JPH0354675Y2 - - Google Patents

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JPH0354675Y2
JPH0354675Y2 JP1985121028U JP12102885U JPH0354675Y2 JP H0354675 Y2 JPH0354675 Y2 JP H0354675Y2 JP 1985121028 U JP1985121028 U JP 1985121028U JP 12102885 U JP12102885 U JP 12102885U JP H0354675 Y2 JPH0354675 Y2 JP H0354675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、携帯用金属製魔法瓶等の保温容器の
口部を覆う蓋などとして好適に用いられる蓋コツ
プの構造に関するものである。
「従来の技術」 第13図は、携帯用魔法瓶の蓋として従来より
用いられていたコツプを兼ねた蓋の一例を示すも
のである。このものは、合成樹脂製の蓋本体1
と、この蓋本体1の外周に装着された略筒状の金
属製カバ−2と、蓋本体1の上面に装着して金属
製カバー2を固定する蓋キヤツプ3とからなるも
のである。
即ちこの蓋コツプは、第14図および第15図
に示すように、筒状の上端部が半径方向内方に折
曲されてなる金属製筒状カバ−2を無底の合成樹
脂蓋本体1の外周に嵌合し、前記金属製カバー2
の上端折曲部4を上記蓋本体1の外周部上面1a
と蓋本体1の上面に固定される蓋キヤツプ3の下
面の外周に突出して設けた環状リブ6の下面6a
とで挟着して蓋本体1の外周に金属製カバー2を
装着すると共に、蓋本体1の上面開口に固定する
蓋キヤツプ3により有底としてコツプとしての機
能を持たせた蓋である。なお、合成樹脂蓋本体1
の下部の内周面には、この蓋を携帯用魔法瓶に装
着するための、螺子14が形成されている。又7
は蓋キヤツプ3を蓋本体1の上面に固定する超音
波で溶融する溶着リブである。
「考案が解決しようとする問題点」 このような、従来の蓋コツプにあっては、次の
ような問題があつた。
1 従来の蓋コツプにあつては、合成樹脂製の蓋
キヤツプ3の外周の環状リブ6の下面6aと蓋
本体1の外周部上面1aとで上下から金属製カ
バー2の折曲部4を挟み、金属製カバー2を固
定している。そしてこのカバ−2の固定は蓋本
体1と蓋キヤツプ3とを結合してはじめて達成
されるものでこれを超音波溶着法等で接着固定
する時の条件のバラツキや誤差などによつて、
固定が不充分となり又コツプの上下方向にカバ
−2の遊びが生じ易い。このようにコツプカバ
ー2に上下方向の遊びが生じるたとえ蓋本体1
の上面あるいは蓋キヤツプ3の下面にカバ−2
の折曲部4に挿入されるまわり止め用突起を設
けても、コツプ本体1との間の〓間を通してカ
バ−2が突起より外れて空回りしたり、ごみや
ほこりが蓄積する等の不都合を生じる。
2 又従来の蓋コツプにあつては、蓋キヤツプ3
を介して蓋本体1の上部を閉塞してはじめて有
底としてコツプ容器となるので、蓋キヤツプ3
と蓋本体1との結合を水密とする必要があり、
その結合処理を確実とする作業を要し作業性に
欠けていた。
「問題点を解決するための手段」 本考案の蓋コツプは、コツプ本体が、その開口
部の外周に沿つて底方向に開いた溝を設ける一方
底部外面上に底部外周より小径の同心環状突起を
設けられたものであり、 コツプカバーが、その一端を上記コツプ本体の
開口部側に設けられた前記溝に嵌合する大きさに
形成すると共に、その他端側はコツプ本体底部位
置に沿つて内方に向かつてコツプ本体底部から
徐々に離間するように傾斜をもつて径方向内方に
屈曲された内方屈曲部と上記コツプ本体の底部外
面上の前記環状突起の外周壁にほぼ沿つて立ち上
がる上方立ち上がり部とからなる屈曲部を設けて
なり、かつコツプカバーを前記コツプ本体に装着
したときコツプ本体の底部と内方屈曲部との間に
間隙が生じるように形成されたものであり、 化粧板が、下面に前記コツプ本体の環状突起の
外周壁との間で前記コツプカバーの上方立ち上が
り部を挟着する環状突起を設けてなるとともに、
この環状突起の高さが、前記コツプ本体にコツプ
カバーを嵌め合わせた後当該化粧板を装着したと
きに、この環状突起の下端がコツプカバーの内方
屈曲部に当接押圧状態となる高さに設定されたも
のである。
「実施例」 以下、図面を参照して本考案のコツプを詳しく
説明する。
第1図は、本考案の蓋コツプの第1実施例を示
すもので、図中符号20は合成樹脂製のコツプ本
体である。このコツプ本体20の外周には略筒状
の金属製のコツプカバー21が装着されている。
また、コツプ本体20の底部上面には、化粧板2
2が装着されている。
上記コツプ本体20は、第2図に示すように、
略有底円筒状のもので、その上部を閉じる底板23
の外面上には第3図に示すように、環状の突起2
4が設けられている。この環状突起24は、上方
に突出すると共に、その外周面25が底板の径よ
りも小さい環状に形成されている。なおこの環状
突起24は、断続的に形成されても良い。
この突起24には、その外周面25に接して回
り止め凸部26が一箇所設けられている。また、
突起24の上面には超音波溶着用の凸部27が設
けられている。このコツプ本体20の下端縁は、
第4図に示すように外方に折り返されて底部2に
向けて開いているカバ−係合溝28が形成されて
いる。また、このコツプ本体20の下端には略長
方形状の庇(ヒサシ)部29が外方に延びるよう
に設けられている。この庇部29の上面には、そ
の外周縁より若干内側に位置するようにリブ30
が設けられている。また、このコツプ本体20
は、その外周面20aが上方に向かつて漸次内方
に傾斜するように上方に向かつて徐々に縮径され
ている。
上記コツプカバー21は、第5図および第6図
に示すように、略筒状のもので、その上端部には
屈曲部31が設けられている。この屈曲部31は、
第7図に示すように、コツプカバー21の本体部
分32から内方に屈曲された内方屈曲部33とこの
内方屈曲部33から上方に屈曲された上方立ち上
り部34とから形成されている。この屈曲部31
の上方立ち上がり部34の内周面35の内径a
は、上記コツプ本体20の突起24の外周面25
の外径(第3図参照)と略等しいか若干(0.1mm
程度)大き目に設定されており、このコツプカバ
ー22を上記コツプ本体20に装着したときに、
この上方立ち上がり部34の内周面35が上記コ
ツプ本体20の環状突起24の外周面25に当接
するように形成されている。
この屈曲部31は断続的に形成されても良い
が、この例にあつてはカバ−21の全周に渡つて
形成されている。また、この屈曲部31の所定箇
所には、上記コツプ本体20の回り止め凸部26
と嵌まり合う、回止め切欠き31aが形成されて
いる。
上記化粧板22は、第8図に示すように、略皿
状の板本体36とその外周部に下方に向けて連設
された取手本体37とからなるものである。この
化粧板22の板本体36の下面には、外周縁に沿
つて下方に突出する環状突起38が設けられてい
る。この環状突起38は、第9図に示すようにそ
の内周面39の内径cが上記コツプカバー21の
上方立ち上り部34の外径d(第7図参照)とほ
ぼ等しいか若干(0.1mm程度)大きく形成されて
おり、この化粧板22を上記コツプカバー21に
装着したとき、この突起38の内周面39がコツ
プカバー21の上方立ち上がり部34の外周面3
4aに当接するように形成されている。
この環状突起38の所定箇所には上記コツプ本
体20に設けられた回り止め凸部26を避けるた
めの逃げ凹部40が設けられている。この化粧板
22の環状突起38は、断続的に設けられても良
いが、この例のコツプにあつては環状に形成され
ている。また、この例の化粧板22にあつては、
この環状突起38の内側に上記コツプ本体20の
底板23に設けた環状突起24に内接する環状リ
ブ41が設けられている。
この化粧板22の取手本体37は、下部が開口
する筒状のものである。この取手本体37の開口
端部は、内面側に段部42が形成されている(第
10図参照)。
これらコツプ本体20とコツプカバー21と化
粧板22とは、第10図に示すように組み立てら
れ、蓋コツプとされる。この蓋コツプにあつて
は、コツプカバー21の下端縁が、第11図に示
すように、コツプ本体20のカバ−係合溝28に
嵌め合わされている。また、コツプカバー21の
屈曲部31は、第12図に示すように、コツプ本体
20の環状突起24と化粧板22の環状突起38
に挾まれ固定されている。そして、この例の蓋コ
ツプにあつては、コツプカバー21の折曲部31
の2箇所の角部45,46がいずれも直角よりの
やや鈍角に折り曲げられている。内方屈曲部33
は、第12図に示すように、内方に向かつてコツプ
本体20の底部から徐々に離間している。そして
コツプカバー21の屈曲部31の内方屈曲部33
は、化粧板22の突起38の下面38aに接して
おり、コツプ本体20との間に間隙47が形成さ
れている。この状態で、コツプカバー21の回り
止め用切欠き31aは、第10図に示すように、コ
ツプ本体20の回り止め凸部26に係合されてい
る。また、化粧板22はコツプ本体20に対して
超音波溶着等によつて接着固定されている。そし
て、コツプ本体20の外周面20aとコツプカバ
ー21の間には、空気断熱層44が形成されてい
る。
なお、化粧板22の取手本体37の下方開口と
コツプ本体20の庇部29とが嵌合して閉じられ
るよう配置することは勿論であり、そしてこれら
は取手本体37の段部42とつば部29のリブ3
0の間にはパツキン48を介在せしめて嵌合した
り、接着等により結合するもので取手本体37内
に水などが入り込まないようにされる。
「作用」 本考案の蓋コツプにあつては、化粧板22の環
状突起38とコツプ本体20の環状突起24とで
コツプカバー21の屈曲部31の上方立ち上がり
部34を左右から挾み、これによりコツプカバー
21を固定しているので、コツプ本体20と化粧
板22とを超音波溶着法等で接着固定するときに
溶着条件にバラツキや誤差があつても、カバ−2
1を上下の遊びなく固定できる。このようにコツ
プカバー21の上下方向の遊びを確実に防止でき
る。このため、コツプ本体20の回り止め用凸部
26とコツプカバー21の回り止め切欠き31a
の係合が脱離することがなく、コツプカバー21
の回り止めが確実である。
さらに、この例の蓋コツプにあつては、コツプ
本体20の回り止め凸部26が化粧板22の取手
本体37に隠れる位置に縦方向に設けられ、又従
来の如く蓋キヤツプ下面と蓋本体の上面の如き平
面で金属製カバ−を押着するのとは異なつている
のでコツプの外観品質に影響を与えずコツプ本体
20の回り止め凸部26をキヤツプ22の環状突
起38の上端の高さにまで延長して高く設置し得
てコツプカバー21の回り止めをより確実にでき
る。
また、本考案の蓋コツプにあつては、コツプ本
体20の下部のカバ−係合溝28と上部の突起2
4とでコツプ本体20に対するコツプカバー21
の位置を決めているので、コツプカバー21をコ
ツプ本体20の軸線に合致せしめて装着すること
が簡単にできるし、また、コツプカバー21をコ
ツプ本体20に装着するとき、コツプ本体20の
環状突起24がガイドになるので、コツプカバー
21の装着が容易である。
さらに、本考案のコツプにあつては、コツプカ
バー21の屈曲部31の上方立ち上がり部34が
コツプ本体20の突起24に広い面で当接してい
るので、コツプを落とした際などに加わる応力は
広く分散してコツプ本体20に伝わり、コツプの
破損が防止される。
この例の蓋コツプにあつては、化粧板22の環
状突起38がコツプカバー21と密着し間隙が生
じないので、外観品質がより良好である。
また、この蓋コツプにあつては、コツプカバー
21の本体部分32と内方屈曲部33のなす角部
45が鈍角に折り曲げられており、内方屈曲部3
3とコツプ本体20との間に間隙47が形成され
ているので、コツプカバー21の内方屈曲部33
は弾性変形可能となる。従つて、このコツプのコ
ツプカバー21に落下衝撃等が加わつた時、この
部分が弾性変形することにより落下衝撃を吸収で
き、蓋コツプの破損が防止される。
さらに、この蓋コツプにあつては、コツプカバ
ー21の上方立ち上がり部34と内方屈曲部33
のなす角部46が鈍角に形成されているので、上
方立ち上がり部34はその上端部が若干半径方向
内方に位置すると共に、弾性変形可能となる。従
つて、この上方立ち上がり部34を弾性変形せし
めてコツプ本体20の突起24に緩みなく係合で
き、コツプ本体20とコツプカバー21の芯ずれ
や遊びを確実に解消できる。このため、コツプ本
体20とコツプカバー21の間の空気断熱層43
をより薄いものとして、コツプの容積効率の向上
を図ることができる。
特にこの蓋コツプによれば、コツプカバー21
の他端に設けた内方屈曲部33が内方に向かつて
昇り傾斜していてコツプ本体20の底部から徐々
に離間するように形成されており、従つてこの内
方屈曲部33とコツプ本体20の底部23との間
に間隙47が形成されているので、このコツプカ
バー21の内方屈曲部33は弾性変形可能とな
る。このためこの蓋コツプでは、コツプカバー2
1の高さにバラツキが有つても内方屈曲部33の
弾性変形によつて高さのバラツキを吸収すること
ができる。従つてこの蓋コツプでは、コツプカバ
ー21の高さにバラツキがあつても、化粧板22
の装着で、これに設けた環状突起38がコツプカ
バー21の内方屈曲部33を押圧して、これによ
りコツプカバー21を下方に押し下げ、コツプカ
バー21の一端側をコツプ本体20の開口部の外
周の溝28に強制密着せしめ、またコツプカバー
21の他端側(内方屈曲部33)と化粧板22の
環状突起38とを〓間なく当接させることができ
る。しかもこの蓋コツプでは、前述のように弾性
変形可能なコツプカバー21の内方屈曲部33に
化粧板22の環状突起38を当接させるので、こ
の内方屈曲部33の弾発力によつて、コツプカバ
ー21の他端(内方屈曲部33)は化粧板22の
環状突起38にコツプカバー21の一端はコツプ
本体20の開口部外周の溝28にしつかりと密着
する。
そして更にコツプカバー21の固定を、コツプ
本体20底部の環状突起24と化粧板22の環状
突起38でコツプカバー21の他端に設けた内方
屈曲部33とそれに続く上方立ち上がり屈曲部34
を挟持して行つたので、上下左右の遊びがなくカ
バ−21を確実に固定し得る。従つてこの蓋コツ
プによればコツプ本体20とコツプカバー21と
化粧板22とを水密に組み立てることができる。
すなわちこの蓋コツプによれば、コツプ本体2
0を囲繞するコツプカバー21(金属製)を断熱
のためにこれらの間に細〓空間を設けて配置して
も、コツプ本体20とコツプカバー21との間が
水密になつて水やゴミが侵入したり蓄積しない構
造とするとともに組み立て位置決め、固定を確実
にしたものである。
「考案の効果」 以上説明した構成を有する本考案の蓋コツプに
あつては、コツプ本体の環状突起と化粧板の環状
突起でコツプカバーの屈曲部の上方立ち上がり部
を挾持して固定することとしたので、各部材を適
宜製造しておけば、組み立て時に何等特別の注意
を払わなくとも、またコツプ本体と化粧板との溶
着条件にバラツキや誤差があつても、各部材を精
度良く組み立てることができる。従つて、本考案
の蓋コツプは、コツプカバーの空回りや遊びがな
く使用感が良好であるうえ、空気断熱層を薄く形
成して容積効率を向上できる。また、容易に自動
組み立を行うことができるものとなる。
さらに、コツプカバーの屈曲部の上方立ち上が
り部は、化粧板およびコツプ本体の突起に広い面
で接しているので、コツプカバーに落下衝撃が加
わつても、その応力は広く分散され、コツプの破
損が防止される。従つて、このコツプは耐衝撃性
の優れたものとなる。
しかも本考案の蓋コツプによれば、コツプカバ
ーの他端に設けた内方屈曲部が内方に向かつてコ
ツプ本体の底部から徐々に離間するように形成さ
れており、従つてこの内方屈曲部とコツプ本体の
底部との間に間隙が形成されているので、このコ
ツプカバーの内方屈曲部は弾性変形可能となる。
このため本考案の蓋コツプでは、コツプカバーの
高さにバラツキが有つても内方屈曲部の弾性変形
によつて高さのバラツキを吸収することができ
る。従つて本考案の蓋コツプでは、コツプカバー
の高さにバラツキがあつても、化粧板の装着で、
これに設けた環状突起がコツプカバーの内方屈曲
部を押圧して、これによりコツプカバーの内方屈
曲部を押圧して、これによりコツプカバーを下方
に押し下げてコツプカバーの一端側をコツプ本体
の開口部の外周の溝強制密着せしめ、またコツプ
カバーの他端側(内方屈曲部)と化粧板の環状突
起とを〓間なく当接させることができる。
しかも本考案の蓋コツプでは、前述のように弾
性変形可能なコツプカバーの内方屈曲部に化粧板
の環状突起を当接させるので、この内方屈曲部の
弾発力によつて、コツプカバーの他端(内方屈曲
部)は化粧板の環状突起にコツプカバーの一端は
コツプ本体の開口部外周の溝にしつかりと密着す
る。そして更にコツプカバーの固定を、コツプ本
体底部の環状突起と化粧板の環状突起でコツプカ
バーの他端に設けた内方屈曲部とそれに続く上方
立ち上がり部を挟持して行つたので、上下左右の
遊びがなくカバ−を確実に固定し得る。従つて本
考案の蓋コツプによればコツプ本体とコツプカバ
ーと化粧板とを水密に組み立てることができる。
即ち本考案はコツプ本体を囲繞するコツプカバ
ーを断熱のためにこれらの間に細〓空間を設けて
配置しても、コツプ本体とコツプカバーとの間が
水密となつて水やゴミが侵入したり蓄積しない構
造とすると共に、組み立て、位置決め、固定を確
実にしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓋コツプの一実施例を示す斜
視図、第2図は同実施例のコツプ本体を示す斜視
図、第3図および第4図はそれぞれコツプ本体の
要部を示す断面図、第5図は第一実施例の蓋コツ
プのコツプカバーを示す平面図、第6図は同コツ
プカバーを示す一部断面視した側面図、第7図は
同コツプカバーの要部を示す断面図、第8図は第
一実施例のコツプの化粧板を示す斜視図、第9図
は同化粧板の要部を示す断面図、第10図は第一
実施例の蓋コツプを示す断面図、第11図および
第12図は同実施例の要部を示す断面図、第13
図は蓋コツプの従来例を示す斜視図、第14図は
同従来の蓋コツプを示す断面図、第15図は従来
の蓋コツプの要部を拡大して示す断面図である。 20……コツプ本体、21……コツプカバー、
22……化粧板、23……底板、24……環状突
起、25……外周面、28……カバ−係合溝、3
1……屈曲部、33……内方屈曲部、34……上
方立ち上がり部、34a……外周面、35……内
周面、38……環状突起、39……内周面、47
……間〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製コツプ本体の外周に金属製の筒状コ
    ツプカバーを装着すると共にコツプ本体の底部外
    面上に化粧板を装着した蓋コツプであつて、 前記コツプ本体は、その開口部の外周に沿つて
    底方向に開いた溝を設ける一方底部外面上に底部
    外周より小径の同心環状突起を設けたものであ
    り、 上記コツプカバーは、その一端を上記コツプ本
    体の開口部側に設けられた前記溝に嵌合する大き
    さに形成すると共に、その他端側はコツプ本体底
    部位置に沿つて内方に向かつてコツプ本体底部か
    ら徐々に離間するように傾斜をもつて径方向内方
    に屈曲された内方屈曲部と上記コツプ本体の底部
    外面上の前記環状突起の外周壁にほぼ沿つて立ち
    上がる上方立ち上がり部とからなる屈曲部を設け
    てなり、かつコツプカバーを前記コツプ本体に装
    着したときコツプ本体の底部と内方屈曲部との間
    に間隙が生じるように形成し、 上記化粧板は、下面に前記コツプ本体の環状突
    起の外周壁との間で前記コツプカバーの上方立ち
    上がり部を挟着する環状突起を設けてなるととも
    に、この環状突起の高さを、前記コツプ本体にコ
    ツプカバーを嵌合わせた後当該化粧板を装着した
    ときに、この環状突起の下端がコツプカバーの内
    方屈曲部に当接押圧状態となる高さとしたことを
    特徴とする蓋コツプ。
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JPH0725316Y2 (ja) * 1989-11-02 1995-06-07 タイガー魔法瓶株式会社 カバーつき容器の組付構造

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