JPH0356050A - ロータ用バインド材 - Google Patents
ロータ用バインド材Info
- Publication number
- JPH0356050A JPH0356050A JP19219889A JP19219889A JPH0356050A JP H0356050 A JPH0356050 A JP H0356050A JP 19219889 A JP19219889 A JP 19219889A JP 19219889 A JP19219889 A JP 19219889A JP H0356050 A JPH0356050 A JP H0356050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- fibers
- alumina
- binder
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 title abstract description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 24
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 11
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 9
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 abstract description 4
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 abstract description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 3
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 3
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 3
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
- 229920006337 unsaturated polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001567 vinyl ester resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明（よロータ用バインド材に関するしのである。
一般に回転電機、たとえば電動機や発電機の回転部分に
回転子や電機子と呼ばれているロータか備えられている
。
回転子や電機子と呼ばれているロータか備えられている
。
これらのロータの中には、その外周にバインド材を巻回
するものがある。
するものがある。
従来このバインド材として、鋼線やガラス繊維と樹脂の
複合材、カーボン繊維と樹脂との複合材が用いられてい
る。
複合材、カーボン繊維と樹脂との複合材が用いられてい
る。
しかしながら上記従来のバインド材のうち、鋼線の場合
は引張弾性率２０，０００ｋ９／■２と大きくて遠心力
による伸びを少なく抑えることができるらのの比重７，
９と大きいためロータの重量化が生じ、はずみ車効果Ｃ
Ｄ”の最小値設定に影響があり、またガラス繊維と樹脂
との度合材の場合は引張弾性率が３，０００〜３，５０
０ｋｇ７ｘｍ”と小さいため遠心力を受けると伸び易く
、固定子側との接触が生じて１員傷するおそれがあり、
またカーボン繊維と樹脂との複合材の場合は引張弾性率
ｔｏ，ｏｏｏ〜１２ ， ０００ｋｇ／Ｒｘ”と大きく
比重も１．６と小さいのであるが、鋼線同様に導電性材
のため絶縁処理が必要となり、しかしてこれらいずれの
ものもロータのバインド材としては不向きであるという
不都合を有している。
は引張弾性率２０，０００ｋ９／■２と大きくて遠心力
による伸びを少なく抑えることができるらのの比重７，
９と大きいためロータの重量化が生じ、はずみ車効果Ｃ
Ｄ”の最小値設定に影響があり、またガラス繊維と樹脂
との度合材の場合は引張弾性率が３，０００〜３，５０
０ｋｇ７ｘｍ”と小さいため遠心力を受けると伸び易く
、固定子側との接触が生じて１員傷するおそれがあり、
またカーボン繊維と樹脂との複合材の場合は引張弾性率
ｔｏ，ｏｏｏ〜１２ ， ０００ｋｇ／Ｒｘ”と大きく
比重も１．６と小さいのであるが、鋼線同様に導電性材
のため絶縁処理が必要となり、しかしてこれらいずれの
ものもロータのバインド材としては不向きであるという
不都合を有している。
本発明（まこれらの不都合を解決することを目的とする
もので、その要旨は、回転電機のａ一夕に巻回されるも
のであって、繊維に熱硬化性尉脂を含浸硬化させてなる
複合材から成り、上記繊維がアルミナ系連続繊維である
ことを特徴とする。ータ用バインド材にある。
もので、その要旨は、回転電機のａ一夕に巻回されるも
のであって、繊維に熱硬化性尉脂を含浸硬化させてなる
複合材から成り、上記繊維がアルミナ系連続繊維である
ことを特徴とする。ータ用バインド材にある。
上記アルミナ系連続繊維はアルミナを主成分とする繊維
であって、例えば下記第ｌ表のものが用いられる。
であって、例えば下記第ｌ表のものが用いられる。
またその製造法は通常行なわれている前駆体繊維化法に
より得られるものに限られない。
より得られるものに限られない。
その繊維の特性は下記第２表となる。
第２表
また熱硬化仕樹脂としてはエボキン樹脂、フェノール樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ヒニールエステル樹脂が
用いられる。
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ヒニールエステル樹脂が
用いられる。
尚、上記アルミナ系連続繊維の成分におけるＡｌ２ｔＯ
３は弾性率向上の面からは６０重量％以上のものが望ま
しい。
３は弾性率向上の面からは６０重量％以上のものが望ま
しい。
また繊維含有率は高くなると層間剥離が生し易くなり、
低くなると機械的強度が低下するため、通常は３０〜７
０％の繊維含有率ＶｒＣ％）から選択されるのが望まし
い。
低くなると機械的強度が低下するため、通常は３０〜７
０％の繊維含有率ＶｒＣ％）から選択されるのが望まし
い。
また、アルミナ系連続繊維の成分選定、繊維含有率等は
ロータの大きさや使用温度、使用時間等の環境的制約、
仕様により変更して定められるものである。
ロータの大きさや使用温度、使用時間等の環境的制約、
仕様により変更して定められるものである。
第１図は本発明のバインド材を適用した回転電機の実施
例を示す斜視図であり、ｌはバインド材、２はロータで
ある。
例を示す斜視図であり、ｌはバインド材、２はロータで
ある。
・第１実施例
前記第ｌ表Ｎｏ．ｌの成分のアルミナ系連続繊維を用い
、熱硬化性樹脂としてエボキシ樹脂を用い、このアルミ
ナ系連続繊維の単繊維３，０００本を束にしてエボキシ
樹脂を含浸し、ブリプレグ状態でロータに巻回し硬化さ
せた。
、熱硬化性樹脂としてエボキシ樹脂を用い、このアルミ
ナ系連続繊維の単繊維３，０００本を束にしてエボキシ
樹脂を含浸し、ブリプレグ状態でロータに巻回し硬化さ
せた。
その複合特性（ま下記第３表のものであった。
尚、比較例としては従来のＥガラス繊維又はカーボン繊
維とエボキシ樹脂との複合材及び鋼線の特性を並記した
。
維とエボキシ樹脂との複合材及び鋼線の特性を並記した
。
第３表
この第ｌ実施例のものは上記第３表の複合物性を有して
おり、引張弾性率が６．８００と充分に大きな値を示し
、比重も２ ｌと充分に小さく、しかも絶縁性であり、
ロータ用バインド材とじて好適な特性を発揮している。
おり、引張弾性率が６．８００と充分に大きな値を示し
、比重も２ ｌと充分に小さく、しかも絶縁性であり、
ロータ用バインド材とじて好適な特性を発揮している。
・第２実施例
この第２実施例は前記第１実施例における繊維含有率の
み相違するものである。
み相違するものである。
その複合物性は下記第４表のものであった。
第４表
・第３実施例
この第３実施例も前記第！実施例におけるｖｆのみ相違
するものである。
するものである。
その複合物性は下記第５表のものであった。
（以下余白）
第５表
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、引張り弾性率が充分に大きな値を
有してロータ回転に伴う遠心力による伸びが小さく比重
ら充分に小さくてロータのＣＤ’の最小値設定に有効な
ものとなり、層間剥離ら少なくて耐久性が向上し、しか
も絶縁性であることから好適なロータ用バインド杯とｔ
ｊる。
有してロータ回転に伴う遠心力による伸びが小さく比重
ら充分に小さくてロータのＣＤ’の最小値設定に有効な
ものとなり、層間剥離ら少なくて耐久性が向上し、しか
も絶縁性であることから好適なロータ用バインド杯とｔ
ｊる。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は回転電
機の全体斜視図である。 ｌ・・・ハインド材、２・・・ロータ。 ”ス／盛９
機の全体斜視図である。 ｌ・・・ハインド材、２・・・ロータ。 ”ス／盛９
Claims (1)
- １ 回転電機のロータに巻回されるものであって、繊維
に熱硬化性樹脂を含浸硬化させてなる複合材から成り、
上記繊維がアルミナ系連続繊維であることを特徴とする
ロータ用バインド材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19219889A JPH0356050A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ロータ用バインド材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19219889A JPH0356050A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ロータ用バインド材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0356050A true JPH0356050A (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=16287309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19219889A Pending JPH0356050A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | ロータ用バインド材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356050A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008193837A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電機子コイル処理方法およびその方法により製造される整流子モータ |
| JP2013009553A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | 回転電機のロータ |
| JP2015091202A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 川崎重工業株式会社 | 磁石浮上り及び飛散防止部材並びにロータ |
| WO2020013268A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 国立大学法人福井大学 | 屈曲性を有する高熱伝導性材料 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19219889A patent/JPH0356050A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008193837A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電機子コイル処理方法およびその方法により製造される整流子モータ |
| JP2013009553A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Toyota Central R&D Labs Inc | 回転電機のロータ |
| JP2015091202A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 川崎重工業株式会社 | 磁石浮上り及び飛散防止部材並びにロータ |
| WO2020013268A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | 国立大学法人福井大学 | 屈曲性を有する高熱伝導性材料 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6103382A (en) | Catalyzed mica tapes for electrical insulation | |
| US2370046A (en) | Insulated electrical conductor | |
| JPH0356050A (ja) | ロータ用バインド材 | |
| US2747119A (en) | Binding of rotor end turns | |
| GB2101525A (en) | Composite insulation material | |
| JPH09103038A (ja) | 電気機器 | |
| US2747118A (en) | Supporting of coil end turns | |
| US3914860A (en) | Method of producing a coil winding for a dynamo-electric machine | |
| JPS6245687B2 (ja) | ||
| JPS58175946A (ja) | 絶縁丸線から成る回転電機の巻線 | |
| JPS60237828A (ja) | 回転電機コイル | |
| JPS6158963B2 (ja) | ||
| JP3795410B2 (ja) | 回転電機とその製造方法 | |
| JPH01122339A (ja) | 始動電動機のコンミテータ | |
| JP2956218B2 (ja) | 回転電機の絶縁構造 | |
| JPS6139838A (ja) | 永久磁石形電動機 | |
| JPS6015305Y2 (ja) | 乾式変圧器巻線 | |
| JPS63117639A (ja) | 回転電機の鉄心のスロツト絶縁処理方法 | |
| JPH08227616A (ja) | 絶縁電線 | |
| JP2692883B2 (ja) | ロータコイルのリード線と渡り線のコイルエンド部への固定方法 | |
| JPS5853441B2 (ja) | デンキゼツエンタイノ セイゾウホウ | |
| JPS61236347A (ja) | 小形電動機の電機子 | |
| JP5404133B2 (ja) | 絶縁電線及びそれを用いたコイル製造方法 | |
| JPS61251452A (ja) | 回転電機 | |
| JPS62110454A (ja) | 電動機固定子 |