JPH0355320B2 - - Google Patents

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JPH0355320B2
JPH0355320B2 JP57040074A JP4007482A JPH0355320B2 JP H0355320 B2 JPH0355320 B2 JP H0355320B2 JP 57040074 A JP57040074 A JP 57040074A JP 4007482 A JP4007482 A JP 4007482A JP H0355320 B2 JPH0355320 B2 JP H0355320B2
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rotary
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JP57040074A
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレールタイプの自在平行定規における
スケールの小刻み送り装置に関する。
レールタイプの自在平行定規では、縦レール及
び横レールに沿つてスライド板が抵抗なく円滑に
移動することによつて、スケールを図板上で自在
に平行移動し得ることが本来の機能であるから、
スケールの小刻み送り装置は、ミリメートル単位
でスケールを所定距離送つては停止させるので、
自在平行定規の本来の機能に反し、小刻みに送る
よりも、小刻みに停止させる機能が重要になる。
従来のこの種の装置は、特開昭54−34927号公
報或いは実開昭52−3748号公報等に記載されてい
るように、所定距離送る機能は備えているが、送
つた後で停止させる機能は具備していないため、
所定距離押し動かした直後に確実に停止するもの
ではなかつた。
そこで本発明は、送りレバーの操作量を規制す
る規制部材と、送りレバーと連動し縦レールに係
合してスライド板を移動させる方向に回転する回
転駆動部材とからなる自在平行定規における小刻
み送り装置において、回転駆動部材を摩擦抵抗部
材に連繋せしめ、その摩擦抵抗に抗して回転し得
るように構成することにより、送りレバーによる
送り操作の前後において、回転駆動部材は摩擦抵
抗部材により確実に停止状態を維持している一
方、回転駆動部材の外周に沿つて回転自在に回転
レバーを設け、且つ、該回転レバーに支点軸を中
心に揺動して先端部がテコ作用により回転駆動部
材の外周に密着及び密着解除自在に係合する送り
レバーを設け、該送りレバーの送り操作時に前記
先端部が回転駆動部材に強固に密着して該部材を
一体に回転せしめ、復帰操作時には密着解除して
復帰し得るように構成することにより、送りレバ
ーを規制部材の規制する範囲内で往復作動すれ
ば、その都度、小刻み送りが確実に達成される小
刻み送り装置を提供するものである。
以下図示する実施例により本発明を詳細に説明
すると、1はレールタイプの自在平行定規におけ
る縦レールで、その下側に長手方向に沿つてスラ
イド板2を移動自在に案内し、スライド板2に設
けたスケール、或いは他の案内レールを図板上で
平行に移動することができるように構成してあ
る。3は縦レール1のレール面1aに回転自在に
係合するスライド板2の走行ローラである。10
は本発明に係る小刻み送り装置の装置固定枠で、
固定ネジ11によつてスライド板2に着脱自在に
取付けてある。前記装置固定枠10は縦レール1
の一側に突出しており、その上面に装置取付板1
2が設けてある。装置取付板12には支軸13を
中心に回転自在に回転駆動部材14が設けてあ
る。第1図及び第2図に示す実施例の場合、回転
駆動部材14は歯車形状部を有し、縦レール1の
側凹部1bに固設したラツク部材4の係合溝4a
に係合している。回転駆動部材14の下面には同
軸にピン15により連動する摩擦受板16が設け
てあり、その下面に同軸に合成樹脂製の摩擦抵抗
部材17が設けてある。摩擦抵抗部材17は更に
同軸の摩擦受板18を介して装置取付板12の上
面に支軸13により取付けてある。19は支軸1
3を前記摩擦抵抗部材17の抵抗力を螺合したナ
ツトにより調節して装置取付板12に固定する固
定ネジである。回転駆動部材14の下部外周には
回転自在に回転レバー20がが設けてあり、その
上面に支点軸21を中心にテコ作用をなすように
送りレバー22が設けてある。送りレバー22の
先端部22aは、前記支軸13と支点軸21の軸
心を結ぶ線から偏つた位置で回転駆動部材14の
外周面14aに当接している。また回転レバー2
0の下面には扇形ピニオンからなる連動部材23
が一体に回転するように取付けてある。連動部材
23の側方には、案内軸24に沿つて直線往復移
動自在に規制部材25が設けてあり、該規制部材
25の移動方向に沿つて設けたラツク部25aに
連動部材23が係合している。実施例の場合、案
内軸24は規制部材25を回転自在に貫通してお
り、その一端部が装置取付板12上の軸受部26
に軸受されると共に、その他端部に設けたネジ部
24aが装置取付板12上の支持部27のネジ孔
に螺合している。前記ネジ部24aは案内軸24
から突出しており、規制部材25の移動量を規制
するストツパーの役割もかねている。24bは前
ネジ部24aの位置決め調整用に案内軸24に設
けた調整ツマミである。また、28は規制部材2
5に復帰移動方向にバネ弾力を不勢するため該規
制部材25のバネ掛片25bと装置固定枠10の
突出片10aとの間に設けたバネ部材である。他
方、前記装置取付板12は装置固定枠10に設け
た支軸30を中心に縦レール1の側方に回動自在
に設けてあると共に、支軸30から離れた位置に
設けた送り解除ツマミ31によつて、回転駆動部
材14と縦レール1のラツク部材4との係合を解
除することができるように構成してある。送り解
除ツマミ31は第4図に示すように装置固定枠1
0に固定した支軸32に回転自在に設けてあり、
該ツマミの下部に一体に設けたカム軸部の長径カ
ム面32aを装置取付板12に当接すると該取付
板12が支軸30を中心に回動し送り解除するよ
うに構成してある。また、装置取付板12に立設
したピン33と装置固定枠10に立設したピン3
4との間には送り係合バネ35が張設してあり、
前記送り解除ツマミ31のカム軸部の短径面32
bが装置取付板12と相対する位置において回転
駆動部材14とラツク部材4とが係合するように
バネ弾力を付勢している。36は送り解除ツマミ
31のカム軸部に相対して装置取付板12に設け
た切欠部であり、37は前記ピン34に相対する
装置取付板12に穿設した長孔である。
上記の実施例により本発明装置の作動態様を説
明すると、スライド板2に固定ネジ11によつて
装置固定枠10を一体に取付け、送り解除ツマミ
31を第1図示の如くカム軸部の長径カム面32
aが装置取付板12に当接しない位置に回動する
と、装置取付板12は送り係合バネ35の引張弾
力によつて支軸30を中心に時計方向に弾性力を
受け、回転駆動部材14の歯車が縦レール1のラ
ツク部材4に係合することとなる。このとき、ス
ライド板2に縦レール1に沿つての移動力が作用
しても、回転駆動部材14は摩擦抵抗部材17と
の間に生じている摩擦抵抗力によつて移動を阻止
されている。ここで、送りレバー22を送り方向
(即ち、時計方向)に回動すると、支点軸21に
対して偏位した先端部22aがテコ作用を伴つて
回転駆動部材14の外周面14aに圧接し、回転
レバー20と共に一体に回転駆動部材14を支軸
13を中心に、摩擦抵抗部材17の抵抗に抗して
回転させることとなる。このとき、回転レバー2
0と一体に連動部材23が回転し、これに係合す
る規制部材25を案内軸24に沿つて第1図にお
いて下方に移動させることとなり、規制部材25
がストツパーをかねるネジ部24aに当接する位
置まで移動させて停止する。ここで送りレバー2
2から手を放すと、回転駆動部材14は摩擦抵抗
部材17によつて停止状態を維持する一方、規制
部材25はバネ部材28のバネ弾力によつて復帰
方向に移動し、同時に連動部材23を介して回転
レバー20と共に送りレバー22も反時計方向に
回転して、第1図示の状態と同じ原位置に復帰す
ることとなる。この復帰作動のときには、送りレ
バー22の先端部22aは、支点軸21を介して
何らの圧接力を受けないので、回転駆動部材14
の外周面14aに圧接することなく原位置に復帰
可能である。また、規制部材25の復帰方向の作
用するバネ部材28は、送りレバー22を自動的
に原位置に復帰させる作用を有するのみならず、
ピニオンとラツクとからなる連動部材23と規制
部材25との係合部にガタを生じさせない作用を
有する。また、送りレバー22の側端部22a
を、支点軸21と支軸13を結ぶ線を中間にして
二股状に偏つて設ければ、縦レール1のどちらの
方向にも選択的に送り駆動することが可能であ
る。スライド板2を大きく移動する場合は、送り
解除ツマミ31を回転し、そのカム軸部の長径カ
ム面32aを装置取付板12に当接させれば、装
置取付北12は送り係合バネ35に抗して支軸3
0を中心に反時計方向に移動し、回転駆動部材1
4とラツク部材4とは離れ、スライド板2は自由
に移動可能となる。
他の実施例としては、第5図に示すように、回
転駆動部材14を摩擦車として構成し、その外周
の摩擦リング部14bを縦レール1の側壁に当接
せしめ、その摩擦抵抗によつてスライド板2を移
動させる手段とすることができる。また、摩擦抵
抗部材17としては、支軸13と回転駆動部材1
4との接触部に直接に介在させることも可能であ
り、第5図に示すように、先の実施例の合成樹脂
材に替えて波ワツシヤを摩擦受板16,18間に
設けて摩擦抵抗部材17とすることもでき、ま
た、他の回転駆動部材14との連動部に、例えば
規制部材25とその案内部との間に摩擦抵抗部材
を介在させることも可能である。また、図では示
してないが、規制部材25を回転角度を規制する
ようにした回転部材にするとこも可能である。
以上の通り、本発明に係る自在平行定規の小刻
み送り装置によれば、送りレバーの操作量を規制
する規制部材と、送りレバーと連動し縦レールに
係合してスライド板を移動させる方向に回転する
回転駆動部材とからなる自在平行定規における小
刻み送り装置において、回転駆動部材を摩擦抵抗
部材に連繋せしめ、その摩擦抵抗に抗して回転し
得るように構成することにより、送りレバーによ
る送り操作の前後において、回転駆動部材は摩擦
抵抗部材により確実に停止状態を維持している一
方、回転駆動部材の外周に沿つて回転自在に回転
レバーを設け、且つ、該回転レバーに支点軸を中
心に揺動して先端部がテコ作用により回転駆動部
材の外周に密着及び密着解除自在に係合する送り
レバーを設け、該送りレバーの送り操作時に前記
先端部が回転駆動部材に密着して該部材を一体に
回転せしめ、復帰操作時には密着解除して復帰し
得るように構成することにより、送りレバーを規
制部材の規制する範囲内で往復作動すれば、送り
操作時には送りレバーの先端部がテコ作用により
回転駆動部材の外周に強固に密着して一体に回転
するから、回転駆動部材は摩擦抵抗部材の摩擦抵
抗に抗して確実に回転し、復帰操作時には、前述
のように回転駆動部材は摩擦抵抗部材で停止状態
を維持し、同時に、送りレバーの先端部は密着を
解除するから、小刻み送りが確実に達成される効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す平面図、
第2図はその要部を第1図の−線に沿つて縦
断して示す縦断面図、第3図はその要部の一部を
切欠して示す側面図、第4図は第1図の−線
に沿つた縦断面図、第5図は他の実施例を第2図
と同様に縦断して示す縦断面図である。 1……縦レール、2……スライド板、4……ラ
ツク部材、10……装置固定枠、12……装置取
付板、14……回転駆動部材、17……摩擦抵抗
部材、20……回転レバー、21……支点軸、2
2……送りレバー、23……連動部材、24……
案内軸、25……規制部材、28……バネ部材、
30……支軸、31……送り解除ツマミ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送りレバーの操作量を規制する規制部材と、
    送りレバーと連動し縦レールに係合してスライド
    板を移動させる方向に回転する回転駆動部材とか
    らなる自在平行定規における小刻み送り装置にお
    いて、回転駆動部材を摩擦抵抗部材に連繋せし
    め、その摩擦抵抗に抗して回転し得るように構成
    すると共に、回転駆動部材の外周に沿つて回転自
    在に回転レバーを設け、且つ、該回転レバーに支
    点軸を中心に揺動して先端部がテコ作用により回
    転駆動部材の外周に密着及び密着解除自在に係合
    する送りレバーを設け、該送りレバーの送り操作
    時に前記先端部が回転駆動部材に密着して該部材
    を一体に回転せしめ、復帰操作時には密着解除し
    て復帰し得るように構成してなる自在平行定規に
    おける小刻み送り装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、回転駆動部材が歯車状をなし、縦レールに設
    けたラツク部に係合するように構成したことを特
    徴とする自在平行定規における小刻み送り装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、回転駆動部材が摩擦車からなり、縦レールの
    一側面に摩擦接触するように構成したことを特徴
    とする自在平行定規における小刻み送り装置。 4 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に
    記載の装置において、摩擦抵抗部材が回転駆動部
    材の回転部に圧着する合成樹脂製又は金属製の摩
    擦板からなる構成を特徴とする自在平行定規にお
    ける小刻み送り装置。 5 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は
    第4項に記載の装置において、規制部材を案内軸
    に沿つて直線往復移動自在に設けると共に、該案
    内軸の端部にストツパーを兼ねたネジ部を設け、
    該ネジ部を支持部に螺合することによつて規制部
    材の移動量を調整し得るように構成してなる自在
    平行定規における小刻み送り装置。 6 特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第
    4項又は第5項に記載の装置において、装置全体
    をスライド板に着脱自在に取付けたことを特徴と
    する自在平行定規における小刻み送り装置。
JP4007482A 1982-03-13 1982-03-13 自在平行定規における小刻み送り装置 Granted JPS58158295A (ja)

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JP4007482A JPS58158295A (ja) 1982-03-13 1982-03-13 自在平行定規における小刻み送り装置

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JP4007482A JPS58158295A (ja) 1982-03-13 1982-03-13 自在平行定規における小刻み送り装置

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JPS58158295A JPS58158295A (ja) 1983-09-20
JPH0355320B2 true JPH0355320B2 (ja) 1991-08-22

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JP4007482A Granted JPS58158295A (ja) 1982-03-13 1982-03-13 自在平行定規における小刻み送り装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523748B2 (ja) * 1973-06-06 1977-01-29
JPS5434927A (en) * 1978-07-03 1979-03-14 Mutoh Ind Ltd Rail type universal paralell square

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523748U (ja) * 1975-06-24 1977-01-11

Patent Citations (2)

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JPS523748B2 (ja) * 1973-06-06 1977-01-29
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JPS58158295A (ja) 1983-09-20

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