JPH0355208Y2 - - Google Patents

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JPH0355208Y2
JPH0355208Y2 JP1984167190U JP16719084U JPH0355208Y2 JP H0355208 Y2 JPH0355208 Y2 JP H0355208Y2 JP 1984167190 U JP1984167190 U JP 1984167190U JP 16719084 U JP16719084 U JP 16719084U JP H0355208 Y2 JPH0355208 Y2 JP H0355208Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスイツチ、特に共通端子と固定端子と
をケースに圧入し、共通端子上に可動片を載置
し、この可動片を操作部材により揺動させて固定
端子上端面に接離可能としたスイツチに関する。
〔従来技術とその問題点〕
前記形式のスイツチにおいて、コンパクトなス
イツチング機構とするには、固定端子の上端面を
そのまま接点部とすることが考えられる。
一方、この種の固定端子をケースに圧入するに
は、固定端子の上端面を圧入ポンチで押圧する方
式が採用されている。
しかしながら、接点部である上端面を圧入ポン
チで押圧すると、接点処理(Au−Pメツキ等)
を施した上端面が損傷あるいは汚損されるという
問題点を有している。
また、可動片を単に載置しただけでは、操作時
に共通端子上を移動し接点切換えができない場合
があるという問題点をも有する。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案に係るスイツチは、可動片の中
央部に両側に前記共通端子の上端部を覆う切起し
片を設ける一方、前記固定端子の上端面中央部に
凹部を形成し、上端面両側部を接点部としたこと
を特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案に係るスイツチの一実施例につい
て添付図面に従つて説明する。
本スイツチは、第1図ないし第4図に示すよう
に、概略、ケース1と、該ケース1に収容された
スイツチング機構10と、該スイツチング機構1
0をオン,オフ動作させるための操作部材20
と、ケース1の外周面に取付けられ操作部材20
を保持する保持板30と、ケース1の内部を密封
するシールゴム40とから構成されている。
スイツチング機構10は、ケース1の底部に端
子11,12,13を圧入し、共通端子12の上
端に可動片14の中央部を載置したものである。
可動片14は、第8図,第9図に示すように、両
側に設けた切起し片15,15にて共通端子12
の上端部を覆うことによりすべりを防止して、か
つ中央部を支点として回動自在に装着され、時計
回り方向に回動した際には右端が固定端子13の
上端面に接触して共通端子12と固定端子13間
が短絡される。また、反時計回り方向に回動した
際には左端が固定端子11の上端面に接触して固
定端子11と共通端子12間が短絡される。
前記固定端子11,13は、第5図ないし第7
図に示すように、切り起し片11bを設けた基部
11aの下部を外部接続部11cとし、上端面中
央部に凹部11dを形成し、上端面両側部を接点
部11e,11eとし、この接点部11e,11
eを含む上端部にAu−Pメツキ等を施したもの
で、いわゆるツイン接点とされている。ケース1
への圧入は、第12図に示すように、圧入ポンチ
16の下端で凹部11dを押圧することにより行
われる。そして、外部接続部11c,13cは第
2図,第11図に示すように側方に折り曲げられ
る。
操作部材20は両側に突部21a,21b及び
突片22a,22bを設けたもので、以下に詳述
する保持板30の孔33にピン33を嵌合するこ
とにより、ピン23を支点として回動自在であ
る。この操作部材20の内部に設けた棒状部24
の下端にはスライダ25が軸方向に摺動自在に装
着され、スライダ25自体はコイルばね26にて
常時下方に弾性的に付勢され、下端は前記可動片
14上に圧接している。
保持板30は、第13図ないし第16図に示す
ように、一枚の金属板よりプレス加工にて一体に
成形したもので、略ロ字形状の枠部31の両側部
に上方に延在する保持片32,32を設けるとと
もに両端部に下方に延在する脚片34,34を設
け、一側部に側方に延在する一対の爪片36,3
6が設けられ、さらに脚片34,34の下端には
爪片36,36と同一方向に一対の小突片35,
35が突設されている。また、爪片36,36の
側部には小突片35,35と同一の高さに段部3
7,37が形成され、前記枠部31にはストツパ
片31a,31bが突設されている。
シールゴム40は前記ケース1の上面開口に沿
つた底部フランジ41から立ち上がり、上部は操
作部材20の棒状部24に嵌合可能な筒部42と
されている。
前記保持板30は脚片34,34をケース1の
両端面に密着させ、開口34a,34aをケース
1の突部2,2に係合させることにより抜止め固
定される。このとき、シールゴム40は筒部42
が操作部材20の棒状部24に嵌合されており、
底部フランジ41がケース1の上面開口線部と保
持板30の枠部31とで挟着され、これにてケー
ス1の内部が密封される。
一方、本スイツチをプリント基板50(第3図
参照)に取付けるには、プリント基板50に穿孔
された孔に端子11,12,13及び爪片36,
36を圧入する。このとき、爪片36,36が孔
に係合して抜止めされ、爪片36,36の段部3
7,37及び小突片35,35がプリント基板5
0の表面に当接し、ケース1を所定の高さに保持
する。端子11,12,13はハンダ付け(自動
ハンダ)されプリント基板50上のパターンと接
続される。この場合、スイツチ本体は所定高さに
保持されているため、耐ハンダ性、耐フラツクス
性が良好であることはいうまでもない。
スイツチのオン,オフ動作は、操作部材20の
突部21a,21bのいずれかを押圧して操作部
材20を左右いずれかに傾斜させることにより行
う。即ち、第4図に示すように、突部21aを押
圧すると、棒状部24とともにスライダ25が反
時計回り方向に回動し、スライダ25の下端が可
動片14上を右方に摺動して可動片14の右端を
押圧し、可動片14の右端が端子13の接点部1
3eに接続することとなる。一方、突部21bを
押圧すると、棒状部24、スライダ25が時計回
り方向に回動し、スライダ25の下端が可動片1
4上を左方に摺動して可動片14の左端を押圧
し、可動片14の左端が端子11の接点部11e
に接触することとなる。
また、突部21a,21bのいずれかを押圧し
た際には操作部材20の突片22a,22bの下
端が保持板30のストツパ片31a,31bの根
元部に当接し、操作部材20の回動が規制され
る。
〔効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、固定端子の上端面中央部に形成した凹部を圧
入ポンチで押圧してケースに圧入するため、圧入
時に作用する力のバランスが良好であるし、前記
凹部の両側に形成した接点部を圧入ポンチで損
傷,汚損することがない。しかも、接点部はツイ
ン接点構成で接触信頼性が良好であり、固定端子
の端面部分を接点部としているために接点部の構
成が極めてシンプルでコンパクトでもある。ま
た、可動片は共通端子上に切起し片で位置決めさ
れているため操作部材によつて移動することがな
く、確実に接点を切換えることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るスイツチの一実施例を示
し、第1図は正面図、第2図は右側面図、第3図
は底面図、第4図は断面図である。第5図ないし
第7図は固定端子を示し、第5図は平面図、第6
図は正面図、第7図は第6図のA−A断面図であ
る。第8図は可動片の平面図、第9図はその正面
図である。第10図,第11図はそれぞれケース
に端子を圧入したときの断面図である。第12図
は端子圧入時の説明図である。第13図ないし第
16図は保持板を示し、第13図は平面図、第1
4図は正面図、第15図は底面図、第16図は第
14図のB−B断面図である。 1……ケース、10……スイツチング機構、1
1,13……固定端子、11d,13d……凹
部、11e,13e……接点部、14……可動
片、15……切起し片、20……操作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 共通端子と固定端子とをケースに圧入し、共通
    端子上に可動片を載置し、この可動片を操作部材
    により揺動させて固定端子上端面に接離可能とし
    たスイツチにおいて、 前記可動片の中央部に両側に前記共通端子の上
    端部を覆う切起し片を設ける一方、前記固定端子
    の上端面中央部に凹部を形成し、上端面両側部を
    接点部としたことを特徴とするスイツチ。
JP1984167190U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPH0355208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167190U JPH0355208Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984167190U JPH0355208Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6182329U JPS6182329U (ja) 1986-05-31
JPH0355208Y2 true JPH0355208Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=30724993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984167190U Expired JPH0355208Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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JP (1) JPH0355208Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48105865U (ja) * 1972-03-14 1973-12-08

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Publication number Publication date
JPS6182329U (ja) 1986-05-31

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