JPH0354933Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354933Y2
JPH0354933Y2 JP7038685U JP7038685U JPH0354933Y2 JP H0354933 Y2 JPH0354933 Y2 JP H0354933Y2 JP 7038685 U JP7038685 U JP 7038685U JP 7038685 U JP7038685 U JP 7038685U JP H0354933 Y2 JPH0354933 Y2 JP H0354933Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheath
protrusion
cam
push rod
bank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7038685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61186493U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7038685U priority Critical patent/JPH0354933Y2/ja
Publication of JPS61186493U publication Critical patent/JPS61186493U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0354933Y2 publication Critical patent/JPH0354933Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、漸次芯を繰り出すノツク式シヤー
プペンシルにおいて、ノブを押圧することにより
順次回転カムが回転して、鞘の表示窓より回転カ
ムに設けられた表示部が露出する表示装置付シヤ
ープペンシルに関する。
従来の技術 従来、表示装置を備えた筆記具としては特開昭
55−166297号公報があるが、これは軸心を出没さ
せるときに回転する内筒にメモ事項を記入し、外
筒の透視部よりメモをみるようにしたものであ
る。この構成をノツク式シヤープペンシルに応用
した場合には、表示部を回転しようとした時に芯
が繰り出されてしまい実施不可能であつた。
考案が解決しようとする問題点 従つて従来のものは、表示筒を回転しようとし
た時に筆記体の先端が出没してしまい、しかもこ
の構成をノツク式シヤープペンシルに応用した場
合には、表示部を回転して見る度に芯が繰り出さ
れてしまい、実用上致命的な欠陥を生じるもので
あつた。
問題点を解決するための手段 この考案を図面に基づいて説明すると、第1図
において、芯ホルダー1を内蔵した口金2を胴3
の前部に螺合し、口金2の係止段2Aと胴3の内
鍔前橋3Aとの間に締具4が遊嵌されている。胴
3の内鍔後端3Bと芯タンク5の外段5Aとの間
にチヤツクスプリング6を張架することにより、
芯タンク5に固着されたチヤツク7の頭部に設け
られたテーパー面7Aが締具4に当接され、チヤ
ツク7が閉じられて芯8を強く保持している。胴
3の後部には鞘9が螺合され、鞘9の適宜の位置
には貫通した表示窓9Aが構成されている。鞘9
の後部内面には、軸方向に伸びた直線状の凹溝9
Bと、該凹溝9Bの両側に位置するとともに内側
に突出した土手9Cの前端9Dが右後方傾斜面に
構成されている。この鞘9の凹溝9Bに押棒10
の突部10Aが挿入されるとともに、押棒10の
右後方傾斜面に構成された突部前端10Bに、押
棒10の突部前端10Bと同方向に傾斜された回
転カム11のカム爪11Aが、胴3の内鍔後端3
Bと回転カム11の前端11Bに張架されたリタ
ーンスプリング12の弾発力により強く当接さ
れ、回転カム11が軸心に対して右回転方向の応
力を受けるが、回転カム11の突部11Cが鞘9
の凹溝9Bに位置しているために回転カム11は
右方向に回転することなく係止している。この回
転カム11の表面に、円周方向の等間隔の位置に
それぞれ任意の表示11Dが記入され、該表示1
1Dの一つが鞘9の表示窓9Aより露出されてい
る。回転カム11の内段11Eと芯タンク5の後
端5BはL1の距離だけ離間されて構成されてお
り、該L1の距離は鞘9の土手9Cの前端頂部9
Eより回転カム11の突部11Cの後端頂部11
Fまでの距離L2より長く構成されている。押棒
10の後部内側には消しゴム13が嵌合されると
ともに、押棒10の後部外側には消しゴム13を
覆うようにノブ14が嵌合されて表示装置付シヤ
ープペンシルが構成されている。
作 用 第1図の状態より芯8を繰り出す場合には、ノ
ブ14を押圧することにより押棒10が押され、
該押棒10により回転カム11が押されて前進す
る。そして回転カム11がL1の距離前進した時、
回転カム11の内段11Eが芯タンク5の後端5
Bに当接する。さらにノブ14を押圧すると芯タ
ンク5および芯タンク5に固着されたチヤツク7
が前進し、通常のノツク式シヤープペンシルと同
様に一定量芯8が繰り出される。一方回転カム1
1に設けられた表示11Dを変える場合には、第
1図および第1図における鞘9の凹溝9Bおよび
土手9C、回転カム11の突部11Cおよびカム
爪11A、押棒10の突部10Aのそれぞれの位
置関係を表わす第2図の展開図の状態より、ノブ
14を押圧することにより回転カム11が前進さ
れ、回転カム11の突部11Cが鞘9の凹溝9B
より外れて第3図に示した展開図の状態となる。
すると、回転カム11の右後方傾斜面に構成され
たカム爪11Aと、押棒10の突部前端10Bに
設けられた右後方傾斜面が当接されているため
に、回転カム11は右に回転させられる。すると
回転カム11のカム爪谷部11Gに、押棒10の
突部10Aの前端頂部10Cが位置し、回転カム
11の回転が止められ第4図に示した展開図とな
る。つぎにノブ14の押圧を解除すると、回転カ
ム11の右後方傾斜面に構成された突部後端11
Hが、鞘9の右後方傾斜面に構成された土手9C
の前端9Dに当接される。従つて回転カム11は
再び右に回転させられながら後退し、回転カム1
1の突部11Cが鞘9の土手9Cに当接されて右
回転が止められ第5図に示した状態となり、鞘9
の表示窓9Aより露出する回転カム11の表示1
1Dが変更される。この操作を繰り返すことによ
り順次回転カム11の表示11Dが変えられる
が、いくらこの操作を繰り返してもL1の距離内
でノブ14を押圧していれば芯8は繰り出される
ことはない。
考案の効果 以上説明したように本願考案は、鞘に表示窓を
設けるとともに回転カムに表示を記入し、かつ芯
タンクの後端より回転カムの内段までの距離L1
を、鞘の土手の前端頂部より回転カムの突部の後
端頂部までの距離L2より長く構成したものであ
る。従つて簡単な操作で回転カムに設けられた表
示が順次変更でき、しかもノブを押圧して回転カ
ムを回転させたときに芯が繰り出されることがな
いという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の表示装置付シヤープペンシ
ルを示す縦断面図、第2図・第3図・第4図およ
び第5図はそれぞれ鞘の凹溝および土手、回転カ
ムの突部およびカム爪11A、押棒10の突部1
0Aの位置関係を表す展開図である。 1……芯ホルダー、2……口金、2A……口金
2の係止段、3……胴、3A……胴3の内鍔前
端、3B……胴3の内鍔後端、4……締具、5…
…芯タンク、5A……芯タンク5の外段、5B…
…芯タンク5の後端、6……チヤツクスプリン
グ、7……チヤツク、7A……チヤツク7のテー
パー面、8……芯、9……鞘、9A……鞘9の表
示窓、9B……鞘9の凹溝、9C……鞘9の土
手、9D……鞘9の前端、9E……鞘9の前端頂
部、10……押棒、10A……押棒10の突部、
10B……押棒10の突部前端、10C……押棒
10の前端頂部、11……回転カム、11A……
回転カム11のカム爪、11B……回転カム11
の前端、11C……回転カム11の突部、11D
……回転カム11の表示、11E……回転カム1
1の内段、11F……回転カム11の後端頂部、
11G……回転カム11のカム爪谷部、11H…
…回転カム11の突部後端、12……リターンス
プリング、13……消しゴム、14……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツク7と、該チヤツク7の頭部外周に嵌合
    されチヤツク7の開閉を行う締具4とを有し、チ
    ヤツク7を前進させることにより芯8を繰り出す
    ようにしたノツク式シヤープペンシルにおいて、
    鞘9の適宜の位置に貫通した表示窓9Aを構成す
    るとともに、鞘9の内面には、軸方向に伸びた直
    線状の凹溝9Bと、該凹溝9Bの両側に位置しか
    つ内側に突出した土手9Cを構成し、さらに該土
    手9Cの前端9Dが傾斜面に構成され、突部前端
    10Bが土手9Cの前端9Dと同方向に傾斜され
    た押棒10の突部10Aを、鞘9の凹溝9Bに挿
    入し、押棒10の突部前端10Bと同方向に傾斜
    された回転カム11のカム爪11Aが、鞘9の前
    部に設けられた胴3の内鍔後端3Bと、回転カム
    11の前端11Bに張架されたリターンスプリン
    グ12の弾発力により押棒10の突部前端10B
    に当接され、回転カム11が軸心に対して回転方
    向の応力を受けて回転カム11の突部11Cが鞘
    9の土手9Cに当接され、該回転カム11の表面
    の円周方向の等間隔の位置にそれぞれ任意の表示
    11Dが記入され、該表示11Dの一つが鞘9の
    表示窓9Aより露出するとともに、回転カム11
    の内段11Eと芯タンク5の後端5Bは適宜の距
    離離間されて構成され、該離間された距離は、鞘
    9の土手9Cの前端頂部9Eより回転カム11の
    突部11Cの後端頂部11Fまでの距離より長く
    構成されたことを特徴とする表示装置付シヤープ
    ペンシル。
JP7038685U 1985-05-13 1985-05-13 Expired JPH0354933Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7038685U JPH0354933Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7038685U JPH0354933Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61186493U JPS61186493U (ja) 1986-11-20
JPH0354933Y2 true JPH0354933Y2 (ja) 1991-12-05

Family

ID=30606918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7038685U Expired JPH0354933Y2 (ja) 1985-05-13 1985-05-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0354933Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61186493U (ja) 1986-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2896577A (en) Retractable writing device
JPH0354933Y2 (ja)
JPH0632394Y2 (ja) 筆記具
JPH0353908Y2 (ja)
JP2003341203A (ja) マークシート用マーカー
JPH065197Y2 (ja) 複合筆記具
JPH072235Y2 (ja) ノック式筆記具
JPS6246464Y2 (ja)
JPS6222396Y2 (ja)
JPH053347Y2 (ja)
JPS6321431Y2 (ja)
KR890004778Y1 (ko) 필기구
JPH053351Y2 (ja)
JPH0120151Y2 (ja)
JPH067989U (ja) ノック式マーカー筆記具
JPH046957Y2 (ja)
JP2557177Y2 (ja) ダブルノック式多芯筆記具
JPS5845116Y2 (ja) ボ−ルペン
JP3198418B2 (ja) 押出し式筆記具及び押出し式両頭筆記具
JPH0547675Y2 (ja)
JPS6325185Y2 (ja)
JPH0615744Y2 (ja) 両頭筆記具
JPS6232873Y2 (ja)
JPH0133358Y2 (ja)
JPH0528073Y2 (ja)