに
トリフェニルホスフィン23.95g(91.4ミリモ
ル)を添加した。−78℃で45分間攪拌した後、塩化
アンモニウム2.14g(40ミリモル)を添加した。
30分後、1,3−ジクロロ−2−ヒドロキシ−2−フ
ェニルプロパン9.23g(45ミリモル)のエーテル
(150ml)溶液を添加した。アンモニアを蒸発させ
た後、反応混合物を実施例1と同様の方法で処理した。
2−ヒドロキシ−2−フェニル−1,3−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)プロパンの収量は15g(66%)で
あった。
【0024】実施例3(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを次のように調製した。
300ml容の攪拌付オートクレーブに200mlのメ
タノールを仕込んだ。オートクレーブを一酸化炭素で5
0バールまで加圧することによりオートクレーブ中の空
気を追い出した後、圧力を解放し、この操作をさらに2
回繰り返した。オートクレーブ内容物を65℃にした
後、1:1の一酸化炭素/エテン混合物を入れて圧力を
55バールにした。次いで、下記組成から成る触媒溶液
をオートクレーブに入れた。
【0025】メタノール 6ml、 酢酸パラジウム 0.02ミリモル、 p−トルエンスルホン酸 0.04ミリモル、および 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン 0.
02ミリモル。
【0026】重合中は、1:1の一酸化炭素/エテン混
合物を供給することにより、その圧力を維持した。3時
間後、反応混合物を室温に冷却し、圧力を解放すること
により、重合を停止した。ポリマーを濾別し、メタノー
ルで洗浄して乾燥した。こうして得られたコポリマーの
LVN(60)は1.2dl/gであった。反応速度
は、1.3kgコポリマー/(gパラジウム・時)であ
った。
【0027】実施例4(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを,実質的に実施例3と
同じ方法で調製したが、反応温度は65℃の代わりに8
5℃とした。こうして得られたコポリマーのLVN(6
0)は0.6dl/gであった。反応速度は、5.0k
gコポリマー/(gパラジウム・時)であった。
【0028】実施例5(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを,下記の点以外は実質
的に実施例3と同じ方法で製造した。
【0029】a)1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパンの代わりに0.02ミリモルの2−(ジフ
ェニルホスフィノメチル)−3−(ジフェニルホスフィ
ノ)プロペン−1を含む触媒溶液を使用した;および b)反応温度を65℃の代わりに85℃とした。
【0030】こうして得られたコポリマーのLVN(6
0)は0.6dl/gであった。反応速度は、5.4k
gコポリマー/(gパラジウム・時)であった。
【0031】実施例6(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを次のように調製した。
300ml容の攪拌付オートクレーブに200mlのメ
タノールを仕込んだ。オートクレーブ内容物を85℃に
した後、1:1の一酸化炭素/エテン混合物を入れて圧
力を55バールにした。次いで、下記組成から成る触媒
溶液をオートクレーブに入れた。
【0032】メタノール 6ml、 酢酸パラジウム 0.01ミリモル、 トリフルオロ酢酸 0.02ミリモル、および 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン 0.
01ミリモル。
【0033】重合中は、1:1の一酸化炭素/エテン混
合物を供給することにより、その圧力を維持した。5時
間後、反応混合物を室温に冷却し、圧力を解放すること
により、重合を停止した。ポリマーを濾別し、メタノー
ルで洗浄して乾燥した。こうして得られたコポリマーの
LVN(60)は1.0dl/gであった。反応速度
は、5.6kgコポリマー/(gパラジウム・時)であ
った。
【0034】実施例7(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを,実質的に実施例6と
同じ方法で調製したが、トリフルオロ酢酸の代わりに
0.02ミリモルのp−トルエンスルホン酸を、1,3
−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンの代わりに
0.01ミリモルの2−メチル−2−(ジフェニルホス
フィノメチル)−1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパンを含む触媒溶液を使用した。こうして得ら
れたコポリマーのLVN(60)は0.7dl/gであ
った。反応速度は、4.7kgコポリマー/(gパラジ
ウム・時)であった。
【0035】実施例8(比較例) 一酸化炭素/エテン/プロペン三元ポリマーを次のよう
に調製した。300ml容の攪拌付オートクレーブに下
記組成から成る触媒溶液を仕込んだ。
【0036】メタノール 135ml、 アセトン 4ml、 酢酸パラジウム 0.009ミリモル、 トリフルオロ酢酸 0.19ミリモル、および 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン 0.
01ミリモル。
【0037】オートクレーブを一酸化炭素で50バール
まで加圧することによりオートクレーブ中の空気を追い
出した後、圧力を解放し、この操作をさらに2回繰り返
した。オートクレーブ内容物を80℃にした後、25バ
ールの一酸化炭素を入れ、次いで10バールのプロペ
ン、最後に15バールのエテンを入れて全圧力を50バ
ールにした。重合中は、1:1の一酸化炭素/エテン混
合物を供給することにより、オートクレーブの圧力を維
持した。3.1時間後、反応混合物を室温に冷却し、圧
力を解放することにより、重合を停止した。ポリマーを
濾別し、メタノールで洗浄して乾燥した。こうして得ら
れた三元ポリマーのLVN(60)は0.5dl/gで
あった。反応速度は、4.4kg三元ポリマー/(gパ
ラジウム・時)であった。
【0038】実施例9(比較例) 一酸化炭素/エテン/プロペン三元ポリマーを,下記の
点以外は実質的に実施例8と同じ方法で製造した。
【0039】a)1,3−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)プロパンの代わりに0.01ミリモルの2−ベンジ
ルオキシ−1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロ
パンを含む触媒溶液を使用した; b)反応温度を80℃の代わりに85℃とした;および c)反応時間を3.1時間の代わりに2.7時間とし
た。
【0040】こうして得られた三元ポリマーのLVN
(60)は0.3dl/gであった。反応速度は、3.
0kg三元ポリマー/(gパラジウム・時)であった。
【0041】実施例10(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを次のように調製した。
266ml容の攪拌付オートクレーブに133mlのメ
タノールを仕込んだ。オートクレーブを一酸化炭素で5
0バールまで加圧することによりオートクレーブ中の空
気を追い出した後、圧力を解放し、この操作をさらに2
回繰り返した。下記組成から成る触媒溶液をオートクレ
ーブに入れた。
【0042】アセトン 7ml、 酢酸パラジウム 0.017ミリモル、 p−トルエンスルホン酸 0.036ミリモル、および 1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン 0.
018ミリモル。
【0043】オートクレーブ内容物を85℃にした後、
1:1の一酸化炭素/エテン混合物を入れて、圧力を5
5バールにした。重合中は、1:1の一酸化炭素/エテ
ン混合物を供給することにより、その圧力を維持した。
1.75時間後、反応混合物を室温に冷却し、圧力を解
放することにより重合を停止した。ポリマーを濾別し、
メタノールで洗浄して乾燥した。こうして得られたコポ
リマーのLVN(60)は0.9dl/gであった。反
応速度は、3.7kgコポリマー/(gパラジウム・
時)であった。
【0044】実施例11 一酸化炭素/エテンコポリマーを,下記の点以外は実質
的に実施例10と同じ方法で調製した。
【0045】a)酢酸パラジウム0.017ミリモルの
代わりに同0.016ミリモルを、1,3−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)プロパンの代わりに0.018ミリ
モルの2−ヒドロキシ−2−メチル−1,3−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)プロパンを含む触媒溶液を使用し
た;および b)反応時間を1.75時間の代わりに1.52時間と
した。
【0046】こうして得られたコポリマーのLVN(6
0)は1.0dl/gであった。反応速度は、5.6k
gコポリマー/(gパラジウム・時)であった。
【0047】実施例12(比較例) 一酸化炭素/エテンコポリマーを,下記の点以外は実質
的に実施例10と同じ方法で調製した。
【0048】a)酢酸パラジウム0.017ミリモルの
代わりに同0.016ミリモルを、p−トルエンスルホ
ン酸0.036ミリモルの代わりに同0.035ミリモ
ルを、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパン
の代わりに0.019ミリモルの2−ヒドロキシ−2−
フェニル−1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロ
パンを含む触媒溶液を使用した;および b)反応時間を1.75時間の代わりに1.23時間と
した。
【0049】こうして得られたコポリマーのLVN(6
0)は1.0dl/gであった。反応速度は、2.6k
gコポリマー/(gパラジウム・時)であった。
【0050】実施例1〜12のうち、実施例11が本発
明によるものである。この実施例では、リン二座配位子
として2−ヒドロキシ−2−メチル−1,3−ビス(ジ
フェニルホスフィノ)プロパンを含む触媒組成物を使用
して一酸化炭素/エテンコポリマーを調製した。実施例
1および2は、新規化合物である2−ヒドロキシ−2−
メチル−1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパ
ンおよび2−ヒドロキシ−2−フェニル−1,3−ビス
(ジフェニルホスフィノ)プロパンの調製に関する。
【0051】リン二座配位子として1,3−ビス(ジフ
ェニルホスフィノ)プロパンを含む触媒組成物を使用し
て行った実施例3および4の結果を比較すると、反応速
度および得られるポリマーの平均分子量に対する重合温
度の影響がわかる。
【0052】実施例5、7、9、11および12は、リ
ン二座配位子の2個のリン原子をつなぐ架橋基の中央の
炭素原子に結合する2個の水素原子の一方を置き換える
ことによる触媒組成物の挙動に対する影響を示す。実施
例4および5の結果を比較すると、両方の水素原子を1
個のメチレン基で置き換えても触媒組成物の挙動はあま
り改善されないことがわかる。実施例6および7の結果
および実施例8および9の結果を比較すると、両方の水
素原子のうち、一方をアルキル基で、他方をジアリール
ホスフィノアルキル基で置き換える、および一方のみの
水素原子をアルアルキルオキシ基で置き換えることによ
り、反応速度および得られるポリマーの平均分子量の両
方が低下することがわかる。実施例10〜12の結果を
比較すると、両方の水素原子のうち、一方を水酸基で、
他方をアルキル基またはアリール基で置き換えることに
よる影響がわかる。アルキル基で置き換える(実施例1
1)と反応速度がかなり上昇するが、アリール基で置き
換える(実施例12)と反応速度がかなり低下する。
【0053】NMR分析により、実施例3〜12により
調製したポリマーは、一酸化炭素由来の単位とオレフィ
ン由来の単位が交互に存在する直鎖からなることを確認
した。実施例8および9で調製した一酸化炭素/エテン
/プロペン三元ポリマーでは、エテン由来の単位とプロ
ペン由来の単位とがランダムに分布して存在していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハリイ・フアン・デル・ヘエイデン オランダ国、1031・セー・エム・アムステ ルダム、バドハアイスウエヒ・3 (72)発明者 ハンス・アリエ・ステイル オランダ国、1031・セー・エム・アムステ ルダム、バドハアイスウエヒ・3

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VIII族金属および一般式 R1 2 P−
    5 −PR3 4 [式中、R1 〜R4 は同一でも異なっ
    ていてもよく、任意に極性置換された炭化水素基であ
    り、R5 は、2個のリン原子をつなぐ架橋が3個の炭素
    原子からなる二価の架橋基であり、その架橋の中央の炭
    素原子が置換基としてアルキル基および水酸基を有す
    る。]のリン二座配位子をベースとする触媒組成物。
  2. 【請求項2】 VIII族金属としてパラジウムを含み、酢
    酸塩などの塩の形で加えることを特徴とする請求項1に
    記載の触媒組成物。
  3. 【請求項3】 さらに、pKaが4未満の酸のアニオン
    を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の触媒
    組成物。
  4. 【請求項4】 pKaが2未満の酸のアニオンを含むこ
    とを特徴とする請求項3に記載の触媒組成物。
  5. 【請求項5】 pKaが4未満の酸のアニオンをVIII族
    金属1グラム原子に対して2〜50モルの量で、リン二
    座配位子をVIII族金属1グラム原子に対して0.75〜
    1.5モルの量で含むことを特徴とする請求項3または
    4に記載の触媒組成物。
  6. 【請求項6】 R1 〜R4 が任意に極性置換された芳香
    族炭化水素基であるリン二座配位子を含むことを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか一項に記載の触媒組成物。
  7. 【請求項7】 二つのリン原子をつなぐ架橋基の第一お
    よび第三の炭素原子が各々2個の水素原子を有するリン
    二座配位子を含むことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一項に記載の触媒組成物。
  8. 【請求項8】 架橋基の中央の炭素原子上の置換基であ
    るアルキル基が6個以下の炭素原子を含有するリン二座
    配位子を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    一項に記載の触媒組成物。
  9. 【請求項9】 リン二座配位子として2−ヒドロキシ−
    2−メチル−1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)プ
    ロパンを含むことを特徴とする請求項8に記載の触媒組
    成物。
  10. 【請求項10】 一酸化炭素と一種以上のオレフィン性
    不飽和化合物との混合物を請求項1〜9のいずれか一項
    に記載の触媒組成物と接触させることを特徴とするポリ
    マーの製造方法。
  11. 【請求項11】 モノマーを、ポリマーが不溶かほとん
    ど不溶であるメタノールなどの希釈液中の触媒組成物の
    溶液と接触させることを特徴とする請求項10に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 オレフィン性不飽和化合物として、エ
    テンまたはエテンとプロペンのようなα−オレフィンと
    の混合物などの炭化水素を使用し、温度を30〜130
    ℃、圧力を5〜100バール、重合すべき混合物中のオ
    レフィン性不飽和化合物対一酸化炭素のモル比を5:1
    〜1:5とし、重合すべきオレフィン性不飽和化合物1
    モルにつき10-6〜10-4グラム原子のVIII族金属を含
    む量の触媒組成物を使用することを特徴とする請求項1
    0または11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 一般式(R1 )P−CH2 −C(O
    H)(R6 )CH2 −P(R1 2 [式中、R1 は任意
    に極性置換された炭化水素基であり、R6 はアルキルま
    たはアリール基である。]のジホスフィン。
  14. 【請求項14】 2−ヒドロキシ−2−メチル−1,3
    −ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンおよび2−ヒ
    ドロキシ−2−フェニル−1,3−ビス(ジフェニルホ
    スフィノ)プロパンであることを特徴とする請求項13
    に記載のジホスフィン。
  15. 【請求項15】 一般式M(R1 2 P[式中、Mはア
    ルカリ金属原子を表す。]の化合物を、一般式 【化1】 の化合物または一般式X−CH2 −C(OH)(R6
    −CH2 −X[式中、Xはハロゲン原子を表す。]の化
    合物と反応させることを特徴とする請求項13に記載の
    ジホスフィンの製造方法。
JP4228695A 1991-08-30 1992-08-27 一酸化炭素とオレフィン性不飽和化合物とのポリマー製造用触媒組成物 Pending JPH05194727A (ja)

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