JPH03549B2 - - Google Patents
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- JPH03549B2 JPH03549B2 JP61037179A JP3717986A JPH03549B2 JP H03549 B2 JPH03549 B2 JP H03549B2 JP 61037179 A JP61037179 A JP 61037179A JP 3717986 A JP3717986 A JP 3717986A JP H03549 B2 JPH03549 B2 JP H03549B2
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K15/00—Check valves
- F16K15/14—Check valves with flexible valve members
- F16K15/144—Check valves with flexible valve members the closure elements being fixed along all or a part of their periphery
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7879—Resilient material valve
- Y10T137/788—Having expansible port
- Y10T137/7882—Having exit lip
-
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、全体として、流量調整装置、より具
体的には、第1方向への略自由な流動を許容する
一方、第2の反対方向への流動を阻止し得るよう
にした弁組立体に関する。さらに具体的には、本
発明は、一般に「ダツクビル」型弁として公知の
弁に関する。
体的には、第1方向への略自由な流動を許容する
一方、第2の反対方向への流動を阻止し得るよう
にした弁組立体に関する。さらに具体的には、本
発明は、一般に「ダツクビル」型弁として公知の
弁に関する。
(従来の技術および問題点)
ダツクビル型弁は、従来より公知であり、様々
な用途で使用されており、米国特許第3822720号
および同第3901272号に幾つかの例が開示されて
いる。上記ダツクビル型弁は、一般に、弁体内に
取付けた弾性流量調整弁部材を備え、この弁部材
が、その主要作動要素として、基部の開放端から
通常閉成の外端まで先細状態に配設した1対のリ
ツプ片を備える型式の弁である。流量調整弁部材
の閉成端にて、リツプ片が相互に近接して配設さ
れているため、1対のリツプ片間には、通常閉成
の細隙が形成される。この弁部材は、密封状態に
て、弁体材に取付けられているため、弁体を通る
流体は、必然的に弁部材も通る。第1方向、即ち
前方向に流動する場合、流体は、弁体に流動後、
開放端から、弁部材を通り、通常閉成端方向に流
動する。弾性リツプ片に作用する流体圧力によつ
て細隙が開き、流体は、弁部材および弁体から出
ていく。しかし、第2方向、即ち反対方向に向け
て流動する場合、流体が、弁部材の通常閉成端に
接触するため、弾性リツプ片に作用する流体圧力
によつて、細隙の閉成状態が維持され、流体は弁
組立体を通つて流動しない。
な用途で使用されており、米国特許第3822720号
および同第3901272号に幾つかの例が開示されて
いる。上記ダツクビル型弁は、一般に、弁体内に
取付けた弾性流量調整弁部材を備え、この弁部材
が、その主要作動要素として、基部の開放端から
通常閉成の外端まで先細状態に配設した1対のリ
ツプ片を備える型式の弁である。流量調整弁部材
の閉成端にて、リツプ片が相互に近接して配設さ
れているため、1対のリツプ片間には、通常閉成
の細隙が形成される。この弁部材は、密封状態に
て、弁体材に取付けられているため、弁体を通る
流体は、必然的に弁部材も通る。第1方向、即ち
前方向に流動する場合、流体は、弁体に流動後、
開放端から、弁部材を通り、通常閉成端方向に流
動する。弾性リツプ片に作用する流体圧力によつ
て細隙が開き、流体は、弁部材および弁体から出
ていく。しかし、第2方向、即ち反対方向に向け
て流動する場合、流体が、弁部材の通常閉成端に
接触するため、弾性リツプ片に作用する流体圧力
によつて、細隙の閉成状態が維持され、流体は弁
組立体を通つて流動しない。
上記型式の弁は、医療分野で使用されることが
多く、薬液注入装置の1部にこの弁を使用したも
のがある。上記薬液注入装置は、ビン容器または
袋容器等の流体供給源から血漿、薬液等の流体を
患者に点滴注入するためのものである。弁組立体
は、流体導管内に配設され、流体が流体供給源方
向に逆流するのを阻止する作用を行なう。通常、
この弁は、医薬、その他の流体が、一次流より高
圧の圧力で噴射される弁下流にY字状部分を備え
た薬液注入装置に使用される。
多く、薬液注入装置の1部にこの弁を使用したも
のがある。上記薬液注入装置は、ビン容器または
袋容器等の流体供給源から血漿、薬液等の流体を
患者に点滴注入するためのものである。弁組立体
は、流体導管内に配設され、流体が流体供給源方
向に逆流するのを阻止する作用を行なう。通常、
この弁は、医薬、その他の流体が、一次流より高
圧の圧力で噴射される弁下流にY字状部分を備え
た薬液注入装置に使用される。
薬液注入装置に使用する従来設計のダツクビル
型弁に伴なう問題点は、流体が弁を通つて流動し
始めると、必らず、特に弁組立体の周囲に気泡が
発生することである。流体の流動状態が安定した
ならば、これら気泡は流体と共に排出し、薬液注
入装置を通る流体の滑らかな流動が妨害された
り、設定流量に誤差が生じたりしないようにする
必要がある。
型弁に伴なう問題点は、流体が弁を通つて流動し
始めると、必らず、特に弁組立体の周囲に気泡が
発生することである。流体の流動状態が安定した
ならば、これら気泡は流体と共に排出し、薬液注
入装置を通る流体の滑らかな流動が妨害された
り、設定流量に誤差が生じたりしないようにする
必要がある。
上記問題点の解決方法は、第1図に図示したの
と同様のドツクビル型弁組立体を開示する米国特
許第4535818号に記載されている。第1図を参照
すると、弁組立体は、出口部分10およびこれと
協働する入口部分12を備えている。この出口部
分10および入口部分12は、弁組立体の特定の
用途に応じて、多くの材料の使用が可能である
が、透明アクリル系プラスチツク材料で成形する
ことが特に望ましい。
と同様のドツクビル型弁組立体を開示する米国特
許第4535818号に記載されている。第1図を参照
すると、弁組立体は、出口部分10およびこれと
協働する入口部分12を備えている。この出口部
分10および入口部分12は、弁組立体の特定の
用途に応じて、多くの材料の使用が可能である
が、透明アクリル系プラスチツク材料で成形する
ことが特に望ましい。
ゴムまたは弾性プラスチツク等の材料を用いて
単一体として成形した流量調整弁部材14は、略
円錐形の中空形状を備えている。各々、基部18
および外端20を備えた1対のリツプ片16が、
弁部材14の一部を形成している。この1対のリ
ツプ片16は、先細状態に配設されているため、
両リツプ片16は、外端20で相互に近接する。
このため、1対のリツプ片16は、通常閉成の細
隙22を形成し、弁部材14に対する通常閉成端
を画成する。
単一体として成形した流量調整弁部材14は、略
円錐形の中空形状を備えている。各々、基部18
および外端20を備えた1対のリツプ片16が、
弁部材14の一部を形成している。この1対のリ
ツプ片16は、先細状態に配設されているため、
両リツプ片16は、外端20で相互に近接する。
このため、1対のリツプ片16は、通常閉成の細
隙22を形成し、弁部材14に対する通常閉成端
を画成する。
湾曲側壁24が、両リツプ片16を連接し、細
隙22と反対側に、弁部材14に対する開放端を
形成する。リツプ片16の基部18に近接する弁
部材16の開放端周囲には、外方伸長フランジ2
6が形成してある。
隙22と反対側に、弁部材14に対する開放端を
形成する。リツプ片16の基部18に近接する弁
部材16の開放端周囲には、外方伸長フランジ2
6が形成してある。
弁体の出口部分10は、弁部材14近似の弁体
内部形状を画成する。出口部分10の一部を形成
する1対の平担壁28は、弁体内部の1対の平担
面を画成する。平担壁28は、出口30が弁体内
部と連通する出口部分10の出口端方向に向け
て、先細り状態に配設されている。
内部形状を画成する。出口部分10の一部を形成
する1対の平担壁28は、弁体内部の1対の平担
面を画成する。平担壁28は、出口30が弁体内
部と連通する出口部分10の出口端方向に向け
て、先細り状態に配設されている。
平担壁28は、湾曲壁によつて連接され、環状
カラー36が、出口部分10の開放端の周囲から
伸長している。その結果、環状の棚状突起が形成
され、フランジ26をカラー36に位置決めする
ことにより、弁部材14を弁体内に位置決めする
ことができる。上記の如く位置決めすると、1対
のリツプ片16は、出口部分10の平担壁28に
極く近接するが、接触はしない位置になる。次い
で、リツプ片16の外端を出口部分10の出口に
位置決めすると、細隙22を通過した流体は、出
口30方向に流動する。
カラー36が、出口部分10の開放端の周囲から
伸長している。その結果、環状の棚状突起が形成
され、フランジ26をカラー36に位置決めする
ことにより、弁部材14を弁体内に位置決めする
ことができる。上記の如く位置決めすると、1対
のリツプ片16は、出口部分10の平担壁28に
極く近接するが、接触はしない位置になる。次い
で、リツプ片16の外端を出口部分10の出口に
位置決めすると、細隙22を通過した流体は、出
口30方向に流動する。
弁体の入口部分12は、入口42が連通する円
形のカバー板40を備えている。密封リング46
は、カバー板40の周縁に沿つて、カバー板40
と垂直に伸長している。(例えばカバー板から明
らかなように、弁組立体は略円形の断面で示して
あるが、楕円形、長方形または正方形等の別の形
状とすることも可能である。) 出口部分10内に弁部材14を位置決めした
後、その上から、入口部分12を位置決めし、密
封リング46が、環状カラー36を囲繞するよう
にする。入口部分10および出口部分12は、環
状カラー36と接触する密封リング46およびカ
バー板40の各部分に沿つて、相互に固着し、弁
部材14に対する密封弁体を提供する。
形のカバー板40を備えている。密封リング46
は、カバー板40の周縁に沿つて、カバー板40
と垂直に伸長している。(例えばカバー板から明
らかなように、弁組立体は略円形の断面で示して
あるが、楕円形、長方形または正方形等の別の形
状とすることも可能である。) 出口部分10内に弁部材14を位置決めした
後、その上から、入口部分12を位置決めし、密
封リング46が、環状カラー36を囲繞するよう
にする。入口部分10および出口部分12は、環
状カラー36と接触する密封リング46およびカ
バー板40の各部分に沿つて、相互に固着し、弁
部材14に対する密封弁体を提供する。
入口部分10および出口部分12の固着は、
様々な方法が可能である。例えば、環状カラー3
6に沿つて接着剤を塗布してもよい。しかし、弁
組立体は大量生産されるものであるため、超音波
振動で結合部片を刺激し、十分な原子運動を起こ
させ、合着させる超音波溶接によつて、入口部分
10と出口部分12を密封することが特に望まし
い。
様々な方法が可能である。例えば、環状カラー3
6に沿つて接着剤を塗布してもよい。しかし、弁
組立体は大量生産されるものであるため、超音波
振動で結合部片を刺激し、十分な原子運動を起こ
させ、合着させる超音波溶接によつて、入口部分
10と出口部分12を密封することが特に望まし
い。
第1図から明らかなように、弁部材14の1対
のリツプ片16と出口部分10の平担面28間に
は比較的狭隘な空隙しか形成されないため、気泡
発生の可能性を少なくし、流体が流動し、弁を通
過する間、気泡を容易に除去することができる。
弁体内部と弁部材間の上記空隙寸法は、0.0025cm
(0.001″)程度になる場合もある。従つて、比較
的僅かな弁部材14の調心誤差があつても、弁部
材は、出口部分10の内面に接触するため、弁部
材の弁体内への位置決めは、極く正確に行わなけ
ればならない。弁部材14は軟質、弾性であるた
め、上記接触によつて、弁部材14は変形し、そ
の結果、1片のリツプ片16の外端の細隙22を
完全に閉じることはできなくなり、弁組立体は、
流体の逆流を完全に阻止することが不可能とな
る。
のリツプ片16と出口部分10の平担面28間に
は比較的狭隘な空隙しか形成されないため、気泡
発生の可能性を少なくし、流体が流動し、弁を通
過する間、気泡を容易に除去することができる。
弁体内部と弁部材間の上記空隙寸法は、0.0025cm
(0.001″)程度になる場合もある。従つて、比較
的僅かな弁部材14の調心誤差があつても、弁部
材は、出口部分10の内面に接触するため、弁部
材の弁体内への位置決めは、極く正確に行わなけ
ればならない。弁部材14は軟質、弾性であるた
め、上記接触によつて、弁部材14は変形し、そ
の結果、1片のリツプ片16の外端の細隙22を
完全に閉じることはできなくなり、弁組立体は、
流体の逆流を完全に阻止することが不可能とな
る。
実際問題として、弁部材14と弁体内部は密着
嵌合しているため、弁体内部で弁部材14の配向
角度を正確に設定することは困難である。弁部材
14の1対のリツプ片16が弁体内部の平担面と
接触し、細隙22が一部しか開放しない結果とな
る調心誤差は、多くの原因に起因する。例えば、
回転により、弁部材の調心誤差が生ずることもあ
る。また、僅かでも中心外れの位置にて、また
は、水平線(第1図に関し)に対して、若干の角
度を付けて、弁部材14を弁体10内部に位置決
めすることによつて調心誤差が生ずる場合もあ
る。
嵌合しているため、弁体内部で弁部材14の配向
角度を正確に設定することは困難である。弁部材
14の1対のリツプ片16が弁体内部の平担面と
接触し、細隙22が一部しか開放しない結果とな
る調心誤差は、多くの原因に起因する。例えば、
回転により、弁部材の調心誤差が生ずることもあ
る。また、僅かでも中心外れの位置にて、また
は、水平線(第1図に関し)に対して、若干の角
度を付けて、弁部材14を弁体10内部に位置決
めすることによつて調心誤差が生ずる場合もあ
る。
さらに、調心誤差の程度が弁部材の1対のリツ
プ片が弁体内部に接触するほど大きくなくとも、
不具合の生ずる場合がある。僅かな調心誤差があ
つても、弁部材を入口部分および出口部分間の所
定位置に固着したとき、弁部材のフランジは、変
形する慮れがある。弁部材は極く軟質の材料でで
きてしているため、フランジが変形すると、1対
のリツプ片も変形し、完全に閉じることができな
くなる。
プ片が弁体内部に接触するほど大きくなくとも、
不具合の生ずる場合がある。僅かな調心誤差があ
つても、弁部材を入口部分および出口部分間の所
定位置に固着したとき、弁部材のフランジは、変
形する慮れがある。弁部材は極く軟質の材料でで
きてしているため、フランジが変形すると、1対
のリツプ片も変形し、完全に閉じることができな
くなる。
弁組立体の部品は全て故障皆無であるように製
造してあるが、上記何れの場合でも、製造した弁
組立体は、流体の逆流を阻止することができず、
流体漏洩が生ずる。
造してあるが、上記何れの場合でも、製造した弁
組立体は、流体の逆流を阻止することができず、
流体漏洩が生ずる。
上述の説明から、ダツクビル型弁の組立構造を
改良し、弁体の組立工程中、弁部材が弁体内部で
望ましくない調心誤差を生ずる可能性なきように
することが必要となる。具体的には、中心を外れ
た位置、または水平線に対し斜めの位置にて、弁
部材を弁体内部に位置決めすることに起因する調
心誤差を阻止し得るような改良が必要とされる。
しかも、上記改良によつて、弁組立体の気泡発生
防止機能および流体通過中の気泡除去促進機能が
影響を受け、弁組立体の製造工程に支障を来た
し、また、弁組立体の製造が複雑化し、コスト高
になるものであつてはならない。
改良し、弁体の組立工程中、弁部材が弁体内部で
望ましくない調心誤差を生ずる可能性なきように
することが必要となる。具体的には、中心を外れ
た位置、または水平線に対し斜めの位置にて、弁
部材を弁体内部に位置決めすることに起因する調
心誤差を阻止し得るような改良が必要とされる。
しかも、上記改良によつて、弁組立体の気泡発生
防止機能および流体通過中の気泡除去促進機能が
影響を受け、弁組立体の製造工程に支障を来た
し、また、弁組立体の製造が複雑化し、コスト高
になるものであつてはならない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、流体の流動路に使用する弁組立体に
適用し、第1方向に向かう流動路内の比較的自由
な流動を許容する一方、第2方向、即ち、反対方
向に向かう流動路内の流動を阻止することを実現
することができる。流量調整弁部材は、弾性材料
を用いて単一体として構成し、各々、基部および
外端を有する1対のリツプ片を備えている。この
1対のリツプ片は先細状態に配設され、弁部材に
対し、基部に近接する開放端、および外端にて、
通常閉成端を形成し、上記外端にて、1対のリツ
プ片は相互に近接して配設され、両リツプ片間
に、通常閉成の細隙を形成する。弁部材は、さら
に、両リツプ片を連接する1つの側壁および開放
端にて外方に伸長する環状フランジを備えてい
る。
適用し、第1方向に向かう流動路内の比較的自由
な流動を許容する一方、第2方向、即ち、反対方
向に向かう流動路内の流動を阻止することを実現
することができる。流量調整弁部材は、弾性材料
を用いて単一体として構成し、各々、基部および
外端を有する1対のリツプ片を備えている。この
1対のリツプ片は先細状態に配設され、弁部材に
対し、基部に近接する開放端、および外端にて、
通常閉成端を形成し、上記外端にて、1対のリツ
プ片は相互に近接して配設され、両リツプ片間
に、通常閉成の細隙を形成する。弁部材は、さら
に、両リツプ片を連接する1つの側壁および開放
端にて外方に伸長する環状フランジを備えてい
る。
弁体の出口部分は、外方に配設した環状カラー
によつて囲繞された開放密封端を備える弁体内部
を画成する。出口は、開放端と反対側の出口端を
介して、弁体内部と連通する。
によつて囲繞された開放密封端を備える弁体内部
を画成する。出口は、開放端と反対側の出口端を
介して、弁体内部と連通する。
弁体の入口部分は、カバー板およびこれを介し
て連通する入口を備えている。
て連通する入口を備えている。
弁部材は、その環状フランジが環状カラー内に
収容され、リツプ片の外端が弁体内部の出口端方
向に伸長する状態にて、弁体の出口部分内に配設
される。1対のリツプ片は、弁体内部の出口端方
向に配向される。カバー板は、環状フランジに取
付けられ、弁部材の固着および弁体内部の密封を
行なう。
収容され、リツプ片の外端が弁体内部の出口端方
向に伸長する状態にて、弁体の出口部分内に配設
される。1対のリツプ片は、弁体内部の出口端方
向に配向される。カバー板は、環状フランジに取
付けられ、弁部材の固着および弁体内部の密封を
行なう。
弁組立体の組立時、弁体出口部分は、環状カラ
ーに近接する弁体内部に沿つた第1密封リングを
形成し、カバー板は、弁部材のフランジに近接す
る第2密封リングを形成する。上記両密封リング
はそれぞれ、環状フランジの両側に位置する。
ーに近接する弁体内部に沿つた第1密封リングを
形成し、カバー板は、弁部材のフランジに近接す
る第2密封リングを形成する。上記両密封リング
はそれぞれ、環状フランジの両側に位置する。
弁組立体は第1および第2密封リングの少なく
とも1方が傾斜面を備えるように、形成される。
上記傾斜面を設ける理由は、第1および第2密封
リング間にて環状フランジを圧縮し、しかも、環
状カラーに近接するフランジ部分と比べ、弁部材
のリツプ片基部に近接するフランジ部分の方がよ
り強力に、圧縮されるようにするためである。
とも1方が傾斜面を備えるように、形成される。
上記傾斜面を設ける理由は、第1および第2密封
リング間にて環状フランジを圧縮し、しかも、環
状カラーに近接するフランジ部分と比べ、弁部材
のリツプ片基部に近接するフランジ部分の方がよ
り強力に、圧縮されるようにするためである。
別の態様として、フランジは、密封リングに近
接するフランジ面の片側または傾斜面を設けた状
態に形成することもできる。この場合の傾斜面
は、フランジが、リツプ片基部に近接する部分を
比べ、環状カラーに近接する部分の方が肥厚であ
るようにするため設けるものである。
接するフランジ面の片側または傾斜面を設けた状
態に形成することもできる。この場合の傾斜面
は、フランジが、リツプ片基部に近接する部分を
比べ、環状カラーに近接する部分の方が肥厚であ
るようにするため設けるものである。
さらに別の態様として、少なくとも1方の密封
リングおよびフランジの少なくとも片面のみを傾
斜面とすることができる。
リングおよびフランジの少なくとも片面のみを傾
斜面とすることができる。
従つて、本発明の主な目的は、組立工程中、弁
体内部に、弁部材を正確に位置決めし、完成弁組
立体に対する、流体漏洩のある製品の発生率が最
小限である、ダツクビル型弁組立体を提供するこ
とである。
体内部に、弁部材を正確に位置決めし、完成弁組
立体に対する、流体漏洩のある製品の発生率が最
小限である、ダツクビル型弁組立体を提供するこ
とである。
本発明の別の目的は、弁体内部への固着時、弁
部材に生ずる変形に伴なつて、弁部材のリツプ片
の変形が生じないようにしたダツクビル型弁組立
体を提供することである。
部材に生ずる変形に伴なつて、弁部材のリツプ片
の変形が生じないようにしたダツクビル型弁組立
体を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、弁部材を中心を外
れた位置、または弁体内部に対し、水平位相の斜
め位置に位置決めした場合、弁部材の調心誤差発
生の可能性を少なくするようにした弁組立体を提
供することである。
れた位置、または弁体内部に対し、水平位相の斜
め位置に位置決めした場合、弁部材の調心誤差発
生の可能性を少なくするようにした弁組立体を提
供することである。
本発明のさらに別の目的は、流量調整機能、ま
たは気泡防止機能および気泡除去機能が損われ
ず、また、余分な製造段階を必要とせず、さら
に、構成要素が複雑化したり、その製造コストが
著るしく増大することのない弁組立体を提供する
ことである。
たは気泡防止機能および気泡除去機能が損われ
ず、また、余分な製造段階を必要とせず、さら
に、構成要素が複雑化したり、その製造コストが
著るしく増大することのない弁組立体を提供する
ことである。
本発明の上記以外の目的および利点は、以下の
説明、添付図面および特許請求の範囲から明らか
となるであろう。
説明、添付図面および特許請求の範囲から明らか
となるであろう。
(実施例)
本発明を一層良く理解し得るように、以下、添
付図面を参照しながら、実施例について説明す
る。
付図面を参照しながら、実施例について説明す
る。
本発明による弁組立体は、第2図乃至第10図
に図示してある。この弁組立体の構造および作用
は、全体として、第1図に図示したものと同様で
ある。しかし、第2図乃至第10図に図示した本
発明の弁組立体は多数の重要な改良点を包含する
ものである。
に図示してある。この弁組立体の構造および作用
は、全体として、第1図に図示したものと同様で
ある。しかし、第2図乃至第10図に図示した本
発明の弁組立体は多数の重要な改良点を包含する
ものである。
特に、第5図を参照すると、この弁組立体は、
内部に流量調整弁部材54を固着した弁体出口部
分50および本体入口部分52を備えている。第
2図を参照すると、弁部材54は、各々、基部5
8および外端60を有する1対のリツプ片56を
備えている。1対のリツプ片56は、先細状態に
配設されているため、外端にて相互に近接してい
る。このため、1対のリツプ片56は、弁部材5
4の通常閉成端にて、通常閉成細隙62を形成す
る。
内部に流量調整弁部材54を固着した弁体出口部
分50および本体入口部分52を備えている。第
2図を参照すると、弁部材54は、各々、基部5
8および外端60を有する1対のリツプ片56を
備えている。1対のリツプ片56は、先細状態に
配設されているため、外端にて相互に近接してい
る。このため、1対のリツプ片56は、弁部材5
4の通常閉成端にて、通常閉成細隙62を形成す
る。
湾曲側壁64は、両リツプ片56を連接し、細
隙62と反対側に、弁部材54の開放端を形成す
る。1対のリツプ片56の基部58に近接する弁
部材54の開放端の周囲には、外方伸長フランジ
66が形成されている。
隙62と反対側に、弁部材54の開放端を形成す
る。1対のリツプ片56の基部58に近接する弁
部材54の開放端の周囲には、外方伸長フランジ
66が形成されている。
弁部材54は、さらに、リツプ片基部58付近
のリツプ面から外方に伸長する、各リツプ片56
に設けた張出体68を備えている。
のリツプ面から外方に伸長する、各リツプ片56
に設けた張出体68を備えている。
第4A図および第4B図から明らかなように、
この張出体68の断面形状は、長方形または台形
もしくは、その他の形状とすることができる。
この張出体68の断面形状は、長方形または台形
もしくは、その他の形状とすることができる。
第5図を参照すると、弁体出口部50は、弁体
内部の1対の平担面を画成する1対の平担壁70
を備えている。この平担壁70は、出口72が弁
体内部と連通する出口部分50の端部方向に向け
て先細状態に配設されている。
内部の1対の平担面を画成する1対の平担壁70
を備えている。この平担壁70は、出口72が弁
体内部と連通する出口部分50の端部方向に向け
て先細状態に配設されている。
1対の平担壁70は、湾曲壁74によつて連接
され(第7図参照)、出口部分50の開放端周囲
では、環状カラー76が伸長している。その結
果、環状支持面が画成されるため、弁部材のフラ
ンジ66を、カラー76内部の支持面に対し位置
決めすることによつて、弁体内部に弁部材54を
位置決めすることができる。上記の如く位置決め
すると、両リツプ片は、出口部分50の平担壁7
0と極く近接するが、接触はしない。
され(第7図参照)、出口部分50の開放端周囲
では、環状カラー76が伸長している。その結
果、環状支持面が画成されるため、弁部材のフラ
ンジ66を、カラー76内部の支持面に対し位置
決めすることによつて、弁体内部に弁部材54を
位置決めすることができる。上記の如く位置決め
すると、両リツプ片は、出口部分50の平担壁7
0と極く近接するが、接触はしない。
各平担壁70には、弁体内部に弁部材を嵌装し
たとき、弁部材54のリツプ片56に設けた張出
体68が嵌入する溝80が設けてある。このた
め、張出部68と溝80は協働して、出口部分5
0内の適正な位置で、弁部材54の半径方向への
心合せを行なう。さらに、張出体68と溝80
は、一旦位置決めした弁部材54を回転可能なよ
うに固着する作用をし、このため、超音波溶接工
程中に生じる弁部材の「踊り」(即ち、振動)に
よつて、弁部材54が所定位置から外れることが
ない。同様に、出口部分50および入口部分52
を誤つて捻じつた場合でも、弁部材54に悪影響
が及ぶことはない。しかし、張出体68は、リツ
プ片56の基部付近に形成してあるため、完成弁
組立体の機能を損う虞れはない。実際、張出部6
8は、細隙62から離反するリツプ片56部分の
剛性を増すため、弁機能を改良することさえ可能
であると考えられる。
たとき、弁部材54のリツプ片56に設けた張出
体68が嵌入する溝80が設けてある。このた
め、張出部68と溝80は協働して、出口部分5
0内の適正な位置で、弁部材54の半径方向への
心合せを行なう。さらに、張出体68と溝80
は、一旦位置決めした弁部材54を回転可能なよ
うに固着する作用をし、このため、超音波溶接工
程中に生じる弁部材の「踊り」(即ち、振動)に
よつて、弁部材54が所定位置から外れることが
ない。同様に、出口部分50および入口部分52
を誤つて捻じつた場合でも、弁部材54に悪影響
が及ぶことはない。しかし、張出体68は、リツ
プ片56の基部付近に形成してあるため、完成弁
組立体の機能を損う虞れはない。実際、張出部6
8は、細隙62から離反するリツプ片56部分の
剛性を増すため、弁機能を改良することさえ可能
であると考えられる。
勿論、張出体68が、溝80に嵌入するめに
は、弁部材54は、弁体の出口部分50に嵌装し
たとき、この出口部分50に対し、適正な回転可
能な位置になければならない。これは、弁部材5
4が弾性であるため、張出部68が大きな調心力
を作用し得ないようにするためにも必要である。
このため、弁体の出口部分50の調心は、弁部材
54の嵌装前に行なう必要がある。
は、弁部材54は、弁体の出口部分50に嵌装し
たとき、この出口部分50に対し、適正な回転可
能な位置になければならない。これは、弁部材5
4が弾性であるため、張出部68が大きな調心力
を作用し得ないようにするためにも必要である。
このため、弁体の出口部分50の調心は、弁部材
54の嵌装前に行なう必要がある。
第5図および第7図に図示したように、弁体出
口部分50のカラー76には、1対の切欠け82
が形成してある。上記切欠け82は、組立て工程
中、協働する保持具との嵌合点として作用し、弁
体出口部分50を適正に調心し、弁部材68を嵌
装させ得るようにするものである。
口部分50のカラー76には、1対の切欠け82
が形成してある。上記切欠け82は、組立て工程
中、協働する保持具との嵌合点として作用し、弁
体出口部分50を適正に調心し、弁部材68を嵌
装させ得るようにするものである。
切欠け82および溝80は、同一の垂直位相に
形成してあるのが了知できよう。これは、弁体出
口部分50の成形鋳型を機械加工する間、切断工
具等のテーブルが最小限度の動きしかしないよう
にするためである。かくて、鋳型製造時に生ずる
調心誤差の原因を解消できる。さらに、切欠け8
2と溝80を同一の垂直位相に保持することによ
つて、弁組立中に生ずる調心誤差の原因を解消す
ることができる。
形成してあるのが了知できよう。これは、弁体出
口部分50の成形鋳型を機械加工する間、切断工
具等のテーブルが最小限度の動きしかしないよう
にするためである。かくて、鋳型製造時に生ずる
調心誤差の原因を解消できる。さらに、切欠け8
2と溝80を同一の垂直位相に保持することによ
つて、弁組立中に生ずる調心誤差の原因を解消す
ることができる。
弁体入口部分52は、入口86が開口するカバ
ー板84を備えている。弁部材54を出口部分5
0内に位置決めしたならば、カラー76に対し
て、カバー板84を位置決めし、弁部材54を所
定位置に固着する。カバー板84の周縁に取付け
られた環状リング88によつて出口部分50と入
口部分52間の結合面が拡大している。
ー板84を備えている。弁部材54を出口部分5
0内に位置決めしたならば、カラー76に対し
て、カバー板84を位置決めし、弁部材54を所
定位置に固着する。カバー板84の周縁に取付け
られた環状リング88によつて出口部分50と入
口部分52間の結合面が拡大している。
入口86が貫通開口するカバー板の内側中心に
は、突起体90が位置している。第7図から明ら
かなように、この突起体90は、弁部材54の内
部形状と近似形状を備え、細隙62までの距離の
約1/3乃至1/2だけ、弁部材54内に伸長してい
る。突起体90は、内部容積を小さくし、弁組立
体の通気を促進させる手段としても作用する。
は、突起体90が位置している。第7図から明ら
かなように、この突起体90は、弁部材54の内
部形状と近似形状を備え、細隙62までの距離の
約1/3乃至1/2だけ、弁部材54内に伸長してい
る。突起体90は、内部容積を小さくし、弁組立
体の通気を促進させる手段としても作用する。
さらに、入口部分52は、カラー76に形成し
た切欠け94と協働する少なくとも1つのキー9
2を備えている。このキー92と切欠け94によ
つて、弁体入口部分52を出口部分50上に載置
したとき、入口部分52は、適切な回転可能状態
に調心され、突起90を弁部材54内に正しく嵌
入させることができる。さらに、キー92と切欠
け94は、弁部材54ずれの原因となる弁体出口
部分50と入口部分52間の半径方向捻れを阻止
する作用もする。この理由によつて、キー92と
切欠け94は、切欠け82、溝80と同一の垂直
位相に位置決めしてある。さらに、別の実施態様
におけるように、キー92と切欠け94は、逆に
してもよい。即ち、キー92を、カラー76に形
成する一方、切欠け94を入口部分52に形成す
る。
た切欠け94と協働する少なくとも1つのキー9
2を備えている。このキー92と切欠け94によ
つて、弁体入口部分52を出口部分50上に載置
したとき、入口部分52は、適切な回転可能状態
に調心され、突起90を弁部材54内に正しく嵌
入させることができる。さらに、キー92と切欠
け94は、弁部材54ずれの原因となる弁体出口
部分50と入口部分52間の半径方向捻れを阻止
する作用もする。この理由によつて、キー92と
切欠け94は、切欠け82、溝80と同一の垂直
位相に位置決めしてある。さらに、別の実施態様
におけるように、キー92と切欠け94は、逆に
してもよい。即ち、キー92を、カラー76に形
成する一方、切欠け94を入口部分52に形成す
る。
さらに改良点としては、第6図から明らかなよ
うに、弁体出口部分50の支持面78は、この出
口部分80の中心軸に対して、下方に傾斜する傾
斜面に沿つて形成してある。同様に、傾斜面96
は、弁部材54のフランジ66と接触する表面上
のカバー板84に沿つて、伸長し、リングとして
作用する。上記両傾斜面78および96は、弁部
材54の密封リングを形成すると見なすことがで
きる。
うに、弁体出口部分50の支持面78は、この出
口部分80の中心軸に対して、下方に傾斜する傾
斜面に沿つて形成してある。同様に、傾斜面96
は、弁部材54のフランジ66と接触する表面上
のカバー板84に沿つて、伸長し、リングとして
作用する。上記両傾斜面78および96は、弁部
材54の密封リングを形成すると見なすことがで
きる。
第2図および第3図に示すフランジ66の状態
と、フランジ66が傾斜面78と96間に嵌入す
る第6図の状態を比較すると、フランジ66は、
カラー76の近接部分よりも、リツプ片56基部
58の近接部分の方がより強力に圧縮されること
がわかる。この圧縮力によつて、フランジ66の
全円周外方には、分力が生ずる。フランジ66が
均一に外方に伸展することによつて、弁部材5
4、特に、細隙62を弁体出口部分50内で心合
せさせることができる。このため、弁体出口部分
50内での弁部材の調心誤差、特に、水平位相に
対し、斜めになる調心誤差を解消することが容易
となる。
と、フランジ66が傾斜面78と96間に嵌入す
る第6図の状態を比較すると、フランジ66は、
カラー76の近接部分よりも、リツプ片56基部
58の近接部分の方がより強力に圧縮されること
がわかる。この圧縮力によつて、フランジ66の
全円周外方には、分力が生ずる。フランジ66が
均一に外方に伸展することによつて、弁部材5
4、特に、細隙62を弁体出口部分50内で心合
せさせることができる。このため、弁体出口部分
50内での弁部材の調心誤差、特に、水平位相に
対し、斜めになる調心誤差を解消することが容易
となる。
フランジ66のリツプ片56近接部分に沿つ
て、大きな圧縮力を作用させることにより、弁体
内の調心誤差に起因するフランジ66の変形に伴
なうリツプ片56外端の変形を阻止することがで
きる。フランジ66の変形自体を検知または防止
することは極めて困難であるため、上記効果は非
常に重要である。
て、大きな圧縮力を作用させることにより、弁体
内の調心誤差に起因するフランジ66の変形に伴
なうリツプ片56外端の変形を阻止することがで
きる。フランジ66の変形自体を検知または防止
することは極めて困難であるため、上記効果は非
常に重要である。
上述した効果は、多数の様々な方法で達成でき
る。例えば、第6図に示すように、面78および
96の双方を傾斜面とするか、またはその何れか
1方のみを傾斜面とすることができる。さらに、
面78および96の双方を傾斜面とせずに、フラ
ンジ66の上面98および下面100の双方また
は何れか1方を傾斜面としてもよい(第8図、お
よび第2図のフランジ66の下面100も参照)。
さらに、別の実施態様としては、フランジ66お
よび面78,96の双方に傾斜面を形成したもの
でもよい。
る。例えば、第6図に示すように、面78および
96の双方を傾斜面とするか、またはその何れか
1方のみを傾斜面とすることができる。さらに、
面78および96の双方を傾斜面とせずに、フラ
ンジ66の上面98および下面100の双方また
は何れか1方を傾斜面としてもよい(第8図、お
よび第2図のフランジ66の下面100も参照)。
さらに、別の実施態様としては、フランジ66お
よび面78,96の双方に傾斜面を形成したもの
でもよい。
また、面78および96は、必らずしも第6図
に示すように線状断面形状を備える必要はない。
重要なことは、面78および96が、フランジ6
6の外側部分よりも、内側部分に沿つて、より強
力な圧縮力を作用させるようにすることがある。
従つて、面78および96の断面は、第9図に示
す曲線状、第10図に示す階段状、その他多数の
任意の形状とすることが可能である。同様に、面
78および96、あるいはその何れか一方ではな
く、フランジ66に傾斜面を形成する場合には、
フランジ66の断面形状は線状、曲線状、階段
状、その他の形状とすることができる。
に示すように線状断面形状を備える必要はない。
重要なことは、面78および96が、フランジ6
6の外側部分よりも、内側部分に沿つて、より強
力な圧縮力を作用させるようにすることがある。
従つて、面78および96の断面は、第9図に示
す曲線状、第10図に示す階段状、その他多数の
任意の形状とすることが可能である。同様に、面
78および96、あるいはその何れか一方ではな
く、フランジ66に傾斜面を形成する場合には、
フランジ66の断面形状は線状、曲線状、階段
状、その他の形状とすることができる。
最後に、本発明は、弁部材が弁体内に密着嵌入
する弁組立体に特に適用可能であるようにしたも
のであるが、周縁フランジを締付けることによつ
て、弁部材を弁体内に固着するいかなるダツクビ
ル型弁組立体にも有用である点、認識すべきであ
る。従つて、本発明の範囲は、本明細書に開示し
た弁体の構造に限定されるものと解釈してはなら
ない。
する弁組立体に特に適用可能であるようにしたも
のであるが、周縁フランジを締付けることによつ
て、弁部材を弁体内に固着するいかなるダツクビ
ル型弁組立体にも有用である点、認識すべきであ
る。従つて、本発明の範囲は、本明細書に開示し
た弁体の構造に限定されるものと解釈してはなら
ない。
第1図は、本発明を適用する従来型式のダツク
ビル弁組立体の断面図、第2図は、本発明の1実
施態様による弁組立体の弁部材の断面図、第3図
は、第2図の略線3−3に関する断面図、第4A
図は、第2図の略線4−4に関する弁部材の一部
の断面図、第4B図は、第2図の略線4−4に関
する、別の実施態様による弁部材の断面図、第5
図は、本発明による弁組立体を示す、第1図と同
様の断面図、第6図は、第5図の一部分の拡大
図、第7図は、弁組立体全体を示す、等角全解
図、第8図は、別の実施態様による弁組立体を示
す、第6図と同様の分解図、第9図は、さらに別
の実施態様による弁組立体を示す、第6図と同様
の図、および第10図は、さらに別の実施態様に
よる弁組立体を示す、第6図と同様の図である。 50……弁体出口部分、52……弁体入口部
分、54……流量調整弁部材、56……リツプ
片、58……基部、60……外端、62……細
隙、64……側壁、66……フランジ、72……
出口、76……環状カラー、78……第1密封リ
ング、84……カバー板、96……密封リング。
ビル弁組立体の断面図、第2図は、本発明の1実
施態様による弁組立体の弁部材の断面図、第3図
は、第2図の略線3−3に関する断面図、第4A
図は、第2図の略線4−4に関する弁部材の一部
の断面図、第4B図は、第2図の略線4−4に関
する、別の実施態様による弁部材の断面図、第5
図は、本発明による弁組立体を示す、第1図と同
様の断面図、第6図は、第5図の一部分の拡大
図、第7図は、弁組立体全体を示す、等角全解
図、第8図は、別の実施態様による弁組立体を示
す、第6図と同様の分解図、第9図は、さらに別
の実施態様による弁組立体を示す、第6図と同様
の図、および第10図は、さらに別の実施態様に
よる弁組立体を示す、第6図と同様の図である。 50……弁体出口部分、52……弁体入口部
分、54……流量調整弁部材、56……リツプ
片、58……基部、60……外端、62……細
隙、64……側壁、66……フランジ、72……
出口、76……環状カラー、78……第1密封リ
ング、84……カバー板、96……密封リング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流動路内に使用され、第1方向への比較的自
由な流動を許容し、第2の反対方向への流動を阻
止する弁組立体において、 各々、基部58および外端60を有する1対の
リツプ片56を備え、弾性材料で単一体として構
成した流量調整弁部材54と、 閉成出口端および開放密封端を有する弁体内部
を画成し、さらに、前記出口端と連通する出口7
2および前記密封端を中心として、外方に配設し
た環状カラー76を備える弁体出口部分50と、 カバー板84および前記カバー板84を介して
連通する入口86を有する弁体入口部分52とを
備え、 前記リツプ片56が、先細状態に配設されて、
前記リツプ片基部に近接する前記弁部材の開放端
と、前記リツプ片が相互に近接して配設され、そ
の間に、通常閉成の細隙62を形成する前記リツ
プ片外端に通常閉成端とを形成し、前記弁部材が
さらに、前記リツプ片と、前記開放端で外方に伸
長する環状フランジとを連通させる少なくとも1
つの側壁64を備え、 前記フランジ66が、対向する第1および第2
側部および外周縁面を備え、 前記環状カラー76内に前記環状フランジ66
を収容し、前記リツプ片の外端が、前記弁体内部
の前記出口端方向に向けて伸長するように、前記
弁部材54を前記弁体出口部分50内に位置決め
し、 前記カバー板84を、前記環状カラー76に取
付け、前記フランジ66との接触により、前記弁
部材54を固着すると共に前記弁体内部を密封
し、 前記弁体出口部分50が、前記フランジに近接
する前記カラーから内方に伸長する前記弁体内部
に沿つて、第1密封リング78を形成し、前記カ
バー板が前記フランジに近接する第2密封リング
96を形成し、前記第1および第2密封リング
を、それぞれ、前記フランジの対向する前記第1
および第2側部に近接して配設した前記弁組立体
であつて、 前記フランジ66が、前記カラーとの近接部分
と比ベて、前記リツプ片基部に沿つた部分の方
が、より強力に、前記第1および第2密封リング
78,96間で圧縮されるように、前記第1およ
び第2密封リング、前記第1および第2フランジ
側部の少なくとも1方に傾斜面を設けることを特
徴とする弁組立体。 2 前記傾斜面を、前記第1および第2密封リン
グの少なくとも1方に形成することを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載した弁組立体。 3 前記傾斜面を、前記第1および第2フランジ
側部の少なくとも1方に形成することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載した弁組立体。 4 密封リングの傾斜面を前記第1および第2密
封リングの少なくとも1方に形成し、フランジ傾
斜面を前記第1および第2フランジ側部の少なく
とも1方に形成することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載した弁組立体。 5 前記傾斜面が、線状断面形状を備えることを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の何
れかの項に記載した弁組立体。 6前記傾斜面が曲線状断面形状を備えることを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れ
かの項に記載した弁組立体。 7 前記傾斜面が、階段状断面形状を備えること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項の
何れかの項に記載した弁組立体。 8 前記弁体出口部分50が、前記弁部材54の
形状に近似する弁体内部を画成し、前記弁体内部
が、前記1対のリツプ片に対応する1対の平担面
70を備え、前記平担面の各々が、平担面基部を
備え、前記面を前記平担面基部から、前記出口方
向に先細状態に配設され、前記環状カラーが、前
記平担面基部に近接して、配設され、前記リツプ
片が、前記平担面に極く近接するが、接触しない
ように、前記弁体出口部分内に、前記弁部材を配
設することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
至第7項の何れか1項に記載した弁組立体。
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