JPH0355163Y2 - - Google Patents

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JPH0355163Y2
JPH0355163Y2 JP1985017206U JP1720685U JPH0355163Y2 JP H0355163 Y2 JPH0355163 Y2 JP H0355163Y2 JP 1985017206 U JP1985017206 U JP 1985017206U JP 1720685 U JP1720685 U JP 1720685U JP H0355163 Y2 JPH0355163 Y2 JP H0355163Y2
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cassette
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operating
cassette holder
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等に
用いて好適な操作部開閉装置に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、電気機器に於いては、使用頻度の少ない
操作釦等を配した操作部をフロントパネルに開閉
自在に取り付け、非使用時には機器内部に収納
し、フロントパネルを簡素化してデザイン的な効
果を上げる手段が賞用されている。このような手
段をVTRに実施して操作部を収納可能とすると、
VTR動作時に使用者はVTRにカセツトを装着す
ると共に、操作部を開状態とする2つの操作が必
要となる。
そこで、特願昭59−100843号に於て、フロント
ローデイング方式VTRのカセツトホルダのカセ
ツト装着位置への移動に連動して操作部を開状態
として、操作釦の操作を可能とし、更にカセツト
ホルダのカセツト排出位置への移動に連動して操
作部を閉状態としてVTR本体に収納せしめる操
作部開閉装置が提案されている。
一方、フロントローデイング方式のVTRにお
いては、カセツトが既に装着されているVTRに、
更にカセツトをカセツト挿入口より挿入する、い
わゆるカセツト二重挿入に対する対策が必要であ
る。このカセツト二重挿入防止手段として、特開
昭58−94158号公報に開示されているような装置、
即ちカセツトホルダに連動して二重挿入防止用レ
バーを回動せしめ、このレバーに連設されたロツ
ク板によつてカセツト挿入口を閉蓋してカセツト
の挿入を防止する装置が提案されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来技術によると、カセツトの装着に応じ
て開閉動作を為す操作部開閉装置と、カセツト二
重挿入防止手段を併用する場合、部品点数の増加
を招き、機器本体の省スペース化・薄型化に極め
て不都合である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は操作部開閉装置であり、カセツト装着
時にカセツト挿入口より挿入されたカセツトを保
持するカセツトホルダを排出位置から装着位置ま
で移動させると共に、カセツトホルダに連動して
操作部を開状態とし、排出時にカセツトホルダを
装着位置から排出位置まで移動させると共に、カ
セツトホルダに連動して操作部を閉状態とする駆
動手段と、操作部に連動してカセツト装着時にカ
セツト挿入口を閉蓋する閉蓋部材を設けることを
特徴とする。
(ホ) 作用 本考案は上述の如く構成したので、カセツト装
着時に操作部が開状態となり、同時に閉蓋部材は
カセツト挿入口を閉蓋する。また、カセツト排出
時には操作部は閉状態となり閉蓋部材によるカセ
ツト挿入口の閉蓋は解除される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
第1図〜第5図は本考案例装置に係り、第2図
及び第1図はカセツト未挿入時のVTR前面の斜
視図、X−X′線要部断面図であり、第3図,第
4図及び第5図はカセツト装着時のVTR前面の
斜視図、X−X′線要部断面図、及び一部を切欠
いた正面図である。
1はカセツト2の保持を為すカセツトホルダで
あり、シヤーシ3に固定された側板4に配された
ガイド溝4aに、側面に配したガイドピン1a,
1bを遊嵌せしめることにより排出位置と装着位
置間を移動可能となつている。
5はピニオン6と噛合し、中央に配したガイド
溝5a,5aに、シヤーシ3に植立した突出片
7,7の先端のガイド用突起7a,7aを遊嵌せ
しめることにより、ピニオン6の回転により前後
方向へ移動可能となつたラツクである。
8は再生・早送り等の操作を指示するための複
数の操作釦9,9……を有する操作部であり、フ
ロントパネル10の開口部10bの両下側端に設
けられた支軸11,11により回動自在に軸支さ
れている。前記操作部8の裏面にはラツク5の端
部に設けられた支軸5bを遊嵌せしめたガイド溝
12aを有する規制板12が取り付けられ、更に
操作部8と一体となつて回動し、操作部8が開状
態にある時、カセツト挿入口10aの一部を閉蓋
する二重挿入防止板(閉蓋部材)13が取り付け
られている。
ピニオン6はシヤーシ3に垂直に配された支持
板14に回転自在に支持され、同様に支持板14
に支持された駆動ギア15と噛合している。前記
駆動ギア15は、駆動モータ16と同軸のモータ
プーリ17とベルト18を張架された駆動プーリ
19aが一体形成されたシヤーシ3に軸支される
ウオーム19と噛合し、駆動モータ16の駆動力
をピニオン6に伝達せしめる働きを有している。
また、駆動ギア15には同軸的に一体となつて回
動する腕部20が取り付けられている。この腕部
20の先端には、カセツトホルダ1のガイドピン
1aは遊嵌せしめた切欠き部20が配設され、駆
動モータ16の駆動力によりカセツトホルダ1を
移動可能にしている。
尚、21はカセツトホルダ1内にカセツト2が
挿入された時にカセツト先端面と当接してONと
なり、駆動モータ16を起動せしめるカセツト挿
入検出スイツチ、22はカセツトホルダ1が装着
位置に達した時、カセツトホルダ1の底面により
押圧されてON状態となり、駆動モータ16を停
止せしめるカセツト装着検出スイツチである。
次に本実施例装置の動作について説明する。
カセツト2未挿入時には、第1図,第2図に示
す用にカセツトホルダ1はカセツト排出位置にあ
り、同時に、操作部8は閉状態、即ち機器本体内
に操作釦9,9……を収納した状態となつてい
る。次にカセツト挿入口10aよりカセツト2を
挿入すると、カセツト挿入検出スイツチ21が押
圧され、駆動モータ16が駆動を開始する。この
駆動力はモータプーリ17,ベルト18,駆動プ
ーリ19a,ウオーム19を介して駆動ギア15
に伝達され、駆動ギア15は時計方向に回転す
る。これに伴つて腕部20も時計方向に回転し、
カセツト2を保持したままでカセツトホルダ1は
カセツト装着位置に向けて移動し、装着位置に達
した時点でカセツト装着検出スイツチ22がON
状態となり駆動モータ16は停止する。
カセツトホルダ1の移動中、ピニオン6も反時
計方向に回転し、ラツク5はVTRの前方向に移
動し、支軸5b,規制板12を介して操作部8裏
面を押圧することになる。この押圧力により操作
部8は反時計方向に回動し、操作部8と一体に回
動する規制板12のガイド溝12aの最下端に支
軸5bが達した時、第3図,第4図の如く開状
態、即ち操作釦9,9……が外部に露出し、操作
可能な状態となる。この操作部8の開方向への回
動に伴い、操作部8裏面に取り付けられた二重挿
入防止板13も回動しカセツト挿入口10aの下
端を閉蓋する位置に達する。従つて、カセツトの
挿入路が遮断され、カセツトの二重挿入が防止さ
れる。
カセツト2を取り出す時には、操作釦9…の一
つであるエジエクト釦を作動せしめて駆動モータ
16を逆方向に回転せしめる。すると、駆動ギア
15は反時計方向に回動し、これと連動して反時
計方向に回転する腕部20によりカセツトホルダ
1はカセツト装着位置から排出位置に移動せしめ
るカセツト2の取出しが可能となる。
一方、ピニオン6は時計方向に回動し、これに
連動してラツク5は後方に移動し、支軸5aがガ
イド溝12aの最上端に達する、即ち操作部8が
時計方向に回動して閉状態となる。二重挿入防止
板13も時計方向に回動しカセツト挿入口10a
の閉蓋は解除される。
第6図は本考案の他の実施例を示す図である。
駆動ギア15,ピニオン6,ラツク5等の駆動手
段の動作は前述の実施例と同様であるが、二重挿
入防止板13を操作部8に取り付けず、開口部1
0b′の両側に第6図に点線で示す様にシヤーシに
垂直に柱状部23,23を設け、この柱状部2
3,23の端部にシヤーシと平行となる主軸2
4,24を配し、前記主軸24,24にL字状レ
バー25,25を回動自在に軸支し、このL字状
レバー25,25の一端同志を支軸26にて貫通
し、更にこの支軸26により薄板27を回動自在
に軸支し同時に他端にコイルバネ28をシヤーシ
との間に配設してL字状レバー25,25を操作
部8の両側面に配した突起29,29と当接する
様に反時計方向に付勢せしめる。操作部8′が開
方向に回動するとL字状レバー25も時計方向に
回動し、カセツト挿入口10aが支軸26及び薄
板27にて閉蓋され、カセツトの二重挿入の防止
が為される。尚、本実施例において前述の実施例
と同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案によれば、操作部に連動する
閉蓋部材を配設するだけで、カセツトの二重挿入
防止手段を操作部開閉装置に兼用せしめることが
でき、部品点数の削減及び機器本体の省スペース
化・薄型化に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例に係り、第
1図はカセツト未挿入時のX−X′線要部断面図、
第2図はカセツト未挿入時のVTR前面の斜視図、
第3図はカセツト装着時のVTR前面の斜視図、
第4図は同Y−Y′線要部断面図、第5図はカセ
ツト装着時の一部を切欠いた正面図、第6図は他
の実施例の説明図である。 1……カセツトホルダ、2……カセツト、8…
…操作部、10a……カセツト挿入口、13……
閉蓋部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトの装着時にカセツト挿入口より挿入さ
    れた前記カセツトを保持するカセツトホルダを排
    出位置から装着位置まで移動させると共に、前記
    カセツトホルダに連動して前記カセツト挿入口と
    は異なつた位置にて操作可能に操作釦を有する操
    作部を機器本体より突出状態とし、排出時に前記
    カセツトホルダを前記装着位置から前記排出位置
    まで移動させると共に、前記カセツトホルダに連
    動して前記操作部を操作不能な収納状態とする駆
    動手段を備える操作部開閉装置において、前記操
    作部に連動して前記カセツト装着時に前記カセツ
    ト挿入口を閉蓋する閉蓋部材を設けることを特徴
    とする操作部開閉装置。
JP1985017206U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH0355163Y2 (ja)

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JP1985017206U JPH0355163Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JP1985017206U JPH0355163Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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JPS61136353U JPS61136353U (ja) 1986-08-25
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JP1985017206U Expired JPH0355163Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210635U (ja) * 1988-07-05 1990-01-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210635U (ja) * 1988-07-05 1990-01-23

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JPS61136353U (ja) 1986-08-25

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