JPH0355373A - 自動車用ドアロック装置 - Google Patents
自動車用ドアロック装置Info
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- JPH0355373A JPH0355373A JP1188897A JP18889789A JPH0355373A JP H0355373 A JPH0355373 A JP H0355373A JP 1188897 A JP1188897 A JP 1188897A JP 18889789 A JP18889789 A JP 18889789A JP H0355373 A JPH0355373 A JP H0355373A
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ドアの閉扉作動時において、ロックが自動的
に解除されるようにしたセルフキャンセル機構を備える
自動車用ドアロック装置に係り、特に、キャンセルが確
実に行なえるようにした装置に関する。
に解除されるようにしたセルフキャンセル機構を備える
自動車用ドアロック装置に係り、特に、キャンセルが確
実に行なえるようにした装置に関する。
車両の前部ドアに装着されるドアロック装置は、ドアの
施WNQ用のノブを施錠位置に操作してトアを閉じる際
、ノブが解錠位置に強制的に復ん}させられるようにし
たセルフキャンセル機構を備えているのが一般的であり
、イグニッションキー等を車内に残したまま不用意にド
アをロックしてしまうのを防止しうるようにしてある, セルフキャンセル機構は、ラッチと係合するポールと同
軸に設けられたオープンレバーが、ラッチ側から回動さ
せられたときに機能する。
施WNQ用のノブを施錠位置に操作してトアを閉じる際
、ノブが解錠位置に強制的に復ん}させられるようにし
たセルフキャンセル機構を備えているのが一般的であり
、イグニッションキー等を車内に残したまま不用意にド
アをロックしてしまうのを防止しうるようにしてある, セルフキャンセル機構は、ラッチと係合するポールと同
軸に設けられたオープンレバーが、ラッチ側から回動さ
せられたときに機能する。
すなわち、ドアの閉扉作動時において、車体側のストラ
イカの進入により、ラッチがロック位置(ハーフラッチ
又はフルラッチ位置)まで回動すると、ラッチと係合し
ているポールは、ラッチにより強制的に回動させられる
。
イカの進入により、ラッチがロック位置(ハーフラッチ
又はフルラッチ位置)まで回動すると、ラッチと係合し
ているポールは、ラッチにより強制的に回動させられる
。
このとき、ノブに連係された施解錠レバーが、ノブ操作
により施錠位置にあると、ポールと一体的に回動するオ
ープンレバーは、施解錠レバーと係合して,これを解錠
側に強制的に回動させる。
により施錠位置にあると、ポールと一体的に回動するオ
ープンレバーは、施解錠レバーと係合して,これを解錠
側に強制的に回動させる。
この場合、ポールの回動量は、ドア閉扉時におけるラッ
チとポールとの噛合代及びキャンセルに要するオープン
レバーの回動量等を考慮して決められる。
チとポールとの噛合代及びキャンセルに要するオープン
レバーの回動量等を考慮して決められる。
上記したセルフキャンセル機構を備えるドア口ツタ装置
においては、施解錠レバーを確実に解錠側に回動させる
ためには、オープンレバーの回動量、すなわち、ラッチ
により回動させられるポールの回動量(回転角度)を大
きくして、施解錠レバーの作動量を大とすることが望ま
しい。
においては、施解錠レバーを確実に解錠側に回動させる
ためには、オープンレバーの回動量、すなわち、ラッチ
により回動させられるポールの回動量(回転角度)を大
きくして、施解錠レバーの作動量を大とすることが望ま
しい。
しかし、ポールの回動量は、ドアが閉じられているとき
のラッチとポールとの噛合代などを考慮して、一定の範
囲内に設定されているため、オープンレバーの回amは
自ずと制限される。
のラッチとポールとの噛合代などを考慮して、一定の範
囲内に設定されているため、オープンレバーの回amは
自ずと制限される。
その結果、施解錠機構を構成する各部材に加工や組付誤
差があったり、それらの枢着部や係合部にガタが生じた
りした際、又はドアが遅い速度で閉じられた際等に、施
呵錠レバーが解錠位置まで回動させられないで、キャン
セル機構が働かないことがある。
差があったり、それらの枢着部や係合部にガタが生じた
りした際、又はドアが遅い速度で閉じられた際等に、施
呵錠レバーが解錠位置まで回動させられないで、キャン
セル機構が働かないことがある。
この問題を解決するためには、施解錠レバーとオープン
レバーとの係合部分の遊び(クリアランス)を可能な限
り小さくしたり、又は各部材の加工精度や組付精度を高
めて、ガタ等をなくすことが考えられる。しかしこのよ
うにすると、加工及び組立て工程が煩雑となって,作業
能率が低下する。
レバーとの係合部分の遊び(クリアランス)を可能な限
り小さくしたり、又は各部材の加工精度や組付精度を高
めて、ガタ等をなくすことが考えられる。しかしこのよ
うにすると、加工及び組立て工程が煩雑となって,作業
能率が低下する。
また、ラッチとポールとの噛合代を大とすることも考え
られるが、このようにすると、ドアを開扉する際におい
て、インサイド又はアウ1−サイドハンドルの操作量が
大きくなり、開扉までの動作が緩慢となる不具合が生じ
る. 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、施m錠
機構側の各部材に何らの設計変更を施すことなく,ポー
ルの回動意を大とし、もって、施解錠レバーを確実に解
錠位置に作動させうるようにした自動車用ドアロック装
置を提供することを目的としている。
られるが、このようにすると、ドアを開扉する際におい
て、インサイド又はアウ1−サイドハンドルの操作量が
大きくなり、開扉までの動作が緩慢となる不具合が生じ
る. 本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、施m錠
機構側の各部材に何らの設計変更を施すことなく,ポー
ルの回動意を大とし、もって、施解錠レバーを確実に解
錠位置に作動させうるようにした自動車用ドアロック装
置を提供することを目的としている。
上記〔I的を達成するため、本発明のドアロック装置は
、車体側のストライカと係脱してドアの開閉を行なうラ
ッチと,該ラッチと係合してその回動を阻止するポール
と,該ポールの基軸に固着されて、ポールと一体的に回
動するオープンレバーと、該オープンレバーと連係され
、かつドアの施解錠用ノブを操作することにより、施錠
位置と解錠位置との間を回動じうる施解錠レバーとを備
え,かつドアの閉扉作幼時において、前記ストライカ2
・−ラッヂとの係合時のラッチの回動により、前記ラッ
チとポールとが摺接して該ポールが回動させ^れたとき
、前記オープンレバーが前記施解錠レバーと係合してこ
れを解錠位置に回動させるようにしたセルフキャンセル
機構を備える自動車用ドアロック装置において、 前記ラッチとポールとの摺接面の少なくともいずれか一
方に、所要高さの突起を設けたことを特徴としている。
、車体側のストライカと係脱してドアの開閉を行なうラ
ッチと,該ラッチと係合してその回動を阻止するポール
と,該ポールの基軸に固着されて、ポールと一体的に回
動するオープンレバーと、該オープンレバーと連係され
、かつドアの施解錠用ノブを操作することにより、施錠
位置と解錠位置との間を回動じうる施解錠レバーとを備
え,かつドアの閉扉作幼時において、前記ストライカ2
・−ラッヂとの係合時のラッチの回動により、前記ラッ
チとポールとが摺接して該ポールが回動させ^れたとき
、前記オープンレバーが前記施解錠レバーと係合してこ
れを解錠位置に回動させるようにしたセルフキャンセル
機構を備える自動車用ドアロック装置において、 前記ラッチとポールとの摺接面の少なくともいずれか一
方に、所要高さの突起を設けたことを特徴としている。
(作 用〕
ドアの閉扉作動時においてラッチが回動すると、ポール
は、突起の分だけ大きく回動させられ、ポールと一体を
なすオープンレバーの回劾量は大となるゆ これにより,施解錠レバーは大きく回動可能となり、解
錠位置側に確実に作動させることができる. 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
は、突起の分だけ大きく回動させられ、ポールと一体を
なすオープンレバーの回劾量は大となるゆ これにより,施解錠レバーは大きく回動可能となり、解
錠位置側に確実に作動させることができる. 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
この実施例のドアロック装置は、第1図(A)CB)に
示すように、施解錠機構(1)が予め組付けられた合成
樹脂製のカバー(2)と、後記するラッチやポール等が
組込まれた同じく合戊樹脂製のドアロック本体(3)と
からなり、カバー(2)を、ドアロック本体(3)の後
面に固着されたベースプレート(4〉に結合することに
より、一体的に構成される。
示すように、施解錠機構(1)が予め組付けられた合成
樹脂製のカバー(2)と、後記するラッチやポール等が
組込まれた同じく合戊樹脂製のドアロック本体(3)と
からなり、カバー(2)を、ドアロック本体(3)の後
面に固着されたベースプレート(4〉に結合することに
より、一体的に構成される。
まず、第工図乃至第3図に基づいて、このドアロック装
置の公知の構或について簡単に説明する。
置の公知の構或について簡単に説明する。
(5)は、カバー(2)に枢着された施解錠レバー(6
)は、カバー(2)に枢着されるとともに、ドアのアウ
トサイドハンドル(図示略)と連係されたアウトサイド
レバー,(7)は、上端部がアウトサイドレバー(6)
に連結され、かつ下端部に穿設された上下方向を向く長
孔(8)と、施解錠レバー(5)に突設されたピン(9
)とを係合させたサブレバー(10)は、カバー(2)
に枢着され,かつ上端部がドアのインサイドハンドル(
図示略)に、また下端部がサブレバー(7)の上端部に
それぞれ連係されたインサイドレバー. (11)は,
ドアロック本体(3)に枢着された、車体側のストライ
カ(l2)と係脱するラッチ、(l3)は、ラッチ(1
1)と係合して,これをハーフラッチ又はフルラッチ位
置に係止するポール、(l4)は,ドアロック本体(3
)を後面へ向かって貝通するポール(l3)の基軸(1
3a)の端部に、ポール(13)と一体的に回動しうる
ように固着され、かつサブレバー(7)に連設された突
片(7a)の上部と係合しうるオープンレバー、(15
)は、一端(第2図中左端)がサブレバー(7)の左側
縁ト、がっ他端がオープンレバー(7)とそれぞれ連係
しつるようにして、カバー(2〉に枢着されたキャンセ
ルレバーである。
)は、カバー(2)に枢着されるとともに、ドアのアウ
トサイドハンドル(図示略)と連係されたアウトサイド
レバー,(7)は、上端部がアウトサイドレバー(6)
に連結され、かつ下端部に穿設された上下方向を向く長
孔(8)と、施解錠レバー(5)に突設されたピン(9
)とを係合させたサブレバー(10)は、カバー(2)
に枢着され,かつ上端部がドアのインサイドハンドル(
図示略)に、また下端部がサブレバー(7)の上端部に
それぞれ連係されたインサイドレバー. (11)は,
ドアロック本体(3)に枢着された、車体側のストライ
カ(l2)と係脱するラッチ、(l3)は、ラッチ(1
1)と係合して,これをハーフラッチ又はフルラッチ位
置に係止するポール、(l4)は,ドアロック本体(3
)を後面へ向かって貝通するポール(l3)の基軸(1
3a)の端部に、ポール(13)と一体的に回動しうる
ように固着され、かつサブレバー(7)に連設された突
片(7a)の上部と係合しうるオープンレバー、(15
)は、一端(第2図中左端)がサブレバー(7)の左側
縁ト、がっ他端がオープンレバー(7)とそれぞれ連係
しつるようにして、カバー(2〉に枢着されたキャンセ
ルレバーである。
施解錠レバー(5)の左端部は、ロンド(16)を介し
てドアの内側に設けられた施解錠用のノブ(図示111
8)に連結され、同じく右端部は、クランク状に屈曲さ
れた施解錠用のロンド(l7)及びこれの先端部に回動
可能として遊嵌されたホルダ(18)を介して、ドアの
キーシリンダ装置(図示略)と連結されている. 施解錠レバー(5)が、第2図実線示のように、解錠位
置にあるとき、アウトサイドハンドル又はインサイドハ
ンドルを操作すると、アウトサイドレバー(6)又はイ
ンサイドレバー(10)が回動させられて、サブレバー
(7)が押し上げられ.これに連設された突片(7a)
はオープンレバー(14)と当接する。
てドアの内側に設けられた施解錠用のノブ(図示111
8)に連結され、同じく右端部は、クランク状に屈曲さ
れた施解錠用のロンド(l7)及びこれの先端部に回動
可能として遊嵌されたホルダ(18)を介して、ドアの
キーシリンダ装置(図示略)と連結されている. 施解錠レバー(5)が、第2図実線示のように、解錠位
置にあるとき、アウトサイドハンドル又はインサイドハ
ンドルを操作すると、アウトサイドレバー(6)又はイ
ンサイドレバー(10)が回動させられて、サブレバー
(7)が押し上げられ.これに連設された突片(7a)
はオープンレバー(14)と当接する。
これにより、オープンレバー(14)及びこれと一体を
なすポール(13)は,第3図における反時計方向に回
動させられてラッチ(11)との係合が解除され、スト
ライカ(12)がラッチ(11)より解放されることに
1上り、ドアを開くことができる。
なすポール(13)は,第3図における反時計方向に回
動させられてラッチ(11)との係合が解除され、スト
ライカ(12)がラッチ(11)より解放されることに
1上り、ドアを開くことができる。
施解錠レバー(5)を、第2図2点鎖線示のように施錠
位置に回動すると、サブレバー(7)の下端部が,ビン
(9)により若干左方に移動させられることにより、突
片(7a)の移動軌跡がオープンレパ− (14)から
外れる。
位置に回動すると、サブレバー(7)の下端部が,ビン
(9)により若干左方に移動させられることにより、突
片(7a)の移動軌跡がオープンレパ− (14)から
外れる。
その結果、上述のように、アウトサイドレバー(6)又
はインサイドレパー(10)を回動させても、サブレバ
ー(7)は上方へ空移動するのみとなり、ドアは開扉不
能となる。
はインサイドレパー(10)を回動させても、サブレバ
ー(7)は上方へ空移動するのみとなり、ドアは開扉不
能となる。
ドアが開いているとき、ノブ操作により施解錠レバー(
5)を施錠位置として、ドアを閉じると,ストライカ(
l2)がラッチ(ii)に突入することにより、ポール
(13)は,オープンレバー(14)とともにラッチ(
11)により強制的に回動させられる。
5)を施錠位置として、ドアを閉じると,ストライカ(
l2)がラッチ(ii)に突入することにより、ポール
(13)は,オープンレバー(14)とともにラッチ(
11)により強制的に回動させられる。
オープンレパー(14)が回動すると、第2図示のよう
に、キャンセル1ノバー(15)の右端部と当接して、
キャンセルレバー(15)を反時計方向に回動させる。
に、キャンセル1ノバー(15)の右端部と当接して、
キャンセルレバー(15)を反時計方向に回動させる。
このとき,キャンセルレバー(15)の左端部と、サブ
レバー(7)の側端とが当接することにより、サブレバ
ー(7)は右方に押され、長孔(8)と係合しているビ
ン(9)を介して、それまで施錠位置にあった施解錠レ
バー(5)を解錠位置に強制回動させて、ロック状態を
自動的にキャンセルする。
レバー(7)の側端とが当接することにより、サブレバ
ー(7)は右方に押され、長孔(8)と係合しているビ
ン(9)を介して、それまで施錠位置にあった施解錠レ
バー(5)を解錠位置に強制回動させて、ロック状態を
自動的にキャンセルする。
次に、本発明におけるポール(13)の構或について詳
細に説明する。
細に説明する。
第4@乃至第6図に示すように、ポール(13)は、基
軸部(19a)、爪部(19b)を備える平面形がほぼ
十文字形をなす板状の金属製芯材(19)の要所に、例
えば硬質のナイロン等の合成樹脂材をモールドすること
により、基@(13a)、爪(1 :3 b )及びス
プリング係止部(13c)が形成されている。
軸部(19a)、爪部(19b)を備える平面形がほぼ
十文字形をなす板状の金属製芯材(19)の要所に、例
えば硬質のナイロン等の合成樹脂材をモールドすること
により、基@(13a)、爪(1 :3 b )及びス
プリング係止部(13c)が形成されている。
基軸(13a)より突出する端部(19c)には、前記
オープンレバー(14)が固着される。
オープンレバー(14)が固着される。
爪部(19b)におけるラッチ(11)と対向する面の
長手中央部には、芯材(19)の面よりも若干高い段差
の所要幅の樹脂がモールドされ、かつそのラッチ(1l
)との摺接部である爪(13b)側の先端部要所には、
所要高さの円弧状の突起(13d)が形或されている。
長手中央部には、芯材(19)の面よりも若干高い段差
の所要幅の樹脂がモールドされ、かつそのラッチ(1l
)との摺接部である爪(13b)側の先端部要所には、
所要高さの円弧状の突起(13d)が形或されている。
爪(13b)におけるラッチ(11)と係合する係合端
(13e)は、円弧状に形成され、かつ芯材(l9)の
端面よりも若干高い段差を有している。
(13e)は、円弧状に形成され、かつ芯材(l9)の
端面よりも若干高い段差を有している。
これにより、ラッチ(11)との係脱が容易に行なわれ
るとともに,ラッチ(11)と爪(13b)との係脱は
,合成樹脂材を介して行なわれ、芯材(l9)とラッチ
(l1)とが、直接金属同士で当接するのが防止される
。
るとともに,ラッチ(11)と爪(13b)との係脱は
,合成樹脂材を介して行なわれ、芯材(l9)とラッチ
(l1)とが、直接金属同士で当接するのが防止される
。
以上のように、ポール(l3)に突起(13d)を設け
ると、第7図(B)に示すように、ドアの閉扉作動時に
おいて、ポール(13)がラッチ(1l)により回動さ
せられるときの最大回転角度θを、同図(A)に示すド
アの開扉作動時において、ポール(13)がラッチ(1
1)の回動軌跡より外れるまでの回転角度αよりも大と
じつる。
ると、第7図(B)に示すように、ドアの閉扉作動時に
おいて、ポール(13)がラッチ(1l)により回動さ
せられるときの最大回転角度θを、同図(A)に示すド
アの開扉作動時において、ポール(13)がラッチ(1
1)の回動軌跡より外れるまでの回転角度αよりも大と
じつる。
その結果、オープンレバー(l4)の回i1mが大とな
って、キャンセルレバー(l5)は大きく回動させられ
、オープンレバー(l4)とキャンセルレバー(l5)
、又はキャンセルレバー(15)とサブレバー(7)等
の互い9係合部のクリアランスをつめたり、各レバーの
加工又は組付け精度を高めたりしなくとも、施解錠レバ
ー(5)を,解錠位置側へキャンセルするために必要な
サブレバー(7)の移動量を十分に確保することができ
る。
って、キャンセルレバー(l5)は大きく回動させられ
、オープンレバー(l4)とキャンセルレバー(l5)
、又はキャンセルレバー(15)とサブレバー(7)等
の互い9係合部のクリアランスをつめたり、各レバーの
加工又は組付け精度を高めたりしなくとも、施解錠レバ
ー(5)を,解錠位置側へキャンセルするために必要な
サブレバー(7)の移動量を十分に確保することができ
る。
また,ドアを開扉操作する際において、ポール(13)
、すなわちオープンレバー(14)の回#I量は小さく
て済み、インサイド又はアウトサイドハンドルを大きく
操作しなくても、ドアを開くことができる。
、すなわちオープンレバー(14)の回#I量は小さく
て済み、インサイド又はアウトサイドハンドルを大きく
操作しなくても、ドアを開くことができる。
なお、本発明においては、上記ポール(13)に設けた
のと同様の突起を、ラッチ(11)におけるポール(1
3)と摺接する部分に設けてもよい。
のと同様の突起を、ラッチ(11)におけるポール(1
3)と摺接する部分に設けてもよい。
本発明は、上記のようなキャンセルレバー(l5)を備
えるドアロック装置以外に、オープンレバーとサブレバ
ーとが直接係合するようになっている一般的なドアロッ
ク装置にも適用しうる.〔発明の効果〕 本発明のドアロック装置によれば、ポールに突起を設け
るのみの簡単な手段により,ポール、すなわちオープン
レバーの回動量(回転角度)を大とすることができ,キ
ャンセルが確実に行なわれる。
えるドアロック装置以外に、オープンレバーとサブレバ
ーとが直接係合するようになっている一般的なドアロッ
ク装置にも適用しうる.〔発明の効果〕 本発明のドアロック装置によれば、ポールに突起を設け
るのみの簡単な手段により,ポール、すなわちオープン
レバーの回動量(回転角度)を大とすることができ,キ
ャンセルが確実に行なわれる。
第1図は、本発明の一実施例のドアロック装置を示し、
(A)は施解錠機構を組付けたカバー側の斜視図、(n
)はドアロック本体側の斜視図、第2図は.施解錠機構
側の正面図, 第3図は、ドアロック本体側の正面図、第4図は,ポー
ルの拡大斜視図、 第5鴎は、第4図におけるX−X線に沿う縦断側面図、 第6図は.第3図におけるY−Y線に沿う縦断側面図、 第7図(A)は、ポールとラッチとの係合が外れる際の
ポールの回転角度を示す説明図. I『1Jじく(B)
は、ラッチ回動時におけるポールの回転角度を示す説明
図である。 (1)施解錠機構 (3)ドアロツク本体 (7)サブレバー (13)ポール (l4)オープンレバー (2)カバー (5)施解錠レバー (11)ラッチ (13a)基軸 (l5)キャンセルレバー 第1図 第2図 1口 #1l3図 第4図 第5図 第7図 (A) (B)
(A)は施解錠機構を組付けたカバー側の斜視図、(n
)はドアロック本体側の斜視図、第2図は.施解錠機構
側の正面図, 第3図は、ドアロック本体側の正面図、第4図は,ポー
ルの拡大斜視図、 第5鴎は、第4図におけるX−X線に沿う縦断側面図、 第6図は.第3図におけるY−Y線に沿う縦断側面図、 第7図(A)は、ポールとラッチとの係合が外れる際の
ポールの回転角度を示す説明図. I『1Jじく(B)
は、ラッチ回動時におけるポールの回転角度を示す説明
図である。 (1)施解錠機構 (3)ドアロツク本体 (7)サブレバー (13)ポール (l4)オープンレバー (2)カバー (5)施解錠レバー (11)ラッチ (13a)基軸 (l5)キャンセルレバー 第1図 第2図 1口 #1l3図 第4図 第5図 第7図 (A) (B)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体側のストライカと係脱してドアの開閉を行なうラッ
チと、該ラッチと係合してその回動を阻止するポールと
、該ポールの基軸に固着されて、ポールと一体的に回動
するオープンレバーと、該オープンレバーと連係され、
かつドアの施解錠用ノブを操作することにより、施錠位
置と解錠位置との間を回動しうる施解錠レバーとを備え
、かつドアの閉扉作動時において、前記ストライカとラ
ッチとの係合時のラッチの回動により、前記ラッチとポ
ールとが摺接して該ポールが回動させられたとき、前記
オープンレバーが前記施解錠レバーと係合してこれを解
錠位置に回動させるようにしたセルフキャンセル機構を
備える自動車用ドアロック装置において、 前記ラッチとポールとの摺接面の少なくともいずれか一
方に、所要高さの突起を設けたことを特徴とする自動車
用ドアロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18889789A JP2516432B2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 自動車用ドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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