JPH035474Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035474Y2 JPH035474Y2 JP1986146397U JP14639786U JPH035474Y2 JP H035474 Y2 JPH035474 Y2 JP H035474Y2 JP 1986146397 U JP1986146397 U JP 1986146397U JP 14639786 U JP14639786 U JP 14639786U JP H035474 Y2 JPH035474 Y2 JP H035474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footrest
- guide rail
- semicircular groove
- slide arm
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、フツトレストを備えた自動車用座席
に関するものである。
に関するものである。
〈従来の技術〉
自動車用座席において、座部の下面に前後方向
の位置調整を可能とし、且つ足受板の傾斜角度を
変更可能としたフツトレストを備えたものは実開
昭50−68007号で公知である。
の位置調整を可能とし、且つ足受板の傾斜角度を
変更可能としたフツトレストを備えたものは実開
昭50−68007号で公知である。
〈考案が解決しようとする課題〉
上記従来ものは、フツトレストの引出し位置の
位置決め機構も、足受板の傾斜角度の位置決め機
構も鋼球とこの鋼球が係入する複数のノツチとに
よる構造である。
位置決め機構も、足受板の傾斜角度の位置決め機
構も鋼球とこの鋼球が係入する複数のノツチとに
よる構造である。
この場合、フツトレストの引出し位置決め並び
に引き込みの作動が円滑に行える反面、鋼球とノ
ツチの係合では、小さな作動力で係合が解脱さ
れ、車両の急発進、停止時に移動する恐れがあ
る。また、足受板においては、その傾斜角度位置
はノツチの位置によつて決まるため、使用者の好
みに応じた微細な傾斜角度に調整することができ
ない。
に引き込みの作動が円滑に行える反面、鋼球とノ
ツチの係合では、小さな作動力で係合が解脱さ
れ、車両の急発進、停止時に移動する恐れがあ
る。また、足受板においては、その傾斜角度位置
はノツチの位置によつて決まるため、使用者の好
みに応じた微細な傾斜角度に調整することができ
ない。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の問題点を解決したもので
あり、その構成の特徴は、座席１の座部フレーム
下面に前後方向に延在して固定したガイドレール
５と、このガイドレール５に前後方向に摺動可能
に案内されたスライドアーム６と、このスライド
アーム６の先端に支持軸１５を介して前後方向に
回動可能に支持したフツトレスト３とを備えた自
動車用座席において、前記フツトレスト３の裏面
に固定される支持板１２に半円溝１３と、この半
円溝１３を跨いで固定した板バネ１４とを設け、
フツトレスト３の裏面にも前記半円溝１３と対応
する半円溝１６を設け、前記板バネ１４を前記支
持軸１５に弾機当接して半円溝１３，１６で支持
軸１５を挾み込んでフツトレスト３を支持軸１５
に板バネ１４の弾性摩擦力により任意の傾斜角度
で位置するように回動可能に支持し、前記ガイド
レール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯
形８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム
６に回動可能に枢着し、前記フツトレスト３の側
端面に取手１０を回動可能に設け、この取手１０
と前記ロツク爪９とをワイヤ１１にて連結したも
のである。
あり、その構成の特徴は、座席１の座部フレーム
下面に前後方向に延在して固定したガイドレール
５と、このガイドレール５に前後方向に摺動可能
に案内されたスライドアーム６と、このスライド
アーム６の先端に支持軸１５を介して前後方向に
回動可能に支持したフツトレスト３とを備えた自
動車用座席において、前記フツトレスト３の裏面
に固定される支持板１２に半円溝１３と、この半
円溝１３を跨いで固定した板バネ１４とを設け、
フツトレスト３の裏面にも前記半円溝１３と対応
する半円溝１６を設け、前記板バネ１４を前記支
持軸１５に弾機当接して半円溝１３，１６で支持
軸１５を挾み込んでフツトレスト３を支持軸１５
に板バネ１４の弾性摩擦力により任意の傾斜角度
で位置するように回動可能に支持し、前記ガイド
レール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯
形８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム
６に回動可能に枢着し、前記フツトレスト３の側
端面に取手１０を回動可能に設け、この取手１０
と前記ロツク爪９とをワイヤ１１にて連結したも
のである。
〈作用〉
上記の構成により、フツトレストに設けられて
いる取手を操作してロツク爪を歯形から係合を解
脱しながらスライドアームを前後方向に摺動して
フツトレストの使用位置を位置決めし、フツトレ
ストを前後方向に回動して好みに応じた任意の傾
斜角度に設定して下腿部の支持又は足載台として
使用する。
いる取手を操作してロツク爪を歯形から係合を解
脱しながらスライドアームを前後方向に摺動して
フツトレストの使用位置を位置決めし、フツトレ
ストを前後方向に回動して好みに応じた任意の傾
斜角度に設定して下腿部の支持又は足載台として
使用する。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図及び第２図において、１は自動車用の
座席であり、アシスタントシートを示す。２は座
部であり、第３図で示すように、シートアジヤス
タ４によつて前後方向の位置が調整可能である。
３はフツトレストであり、スライドアーム６の先
端に横設した支持軸１５に前後方向に回動可能に
支持されている。
る。第１図及び第２図において、１は自動車用の
座席であり、アシスタントシートを示す。２は座
部であり、第３図で示すように、シートアジヤス
タ４によつて前後方向の位置が調整可能である。
３はフツトレストであり、スライドアーム６の先
端に横設した支持軸１５に前後方向に回動可能に
支持されている。
前記スライドアーム６は、座席１の座部フレー
ム下面に前後方向に延在して固定されたガイドレ
ール５に前後方向に摺動可能に案内されている。
第４図において、７は前記ガイドレール５を座部
フレームの下面に固定する取付プレートである。
ム下面に前後方向に延在して固定されたガイドレ
ール５に前後方向に摺動可能に案内されている。
第４図において、７は前記ガイドレール５を座部
フレームの下面に固定する取付プレートである。
前記スライドアーム６の先端に横設した支持軸
１５に前後方向に回動可能に支持されるフツトレ
スト３は、第４図〜第６図で示すように、フツト
レスト３の裏面に固定される支持板１２に半円溝
１３と、この半円溝１３を跨いで固定した板バネ
１４とを設け、フツトレスト３の裏面にも前記半
円溝１３と対応する半円溝１６を設け、前記板バ
ネ１４を前記支持軸１５に弾機当接して半円溝１
３，１６で支持軸１５を挾み込んでフツトレスト
３を支持軸１５に板バネ１４の弾性摩擦力により
任意の傾斜角度で位置するよう回動可能に支持し
た構造である。
１５に前後方向に回動可能に支持されるフツトレ
スト３は、第４図〜第６図で示すように、フツト
レスト３の裏面に固定される支持板１２に半円溝
１３と、この半円溝１３を跨いで固定した板バネ
１４とを設け、フツトレスト３の裏面にも前記半
円溝１３と対応する半円溝１６を設け、前記板バ
ネ１４を前記支持軸１５に弾機当接して半円溝１
３，１６で支持軸１５を挾み込んでフツトレスト
３を支持軸１５に板バネ１４の弾性摩擦力により
任意の傾斜角度で位置するよう回動可能に支持し
た構造である。
さらに、第９図にも示すように、前記ガイドレ
ール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯形
８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム６
に支軸６ｂによつて回動可能に枢着し、前記フツ
トレスト３の側端面に取手１０を回動可能に設
け、この取手１０と前記ロツク爪９とをワイヤ１
１にて連結した構造である。
ール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯形
８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム６
に支軸６ｂによつて回動可能に枢着し、前記フツ
トレスト３の側端面に取手１０を回動可能に設
け、この取手１０と前記ロツク爪９とをワイヤ１
１にて連結した構造である。
前記ロツク爪９は、前記歯形に係合する爪部９
ａと、前記ワイヤ１１が結合されるピン９ｂとが
設けられ、スライドアーム６には前記ロツク爪９
の爪部９ａが出入する開口６ａが設けられてい
る。
ａと、前記ワイヤ１１が結合されるピン９ｂとが
設けられ、スライドアーム６には前記ロツク爪９
の爪部９ａが出入する開口６ａが設けられてい
る。
本考案は上記の通りの構造であるから、座部２
の前端に対するフツトレスト３の前後方向の位置
調整は、取手１０の操作によりワイヤ１１を介し
てロツク爪９をガイドレール５の歯形８より係合
を解脱する。これにより、スライドアーム６はガ
イドレール５に沿つて自由に摺動し、所望の位置
で取手１０を放し、ロツク爪９を歯形８に係合し
て位置決めロツクする。
の前端に対するフツトレスト３の前後方向の位置
調整は、取手１０の操作によりワイヤ１１を介し
てロツク爪９をガイドレール５の歯形８より係合
を解脱する。これにより、スライドアーム６はガ
イドレール５に沿つて自由に摺動し、所望の位置
で取手１０を放し、ロツク爪９を歯形８に係合し
て位置決めロツクする。
また、フツトレスト３の傾斜角度の調整は、単
にフツトレスト３に足を載せて前後方向に回動す
ることにより支持軸１５に弾機当接している板バ
ネ１４の弾性摩擦力によつて任意の角度位置で止
まつて位置決めされる。
にフツトレスト３に足を載せて前後方向に回動す
ることにより支持軸１５に弾機当接している板バ
ネ１４の弾性摩擦力によつて任意の角度位置で止
まつて位置決めされる。
本考案は、スライドアーム６の前後位置とフツ
トレスト３の傾斜角度の調整により、フツトレス
ト３は足載台のみならず大腿部の支持も可能であ
る。
トレスト３の傾斜角度の調整により、フツトレス
ト３は足載台のみならず大腿部の支持も可能であ
る。
〈考案の効果〉
以上のように本考案は、座席１の座部フレーム
下面に前後方向に延在して固定したガイドレール
５と、このガイドレール５に前後方向に摺動可能
に案内されたスライドアーム６と、このスライド
アーム６の先端に支持軸１５を介して前後方向に
回動可能に支持したフツトレスト３とを備えた自
動車用座席において、前記フツトレスト３の裏面
に固定される支持板１２に半円溝１３と、この半
円溝１３を跨いて固定した板バネ１４とを設け、
フツトレスト３の裏面にも前記半円溝１３と対応
する半円溝１６を設け、前記板バネ１４を前記支
持軸１５に弾機当接して半円溝１３，１６で支持
軸１５を挾み込んでフツトレスト３を支持軸１５
に板バネ１４の弾性摩擦力により任意の傾斜角度
で位置するよう回動可能に支持し、前記ガイドレ
ール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯形
８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム６
に回動可能に枢着し、前記フツトレスト３の側端
面に取手１０を回動可能に設け、この取手１０と
前記ロツク爪９とをワイヤ１１にて連結した構成
であるから、スライドアーム６は、ロツク爪９
と、これが係合するガイドレール５の歯形８とに
よつて強固にロツク位置決めされる。
下面に前後方向に延在して固定したガイドレール
５と、このガイドレール５に前後方向に摺動可能
に案内されたスライドアーム６と、このスライド
アーム６の先端に支持軸１５を介して前後方向に
回動可能に支持したフツトレスト３とを備えた自
動車用座席において、前記フツトレスト３の裏面
に固定される支持板１２に半円溝１３と、この半
円溝１３を跨いて固定した板バネ１４とを設け、
フツトレスト３の裏面にも前記半円溝１３と対応
する半円溝１６を設け、前記板バネ１４を前記支
持軸１５に弾機当接して半円溝１３，１６で支持
軸１５を挾み込んでフツトレスト３を支持軸１５
に板バネ１４の弾性摩擦力により任意の傾斜角度
で位置するよう回動可能に支持し、前記ガイドレ
ール５の側面長手方向に歯形８を設け、この歯形
８に係脱するロツク爪９を前記スライドアーム６
に回動可能に枢着し、前記フツトレスト３の側端
面に取手１０を回動可能に設け、この取手１０と
前記ロツク爪９とをワイヤ１１にて連結した構成
であるから、スライドアーム６は、ロツク爪９
と、これが係合するガイドレール５の歯形８とに
よつて強固にロツク位置決めされる。
また、ロツク爪９の解脱は、フツトレスト３の
側端面に設けた取手１０の回動操作で行われるた
め、フツトレスト３の前後位置調整の際の取手１
０の把持により、ロツク解除と同時に前後方向の
作動操作ができる。
側端面に設けた取手１０の回動操作で行われるた
め、フツトレスト３の前後位置調整の際の取手１
０の把持により、ロツク解除と同時に前後方向の
作動操作ができる。
さらに、フツトレスト３の傾斜角度は、支持軸
１５に弾機当接する板ばね１４の弾機摩擦力にて
任意自由な角度に調整位置決めされるので、使用
者の好みに応じた傾斜角度が得られる。
１５に弾機当接する板ばね１４の弾機摩擦力にて
任意自由な角度に調整位置決めされるので、使用
者の好みに応じた傾斜角度が得られる。
第１図は本考案の前方斜視図、第２図は側方斜
視図、第３図は裏面図、第４図は本考案の構成部
材の分解斜視図、第５図は支持板の斜視図、第６
図は第５図−線断面図、第７図はフツトレス
トの要部斜視図、第８図はスライドレールの斜視
図、第９図はスライドアームとガイドレールの斜
視図である。 １……座席、２……座部、３……フツトレス
ト、５……ガイドレール、６……スライドアー
ム、８……歯形、９……ロツク爪、１０……取
手、１１……ワイヤ、１３……半円溝、１４……
板バネ、１５……支持軸、１６……半円溝。
視図、第３図は裏面図、第４図は本考案の構成部
材の分解斜視図、第５図は支持板の斜視図、第６
図は第５図−線断面図、第７図はフツトレス
トの要部斜視図、第８図はスライドレールの斜視
図、第９図はスライドアームとガイドレールの斜
視図である。 １……座席、２……座部、３……フツトレス
ト、５……ガイドレール、６……スライドアー
ム、８……歯形、９……ロツク爪、１０……取
手、１１……ワイヤ、１３……半円溝、１４……
板バネ、１５……支持軸、１６……半円溝。
Claims (1)
- 座席１の座部フレーム下面に前後方向に延在し
て固定したガイドレール５と、このガイドレール
５に前後方向に摺動可能に案内されたスライドア
ーム６と、このスライドアーム６の先端に支持軸
１５を介して前後方向に回動可能に支持したフツ
トレスト３とを備えた自動車用座席において、前
記フツトレスト３の裏面に固定される支持板１２
に半円溝１３と、この半円溝１３を跨いで固定し
た板バネ１４とを設け、フツトレスト３の裏面に
も前記半円溝１３と対応する半円溝１６を設け、
前記板バネ１４を前記支持軸１５に弾機当接して
半円溝１３，１６で支持軸１５を挾み込んでフツ
トレスト３を支持軸１５に板バネ１４の弾性摩擦
力により任意の傾斜角度で位置するよう回動可能
に支持し、前記ガイドレール５の側面長手方向に
歯形８を設け、この歯形８に係脱するロツク爪９
を前記スライドアーム６に回動可能に枢着し、前
記フツトレスト３の側端面に取手１０を回動可能
に設け、この取手１０と前記ロツク爪９とをワイ
ヤ１１にて連結したことを特徴とする自動車用座
席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986146397U JPH035474Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986146397U JPH035474Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6352632U JPS6352632U (ja) | 1988-04-08 |
| JPH035474Y2 true JPH035474Y2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=31058826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986146397U Expired JPH035474Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH035474Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934529U (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-03 | 井関農機株式会社 | 刈取機の分草装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068007U (ja) * | 1973-10-29 | 1975-06-18 | ||
| JPS58110541U (ja) * | 1982-01-22 | 1983-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両のフツトレスト |
-
1986
- 1986-09-26 JP JP1986146397U patent/JPH035474Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5934529U (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-03 | 井関農機株式会社 | 刈取機の分草装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6352632U (ja) | 1988-04-08 |
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