JPH0355551B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355551B2 JPH0355551B2 JP15304788A JP15304788A JPH0355551B2 JP H0355551 B2 JPH0355551 B2 JP H0355551B2 JP 15304788 A JP15304788 A JP 15304788A JP 15304788 A JP15304788 A JP 15304788A JP H0355551 B2 JPH0355551 B2 JP H0355551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinholes
- insulating film
- plasma treatment
- film
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、半導体、超電導体等の技術分野に
用いられるプラズマ処理による膜改質方法に関す
るものである。
用いられるプラズマ処理による膜改質方法に関す
るものである。
半導体集積回路あるいは超電導体回路等の作成
においては、薄膜を基板上に堆積しエツチングに
よりパターニングを施し目的とする形状の薄膜を
得ている。
においては、薄膜を基板上に堆積しエツチングに
よりパターニングを施し目的とする形状の薄膜を
得ている。
その際、薄膜各層のピンホールが少ないことが
回路の品質、歩留りの向上のために重要な条件で
ある。
回路の品質、歩留りの向上のために重要な条件で
ある。
ところで、層間絶縁膜等の薄膜に発生したピン
ホールは、回路の短絡を招き、また、超電導薄膜
においては磁束を捕捉し、ジヨセフソン回路に望
ましくないフラツクス・トラツプ(flux−trap)
を引き起す等の問題点があつた。
ホールは、回路の短絡を招き、また、超電導薄膜
においては磁束を捕捉し、ジヨセフソン回路に望
ましくないフラツクス・トラツプ(flux−trap)
を引き起す等の問題点があつた。
この発明は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、すでに堆積されピンホールが発生
している薄膜にプリズマ処理を施して、ピンホー
ルの密度を下げるようにしたプラズマ処理による
膜改質方法を提供することを目的とする。
されたもので、すでに堆積されピンホールが発生
している薄膜にプリズマ処理を施して、ピンホー
ルの密度を下げるようにしたプラズマ処理による
膜改質方法を提供することを目的とする。
この発明にかかるプラズマ処理による膜改質方
法は、基板上に堆積されたピンホールが発生して
いる薄膜に、低圧の雰囲気内で発生するガスイオ
ンによりプラズマ処理を施して、薄膜のピンホー
ルの密度を低減させるものである。
法は、基板上に堆積されたピンホールが発生して
いる薄膜に、低圧の雰囲気内で発生するガスイオ
ンによりプラズマ処理を施して、薄膜のピンホー
ルの密度を低減させるものである。
この発明においては、薄膜上のピンホールにガ
スイオンによりプラズマ処理を施すことにより薄
膜上のピンホールの密度が低減する。
スイオンによりプラズマ処理を施すことにより薄
膜上のピンホールの密度が低減する。
第1図a,bはこの発明の一実施例を示す説明
図で、1は基板となる下部電極、2は前記下部電
極1上に形成された薄膜状の絶縁膜で、sioから
なる1μmの厚みを有している。3は前記絶縁膜
2上に形成された上部電極である。Pは前記絶縁
膜2に発生したピンホール、Arは前記絶縁膜2
にプラズマ処理を施すArガスイオンで、矢印で
その方向を示す。これらはスパツタリングを施す
ときとほぼ同様なものである。
図で、1は基板となる下部電極、2は前記下部電
極1上に形成された薄膜状の絶縁膜で、sioから
なる1μmの厚みを有している。3は前記絶縁膜
2上に形成された上部電極である。Pは前記絶縁
膜2に発生したピンホール、Arは前記絶縁膜2
にプラズマ処理を施すArガスイオンで、矢印で
その方向を示す。これらはスパツタリングを施す
ときとほぼ同様なものである。
次にプラズマ処理の方法について説明する。
第1図aに示すように、10mTorrの低圧の雰
囲気中でArガスイオンのRFプラズマ処理を、
300Vの直流自己バイアス電圧発生の条件で5分
間行うと、絶縁膜2におけるピンホールPの密度
は30/cm2から10/cm2に低減した。次いで、第1図
bに示すように、ピンホールPに密度が低減した
絶縁膜2上に上部電極3を形成する。
囲気中でArガスイオンのRFプラズマ処理を、
300Vの直流自己バイアス電圧発生の条件で5分
間行うと、絶縁膜2におけるピンホールPの密度
は30/cm2から10/cm2に低減した。次いで、第1図
bに示すように、ピンホールPに密度が低減した
絶縁膜2上に上部電極3を形成する。
第2図a〜bはこの発明の他の実施例を示すも
ので、第1図と同一符号は同一部分を示し、21
は前記下部電極1上に形成された薄膜状の第1の
絶縁膜、22は前記第1の絶縁膜21上に形成さ
れた薄膜状の第2の絶縁膜で、いずれもsioから
なる160nmの厚みを有している。このように、
第1の絶縁膜21と第2の絶縁膜22の2回に分
けて蒸着すると、同じ厚みでも1回で蒸着するよ
りはピンホール密度が低下する。
ので、第1図と同一符号は同一部分を示し、21
は前記下部電極1上に形成された薄膜状の第1の
絶縁膜、22は前記第1の絶縁膜21上に形成さ
れた薄膜状の第2の絶縁膜で、いずれもsioから
なる160nmの厚みを有している。このように、
第1の絶縁膜21と第2の絶縁膜22の2回に分
けて蒸着すると、同じ厚みでも1回で蒸着するよ
りはピンホール密度が低下する。
プラズマ処理の方法は第1図と同じ条件で行わ
れる。
れる。
まず第2図aに示すように、第1の絶縁膜21
にプラズマ処理を行つた後、第2図bに示すよう
に、第1の絶縁膜21の上に第2の絶縁膜22を
形成し、第2図cに示すように、プラズマ処理を
行うと、各絶縁膜21,22におけるピンホール
Pの密度はいずれも17/cm2から6/cm2に低減し
た。次いで、第2図dに示すように、ピンホール
Pの密度が低減した第2の絶縁膜22上に上部電
極3を形成する。
にプラズマ処理を行つた後、第2図bに示すよう
に、第1の絶縁膜21の上に第2の絶縁膜22を
形成し、第2図cに示すように、プラズマ処理を
行うと、各絶縁膜21,22におけるピンホール
Pの密度はいずれも17/cm2から6/cm2に低減し
た。次いで、第2図dに示すように、ピンホール
Pの密度が低減した第2の絶縁膜22上に上部電
極3を形成する。
なお、上記実施例では、Arガスイオンを用い
たプラズマ処理を施したが、この他、酸素ガス等
の他のガスを用いることもできる。
たプラズマ処理を施したが、この他、酸素ガス等
の他のガスを用いることもできる。
以上説明したようにこの発明は、ピンホールを
有する薄膜に低圧の雰囲気中でガスイオンにより
プラズマ処理を施すので、比較的安価な真空装置
が使用でき、かつ基板の温度も低く保持できるた
め、使用範囲が広く、薄膜のピンホール密度を著
しく低減できる等の利点を有する。
有する薄膜に低圧の雰囲気中でガスイオンにより
プラズマ処理を施すので、比較的安価な真空装置
が使用でき、かつ基板の温度も低く保持できるた
め、使用範囲が広く、薄膜のピンホール密度を著
しく低減できる等の利点を有する。
第1図a,bはこの発明の一実施例を示す説明
図、第2図a〜dはこの発明の他の実施例を示す
説明図である。 図中、1は下部電極、2は絶縁膜、3は上部電
極である。
図、第2図a〜dはこの発明の他の実施例を示す
説明図である。 図中、1は下部電極、2は絶縁膜、3は上部電
極である。
Claims (1)
- 1 ピンホールを有する薄膜に低圧の雰囲気内で
ガスイオンによりプラズマ処理を施して、前記薄
膜のピンホールの密度を低減させることを特徴と
するプラズマ処理による膜改質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15304788A JPH01319678A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | プラズマ処理による膜改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15304788A JPH01319678A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | プラズマ処理による膜改質方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01319678A JPH01319678A (ja) | 1989-12-25 |
JPH0355551B2 true JPH0355551B2 (ja) | 1991-08-23 |
Family
ID=15553813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15304788A Granted JPH01319678A (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | プラズマ処理による膜改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01319678A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9593405B2 (en) | 2011-06-17 | 2017-03-14 | Applied Materials, Inc. | Pinhole-free dielectric thin film fabrication |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP15304788A patent/JPH01319678A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01319678A (ja) | 1989-12-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |