JPH021082Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021082Y2 JPH021082Y2 JP1981195831U JP19583181U JPH021082Y2 JP H021082 Y2 JPH021082 Y2 JP H021082Y2 JP 1981195831 U JP1981195831 U JP 1981195831U JP 19583181 U JP19583181 U JP 19583181U JP H021082 Y2 JPH021082 Y2 JP H021082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- rail member
- seat
- hook
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はヘツドレスト装置に関するものであ
る。従来車両用シートのヘツドレストでシートの
幅方向に沿つて移動できるものの一例としてシー
トバツク上面に幅方向に沿つてスリツトを設け、
ヘツドレストをシートバツク上端に装着するヘツ
ドレストステーと一体に同ヘツドレストを上記ス
リツト内で移動させるようにしていたためスリツ
トの開口が直接見えるために外観見栄えが悪くな
るという不具合があつた。
る。従来車両用シートのヘツドレストでシートの
幅方向に沿つて移動できるものの一例としてシー
トバツク上面に幅方向に沿つてスリツトを設け、
ヘツドレストをシートバツク上端に装着するヘツ
ドレストステーと一体に同ヘツドレストを上記ス
リツト内で移動させるようにしていたためスリツ
トの開口が直接見えるために外観見栄えが悪くな
るという不具合があつた。
本願考案は上記不具合を解消するために創案さ
れたもので、シートバツク上端に配設されるヘツ
ドレストの内部に同シートバツクの幅方向に沿つ
て固定された第1レール部材、同第1レール部材
を上記幅方向に摺動自在に支持する第2レール部
材、上記第1レール部材に設けられ上記第2レー
ル部材に形成された係止孔に係止して両レール部
材の相対変位を禁止するフツク、同フツクに連結
され上記ヘツドレストの側部に突設され上記フツ
クの係止状態を解除するスライドロツク解除ノ
ブ、上記第2レール部材をシート前後方向に傾動
自在に枢支し上記ヘツドレストを上記シートバツ
ク上端に装着するヘツドレストステー、同ヘツド
レストステーに設けられレバーを操作することに
より回動するつめ、上記第2レール部材に固定さ
れ上記つめと係合することにより上記第2レール
部材を上記ヘツドレストステーに対して任意の位
置で係止させるつめ車を有したことを特徴とする
ヘツドレスト装置を要旨とするものである。
れたもので、シートバツク上端に配設されるヘツ
ドレストの内部に同シートバツクの幅方向に沿つ
て固定された第1レール部材、同第1レール部材
を上記幅方向に摺動自在に支持する第2レール部
材、上記第1レール部材に設けられ上記第2レー
ル部材に形成された係止孔に係止して両レール部
材の相対変位を禁止するフツク、同フツクに連結
され上記ヘツドレストの側部に突設され上記フツ
クの係止状態を解除するスライドロツク解除ノ
ブ、上記第2レール部材をシート前後方向に傾動
自在に枢支し上記ヘツドレストを上記シートバツ
ク上端に装着するヘツドレストステー、同ヘツド
レストステーに設けられレバーを操作することに
より回動するつめ、上記第2レール部材に固定さ
れ上記つめと係合することにより上記第2レール
部材を上記ヘツドレストステーに対して任意の位
置で係止させるつめ車を有したことを特徴とする
ヘツドレスト装置を要旨とするものである。
本願考案によれば、ヘツドレストをシートバツ
ク上端に装着するヘツドレストステーは、ヘツド
レストをシートバツクの幅方向に移動させるとき
ヘツドレストと一体に移動しないでヘツドレスト
だけ移動するように構成されているためシートバ
ツク上面には単にヘツドレストステーの径よりわ
ずかに大きな孔を明けるだけでよく外観見栄えが
悪くなるという不具合が解消できる。
ク上端に装着するヘツドレストステーは、ヘツド
レストをシートバツクの幅方向に移動させるとき
ヘツドレストと一体に移動しないでヘツドレスト
だけ移動するように構成されているためシートバ
ツク上面には単にヘツドレストステーの径よりわ
ずかに大きな孔を明けるだけでよく外観見栄えが
悪くなるという不具合が解消できる。
以下本願考案の実施例を第1図乃至第7図に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
1はシートバツク2上端に配設されたヘツドレ
ストで、断面U字形状のヘツドレストフレーム3
の外方をパツド4及び表皮5で包囲して形成され
ている。上記ヘツドレストフレーム3の内側に
は、断面コ字形状の両端縁をそれぞれ内側に向つ
てカール状に屈曲させた第1レール部材6がシー
トバツク2の幅方向に沿つて固着され、同第1レ
ール部材6はハツト型断面形状の第2レール部材
7にシートバツク2の幅方向に摺動自在に係合支
持されている。
ストで、断面U字形状のヘツドレストフレーム3
の外方をパツド4及び表皮5で包囲して形成され
ている。上記ヘツドレストフレーム3の内側に
は、断面コ字形状の両端縁をそれぞれ内側に向つ
てカール状に屈曲させた第1レール部材6がシー
トバツク2の幅方向に沿つて固着され、同第1レ
ール部材6はハツト型断面形状の第2レール部材
7にシートバツク2の幅方向に摺動自在に係合支
持されている。
さらに、上記第1レール部材6には、上記第1
レール部材6を、上記第2レール部材7に対して
所定摺動位置に係止する摺動係止手段が設けられ
ている。この摺動係止手段は第6図及び第7図に
示すように、ブラケツト9、上記第1レール部材
6に設けられ上記第2レール部材7に形成された
後述の係止孔1に係止して両レール部材6,7の
相対変位を禁止するフツク11及びコイルスプリ
ング17などで構成されている。さらに詳述すれ
ば、上記第1レール部材6には第6図及び第7図
に示すように開口8が形成され同開口の上下には
L字形状のブラケツト9が固着されると共に同ブ
ラケツトにはピン10を介してフツク11の中間
部が枢支され、同フツクの一端は第2レール部材
7に形成された係止孔12及び後述の第1挾持ブ
ラケツト29に形成された開口13に挿通され、
他端はスライドロツク解除用ロツド14の一端に
ピン15を介して連結され、さらにフツク11と
第1レール部材6の開口8縁に形成されたフラン
ジ16との間に張設されたコイルスプリング17
によりフツク11の一端は係止孔12及び開口1
3から抜け出さなように付勢されている。
レール部材6を、上記第2レール部材7に対して
所定摺動位置に係止する摺動係止手段が設けられ
ている。この摺動係止手段は第6図及び第7図に
示すように、ブラケツト9、上記第1レール部材
6に設けられ上記第2レール部材7に形成された
後述の係止孔1に係止して両レール部材6,7の
相対変位を禁止するフツク11及びコイルスプリ
ング17などで構成されている。さらに詳述すれ
ば、上記第1レール部材6には第6図及び第7図
に示すように開口8が形成され同開口の上下には
L字形状のブラケツト9が固着されると共に同ブ
ラケツトにはピン10を介してフツク11の中間
部が枢支され、同フツクの一端は第2レール部材
7に形成された係止孔12及び後述の第1挾持ブ
ラケツト29に形成された開口13に挿通され、
他端はスライドロツク解除用ロツド14の一端に
ピン15を介して連結され、さらにフツク11と
第1レール部材6の開口8縁に形成されたフラン
ジ16との間に張設されたコイルスプリング17
によりフツク11の一端は係止孔12及び開口1
3から抜け出さなように付勢されている。
上記ロツド14の他端は、第4図に示すように
ヘツドレストフレーム3の側端部に固着されたコ
字形状の補強板18に孔19を穿設して同孔から
ヘツドレストフレーム3外方へ突出すると共に上
記フツク11に連結され上記ヘツドレスト1の側
部に突設され上記フツク11の係止状態を解除す
るスライドロツク解除ノブ20の凹部21に挿入
されている。上記スライドロツク解除ノブ20は
大径部21と小径部22とからなり、同大径部は
孔19に対応する補強板18の外面に固着された
円筒状のガイド部材23に摺動自在に内嵌される
と共に同ガイド部材に形成されたツメ24により
第4図下方への移動を防止され、小径部22はガ
イド部材23外方へ突出し、さらに大径部21と
補強板18との間に縮設されたコイルスプリング
25によりスライドロツク解除ノブ20は第4図
下方へ付勢されている。
ヘツドレストフレーム3の側端部に固着されたコ
字形状の補強板18に孔19を穿設して同孔から
ヘツドレストフレーム3外方へ突出すると共に上
記フツク11に連結され上記ヘツドレスト1の側
部に突設され上記フツク11の係止状態を解除す
るスライドロツク解除ノブ20の凹部21に挿入
されている。上記スライドロツク解除ノブ20は
大径部21と小径部22とからなり、同大径部は
孔19に対応する補強板18の外面に固着された
円筒状のガイド部材23に摺動自在に内嵌される
と共に同ガイド部材に形成されたツメ24により
第4図下方への移動を防止され、小径部22はガ
イド部材23外方へ突出し、さらに大径部21と
補強板18との間に縮設されたコイルスプリング
25によりスライドロツク解除ノブ20は第4図
下方へ付勢されている。
さらに第1レール部材6の両端には第5図に示
すようにそれぞれ第2レール部材7の両端に当接
するストツパー26が設けられ第2レール部材7
に対して第1レール部材6を摺動させたときスト
ツパー26が第2レール部材7の端面に当接して
第1レール部材6の移動を防止するように構成さ
れかつこのとき第2レール部材7の係止孔12及
び第1挾持ブラケツト29の開口13と同様にフ
ツク11の一端が挿通される図示されない係止孔
及び開口が第2レール部材7及び第1挾持ブラケ
ツト29が設けられており、第2レール部材7に
対して第1レール部材6が移動しないように保持
できるようになつている。
すようにそれぞれ第2レール部材7の両端に当接
するストツパー26が設けられ第2レール部材7
に対して第1レール部材6を摺動させたときスト
ツパー26が第2レール部材7の端面に当接して
第1レール部材6の移動を防止するように構成さ
れかつこのとき第2レール部材7の係止孔12及
び第1挾持ブラケツト29の開口13と同様にフ
ツク11の一端が挿通される図示されない係止孔
及び開口が第2レール部材7及び第1挾持ブラケ
ツト29が設けられており、第2レール部材7に
対して第1レール部材6が移動しないように保持
できるようになつている。
一方ヘツドレスト1をシートバツク2上端に装
着する棒状の2本のヘツドレストステー27は第
3図及び第5図に示すようにボルトナツト28を
介して第2レール部材7が固着された第1挾持ブ
ラケツト29と凹溝3を有する第2挾持ブラケツ
ト31とにより同ヘツドレストステーの軸線Aの
まわりに回転自在に挾持されている。
着する棒状の2本のヘツドレストステー27は第
3図及び第5図に示すようにボルトナツト28を
介して第2レール部材7が固着された第1挾持ブ
ラケツト29と凹溝3を有する第2挾持ブラケツ
ト31とにより同ヘツドレストステーの軸線Aの
まわりに回転自在に挾持されている。
さらに、上記第2レール部材7とヘツドレスト
ステー27間には、第2レール部材7を所望の傾
動位置に係止する傾動係止手段が設けられてい
る。この傾動係止手段は、第5図に示すように上
記ヘツドレストステー27に設けられ上記レバー
37を操作することによつて回動するつめ33及
び上記第2レール部材7に固定され上記つめ33
と係合することにより上記第2レール部材7を上
記ヘツドレストステー27に対して任意の位置で
係止されるつめ車32などにより構成されてい
る。さらに詳述すれば、第2レール部材7に固着
された上記第2挾持ブラケツト31の端部にはつ
め車32が固着され同つめ車32に係止するつめ
33はヘツドレストステー27に固着された板部
材34にピン35を介して枢支されると共に図示
されないスプリングにより第5図反時計方向に付
勢されている。さらに上記ヘツドレストステー2
7にはコ字形状のブラケツト36が固着され、同
ブラケツトに棒材をL形形状に屈曲させて形成さ
れたレバー37が枢支され、同レバーの上端には
アーム38が固着されている。上記アーム38は
つめ33に設けられた傾斜部39に当接すると共
にレバー37を第5図矢印B方向に回転させたと
き傾斜部39を押圧してつめ33を第5図時計方
向に回転させて同つめとつめ車32との係止が解
除されるようになつている。なお、レバー37は
図示されないスプリングにより矢印Bと反対方向
に付勢され常に所定の位置に戻るように付勢され
ている。さらに40はブラケツト36と第1挾持
ブラケツト29との間に張設されたコイルスプリ
ングを示す。
ステー27間には、第2レール部材7を所望の傾
動位置に係止する傾動係止手段が設けられてい
る。この傾動係止手段は、第5図に示すように上
記ヘツドレストステー27に設けられ上記レバー
37を操作することによつて回動するつめ33及
び上記第2レール部材7に固定され上記つめ33
と係合することにより上記第2レール部材7を上
記ヘツドレストステー27に対して任意の位置で
係止されるつめ車32などにより構成されてい
る。さらに詳述すれば、第2レール部材7に固着
された上記第2挾持ブラケツト31の端部にはつ
め車32が固着され同つめ車32に係止するつめ
33はヘツドレストステー27に固着された板部
材34にピン35を介して枢支されると共に図示
されないスプリングにより第5図反時計方向に付
勢されている。さらに上記ヘツドレストステー2
7にはコ字形状のブラケツト36が固着され、同
ブラケツトに棒材をL形形状に屈曲させて形成さ
れたレバー37が枢支され、同レバーの上端には
アーム38が固着されている。上記アーム38は
つめ33に設けられた傾斜部39に当接すると共
にレバー37を第5図矢印B方向に回転させたと
き傾斜部39を押圧してつめ33を第5図時計方
向に回転させて同つめとつめ車32との係止が解
除されるようになつている。なお、レバー37は
図示されないスプリングにより矢印Bと反対方向
に付勢され常に所定の位置に戻るように付勢され
ている。さらに40はブラケツト36と第1挾持
ブラケツト29との間に張設されたコイルスプリ
ングを示す。
以下上記ヘツドレスト1の作動について説明す
る。まずヘツドレスト1がシートバツク2の中央
部に位置しているときに同ヘツドレストをシート
バツク2の幅方向に移動させる場合、スライドロ
ツク解除ノブ20をコイルスプリング25の付勢
力に抗して押圧するとロツド14を介してフツク
11がコイルスプリング17の付勢力に抗してピ
ン10のまわりに第6図時計方向に回転して係止
孔12及び開口13から抜け出ることにより第1
レール部材6と第2レール部材7との係止状態が
解除される。そこでヘツドレスト1をシートバツ
ク2の幅方向のいずれか一方に押圧すると第2レ
ール部材7に対して第1レール部材6がヘツドレ
ストフレーム3、パツト4、表皮5等と一体に摺
動して第1レール部材6のストツパー26が第2
レール部材7の端面に当接したとき第1レール部
材6の移動が阻止され、このときフツク11の一
端が図示されない第2レール部材7の係止孔及び
第1挾持ブラケツト29の開口へコイルスプリン
グ17に付勢されて挿入されると共にヘツドレス
ト1は固定される。
る。まずヘツドレスト1がシートバツク2の中央
部に位置しているときに同ヘツドレストをシート
バツク2の幅方向に移動させる場合、スライドロ
ツク解除ノブ20をコイルスプリング25の付勢
力に抗して押圧するとロツド14を介してフツク
11がコイルスプリング17の付勢力に抗してピ
ン10のまわりに第6図時計方向に回転して係止
孔12及び開口13から抜け出ることにより第1
レール部材6と第2レール部材7との係止状態が
解除される。そこでヘツドレスト1をシートバツ
ク2の幅方向のいずれか一方に押圧すると第2レ
ール部材7に対して第1レール部材6がヘツドレ
ストフレーム3、パツト4、表皮5等と一体に摺
動して第1レール部材6のストツパー26が第2
レール部材7の端面に当接したとき第1レール部
材6の移動が阻止され、このときフツク11の一
端が図示されない第2レール部材7の係止孔及び
第1挾持ブラケツト29の開口へコイルスプリン
グ17に付勢されて挿入されると共にヘツドレス
ト1は固定される。
逆にヘツドレスト1をシートバツク2の中央部
に移動させるときはスライドロツク解除ノブ20
を押圧してヘツトレスド1をシートバツク2の中
央側に押圧するとフツク11の一端が第2レール
部材7の内側面に摺動しながらコイルスプリング
17の付勢力により係止孔12及び開口13に挿
入されヘツドレスト1はシートバツク2の中央部
に固定される。
に移動させるときはスライドロツク解除ノブ20
を押圧してヘツトレスド1をシートバツク2の中
央側に押圧するとフツク11の一端が第2レール
部材7の内側面に摺動しながらコイルスプリング
17の付勢力により係止孔12及び開口13に挿
入されヘツドレスト1はシートバツク2の中央部
に固定される。
次にヘツドレスト1をヘツドレストステー27
の軸線Aまわりに回転させるときは、レバー37
を図示されないスプリングの付勢力に抗して第5
図矢印B方向に回転させるとアーム38がつめ3
3の傾斜部39を図示されないスプリングの付勢
力に抗して下方に押圧移動させつめ33とつめ車
32との係止状態が解除され、この状態で軸線A
のまわりに所望方向にヘツドレスト1を回転させ
てノバー37から手を離すと同レバーは図示され
ないスプリングの付勢力により第5図矢印Bと反
対方向に所望の位置まで戻りつめ33とつめ車3
2とが係止状態となる。
の軸線Aまわりに回転させるときは、レバー37
を図示されないスプリングの付勢力に抗して第5
図矢印B方向に回転させるとアーム38がつめ3
3の傾斜部39を図示されないスプリングの付勢
力に抗して下方に押圧移動させつめ33とつめ車
32との係止状態が解除され、この状態で軸線A
のまわりに所望方向にヘツドレスト1を回転させ
てノバー37から手を離すと同レバーは図示され
ないスプリングの付勢力により第5図矢印Bと反
対方向に所望の位置まで戻りつめ33とつめ車3
2とが係止状態となる。
上述したように、本考案のヘツドレスト装置に
よれば、スライドロツク解除ノブ20を操作して
第1レール部材6と第2レール部材7との相対可
動を係止する摺動係止手段を係止作動を解除すれ
ば、ヘツドレスト1はシートバツク2の幅方向に
容易かつ操作性良好に移動することができる。
よれば、スライドロツク解除ノブ20を操作して
第1レール部材6と第2レール部材7との相対可
動を係止する摺動係止手段を係止作動を解除すれ
ば、ヘツドレスト1はシートバツク2の幅方向に
容易かつ操作性良好に移動することができる。
また、ヘツドレスト1をシートバツク2上端に
装着するヘツドレストステー27は、シートバツ
ク2に固定した状態でヘツドレスト1をシートバ
ツク2の幅方向に移動させることができるためシ
ートバツク2上面には従来構造のようにスリツト
がなく外観見栄えが向上するという効果を奏す
る。さらに本考案は、ヘツドレスト1をシートバ
ツク2の幅方向に移動させ得る幅方向移動機能、
ヘツドレスト1をシートバツク2の幅方向におけ
る所定位置に係止し得る摺動係止手段、ヘツドレ
ストステー27の軸線Aまわりにヘツドレスト1
をシート前後方向に傾動させ得る前後方向傾動機
能及びヘツドレスト1をシート前後方向における
所定の傾動位置に係止し得る傾動係止手段を全て
ヘツドレスト1内に具備させることでヘツドレス
ト1を着座者が望む最適な位置に調整かつ確実に
その位置に保持することができるという効果に加
えて、車両の仕様によりヘツドレスト1がシート
バツク2の幅方向に移動しないものを設定したと
きには、ヘツドレスト1だけを変更するだけでよ
くシートバツク2は共用化できるという効果を奏
する。
装着するヘツドレストステー27は、シートバツ
ク2に固定した状態でヘツドレスト1をシートバ
ツク2の幅方向に移動させることができるためシ
ートバツク2上面には従来構造のようにスリツト
がなく外観見栄えが向上するという効果を奏す
る。さらに本考案は、ヘツドレスト1をシートバ
ツク2の幅方向に移動させ得る幅方向移動機能、
ヘツドレスト1をシートバツク2の幅方向におけ
る所定位置に係止し得る摺動係止手段、ヘツドレ
ストステー27の軸線Aまわりにヘツドレスト1
をシート前後方向に傾動させ得る前後方向傾動機
能及びヘツドレスト1をシート前後方向における
所定の傾動位置に係止し得る傾動係止手段を全て
ヘツドレスト1内に具備させることでヘツドレス
ト1を着座者が望む最適な位置に調整かつ確実に
その位置に保持することができるという効果に加
えて、車両の仕様によりヘツドレスト1がシート
バツク2の幅方向に移動しないものを設定したと
きには、ヘツドレスト1だけを変更するだけでよ
くシートバツク2は共用化できるという効果を奏
する。
なお、上述した実施例ではセパレートタイプの
シートに設けられたヘツドレストについて説明し
たがベンチタイプのシートに設けられたヘツドレ
ストであつてもよい。
シートに設けられたヘツドレストについて説明し
たがベンチタイプのシートに設けられたヘツドレ
ストであつてもよい。
第1図は本考案の実施例を示すシート及びヘツ
ドレスト1の外観斜視図、第2図は第1図のヘツ
ドレスト1を1部断面にして示す拡大斜視図、第
3図は第2図−線に沿う拡大断面図、第4図
は第2図−線に沿う拡大断面図、第5図は第
3図線に沿う拡大斜視図、第6図はフレーム3
を除いた第3図線に沿う拡大斜視図、第7図は
第6図−線に沿う断面図である。 1……ヘツドレスト、2……シートバツク、3
……ヘツドレストフレーム、6……第1レール部
材、7……第2レール部材、11……フツク、2
0……スライドロツク解除ノブ、27……ヘツド
レストステー、32……つめ車、33……つめ、
37……レバー。
ドレスト1の外観斜視図、第2図は第1図のヘツ
ドレスト1を1部断面にして示す拡大斜視図、第
3図は第2図−線に沿う拡大断面図、第4図
は第2図−線に沿う拡大断面図、第5図は第
3図線に沿う拡大斜視図、第6図はフレーム3
を除いた第3図線に沿う拡大斜視図、第7図は
第6図−線に沿う断面図である。 1……ヘツドレスト、2……シートバツク、3
……ヘツドレストフレーム、6……第1レール部
材、7……第2レール部材、11……フツク、2
0……スライドロツク解除ノブ、27……ヘツド
レストステー、32……つめ車、33……つめ、
37……レバー。
Claims (1)
- シートバツク上端に配設されるヘツドレストの
内部に同シートバツクの幅方向に沿つて固定され
た第1レール部材、同第1レール部材を上記幅方
向に摺動自在に支持する第2レール部材、上記第
1レール部材に設けられ上記第2レール部材に形
成された係止孔に係止して両レール部材の相対変
位を禁止するフツク、同フツクに連結され上記ヘ
ツドレストの側部に突設され上記フツクの係止状
態を解除するスライドロツク解除ノブ、上記第2
レール部材をシート前後方向に傾動自在に枢支し
上記ヘツドレストを上記シートバツク上端に装着
するヘツドレストステー、同ヘツドレストステー
に設けられレバーを操作することにより回動する
つめ、上記第2レール部材に固定され上記つめと
係合することにより上記第2レール部材を上記ヘ
ツドレストステーに対して任意の位置で係止させ
るつめ車を有したことを特徴とするヘツドレスト
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19583181U JPS5895751U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ヘツドレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19583181U JPS5895751U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ヘツドレスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895751U JPS5895751U (ja) | 1983-06-29 |
JPH021082Y2 true JPH021082Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30109093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19583181U Granted JPS5895751U (ja) | 1981-12-24 | 1981-12-24 | ヘツドレスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5895751U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4947141U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-25 |
-
1981
- 1981-12-24 JP JP19583181U patent/JPS5895751U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4947141U (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5895751U (ja) | 1983-06-29 |
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