JPH0355217Y2 - - Google Patents

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JPH0355217Y2
JPH0355217Y2 JP10844485U JP10844485U JPH0355217Y2 JP H0355217 Y2 JPH0355217 Y2 JP H0355217Y2 JP 10844485 U JP10844485 U JP 10844485U JP 10844485 U JP10844485 U JP 10844485U JP H0355217 Y2 JPH0355217 Y2 JP H0355217Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気部品の導通遮断に使用される押ボ
タンスイツチに関するものである。
〔従来技術及び解決すべき事項〕
現在、車両に用いられる押ボタンスイツチに
は、乗員が押圧力を解除した時点で内蔵された圧
縮コイルばねの付勢力により押圧目の状態に戻さ
れる自動復帰型が多く使用されている。このよう
なスイツチでは、節度感がなく、しかも押ボタン
を完全に押し込んだ状態で前記圧縮コイルばねの
付勢力が最も強くなるため節度感がなく的確な切
換タイミングが得られない。
また、押圧により接触される接点が押ボタンの
押込方向先端部に取付けられているため、接点構
造の形状が大きくなり、このため収納スペースを
大きくとらなくてはならない。
〔考案の目的〕
本考案は上記事実を考慮し、押ボタンの押圧動
作時の的確な切換タイミングを得、かつ接点の収
納スペースが小さい押ボタンスイツチを提供する
ことが目的である。
〔考案の構成〕
本考案に係る押ボタンスイツチは、固定接点が
設けられたケース内に所定の付勢力に抗して押込
まれる押ボタン68と、前記押ボタンと共に移動
され軸線が押ボタンの移動方向と略直角方向とさ
れる貫通孔を備えた保持手段74と、前記貫通孔
内に収容された弾性手段76と、前記貫通孔の一
方の開口端部に配設され前記押ボタンの移動時に
前記弾性手段の付勢力でケースの内周面と接触し
ながら移動される球面を備えた当接手段82と、
前記ケースの前記固定接点が設けられた面と対向
する内周面の押ボタン押込み方向奥側に形成され
前記貫通孔の軸線方向に沿つたケース内径寸法を
小さくする突出面を備え前記押ボタンの押込みに
よる前記当接手段の前記突出面への乗り上げ時に
前記所定の付勢力に前記弾性手段の付勢力に抗し
た前記当接手段の前記貫通孔内への押込力を付加
させる段差部84と、前記貫通孔の他方の開口端
部に配設されて前記弾性手段の付勢力によりケー
スの固定接点の設けられた面に向けて付勢され前
記押ボタンの移動時に前記固定接点と接離する移
動接点78と、を有している。
〔作用〕
押ボタンの押込み動作を開始すると当接手段の
円弧面がケースの内周面に当接しながら移動され
る。ここで、当接手段が段差部に当接すると、当
接手段の貫通孔への押込力が押ボタンの押込み移
動時かかる所定付勢力に付加されて、押圧力が一
時的に重くなる。さらに押圧し続けると、当接手
段は突出面に乗り上がり、完全に押込まれる。従
つて、乗員は押込途中で節度感を感じることにな
る。
また、前記貫通孔の他方の開口端部に移動接点
が配設されており、弾性手段により付勢力されて
固定接点部材と接離される構造となつているの
で、押ボタンの押込み方向先端部側のスペースは
押ボタンの移動により移動接点が固定接点と接離
するストローク分だけ設けられていればよく、構
造をコンパクト化することができる。
〔考案の実施例〕
(第1実施例) 第1図及び第2図に示される如くスイツチ本体
10は合成樹脂製で箱状に形成され、車体11へ
取付けられるようになつている。このスイツチ本
体10へ軸支されると共に一部が突出されるスリ
ーブ12には、突出先端部に回転軸部14がビス
16で固着されてスリーブ12と共に回転するよ
うになつている。この回転軸部14からは半径方
向に操作レバー15が第1ライドガイド18が挿
入され、光透過用となつている。
この第1ライドガイド18には、軸方向一端か
ら突出した小径軸部22とスイツチ本体10へ取
付けられる蓋体24との間に圧縮コイルばね26
が介在されて回転軸部14方向へ付勢され、軸方
向へ移動可能となつている。
第1ライトガイド18の軸方向中間部には、所
定長さに亘つて空洞部28が形成され、この空洞
部28の一端にはスイツチ本体10へ取付けられ
る光源30が収容されている。また、この空洞部
28の他の一端部付近は傾斜面32とされて、第
1ライトガイド18の他方の小径軸部34へ光源
30からの光を透過させるようになつている。
この小径軸部34には、主スイツチ押ボタン3
6が取付けられており、軸心部へ形成される透過
部37から光を透過させるようになつている。
回転軸部14の半径方向に突出された回転軸部
14と共に回転する回転操作レバー15には、押
ボタン36に隣接して表示板60が取付けられて
いる。この表示板60の裏面には、第2ライトガ
イド62が固着されている。この第2ライトガイ
ド62は、操作レバー15と共に乗員のリジユー
ム及びコースト操作によつて回転する構成であ
る。
この第2ライトガイド62の突出部62Aは第
1ライトガイド18の空洞部28内へ挿入されて
いる。この突出部62Aは光源30に面する表面
が光の進行方向、すなわち、第1ライトガイド1
8の軸方向と直角な平面とされて光源30からの
光をほとんど透過させるようになつている。しか
し、この突出部62Aの押ボタン36側の表面は
第1ライトガイド18の軸方向と約45°傾斜され
た斜面64とされており、光源30からの光の約
2分の1を表示板60方向へと反射させるハーフ
ミラーとしての役目を有している。
この斜面64で反射された光の一部は表示板6
0の裏面へ直接照射され、また他の一部は第2の
ライトガイド62の表示板60と反対側の面が切
欠かれて操作レバー15の先端部にかけて第2ラ
イトガイド62の肉厚を次第に薄くさせる傾斜面
66とされていることにより、この傾斜面66で
反射されて表示板60へと導かれるようになつて
いる。
この表示板60には第2図に示される如く押ボ
タン36がスピードコントロールスイツチの主ス
イツチであることを「MAIN」の文字により、
操作レバー15が第2図の時計方向に回転される
とコースト操作が行われることを「DOAST」の
文字により、反時計方向に回転されるリジユーム
操作が行われることを「RESUME」の文字によ
り、及び操作レバー15の先端部に設けられる押
ボタン68がスピードコントロールのセツト操作
用であることを「SET」の文字により、それぞ
れ表示できるようになつている。
次に第3図A及びBを参照して、本考案の特徴
部分である操作レバー15の先端部の構造を詳細
に説明する。
第2ライトガイド62の切欠部である操作レバ
ー15の先端部付近にはケースとしてのスイツチ
ベース70が固着されており、セツト用押ボタン
68の摺動案内用となつている。第5図に詳細に
示される如く、押ボタンスイツチ68はスイツチ
ベース70との間に介在される圧縮コイルばね7
2の付勢力で操作レバー15から突出する方向に
付勢力を受けている。
また、この押ボタン68は操作レバー15の内
部に保持手段としてのコンタクトホルダ74が固
着されており、押ボタン68と共に移動されるよ
うになつている。このコンタクトホルダ74は軸
心が押ボタン68の移動方向と直角方向とされた
円筒孔を形成しており、内部には弾性手段として
の圧縮コイルばね76が収容されている。この圧
縮コイルばね76の一端はコンタクトホルダ74
と共に移動する移動接点78をスイツチベース7
0へ固着される固定接点80へ押圧付勢してい
る。従つて、押ボタン68の押圧操作によつて移
動接点78が固定接点80と接離し、スピードコ
ントロールのセツト及びセツト解除が行われる。
この接点78,80への配線81(第1図参照)
は中間部がスリーブ12内を通過している。
一方、圧縮コイルばね76は移動接点78の反
対側で当接手段としてのボール82を付勢してお
り、このボール82はスイツチべース70の内壁
面に構成される段差部としてのガイド面84と対
応している。このガイド面84は傾斜面86を介
してスイツチべース70の内径寸法を小さくする
突出面とされるガイド面88へ連続しており、こ
のガイド面88上へボール82が移動する場合に
は(第3図Bに示す状態)、ボール82が圧縮コ
イルばね76の圧縮方向へ移動しなければなら
ず、圧縮コイルばね76によつて抵抗力を受ける
ようになつている。
ボール82は、押ボタン68の突出状態で傾斜
面86へ当接しており、運転者が押ボタン68を
操作レバー15内へ押込み操作すると、このボー
ル82は圧縮コイルばね76の付勢力に抗して移
動した後にガイド面88に案内されて移動するこ
になる。
従つて、押ボタン68の押込み操作力は押込み
時に比較的大きな抵抗力を有して節度機構を構成
しており、ボール82がガイド面88上へと移動
すると軽い押込み力で押込み可能となつている。
これによつて運転者は明快に押ボタン68の押込
み動作を意識することができ、押込み後は軽い操
作力で押込み状態を維持することができる。
なお、スイツチ本体10には、第1ライトガイ
ド18の軸方向中間部に対応して箱状の突出部9
0が形成され、この突出部90の一部に表示板9
2が固着されて表示板60と同方向の表示面とさ
れている。この突出部90の内方には、押ボタン
36によつてスピードコントロールの主スイツチ
が作動された場合に点灯される光源30Aが設け
られている。この光源30Aは、前記表示板92
に付記された「CRUISE MAIN」の文字を照射
するようになつている。
以下に本実施例の作用を説明する。
運転者がスピードコントロールスイツチを操作
して定速度走行を行う場合には、押ボタン36を
押込み操作して、スピードコントロールスイツチ
の主回路を作動させる。ここで、表示が所望の車
速と異なる場合には、操作レバー15を回動させ
て所望の速度に合致させる。インジケータの表示
が所望の速度に至つた状態で、乗員が操作レバー
15の回転操作を停止させる。
ここで、運転者は押ボタン68を操作レバー1
5内へ回転軸部14の軸心に向かつて押圧する
と、移動接点78と固定接点80が接触し、表示
した車速がセツトされ、定速度走行が開始され
る。
この場合の押ボタン68の押込み操作時、ボー
ル82がガイド面84の傾斜面86によつて、移
動に抵抗力が加わつているため、この時点での押
ボタン68の押込み動作力が大きくなる(第3図
A参照)。しかし、ボール82は、圧縮コイルば
ね76の付勢力に抗してコンタクトホルダ74内
に入り込み、ボール82は、傾斜面86を乗り切
ることができる(第3図B参照)。この乗り切り
後は、押ボタン68の操作力が軽くなり、操作者
の感覚として、明瞭な節度感を得ることができ
る。さらに、移動接点78がボール82とは反対
側の圧縮コイルばね76の端部に設けられてお
り、固定接点80へ圧縮コイルばね76の付勢力
で押圧付勢させることができるので、押ボタン6
8の操作方向先端部に接点ユニツトを設ける必要
がなく、押ボタン68の移動ストローク分のスペ
ースのみでよいので、構造をコンパクトにするこ
とができる。
このように、本実施例ではコンタクトホルダ7
4におけるボール82の反対側に移動接点78を
設けたので、押ボタン68の移動方向のスペース
をちさくでき、さらに、ボール82と移動接点7
8とを1つの圧縮コイルばね76で付勢している
ので、部品点数を少なくできる。
スピードコントロールの主スイツチを解除する
場合には、乗員が押ボタン36を再度押圧するこ
とにより、押ボタン36は操作レバー15から突
出し、オフとなる。
(第2実施例) 次に第4図には、本考案の第2実施例に係るス
ピードコントロールスイツチが示されている。こ
の第2実施例で前記第1実施例と異なるのは、操
作レバー15の先端部付近で第2ライトガイド6
2が切断面94,96で切断されて2分割した構
成となつている。
さらに、切断された先端部である第3ライトガ
イド98は押ボタン68と共に操作レバー15の
半径方向へ移動可能となつている。このため、ス
ピードコントロールスイツチのセツト表示を行う
表示板100がこの第3ライトガイド98の表面
へ固着されている。この結果、この第2実施例で
は、押ボタン68と共にセツト表示も移動するた
め、セツト操作の認識がさらに容易となつてい
る。
なお、本第2実施例においても表示板60,1
00の反対側でライトガイド62,98が切り欠
かれ、薄肉となつており、セツト用の押ボタン6
8を収容するスペースを形成している。また、前
記第1実施例と同様にボール82が圧縮コイルば
ね76によつて傾斜面86と当接し、節度構造と
なると共に圧縮コイルばね76の反対側が移動接
点78を固定接点80へ押圧する構成となつてい
る。
このように、本実施例では、弾性手段に圧縮コ
イルばね76、当接手段にボール82を用い、押
ボタン68の押込み動作時に節度感を与え、移動
接点78を固定接点80へ押圧するようにした
が、弾性手段と当接手段が一体となつた、例えば
にじりコイルばね、板ばねを用いてもよい。
さらに、弾性手段及び当接手段を収容する保持
手段にコンタクトホルダ74を用いたが、この保
持手段は弾性手段及び当接手段の形状により異な
り、前記ねじりコイルばねの場合は、軸支ピン等
を用いる。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案に係る押ボタンスイツ
チは、押ボタンの押圧動作時の的確な切換タイミ
ングを得、かつ接点の収納スペースが小さくする
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押ボタンスイツチの第1
実施例を示す断面図、第2図は第1図の平面図、
第3図Aは本考案の主要部における操作ボタンの
操作前の状態を示す拡大図、第3図Bは操作ボタ
ンの操作後の状態を示す拡大図、第4図は第2実
施例に係る第3図に対応する部分の拡大図であ
る。 10……スイツチ本体、15……操作レバー、
68……押ボタン、70……スイツチベース(ケ
ース)、74……コンタクトホルダ(保持手段)、
76……圧縮コイルばね(弾性手段)、78……
移動接点、80……固定接点、82……ボール
(当接手段)、84……ガイド面(段差部)、86
……傾斜面(段差部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定接点が設けられたケース内に所定の付勢力
    に抗して押込まれる押ボタン68と、前記押ボタ
    ンと共に移動され軸線が押ボタンの移動方向と略
    直角方向とされる貫通孔を備えた保持手段74
    と、前記貫通孔内に収容された弾性手段76と、
    前記貫通孔の一方の開口端部に配設され前記押ボ
    タンの移動時に前記弾性手段の付勢力でケースの
    内周面と接触しながら移動される球面を備えた当
    接手段82と、前記ケースの前記固定接点が設け
    られた面と対向する内周面の押ボタン押込み方向
    奥側に形成され前記貫通孔の軸線方向に沿つたケ
    ース内径寸法を小さくする突出面を備え前記押ボ
    タンの押込みによる前記当接手段の前記突出面へ
    の乗り上げ時に前記所定の付勢力に前記弾性手段
    の付勢力に抗した前記当接手段の前記貫通孔内へ
    の押込力を付加させる段差部84と、前記貫通孔
    の他方の開口端部に配設されて前記弾性手段の付
    勢力によりケースの固定接点の設けられた面に向
    けて付勢され前記押ボタンの移動時に前記固定接
    点と接離する移動接点78と、を有する押ボタン
    スイツチ。
JP10844485U 1985-07-16 1985-07-16 Expired JPH0355217Y2 (ja)

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JP10844485U JPH0355217Y2 (ja) 1985-07-16 1985-07-16

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Publication Number Publication Date
JPS6217041U JPS6217041U (ja) 1987-01-31
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